世田谷美術館で開催中。2024年1月28日まで。
倉俣史朗展に行くのは、覚えている限りでは、原美術館、ハラミュージアム・アーク、21_21についで4回目。
倉俣史朗特有の浮遊感に焦点を合わせた展示で、ミスブランチはじめ、メインどころは一通りそろっている。照明関係がやや少ないが、光の椅子とオバQはある。ラピュタは無い。ハウ・ハイ・ザ・ムーンの色違いが展示されているのは初めて見た。
スター・ピースの写真を間近で撮れるのは良い。
2019年に復刻されたハウ・ハイ・ザ・ムーンに座れるぞ。エキスパンドメタルの編み目がちょっと小さくなっているように思う。全体も昔のよりちょっと小さくなってて、座りやすくなってる。
ショップも充実。真ん中がピンク色のアクリルインゴットの花瓶やスパイラルで売られていたバブル型時計もあって充実している。昔から自分には手の出ない値段だったけど、さらに値上がってる…。お手頃な値段のスター・ピース柄のハンカチを買う。スター・ピースとミスブランチはグッズでも推されている。
カタログもサービス旺盛。ブルーシャンパンの天板が乗っている部分を横から撮った写真が載っているし、硝子の椅子とミスブランチの設計図も載っている。ありがてえ
倉俣史朗のデザインが現役で店舗にあったバブルの頃は自分は貧乏な学生で、実家も厳しかったので現物に触れたものは少ない。スパイラルやヤマギワ、新宿高野の地下くらいか。三宅一生の店舗なんて、貧乏人に近寄りがたいオーラがバリバリ出ていたし。
しかも、スマホも無かった当時は、せっかく倉俣の椅子に座っても、座ってる自分を見ることができないんだよね。アクリル椅子の座り心地はもれなくお尻が痛いだけだったし。
だから逆に倉俣が亡くなって、美術館で眺めるようになってから、身近になってきた気がする。他人の目を気にせずにしゃがみ込んでずっと眺めていられるし。
ただひたすらに美しいだけで、機能を無視した倉俣の椅子は、人が座っていない状態がベストなのだ。
倉俣史朗展に行くのは、覚えている限りでは、原美術館、ハラミュージアム・アーク、21_21についで4回目。
倉俣史朗特有の浮遊感に焦点を合わせた展示で、ミスブランチはじめ、メインどころは一通りそろっている。照明関係がやや少ないが、光の椅子とオバQはある。ラピュタは無い。ハウ・ハイ・ザ・ムーンの色違いが展示されているのは初めて見た。
スター・ピースの写真を間近で撮れるのは良い。
2019年に復刻されたハウ・ハイ・ザ・ムーンに座れるぞ。エキスパンドメタルの編み目がちょっと小さくなっているように思う。全体も昔のよりちょっと小さくなってて、座りやすくなってる。
ショップも充実。真ん中がピンク色のアクリルインゴットの花瓶やスパイラルで売られていたバブル型時計もあって充実している。昔から自分には手の出ない値段だったけど、さらに値上がってる…。お手頃な値段のスター・ピース柄のハンカチを買う。スター・ピースとミスブランチはグッズでも推されている。
カタログもサービス旺盛。ブルーシャンパンの天板が乗っている部分を横から撮った写真が載っているし、硝子の椅子とミスブランチの設計図も載っている。ありがてえ
倉俣史朗のデザインが現役で店舗にあったバブルの頃は自分は貧乏な学生で、実家も厳しかったので現物に触れたものは少ない。スパイラルやヤマギワ、新宿高野の地下くらいか。三宅一生の店舗なんて、貧乏人に近寄りがたいオーラがバリバリ出ていたし。
しかも、スマホも無かった当時は、せっかく倉俣の椅子に座っても、座ってる自分を見ることができないんだよね。アクリル椅子の座り心地はもれなくお尻が痛いだけだったし。
だから逆に倉俣が亡くなって、美術館で眺めるようになってから、身近になってきた気がする。他人の目を気にせずにしゃがみ込んでずっと眺めていられるし。
ただひたすらに美しいだけで、機能を無視した倉俣の椅子は、人が座っていない状態がベストなのだ。
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by k_penguin
| 2023-11-26 18:47
| エンタ系
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