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「相棒」season8 第11話のみ

普段の俺は『相棒』はおろか、ドラマ自体見ない。
刑事物はつっこみどころが多くてあまり楽しめないからだ。
まあ、BSの『刑事コロンボ』再放送は、ピーター・フォークのキャラの楽しさがツッコミを上回っているので時々見ているのだけど。
それなのに今回に限って見たのは、知り合いの作った版画作品がドラマで使われているという情報が入ったからだ。
録画しておいて後で、見るべきシーンだけ見ておけばいいとも思ったのだが、裏で『レッドシアター3時間スペシャル』をやっていたので、そっちを録画しなければならなかった。

と、いうわけで『相棒』の登場キャラもよく把握していないし(右京が「はいぃ?」と言う人であることは知っていた。レッドシアターでパロディがあったから。)、刑事物の「お約束」もよく理解していないまま、まるで、勝手がわからないお屋敷に上がり込んでしまったかのような感じで1時間ドラマを見ることに。
そんな「ど素人」の散文的感想。


そもそも登場人物の顔をちゃんと覚えられなかったので、話がよくわからなかった。
画面が暗い上におっさんだと、顔を覚える気力が自分にはないことが判明。

被疑者が、警官に押さえつけられながら犯罪の経緯の説明をしているのでびっくり。
そんなに協力的なら、暴れなければいいのに。
取調べを受けているときも、汗をかいて震えながらもものすごく要領よくまとめられたことを滑舌よくすらすらしゃべる。
すてき。
こんな協力的な人なのに、なぜ取調官は胸ぐらをつかんだりするのだろう。
やれやれ。完全に取調中の不法な有形力の行使にあたる。

帝都ギャラリーの中の人は、何で身代金を渡した後に、金を渡した人が警察の人かどうかの確認の電話をいれたんだろう?
渡す前に警察に確認しなければもうどうしようもないのに。


殺人から16年たっていて、時効を過ぎていて犯人(香坂)が法的に責任を問われないから被害者の遺族たちが復讐した。
という話らしいんだけど、刑事の時効は過ぎていても民事の不法行為の時効はまだ過ぎていない(犯人がわかってから3年、もしくは事件が起きてから20年だから)。
刑事の時効が過ぎているので、民事の不法行為で裁判にかけて事件を世に問う手は現実にも使われている。
民事じゃ手ぬるい、自分たちの手で復讐したい、というのならわかるけど、被害者遺族たちにそこまでの強い意思が見受けられなくて、「時効にかかって法が処罰してくれないから、私たちの手で。」程度のことしか言っていないので、説得力が弱く、短絡的にしか思えない。

ところであれは、一見誘拐事件と思わせておいて、実は誘拐された人とその家族、みんなが偽装した誘拐なので、身代金目的略取罪は成立しない。
最後に被害者遺族たちが警察に自首すると言うが、自分たちが何の罪を犯したのかちゃんと認識しているのであろうか。
少なくとも誘拐ではないと認識しているはずだが、そういう人が言う「自首します」にどれほどの重みがあるというのか。
どーも疑問がある。
ちなみに、帝都ギャラリーに対する5000万の詐欺、そして、警察に対する偽計による業務妨害罪が成立するのだが・・・。

 あと関係ないけど、右京が使うティーカップの配色が異様に浮いていて、周りの色合いと合っていない。(ティーカップはどうも番組HPで販売されているものらしいので目立たせたいと言うことなのだろうか)


・・・うーん、(;´∀`)
やっぱり俺は刑事ドラマは見ない方がいいのかも。

あ、知り合いの作った桜の木の絵の版画はとてもいい感じで使われていた。
よかったよかった。
by k_penguin | 2010-01-14 00:46 | Trackback(1) | Comments(12)
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Tracked from ディレクターの目線blog at 2010-01-14 21:05
タイトル : 相棒シーズン8(第11話-1/13) 感想
『相棒シーズン8(第10話-1/1) 感想 ~正月からくどいっつーの~』に続いて第10話『願い』の感想 今回はバランスは良かったと思う 今回は導入の斬新さ、推理の面白さ、エピローグの後味の良さはバランスが良かったと思う。太田愛氏の脚本だったが、前の記事『相棒シーズン8(第3話-10/28) 感想 ~英国の香り~』で紹介した『ミス・グリーンの秘密』同様、人間の悲哀、せつなさがよく描けていたと思う。 犯罪被害者家族が背負う重い十字架 時効によって罪が問われない犯人への、犯罪被害者たちの行...... more
Commented by uneyama_shachyuu at 2010-01-17 09:22
右京さんのカップに限らず、彼のものは全て「浮く」ようにしてありますね。そういうキャラだから。
Commented by k_penguin at 2010-01-17 17:31
なるほど。キャラだったんですか。
ワタシ的には、右京の後をとことこついて回るけど、
なんか蚊帳の外の感じのみっちー(もう役名を忘れている)が浮いているように感じました・・・。
Commented by yuma at 2010-01-17 19:25 x
神戸(かんべ)くんですね。
ミッチーは好きですが、やっぱり「右京さん」のキャラを生かすには、「亀山くん」のが良かったような・・・
というか初期の頃の方が脚本が面白かったような・・・
Commented by k_penguin at 2010-01-17 21:18
そうでした。神戸でしたね。
右京と似た切れ者タイプなので、右京に及ばないことが目立ってしまってました。
でも次週予告で、スパイ疑惑で取り調べされながらも
うそぶいている様子なぞ、なかなか魅力的でしたよ。
多分シリーズの最後のあたりで何かどんでん返し的な活躍が期待される方なのでしょうね。
Commented by yuma at 2010-01-19 02:04 x
あら、じゃあ神戸くんはこれから活躍するのかな?

しかしドラマの設定って本当に適当ですよねw
娯楽系の作品はともかく、リアリティを追究してます系でも割とトンデモなことを言い出したりして、たまにびっくりします・・・
Commented by k_penguin at 2010-01-19 13:34
>ドラマの設定
 つっこみだすときりがなくてめんどくさいので、ドラマはあまり見ません。
娯楽系のSFXいっぱい使うやつなら、
その辺のハードル低くて気楽に見れるのですが、
それならもう最初からアニメ見ちゃえばいいんじゃないかって思って、
で、結局ドラマは見ないんですよねー・・・。
Commented by パール at 2010-01-20 20:11 x
ペンギンさんはよく舞台をご覧になっていると思っていたので、
ドラマは守備範囲じゃないなんて以外。
Commented by k_penguin at 2010-01-20 22:03
テレビはバラエティと、あと時々NHK教育とアニメです。
ドラマは基本的に「見るのめんどくさい」って思っちゃいます。なぜだろう。
ひいきの女優さん、俳優さんがいないから
見ないのかも。
Commented by パール at 2010-01-30 09:59 x
やっと録画していたこの回の放送を見ることができたので、
ペンギンさんの疑問点に着目しながら鑑賞してみました。

どうやら遺族は、香坂に復讐したいというよりは、
冷たい場所で眠るハルカさん取り戻したかったようですよ。

あの版画、もともと女の子は描かれていますか?
何度か番組中に登場する絵は女の子がいないもので、
斜めから撮影されていたり、トーンが暗かったのに対し、
女の子がいる絵はラスト近くのワンシーンのみとはいえ、
クリアに撮影されていて、ハルカを供養することができた遺族側の心情が投影されているように感じたので。
Commented by k_penguin at 2010-01-30 13:14
パールさんコメありがとうございます。
>冷たい場所で眠るハルカさん取り戻したかったようですよ。
 
 なるほどー。
と言うことは、彼らはハルカさんの埋められた場所を知りたかったのでしょうか。
うーん、それを知るために偽装の誘拐を起こすというのは、手間暇リスクがかかる割には迂遠な手段のような気がする・・・。
(ハルカさんの叔母に対する恐喝罪を持ち出せば、その事件の関連事項として捜査されるはずです。
時効を過ぎたとはいえ身代金目的誘拐、殺人はきわめて重大なので
警察がほっておくと言うことはありません)

ハルカさん関係者たちの気持ちは、感覚的にもやーっととらえればわかる気はするんですが、
偽装誘拐という大それたことをやる動機として、詰めて考えてゆくと現実味がないなって思うんです。
ま、それがTVドラマなんでしょうけど。

版画は多分、女の子いるバージョンといないバージョンの2枚が作られていると思います。
番組のために特別に制作されたものなので、私もあの番組でして見ていない画です。
作者は猫野ぺすかさんという女性の方です。
Commented by パール at 2010-01-30 21:22 x
おおっ 恐喝罪 その手がありましたね。
その手を使わなかった高野さんは、16年前に解決できなかった警察にかなり不信感を持っているというキャラ設定だったのかもしれません。
それに、恐喝罪で訴えて捜査中にイヌイが毒殺されていることが発覚したら、この流れで別の話が作れそうですね。おや?この場合、特命係はどこで登場するのかな?

あの版画に関しては「絵本作家が残した版画」という設定に少し違和感があったので、版画が先にあって、
脚本家がその版画から今回の物語を着想したのでは?と思っていました。

教えていただいた 猫野ぺすかさん の公式サイトに行ってみました。
ギャラリーの中にはペンギンがいっぱい。
消しゴム版画のシリーズ名が、なかなか良いです。
Commented by k_penguin at 2010-01-30 21:51
まず特命係ありき、の話ですからねー、当然ながら^-^;)

舞台の場合、こーゆー、お話の「詰め」はもっとしっかりしているのが普通なので(例外あり)
だから私は舞台は観るのかもしれません。

>「絵本作家が残した版画」という設定に少し違和感があった

 確かに。
ドラマのイメージに合う画風をスタッフが探したら、それが実は版画だった、
というところかな?と私は思いました。
ドラマ中の絵本作家はクレヨンで画を描いていましたね。
やはり絵本はクレヨンのイメージなんでしょうねえ。

猫野ぺすかさんのペンギンは好きです。
ペンギンが登場する版画は私も1枚持っています。