法の穴はどうしよう 西松献金事件   

小沢一郎の秘書が起訴されてー、地検特捜部長が異例のコメント発表してー、で、小沢さんは続投
と、一連の動きがありました。
・・・あと、WBC優勝とか、藤原紀香離婚とかも。

俺的に一番大きかったニュースが、特捜部が報道に対して声明を出したと言うこと。
報道の扱いは一番小さい上に、あまり読まれてないみたいだけど仕方がないよね。
木で鼻をくくったような態度で、新しい情報が何もないから。

でも、刑事裁判では、真実というのは裁判で明らかにされるべきもの。
裁判の公正のためには、検察はあまり詳しい内容を喋っちゃいけないのだ。
だから新しい情報がない上に、記者が鼻であしらわれているのは当然のこと。
どうせ何も言えないなら声明出すなっつー声も聞こえそうだが、
検察としては、別にシカトしてるわけじゃないよ。
ってこと言いたかったんだろう。
それでも検察の声明からは、
政治資金規正法は微罪ではないし、違反も軽微なものではない、
という主張がわかるし、
国策捜査なんてくだらねー話は鼻であしらうかんね。
という態度もわかる。

検察が触れていないのは、「形式犯」かという点で、これはつまり政治資金規正法がダミーでオケという法律(そうであれば形式犯)かそうでないか、と言うことだ。
おそらく裁判でこれは争点の1つにはなろう。
外野もいろいろ意見が分かれているようだ。

形式犯は、形式的に法規に違反すれば成立し、実質的に法益侵害があったり法益侵害の危険があったりしなくても良い
という犯罪だ。つまり、法律に反したかどうかを杓子定規に考える犯罪ね。

政治資金規正法の趣旨、つまり政治資金の流れの透明化という観点から考えれば、実質的に考えるべきだ。ダミーとか禁止。
それにもかかわらず、形式的に違法じゃなければそれで良いのだ、という考えが出たのは、つまりは、そーゆーふーに立法者が作ったからだ。
まあいろいろ、その、なんだ、ま~その~・・・というわけで、
立法者自身が密かに法に穴が開けやすい様にしておいたのだ。
法律を作った人の意思を尊重するなら、穴の存在を認めるべき、と言うことになる。
しかし、立法者も公然と「穴を開けときましたよ。」とは言えない。面とむかってそれが立法者の意思なんですね、と問われて「うん」とは言えない。
それを良いことに、検察の方はこっそり穴に藁つめて、水をすくえるようにしてしまったのだ。
んで、
検察「法に穴があったんで、応急措置しときました(`・ω・´ゞ 」
政治家「空気読めよお前(´・ω・`)」

さあ、これはよいことのか悪いことなのか。
判断はなかなかに難しいが

続きはcourtで!


 ついでに、小沢さんの続投については
代わりがいないんだからそれで良いんじゃないかと思う。
起訴されたのは秘書だし、小沢さんに迷惑かけないための秘書なんだし。
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by k_penguin | 2009-03-26 00:34 | ニュース・評論 | Trackback | Comments(0)

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