法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。
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「小林賢太郎テレビ・ライブポツネンinヨーロッパ」
一応「P」と別エントリをたてました。
みなさんよろしくです。

横浜公演をもう余り覚えていない上に、演目の順番等も少々変えてあるようです。
自分的には、
電話の作品の「上手手前のフレーム」に対する態度がより明確になって、
そのフレームの外の世界に行ってみたいけど、とても怖いものが居るからすぐ戻ってしまう
という態度であることが明確になったこと、
そして、おそらく「Diver」に「Lines」が加わり(アトリエのボードにその旨のメモがわざとらしく見えるように書かれていた)
横浜では内臓のように曲がりくねったチューブに対しては「線」の結果を出せないままであったのに対して
パリでは黒い●の実体化という結果を出している。(そしてチューブの内臓自体もシンメトリーなデザインとなっている)
という点が収穫でした。
とくに内臓チューブの件は、横浜のときの記事に、なぜ結果が出ないのか、という疑問を書いておいてましたが、
どうもパリを成功させることで結果となる、という発想だったらしいと分かりました。
 そうは言っても、パリ公演のおそらく初日からこれをやると言うことは、パリの結果が成功であることを見込んでやっているにすぎないのですが。

「上手手前のフレームの世界」に関してはよく分かっていません。
横浜の記事では、「現実逃避の世界」であろうと考えましたが、横浜ではあった(と思った)フレームをくぐる際の「シャリーン!」というような効果音はなくなっていて、しかも、フレームの向こうに何か怖いものが居る、ということが明確となる動作をしていたので、違ったんだろうな、と思います。
でも、ワタシには、それが「外の世界」「現実世界」という気がしないです。「外」は電話の向こうの世界だという気がします。
「上手手前のフレームの世界」に興味を示すのも、その世界に惹かれているのか、怖いもの見たさなのかがわからないです。
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by k_penguin | 2012-09-24 00:32 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)
『フカシギの数え方』 おねえさんといっしょ!


「組み合わせ爆発」より
おねえさんのほうがすごい・・・。
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by k_penguin | 2012-09-13 01:37 | 拾いもの | Trackback | Comments(0)
前科は犯罪の証拠になるか(最判H24.9.7)
判決文(pdf)
ネットニュースでは「同種前科を犯罪認定に使うのは原則として許されない。」と、ざっくり伝えられているようだ。
これ自体は、刑事訴訟法をちょっとかじったことのある人は知っている、むしろ「常識」に類することなので、
「今さら最高裁がこんな当たり前のことを」と、なーんて言ったりもできる。
しかしそれは、「本にはそう書いてあるんだぜ」というドヤ顔の報告にすぎない。

そもそも、なぜ同種前科を犯罪認定に使うことは偏見であるとされるのか。
偶然見かけた見知らぬ方のツイートにこういうのがあった。
"検挙人数に対する再犯者率が年々増加しつつあり40%を越えている状況を考えると偏見とも言っていられないと思います。"
これは一般の感覚を表していて面白いと思う。
再犯率が40%を越えていれば、前科と犯罪の間には関連性が認められるといって良いだろう、という感覚は正常な感覚だ。噂話をする側としては。
しかし、それで人一人牢屋にぶち込むか否かを決めるにはちょっと軽いと言わざるをえない。
他にもいっぱい証拠があった上での話なら、まあ、それくらい混じっててもいいかなって気もするが、実際は2つ3つのしょぼい証拠しかなくて、ほぼ前科で判断せざるをえない状態だったりする。
この判決の事例もどうもその部類の様だ(つか、他に証拠あったら検察官も前科なんか出してこないし)。
裁く立場からすれば、「前にやってるんだから、今度のもそうだろう」というのは余りに無責任と言わざるをえない。「偏見」と言われる由縁だ。
裁判員裁判は、裁判への市民感覚の反映と言われるが、
市民感覚からすれば、基本的に犯罪は噂するものであって、自ら裁くものではない。
裁判員は評議にあたり、自らの「市民感覚」の修正を余儀なくされているはずだ。


次に、同種前科を犯罪認定に使うのは「原則として」許されない。のだから「例外」の話になる。
前科に係る犯罪事実が顕著な特徴を有し,かつ,それが起訴に係る犯罪事実と相当程度類似することから,それ自体で両者の犯人が同一であることを合理的に推認させるようなものであって,初めて証拠として採用できる

というのが判決で、まあこれ自体はごもっともなのだが、具体的にどのような場合がこれに当たるのか、ということだ。
判決による限り、少なくとも今回の事案は「似てない」というのだから、今回の事案を見てみる。
と、これがなかなかビミョーなのだ。
事案は放火だ。放火というのは、火のつけかたに様々なものがあるので、同種前科による認定が可能な例としてよく上げられる。
前科は
窃盗を試みて欲するような金品が得られなかったことに対する鬱憤を解消するためになされたもので,いずれも灯油を撒布して行われたもの。11件。
ただし、金品が得られない場合でも放火してない場合もたくさんあるし、前科は17年前。
公訴事実は
被告人が500円硬貨2枚とカップ麺1個を窃取した部屋が最大で5時間20分後に石油ストーブの灯油をカーペットに撒布して放火。

なんかもう認めっちゃっていーんじゃねーのって気もするが。これがダメ。
判決の言い分だと、証拠から直接に事実を認定できるのではなく「実証的根拠の乏しい人格評価」が間に挟まった認定をするとダメって感じ。

今まで、職業裁判官相手の場合は、も少し緩い感じで前科は事実認定に使われていたと思う(それでもなるべくなら使いたくない証拠ではある)。
やはりこれは検察官にとっては厳しい判決なのではないだろうか。


なお、事実認定に前科は出ないが、量刑には前科は使われるので、裁判員や裁判官が全く前科を見ないで審議するわけではない。
ただ、判決作る際に、事実認定の理由として「前科があるから」って書いちゃいけないってだけの話だ。
だから、口には出さないけど、実は前科があるから今回もそうだろうと思って有罪を決める、というのも可能だ。
ただし、「前科があるから」って言っちゃいけないという縛りのもとで、説得力ある有罪の理由付けができるかというと、
さあ、どうでしょう?
ということになる。
刑事裁判って、建前と実務が二枚舌という面があって、
それもわかりにくい理由の1つじゃないかなって思う。
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by k_penguin | 2012-09-08 14:06 | 裁判(判決評) | Trackback | Comments(0)
『逆転無罪の事実認定』
amazonなか見!検索で見た目次に、「巨乳被告人事件」「痴漢無罪事件」など、美味しそうなタイトルが並ぶこの本。周防監督が帯を書き、紹介記事が朝日新聞に載ってたこともあって、一般書だと思って気軽に買ったのだが、中味は実際の事件を元にした事実認定のケースブックで、つまり専門書なのであった。

一般書なら、面白いかどうか、という視点から記事を書けばそれでよいが、専門書は役に立つかどうか、という視点から見るべきであって、面白いかどうかは二の次なので、記事は書きにくい。
実際、事実認定のあり方や、証拠の証明力の判定(人証について、偽証を完全に見抜くのはまず無理)などなど、刑事裁判に関わる専門家にはお役立ちな本だ。
いろいろな無罪のバリエーションが紹介されているので、裁判員裁判に関わる方が類似事件を探して参考にするのにも良いと思う。
ただ、読み物として読むとがっかりすること必至だ。
第一読みにくいし、
"真相はわかんないけど、少なくとも被告人は犯人じゃないっぽい。"
みたいな言い方で結論出すときがあって、テレビドラマ的展開を期待している方はがっかりするだろう。
無罪推定原則からすれば、被告人側は積極的に無罪を証明する必要はないので、これで良いのだが。


さて、それにつけても「巨乳被告人事件」が気になる、という方のために。
覚えている方もいると思う。
巨乳グラビアタレントが蹴破ったドアの穴から中に入れるか、胸がつかえて入れないかが争点となった事件。
テレビ、もしくはネットで斜め読みした記憶がある程度の事件で、「くまのプーさん」を連想させるいかにもテレビ向きな話、と言った印象だったと記憶している。

実際に実験してみれば、ドアの穴につかえることは明らかであるはずのこの事件。
なのに、一審は有罪となったのはなぜか。
それは要するに一審は、実験は必要ないと思ってしなかったからで、
なぜ必要ないと思ったかと言えば、被告人がドアの穴をくぐったのを見た、という証言があり、証人は被告人とは関係ない第三者であったこと、そして、被告人が壊したのでなければ、住人の男性が壊したらしいのだが、自分の住んでるマンションのドアを壊す、というのは「普通に考えれば不自然」であるからなのだ。
人の記憶というものはあやふやなものなのだが、記憶に基づく証言を重視しすぎた、つか、実質その証言だけを頼りにして有罪を決めてしまったわけだ。

それを、いいかげんだと批判するのは簡単だが、刑事裁判で、この程度の証拠で判断しなければならないことは多い。この本に載っている事件も多くは証拠自体の数が少なく、また客観的証拠に乏しいケースだ。
証言の信用性は、「そういうことは普通あるか」で決めるわけだが、犯罪なんてそうそう遭うもんじゃなくて、それ自体が「普通」じゃないだろ、とツッコミを入れたくなる。
自分の部屋で、二股かけていた女が鉢合わせしたので、一時的に逃亡。もういいだろうと戻ってきたら、ケンカはさらにヒートアップしていた。
さて、こんな場合、男は「普通」どうするか?
もう
  知 ら な い。
としか言いようがない。人によりけりだろ。
でも、こういうことで有罪無罪が決まったりすることもあるのだ。


第一審判決後に新証拠が出たことをきっかけに無罪に転じたケースもある。
こういう場合は誰が裁判官であっても無罪を出す、と思いそうだが、そうでもない。
念のために再尋問をした証人が、一審と同じ証言をし、とても嘘をついているように見えなかったのに裁判所からの帰り、警察で偽証を自首したため(嘘をつき続けるのに疲れてしまったそうだ)無罪の決め手ができた。など、震撼するケースもある。
このケースの背後には、当然多くの、「念のために再尋問したけど、結果はしないのと同じだった」があるはずだ。「万が一」を拾うための9999があるのだ。
その9999を無駄と思ったら、「1」を拾うことはできない。
信用性が高いと一般に思われている科学的証拠も、ちゃんと検討しなければ役には立たない。
防犯ビデオをコマ落としで見る。
鑑定人だけに見えてるタイヤ痕を"それは証明できてない。"と言う勇気を持つ。

事実認定の道は地味で長く、退屈で、しかも「一件落着」的爽快感は、必ずしもない。
と、心して読むべし。(`・ω・´)


逆転無罪の事実認定
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by k_penguin | 2012-09-07 21:10 | ニュース・評論 | Trackback | Comments(2)