後藤弁護士が亡くなっていた
後藤昌次郎弁護士が亡くなっていた。2月に。87歳で。
後藤弁護士っていえば、あれだ。
弁護士会でパーチィーなんぞがあると必ずやってきて、草笛を披露するじいさんだ。
そう、草笛。
あの、葉っぱを唇に押し当てて鳴らすアレ。
じいさんは草笛の名手として有名なのだ。
 「草笛の名手」って言われてもピンとこないが。
ともかく、
「では次は、後藤昌次郎先生による草笛です!」って、司会がいうの。
最長老の部類の後藤先生の草笛は東弁の恒例行事だから、もうみんな「草笛」には反応しない。
ふつーに、にこやかに拍手するのね。
そしたら、野分(のわけ)みたいなじいさんが、全体的にぷるぷるふるえながら、ゆっくりゆっくり出てきて、ゆっくりゆっくりポケットから葉っぱ取りだして、
で、吹きだすわけ。

いや、うまいんだろーけどさ、
草笛って、わびしー音色なんだよ。
うまけりゃうまいほど、わびさびの域にいくわけでさ。
会場がしーんとしてさ、
それからどこからか初秋の風が吹いてきてさ、
やがて天井から「ずーん」って効果線が降りてくるのね。

で、それに耐えてると、
気が済むまで吹いたじいさん、表情も変えずに、またゆっくりゆっくり退場するわけ。
いやもう、ただもんじゃないよね。
いろんなオーラがバリ3なんだけど。

で、そのじいさんが亡くなって、新聞に載っていた。

・・・松川事件、八海事件、青梅事件など著名な冤罪事件の弁護士で・・・

  え?まじ?

知らんかったわ・・・。
by k_penguin | 2011-04-24 14:05 | ニュース・評論 | Trackback | Comments(2)
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Commented by uneyama_shachyuu at 2011-05-03 09:47
昔、結果を出しているけど、今は単に○○な爺さん…

というのはよくある話。

お年よりは大切にせんとバチが当たりそうですね(笑)。
Commented by k_penguin at 2011-05-03 12:39
立派すぎて、凡人からは「単に○○」に見えてしまうんでしょうね。
あの時代に冤罪事件担当するって、
よっぽどな人じゃないと出来ないですよ。
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法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。
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