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橋下さんの懲戒請求祭り、不法行為不成立

*7月25日 追記しました

この件に関しては、もうあまり覚えていないんだけど、
不法行為不成立は意外、という印象を受けた。
で、調べてみたら、以前に記事書いてました。

一審判決のときの記事 橋下さんの懲戒請求祭りに損害賠償命令
二審判決のときの記事 橋下さん、賠償金減額
そして三審でめでたく賠償金なしになったわけだ。

最高裁HP

法廷意見の重要部分(下線部)を、砕けた言い方で訳すと、

テレビの娯楽トーク番組の1つで、煽動してるってほど悪質なものじゃないじゃん。
弁護士としてはどうかと思うけど、一般の不法行為ってほどじゃないよ。弁護士会内で処分すればそれでいいんじゃね?
今枝さん達だって、
懲戒請求のほとんど全部は門前払いされているんだしさ、それほど業務に差し障ったわけじゃないじゃん。
ま、多少は差し障ってるけど、社会の耳目を集める刑事事件の弁護活動をしている以上、多少は批判されても我慢しなよ。表現の自由♪表現の自由♪

…って感じ。

大概の判決がそうであるように、補足意見の方が面白そうだが
判決が21ページもあるので、まだ全部読んでない。今忙しいし。
あとで追記するかも。


7月25日 追記

補足意見のうちでは、最も原告(光市母子弁護団)に優しい、須藤裁判官のものが緻密な印象を受けた。
橋下さんが数の圧力で懲戒請求の結果がどうにでもできるみたいな言い方をしたことは、懲戒請求の使い方としては正しいあり方とは言えないことを非難しながらも、結局違法とはしなかったのは、
弁護士の業務にそれほど差し障っていないことと、
公共性がある弁護士という仕事では、他の一般の職業と違い、世間から批判を受けて説明しなければならない場合があったり、
守秘義務との関係でおいそれと反論できなくて、罵られても我慢しなければならなかったりする場合があるよ。
ということ、
あと、弁護士同士の罵り合いは弁護士会に任せた方が良いんじゃね?ってこと、
この3つかと。

一審からの判決の推移は、
・・・最初はひでーことするなーって思ったけどー、時間経って後から見てみれば、そんなでもなかったよねー。
という感じなんじゃないかな。


なお、朝日新聞に、この件に関する社説が出た。
橋下さん個人を批判するのではなく、懲戒請求する個人に向けて、その適切な運用を求めるメッセージになっているのが特徴。

最高裁的には、大した証拠もそろえずに軽い気持ちで懲戒請求した個人については、
 そーゆーバカは想定の範囲内ですから。
ってだけで、特に文句も言わず放っておくことにしている。
誰でもできるのが懲戒請求なのだ。
その点、「言論でなく懲戒請求という手法に訴えることの危うさを、一人ひとりが認識する必要がある。」といっている朝日の社説は、いわば、最高裁がプロの弁護士である橋下さんに求めたレベルの責任を一般人に求めるもので、ちょっと立派すぎて現実的には無理があるんじゃないかって気がするんだけど、

・・・ま、言うだけならタダだしな。
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by k_penguin | 2011-07-16 00:08 | 裁判(判決評) | Trackback | Comments(0)

橋下さん、賠償金減額

植草さんの話題を久しぶりに書いた次は、橋下さんです。
この方は話題には事欠いていらっしゃらないのですが、当ブログは、府知事としての橋下さんには興味が無く、弁護士としての橋下さんを扱っていたので、ブログに登場するのは久しぶりとなりました。

そういえば、光市母子懲戒請求祭りの残務処理のような訴訟が二審になっていたのでした。
一審判決時の記事はこちら。

不法行為の成立は二審でも認められているんだけど
1審が一部の発言を名誉棄損に当たるとしたのに対し、2審では「意見などの表明であり、名誉棄損には当たらない」として、橋下知事に、1審より少ない360万円の損害賠償を命じました。

名誉毀損の分だけ賠償金が減額されたのね。
名誉毀損は「事実の摘示」によってなされるもの、とされていて、「意見表明」は「事実の摘示」じゃないから、名誉毀損には当たらない、という考えのわけだけど、この二つの区別は曖昧で、難しいところ。
つか、「懲戒請求の理由がないことを認識しながら、テレビの視聴者に懲戒請求を呼びかけ」たこと自体は名誉の毀損には当たらないんだー。へー。

原告団は、メインは業務妨害だったから、まあいーけどさ、的な感想で、橋下知事は
1審で発言の一部が名誉毀損と認定されて、言論活動のいしゅくにつながると思っていた。きょうの判決では主張が認められたが、言論活動がどこまで許されてどこからがだめなのか、最高裁の意見を伺いたい」と述べ、最高裁判所に上告する考えを示しました。

一審判決時では、「判決が不当とは思わないが、三審制ということもあり、一度、高裁にご意見をうかがいたい」
という感想で、三審制が控訴の理由になるなら、まあ、上告の理由にもなるんだろね。

一審判決時から、懲戒請求の呼びかけに不法行為が成立すること自体には文句はないようだから、何のための上訴なのかよくわからない。
コメントからも戦う気が感じられないし。

んー、最高裁判例集に載りたい、とか・・・??
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by k_penguin | 2009-07-02 23:29 | 裁判(判決評) | Trackback(1) | Comments(2)

橋下さんの懲戒請求祭りに損害賠償命令

山口県光市の母子殺害事件をめぐり、橋下徹・大阪府知事が知事就任前の07年5月、テレビで繰り広げた発言で2日、知事敗訴の判決が出た。

前に取り上げた話題なので、一応フォロー。
自分的には、もう終わった話なので、特に意見なし。
橋下さんも知事になって、もう山口県の事件なんかをどうこう言って人気を取る必要もなくなったので、
橋下知事は「原告の皆さん、光市母子殺害事件の弁護団の皆さん、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と頭を下げた。「私の法令解釈、表現の自由に対する考え方が間違っていたとの判断を重く受け止めます。判決が不当とは思わないが、三審制ということもあり、一度、高裁にご意見をうかがいたい」と述べ、控訴の意向を示した。

すんなり謝っている。
でも一応控訴したのは、後から自分の不利に利用されないようにするための布石かな。
知事もいろいろ大変だな。

今枝さんは訴えを取下げたと思っていたのだが、取り下げていなかったらしい(追記 橋下さんが取り下げに同意しなかったためらしい)。
今枝弁護士は「裁判員制度の開始前に、報道で得た断片的な情報をもとに、十分な調査をせず弁護人を懲戒請求するのが違法であることが公的に確認された。画期的な判決だ」と話した。

今枝さんがどーゆー話し方をしたのか、記者がどーゆー要約をしたのか知らないが、今回の判決は、個々の懲戒請求自体の違法性については述べていないはずだ。
今回の違法という判断は、橋下さんが弁護士であることを重要な要素としているから、煽ったのが違法だからといって、即、個々の懲戒請求が違法になるというわけではないと思う。
「被告の利益のためになされる刑事弁護の意義が社会に広く、十分に理解されなければならない」(今枝さん)

刑事弁護の意義のわかりやすい説明は難しい。
まあ、難しいことは今枝さんも身にしみて知ってるだろうけど。
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by k_penguin | 2008-10-02 17:39 | ニュース・評論 | Trackback(1) | Comments(8)

橋下さんとカメラ撮影

すんごく久しぶりに橋下さん。
知事になってからは、「うんうん、男の子は元気が一番だよ」くらいの感想しか持ってなかったけど、今回、廃止方針の児童文学館の仕事ぶりを隠し撮りさせたそうで、やんちゃに磨きがかかっているようだ。
うんうん。

橋下さんがおっしゃるとおり、「隠し撮り」は「民間だったら当たり前のリサーチ」だが、それと同時に雇用主が職場を隠し撮りや盗聴することが職場のもめ事になるのも常識だ。

第一、児童文学館の日常を二日撮影したからといって、果たしてそれが児童文学館の有用性の証明になるのかなって思う。
図書館が人でごった返していればいいというものでもなく、文化の保存も重要な図書館の使命だからだ。
それに、「子供たちが漫画ばかり読んでいた」のなら、ちゃんと来館者が利用していたってことではないだろうか。
・・・まさか今どき内容も見ずに、マンガは本よりも程度が低い、と決めつける人がいるとは思えないが。
なんだって、館内撮影なんてやり方をしたのだろうか。

「隠し撮り」したこと、そしてブーイング承知で、隠し撮りしたことをわざわざ発表したことは、つまり、撮った映像をどっかで流すつもりってことだ。
府議会で、子供がマンガばっかり読んでいるとことか、閑散としているとことか、そういう映像を流せば、児童文学館が「役に立ってない感」がアピールできる。
テレビっ子の橋下さんが考えそうなことだと思う。

この人はこういうイメージ戦略ばっかりするが、その使い方がいかにもバレバレなとこが宮崎県との違いだと思う。


・・・後から気がついたけど、このタイトルじゃ、橋下さんと一緒に記念撮影したみたいだ・・・。


追記9月12日
大阪府教委に盗聴器 高等学校課職員の机上に仕掛け
早速揉め事。
こーゆー関係あるのかないのかわからないことでギスギスしちゃうんだよな。
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by k_penguin | 2008-09-06 22:45 | ニュース・評論 | Trackback(1) | Comments(5)

橋下さん当選

Excite エキサイト : 政治ニュース

特に意見はないんだけど(大阪府民じゃないし)、消去法でこうなったのかな、と。
政治家は結果さえ出せば評価されるから、弁護士としての評価とは別物になると思うので、
大阪府知事としては頑張って欲しいと思います。
  と、口先だけでも書いておきます。

・・・自分のことだけでもあっぷあっぷのこの人が、今の大阪の経済状況を立て直せる人だとは思えないんだけど。
任期終了前に辞めるとか言い出さなければいいが・・・。
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by k_penguin | 2008-01-28 00:18 | ニュース・評論 | Trackback(1) | Comments(4)

選挙に出たらいきなり懲戒請求されたでござるの巻

ニンニン。
と、やる気がまったく感じられないタイトルで始まる。

橋下さんが大阪府知事選に出馬を決めたのを見計らったかのように懲戒請求が出たが、懲戒請求自体は別になんてことはない。誰だって出来るんだし、橋下さんは昔からよく懲戒請求されているらしいし。
ただ、ちょっとひっかかるのは、この懲戒請求が、わざわざ報道されたってことだ。

今までなら気にもしなかったことが、ネットをやるようになって、俺にも少し知恵がついた。
誰かが懲戒請求書を弁護士会の窓口に出しただけでは新聞記者はやってこない。
今まで橋下さんがされてきた懲戒請求だって、いちいち記事になっていない。
誰かがマスコミに情報提供したから、記事になっているのだ。しかも、情報提供は懲戒請求書提出前に行われている。つまり、橋下さんに懲戒請求することを大々的に世に知らせたいと思った利益集団がある、ということだ。
今回の懲戒請求に選挙妨害という政治的な意図があるのでは、と、勘ぐられるのはここから来ている。

また、今回の請求は、342人がなしたとされている。
ruhiginoueさんからの情報によれば、これは「あくまで賛同者」なのだそうだ。
賛同者というのが何なのかよく分からないのだが、要は、別に請求書が342通あるわけではなく、1通であり、弁護士会の中の人にムダな仕事をさせないように出来ている、ということなのだろう。
こちらのとても素敵なふいんきのブログでも、最初に懲戒請求があって、それから賛同者を募ったという経緯であると書かれている。
ただし、賛同したに過ぎなくても懲戒請求書に請求者として名前を出せばそれは立派な請求者だ。訴訟で原告がたくさんいる場合、裁判を効率よくやるために「原告団」を作るのと同じように、342人の「請求者団」というわけね。
直接の利害関係がない人を賛同者として募集する必要性っていうのは、数の論理にものを言わせるつもりってことで、つまり、マスコミへのアピールっていう意味しかない。
賛同者を幅広く募って懲戒請求を起こすということ自体が呆れたことなのだけれど、相手が橋下さんとなれば、まあ、自業自得っつーか、因果応報っつーか、ぶったらぶたによく似てるっつーか、・・・とにかく文句をいう気もなくなってくる。
だって、そもそも幅広く賛同者を募集して懲戒請求をするなんてことを最初にやったのは橋下さんの方だもんね。

これに関して、よく情報を収集させていただいているブログの主、モトケンさんは懲戒請求が相手への攻撃手段として使われ、紛争が無用に紛糾、複雑化することを嘆いておられる。
気持ちは分かるが、誰でもできる以上、懲戒請求をどの様に使おうと、請求者の勝手。
裁判だって、紛争解決ではなく、ただの攻撃手段や、さらには、ただの時間稼ぎのために使われることは珍しくない。
弁護士の数が増えればこういう、紛争のための紛争を起こす傾向はさらに強まると思う。それが訴訟社会。

で、ますますやる気のない記事になっていくわけでござるよ。ニンニン。

正直、今回の請求(正確には請求をマスコミに発表したこと)が橋下さんへの嫌がらせだろうと、政治的な意図だろうと、東京に住んでいる俺にはあまり関係ないしね。
懲戒請求の結果は投票までには出ないだろうから、有権者には直接の影響は出ないと思うし、自民、公明の推薦が今回の請求に影響されるとしたら(橋下さんはまだ自民・公明の推薦をもらっていない)、なんかその程度で推薦したくなくなるなら、最初から推薦する気が余りなかっただけなんじゃないかと思うし。

おまけに、今回の請求を仕切っている弁護士(請求者の中にはその弁護士の名前はないそうだが、代理人なんだからそれで十分。別に請求者も兼ねる必要はない。)は名前を伏せているが、まあ、漠然と児島弁護士かなあとか思うが(漠然とねー)、橋下さんと個人的な因縁があるらしくて、そうすると、政治的意図どころか、個人的意図かよ、という感じになってきて、もうすっかり泥仕合。
あーあ。

ニンニン。
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by k_penguin | 2007-12-19 01:21 | ニュース・評論 | Trackback | Comments(7)

橋下さんの出馬

Excite エキサイト : 政治ニュース

橋下さんが出馬すること自体は、まあいい。
「世間」が好きな橋下さんは、司法部門よりも政治部門の方が向いているだろうし、また、彼の「世間」はどうも大阪圏が中心ぽいから、大阪府知事というのはちょうど良いだろう。
今枝さん達との民事訴訟に敗訴するとすれば、橋下さんに懲戒請求が出され、それが入れられて弁護士業が危うくなって、で、弁護士というステータスの上に成り立っているタレント業(橋下さんはタレント業をそのように認識しているようだ)も危うくなる、という流れもシャレにならない程度に考えられる。
裁判の結果が出る前に新しい就職先が確保できればラッキーだ。
何だったら、先手を打って、自分への懲戒請求の結果が出る前に弁護士廃業ということもできる。


・・・にしても、やりかたがひどい。余裕が感じられない。
一度出ないといっておいて、1週間で意見をころっと変える。

多分、決めかねているうちに新聞にすっぱぬかれて、それにむかついたので「出ない」方向に決めることにしたのだが、決めたつもりでまだ腹がすわっていなくて、
逆に「出れば当選確実なのに」という「世間」の声につつかれた自民党の中の人、もしくはたかじん(橋下的には、世間≒大阪≒やしきたかじんという関連性があるぽ)に押し切られた、
と、いう感じかな、と思う。
それにしてもやり方がもっとあるだろうに、中途半端に正直に喋るおかげで、迷いがもろバレになってしまうあたりがなんつーか、(ノ∀`) アチャー

懲戒請求騒動のときもそうなのだが、何かこの人は
「下手こいたーっ!_| ̄|○」
って感じで事を運ぶことが多い。
懲戒請求運動について、橋下さんが世間一般の人に対して「うまくやっている」と、評する人も多いようだが、俺は1つもうまくやっていると思っていない。
うまくやる、とは、計画通りに物事をすすめることをいう。
しかしこの人は初めから懲戒請求運動をしようと計画してテレビでアピールしたわけではなく、単に口を滑らしたのが引っ込みがつかなくなった結果、こうなっただけだ。
4000人もの懲戒請求を可能にしたのは、世間の風が吹いているところにたまたま口を滑らして火種を放り込んでしまったからに過ぎない。

今回だって、新聞に抜かれなかったら、果たして出馬を決めたかな?という疑問が残る。
何でもいいから、他人からきっかけを与えてもらわなければこの人は自分のことを決められない類の人のようだ。
いわゆる「よいこ」なのだろうと思う。


それでも今のところ目立つ対立候補は出ていないようだし、当選はできるかもな、という気もする。
大阪圏では、世間の風はまだ吹いているってとこかな。

ま、東京に住んでる俺はそーゆー風は感じてないけどね。
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by k_penguin | 2007-12-12 12:49 | ニュース・評論 | Trackback | Comments(20)

橋下VS今枝 最近の動向

今枝さんが求釈明書(一種の質問状)を各懲戒請求者に送る。
→橋下さん、ブログで口汚く罵ったあげく、各懲戒請求者にアクションを起こすなと書いたらしい
 そしてなぜか一審,二審の弁護士に対して,懲戒請求をすると発言したらしい(精神衛生上の理由により当該エントリを読んでない。求釈明書は読んだ)
→今枝さん、弁護団を辞任すると発表
→辞任を撤回。主に被告人の意思と説明。
→橋下さん、丁寧な口調で、殺害予告をしたねらーを刑事告訴したと発表(このエントリは読めた)


・・・以上を俺的に簡単にまとめると


今枝「パンピー訴えちゃおーかなーっ?
   あんたの煽動のせいでみんなが迷惑することになるかもね。やれやれ」
橋下「第三者を巻き込んで俺に嫌がらせって腹だな?よーし、負けないぞ。
    こっちも第三者を巻き込んでやる!
    そうだ、一審,二審の弁護士に懲戒請求だっ!どーだ、嫌だろ」
弁護団の他の面子「・・・嫌だなあ。今枝さん辞めてよ。大体あんた喋りすぎてんだよ」
今枝「おー上等だ、辞めてやらあ。」
被告人「ちょっと。ちょっとちょっと。」
今枝「うーん(´・ω・`)」
橋下「第三者のみなさーん!こんな奴に答えなくていいから、迷惑に思わないでね!
 あと、家族を守るために殺害予告には対応するけど、迷惑に思わないでね!とにかく迷惑に思わないでね!」


うーん、簡単すぎたかな。

補足1
今枝さんが懲戒請求者本人を訴えることは、単に「嫌がらせ」だけの意味ではない。
橋下さんの不法行為を教唆犯的に構成するなら、正犯に当たる各懲戒請求者の行為が違法である証明が必要だ。
また、懲戒請求者の違法性がなければ、間接正犯的構成が可能となり、これもまた橋下さんの不法行為を構成することが出来る。
懲戒請求者が求釈明書にまともに答えると、橋下さんにとって不利な材料になるか、懲戒請求者本人にとって不利な材料になるかのどちらかの結果になる可能性が高い。
どっちの結果になっても橋下さんにとってまずいので、「アクションしないように」と、呼びかけることになる。

懲戒請求、取り下げるのが一番めんどくさくないけどね。

補足2
今枝さんが暴力団まがいのことをやっている、という意見を散見する。
顔から来る印象もあるらしい。俺は顔知らないけどね。

しかし、そもそも弁護士というのは、トラブルバスターであり、その点で、やっていることは893とかわらないのだ。そーゆー商売なのだ。
893と警察と弁護士はその辺あまり変わらない。
違うのは、紛争を解決するのに893は暴力を使い、警察は国家権力に裏付けられた暴力を使い、弁護士は法律を使う(その実効性は国家権力に裏付けられる)という点だ。
だから法律は条理や正当性を重視するし、捜査に対して法による抑制ということが厳しく言われる。
正当性が無くなったら893とホントに違わなくなるからだ。


追記 10月18日
今枝さんが弁護人を解任されたので、そちらの方については一段落と見て良いだろう。
これは民事訴訟の方に直ちに影響するものではないはずだが、光市母子の弁護団の構成員ではなくなったのだから、展開次第によっては、何か変化があるかもしれない。

弁護団の中の内紛という、通常表には出ない事情をブログを通じて明らかにしたことに対して批判も見られるが、俺はさして問題だとも思っていない。
今までの弁護団のマスコミへの対応と、今枝さんがやってることの比較から、今枝さんが少数派である(つか、孤立している)のは推測できた。
弁護団が一枚岩である、というイメージを作るメリットというのはあまり感じていない。
一枚岩で今までのような、訴訟ベースのやりかたで記者に対応している、と思われてるよりは、割れていると知られる方が少しはましなんじゃないかと思う。
世間対策としては、もともとの弁護団が下手すぎたのがそもそもの災いなので、今枝さんも下手うってるけど、それとの比較では、最悪「同じ」、もしかして「ややまし」だろう、と思っている。
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by k_penguin | 2007-10-15 23:07 | ニュース・評論 | Trackback(2) | Comments(2)

最近の事情

ワタシは
「読んでいて気分悪くなるブログは読むのを止める」
というマイルールをもって、精神衛生上の健康を保っているのですが、
このほど橋下先生のブログがこのルールに引っかかるという事態になってしまい、
今月に入ってから、件のブログを読んでおりません。
しばらく橋下先生ネタでブログを持たせようと思っていたのに・・・と、自分で招いた事態ながら、困惑しております。

大まかな動向は他のブログから察しておりますので、なんか、大きな動きがあれば、気が変わって書くかもしれませんが、そうでない限り、しばらくこのネタの記事は自発的には書かないかと思います。

最近、橋下vs今枝関係の記事のアクセス数が多いので、
一応告知まで。
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by k_penguin | 2007-10-13 02:33 | Comments(4)

今枝ブログと橋下ブログの類似点

橋下VS今枝の弁護士「対決」 ブログで激烈場外戦 [ 09月28日 20時43分 ]
J-CASTニュース


橋下さんのブログがエキサイトブログだからか、エキサイトニュースが取り上げてくださった。
今枝さんとこは、モトケンさんとこ経由で知っていたし(しかしあまりの読みにくさとコメントの早さに早々に脱落)、橋下さんとこは前にも引用した。TVも見ないYouTubeもめんどくさい俺にとっては、橋下情報のソースはここだ。

で、「対決」っていわれている割にはこの2つは似ている印象があると思ったので、やじうまの俺としては、そこんとこを取り上げてみる。


 今枝さんのブログはまあ、いわゆる人権派ブログとして、想定の範囲内に収まるものだ。
文が固いので読みにくい。
 対する橋下さんのブログは、エキブロに頼まれて書いているのだと思っていたが、公式ブログ集には入っていないところを見ると、そうじゃないらしい。
文章は決して硬くないが、主張がほとんど結論だけの、書きなぐったような記事ばっかりなので読む気が起きず、別の意味で読みにくい。

で、2人とも基本的には、怒っている。
 今枝さんは、捜査機関側や、言い分をちゃんと発表してくれないマスコミとかに怒っているし、
 橋下さんは、弁護団と弁護士会に怒っている。

でもって、一般ピープルには2人ともやさしい。
 今枝さんは、ご理解をいただきたいと思っているし、
 橋下さんは、ご支持をいただきたいと思っているから。

そして、一番の共通点は、

2人とも、精神的にいっぱいいっぱいなこと。

 今枝さんは、橋下さん言うところの「世間」から風速30m/secの逆風を浴びているし、また、弁護団内部でもこの件についての論議がないとは思えない。
今枝さんの一般の方に対する対応は、愚直なやり方で、弁護人という職務を完全には離れたコメントがない。そのため、自己弁護に終始している印象がある。
まあ、今枝さんは現在弁護人の立場にあるわけだし、弁護団内部の事情やこの事件に関する諸般もろもろの事情からそうそうなんでもぶっちゃけられるわけではないが。

 対する橋下さんは専門家達から目一杯罵られている(人権派であろうと無かろうと、懲戒請求について橋下さんを支持する法律専門家はいない)。
橋下さんは「世間」がついている限りハイテンションで突っ走ることが出来る気分になっているようだが、「がんばってくださいね」と言うだけの「世間」は霞みたいなもので、食い物にはならない。それが何らかの形でしかるべき所を動かして、オカネにならなければやってはゆけない。
しかも「世間」は気体らしくて、風向きが変われば、あっという間にどっかに飛んでいってしまう。
風向きの件は橋下さんも気にしていて、「自分が懲戒請求をしないのはおかしい」という「世間」の声にお答えして、懲戒請求をするようだが、それをすれば、まず不法行為が成立する。
敗訴すれば、次は、自分が懲戒請求される、という流れが考えられる。
橋下さんが言うに、弁護士会は気に入らない弁護士は守ってはくれないそうだから、懲戒請求は認められることになるだろう。
民事裁判なんて、負けても金を払っておけばそれで済むことであるが、この場合はバッヂも関わる可能性が高いのだ。

「世間」という、漠とした塊を相手にして、2人ともいっぱいいっぱいなのだ。

「世間」ってコワイよね。


・・・ってことで、この記事を終了しても良いのだけれど、ちょっとだけその後。

いっぱいいっぱいになった後、2人はどうするのかな?とヲチ中なわけだけれど、
橋下さんについてはよくつかめない。
世間の皆さん、ありがとう、と、酔っぱらったような記事を書いたり、
FAXがどうだの、出廷がどうだのとブログに細かいグチを書き殴っているだけだし、ブログはコメントもTBもできない設定になっている。
この問題を扱っているTV番組は東京で放送されない(「世間」は大阪限定なのだろうか?)。
 これに対して、今枝さんは、ブログのコメント欄を閉じてしばらくべそをかいていたが、
記事は更新しているし、ちょこちょこモトケンさんのブログにコメントしたりして、しかも、件のたかじんの番組公式BBSに投稿したのに、反映されないと怒っていた。
なんか、芯の強さは今枝さんが勝ると思うのだが・・・。
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by k_penguin | 2007-09-29 16:16 | ネット(ヲチ?) | Trackback | Comments(4)


法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。


by k_penguin

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