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アクセス解析雑感   

2006年 09月 26日

ここ2週間ほど、アクセス解析をつけてみている。
植草さん関連でどのくらい人が来るのかと思ったからだ。
しかし、付け方が悪いのか、リンク元が表示されない。検索ワードも分からず、訪問回数も全員が1回になっている。
どの記事が見られているかは分かるのだが、これもどうも不正確なような感じ。
今のところ、漠然と把握していることは、

1 エキブロデフォのカウンタよりも若干多い人数が来ているらしい。
2 このブログにおいては、植草さんと小林さんがしのぎを削っている。
3 でも一番アクセスが多いのは「ツンデレ考」

・・・変なブログ!

「ツンデレ考」は「くるくるドカン」ににしおかすみこが出たとたんアクセス数が急上昇。
単に、にしおかすみこ関連記事がトラバされているだけなのだが、なぜか「くるくるドカン にしおかすみこ」でググると上位1ページ目に記事が来る。
「植草 冤罪」でググると「冤罪は何に対する罪なのか」が上位1ページ目。
一応法律系ブログの体面は保てているようだ。ラッキー。
ラーメンズ関連では、時期的にも「ラーメンズ 日本語学校」でググった結果でも、「『ラーメンズの日本語学校』CDジャケットに関する一考察」のアクセスが多くてしかるべきなのだが、なぜかあまりカウントされていない。
「小林賢太郎のコメントに対するコメント」の方がアクセスが多いという結果が出ている。アク解が不正確なのかもしれない

総合的に感じたことは、やはりできの良い記事のアクセス数が高い。
「朝日新聞のCMが嫌い」もなぜかよくアクセスがある。

精進、精進。
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by k_penguin | 2006-09-26 22:21 | Comments(0)

裁判員制度・ポスターの「多様性」   

2006年 09月 25日

今回のお題はこちらです。こちらのポスターのデザインです。
c0030037_12325763.jpg

もう御覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
まあ、ほぼ定型的なお役所ポスターです。
「多様な市民の意見を判決に反映する」というテーマを体現すべく、計24人の人の全身像を描いてがんばっています。
様々な職種を描いて多様性と市民性を示していますね。
制服姿の職業が多いですが、これは一目で職種が分かるようにするためです。
多様性という点では、フリーターやニート、夜の商売の方も入れたいところですが、フリーターとニートと大学生とIT会社の社長さんは服装ではほとんど見分けがつきません。わかりやすさという点では向いていない職種です。
また、夜の商売の方は、別の意味でお役所ポスターには向いていませんね。
登場する市民の皆さんは、男性10名、女性11名。裁判官が、男性2名女性1名なので、合計すると男女比が1:1になります。
気をつかってます。

そしたらこちらのブログです。
このヤメ蚊さんのブログには、ワタシは以前からよく出入りしているのですが、なぜかワタシのブログの「ブログのリンク集」には入っていません。
なぜなら、大体ブログ主とケンカしているからです。
さて、今回参照していただきたいのは、コメント欄の方です。

それによれば、「男女の役割が固定的」で「裁判官に女性が混じっているのを除けば,全てジェンダー意識にとらわれている…。」そうです。
まあ、そーゆーこと言う人もいそうだな、という感じはするのですが、それはともかく、なぜ、女装している男性や、男装している女性が混じってる可能性を考えないのかと思ったので、そう指摘したのですが、案の定というか、みなさんあまり真面目に受け止めていません。
ワタシは真面目に言ったのですが。

何でワタシが真面目にそう考えたのかと言えば、まあ、弁護士さんにそーゆー人がいた、という話を人づてに聞いたから、リアルに考えたわけです。
ぶっちゃけ、書面上の弁護士の名前と、出てきた弁護士の外見の性別が明らかに違うと、法廷の中の全員の頭の上に「?」がついてしまって、裁判に集中できないそうです。
まさか法廷で面と向かって「君、本当に弁護士?」なんて聞けないし。

ジェンダー意識にとらわれている側も、とらわれていることを指摘する側も、まあ、こんなもんです。
スカートはいてりゃ女で、体格がっしりしてりゃ男だと思って、疑問を抱かないもんです。
みんな結局なんかにとらわれているものです。もちろんワタシも含めてね。


さて、ヤメ蚊さんちのコメント欄では、デザイン会社の中の人も登場してくれました。
シンボリックな表現を何気に使うと、あちこちからクレームを受ける件、について書いてくれています。アレはキツイですよねー。
これに対して、ヤメ蚊さんが軽く書いた「ポスターの魚屋の大将を女性にするだけでいい」
本当にそれだけでいいのか、という疑問はおいといて、この要望に応えるとどうなるのでしょう。

まず、魚屋さんのイメージを崩さない、いなせな女将さんを描くスキルはあるとして。
男女比を保つために、女性がやっている職種のうちの1つを男性にやらせなければなりません。
女性には制服があっても男性に制服がない職種が多いので、選択は難しくなります。

しばらくポスターを眺めて考えましたが、
1 花屋さんは花を持っていれば成立するから、花屋さんを男性にする。
または
2 後列左から3番目の青紫のよくわかんない制服を着ている女性をこの際、車いすの男性にする。男性はパソコンに向かっている。プログラマーかSOHO。

こんな感じですかね。・・・意外とやればできますね。
後はこの労力に見合う納期とギャラがもらえるのかという問題が残りますが・・・。
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by k_penguin | 2006-09-25 18:57 | ニュース・評論 | Trackback(1) | Comments(0)

オウム裁判で感慨にふけってみる   

2006年 09月 22日

オウム裁判の弁護側の特別抗告が棄却されまして、で、弁護団はもちろん文句言いまして、で、最高検はとりあえずほっとしています。

と、いうわけで、10年かかった裁判も一応終了。
感慨もひとしお・・・と、まるで関わったかのような顔で総まとめでも書こうかと思ったのだが、・・・別に何も無いな。

考えてみれば、どーせ死刑だってんで、一審はほとんど興味なくて、控訴審弁護団の控訴趣意書不提出攻撃に高裁がキレて控訴棄却した段階でびっくりして記事1つ書いていた程度しかこの事件を追ってなかったんだった。いやー。
控訴審弁護団のやり方には、賛否両論あるみたいだけど、まあ、主に否定の方が多いわけだけれど、否定の理由についてはあまりちゃんとした意見を述べたものが見られなかったような気がする。

悪い人をかばっているから、なんて理由は論外にするとしても、単に、裁判の足を引っ張って迷惑だ、というだけでは、あまり理由になってないと俺は思う。
死刑が決まっている裁判の弁護活動は、どうしてもみんなの足を引っ張る時間稼ぎ的な活動、つまり牛歩戦術が増えるからだ。
だってそれくらいしかがんばれるところが無いもんね。
ただ、俺の感じでは、控訴審弁護団は現実的な落としどころを見据えた活動をしなかったとこがイヤだった。

民事にせよ刑事にせよ、いや、訴訟外の活動だって、行動には目的がある。死刑の決まっている裁判の弁護だって、適正手続の確保という目的がある。
ただ、絵に描いた理想を現実化するには、現実的な落としどころというものを常に意識しなければならないと思う。
牛歩戦術も、手続きの適正を証明できる程度にがんばったら、妥協する。
訴訟能力を争いたいのなら、控訴趣意書を提出して、審理で争う。
目標無く、ただ漠然と夕日の方向に向かって突っ走られることは、不信感を呼ぶ。

原審弁護団も、大量の証拠をまとめて不同意にするという、限度を超えた牛歩戦術をやった。結局それが契機になって、刑事訴訟の迅速化が進み、ついでにそれに乗っかって裁判員制度まで出てきて、今はみんなが右往左往だ。
目的なく突っ走ったから、当事者に任せておけない、と判断されて、法律による規制が入ってしまったのだ。
裁判員制度なんて、プロモーションに技術と手間をかけられる検察側の方が絶対有利になると思うのだが。

弁護団には弁護団の論理や言いたいことがあるのだと思うが、どんなに立派な理論でも、理想と現実のすりあわせを怠ると、結局いろいろ自分に跳ね返ってくるのだ。

・・・と、感慨にふける顔をしつつ、心の内で、これでやっと記事に格好が付いた、と、ほっとする俺なのであった。


おまけだあ。
松本弁護団は「訴訟妨害」、高裁が来週にも処分請求へ
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by k_penguin | 2006-09-22 01:13 | ニュース・評論 | Trackback | Comments(0)

現代コバケン概論(教材『LENS』副教材『百色眼鏡』)   

2006年 09月 17日

講師、入室

「はい、みなさんこんにちは。
えー、まず、この特別講義を始めるに当たって、是非とも言っておきたいのは、
これはフィクションであって実在する個人、団体とは何の関係もございません、ということね。
これだけはちゃんとアレしておかないと、いろいろアレだからね」

「じゃ、講義を始めるけれど、これは、『LENS』という作品の創作の過程及び解釈についての推論の1つを論ずるわけで、だから、あらかじめ『LENS』と『百色眼鏡』は見といて欲しいのね。掲示、出てたでしょ?みんな、見たよね。うん。うん。ああ、君は買ったのね。買うほどじゃないと思うけどね。私なんて両方レンタルだからね。
 まあ、いいや。えー、なんで『LENS』を取り上げるかって言うと、これはコバケンの作品にしては珍しく、外部との妥協がある作品なんじゃないかなと思ったからです。
この講義始めるに当たってフィクションだって念押ししたけど、それは別にコバに配慮したわけではなくて、外部の方に配慮したのね。アップルちゃんとかね。

さて、『LENS』ね。これ見て、何か、最後の方、変だと思わなかった?
はい君。うん、・・・何か、もにょる感じ。そうね、何かすっぽ抜けたような感じだよね。
ミステリーの最後って、どんでん返しが無くちゃなのに、返りきってないよね。
図書館の本盗んだのが司書じゃ、普通だよね。しかも普通だって、作品中で認めてるしね。
じゃ、君は?・・・幽霊は出てこない方が良かった。うん。何か幽霊が出たから話が振り出しに戻っちゃった様な気がするよね。
じゃあ、みんな。みんながこの話作るんだったら、オチはどうする?
どんでん返しがあって、話もすっきりまとまるベストなオチ。

( ゚∀゚)o彡゚ 力作!力作!
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by k_penguin | 2006-09-17 01:39 | エンタ系 | Comments(2)

植草さんの逮捕に関連して   

2006年 09月 14日

植草先生が東京都迷惑防止条例違反で逮捕されたので、うちのブログのアクセス数まで急上昇している。
1年くらい前、植草さんのファンブログと大げんかをやらかして、ID拒否を食らった、というご縁があるのだ。
そのファンブログの「炎上」までちゃっかり記事になっていたのには驚いた。
まあ、単に1つのエントリにコメントが1000件以上ついているだけで「炎上」というのは大げさだと思うが。
あそこもコメント欄しめればいいのに、相変わらずつまんないところで意地張るから事態が悪化するんだよな。

さて、今回は「冤罪」の可能性は低そうだ。
現行犯逮捕といえど、私人によるものは誤認逮捕の危険が少なからずあるが、この場合は狭い車内で人違いの可能性は少なそうだ。
また、誤認逮捕の場合の対処法は植草先生も学習済のはず。
「やっていない」ではなく「覚えていない」という否認をしたのは、キツイと思う。
「やっていない」なら、客観的な行為がないという否認だけど、「覚えていない」は故意の否定だから、酒のせいで覚えていないだけでやったかもしれない、という意味にもなる。

ちなみに、「冤罪」と再犯については以前に記事を書いている。
だから、とりたてて今回述べるようなことはない。
(何か「冤罪は何に対する罪なのか」へのアクセスも多いので、ここにはっとく。)

ただ、彼は、今度こういう事件を起こしたら、「人生オワタ\^0^/」であることはよく知っていたはず。
それでもこうなってしまったということは、この手のことは彼の無意識レベルにリンクされている、ということだ。
人間が一生それから逃れられない鎖のようなものってあるんだろうな、と、妙にしんとした気持ちで思ってしまうのは・・・

秋だから?
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by k_penguin | 2006-09-14 21:57 | ニュース・評論 | Trackback(2) | Comments(9)

おじゃる丸の思い出   

2006年 09月 11日

犬丸りんが亡くなったのには驚いた。

彼女については、「まんがくらぶ」という雑誌でエッセイを連載していたことで知った。
まだ、おじゃるの放映が始まる前だ。
フリーターのケンさんみたいに、たくさんのバイトをしている人だった。
だから、理想の天職を求めてふらふらしているケンさんのモデルは作者で、で、矛盾してるようだけど、少女漫画一筋うすいさちよ28歳独身のモデルもそうで、そしてきっと、うすいさちよみたいに漫画が大好きなんだろうなあ、と思っていた。

おじゃる丸を最初に観たのは、偶然テレビつけたら、NHK教育で子供が漫画家のアシスタントをやっているアニメのシーンがいきなり目に飛び込んできて、それが、カズマとおじゃるたちがうすいさんの手伝いをしているシーンだった。
感動して友人にこの話をしたが、「子供が漫画家のアシスタントをやっているNHK教育アニメ」を信じてもらえなかった。

最近の作品は知らないけれど、私の知る限りでは安定した作品を作る人だったので、自殺というのは本当にびっくりした。
心よりご冥福をお祈りいたします。

・・・そういえば、自殺する漫画家には、女性が多いような気がする。ねこぢる、山田花子。
男の漫画家の死因は・・・過労死、かな。
うーん。男も女も、大変だあ。
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by k_penguin | 2006-09-11 21:05 | ニュース・評論 | Trackback | Comments(2)

『ラーメンズの日本語学校』CDジャケットに関する一考察   

2006年 09月 09日

ラーメンズの日本語学校のCDジャケットについてふと思ったことがある(中身は知らない。買ってないから)。
ジャケットデザイン自体は相変わらず、「作ってる人は楽しいだろうけど、見る側は割とどーでもいい」という凝り方で、まあ、楽しいならそれでいいけど、頭良さ気なとこがイヤミな野郎だな、と、まさに小林賢太郎みたいな印象だった。
まあそれはいいとして。

妙に気になったのは、「このジャケットは傷つきやすいのでご注意ください」という注意書きだ。
確かに箔押しは擦り傷に弱い。光沢がすぐに失われてしまう。
しかし、あえて目立つところにこんな注意書きを入れる、というのはどういうことか。
買ったら、すぐにぷちぷちにくるんで戸棚の奥深くにしまえ、という意味ではないだろう。それは分かる。
俺のようにその辺のCDもDVDも本も一緒くたに積み重ねた挙げ句、ときどき雪崩が起きるところに件のCDを放り込み、5秒で表にひっかき傷を作ったとしても、それはそれ、人生いろいろ。そーゆーCD人生もあり、とコバケンは納得してくれるだろう。    多分。

一般に、ジャケットが傷ついて困る場合はどんな場合か。
コレクションアイテムにする場合と、転売する場合だ。
コレクションアイテムにする人には、これは親切な注意書きだ。取扱注意。
問題は転売する場合だ。ジャケットの傷は商品価値を下げるからだ。
ネットオークションでの取引では、写真を撮ったり、梱包して発送したり、CD自体をいじくる機会が増える。当然、どうしても傷を付ける機会が増える。
つまり、このCDは、転売をしにくい仕様になっているのだ。

マニア以外興味なし!
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by k_penguin | 2006-09-09 00:52 | エンタ系 | Trackback(2) | Comments(0)

CMペンギン   

2006年 09月 05日

俺はペンギンには、ちょっとうるさい。

だいたい、ペンギン好きは、「ペンギン」なんてくくり方はしない。
アデリー、フェアリー、ハネジロ、ヒゲ、ジェンツー、イエローアイド、イワトビ、マカロニ、ロイヤル、シュレーター、スネアーズ、フィヨルドランド、ケープ、マゼラン、フンボルト、ガラパゴス、キング、エンペラー。
どのペンギンかをまず言え。話はそれからだ。
って感じ。

一般人が最もよくやる間違いが、キングとエンペラーの混同だ。
この2種、成鳥は似ているが、雛はまるで違う。
愛らしいエンペラー(「ピングー」のピンガ)に対し、ムックみたいなのがキングの雛だ。
こちらを御覧いただきたい。
まあ、一般の方には、何がおかしいのか分からないだろうが、これは、キングペンギンがエンペラーの雛をつれている図だ。自然界ではあり得ない。
いや、もっと好意的に解釈しよう。
・・・えーと、きっといろいろ事情があって引き取ることになったのだ。うん。
この雛が大きくなってぐれたりしないことを祈ろう。

今の東京電力のCM にエンペラーが出ていて鈴木京香になついている。
が、あれの首のところの黄色い部分が、水滴型をしていてキングに似ているのが気になる。エンペラーは肝臓型だ。
直立しているときはさほど気にならないが、首を曲げたり、前にのばしたりするとき、黄色い部分の位置が不正確になって、キングのように見える(実は、あの部分は首の伸び縮みに追従するが、頭の動きにはほとんど追従しない。)。
動作もキングに似たさくさくした動きをする。エンペラーはデブなので、もっとお相撲さんのような動き。

文句ついでに、他のCMペンギンについて。
JRスイカのペンギンはアデリーだ。それも巨大な。
ケーキを食うことについては最早何も言わない。俺も大人だしな。

イワトビペンギンは、資生堂のムースのCMで有名になったロッキーとホッパーがいる。
ロッキーがイワトビペンギンでホッパーがマカロニペンギンだ。
ちなみにどちらも南極には居ない。

さて、そんな俺が、常日頃から
「・・・あいつだけは許せない」と(『TAKE OFF』の篠田の目つきで)思っているのは。

ドンキホーテのマスコット、ドンペンくん。
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by k_penguin | 2006-09-05 01:30 | Trackback | Comments(2)

ビラ配布無罪判決(葛飾ver)   

2006年 09月 04日

えー、先月のエントリーに1つも法律関係の記事が含まれていないことに気がつきましたので、書きます。
しかし、だるくてのびている間に判決が出てから1週間たってしまった・・・。

軽く説明すると、お坊さんがマンションのドアポストに共産党のビラつっこんでたら住居侵入でタイーホって事例に地裁レベルで無罪が出たのね。

とりあえず、言いたかったのは、被告人側は「表現の自由」の勝利って騒いだけれど、判決は「表現の自由」にはふれていないってこと。
あちこちのブログ記事に目を通してみたら、ちょっと真面目に新聞を読んだ人なら、みんなこれは分かっているようだった。
だから、まあ、書かなくてもいいよなって思って放っておいたのだ。

次に興味があるのは、マンションの共用部分についての住居侵入の正否の判定基準。
プライバシーや不審者への意識って最近大きく変わっていて、共用部分も私的領域であるという意識が高まっている。
その一方で、住居侵入罪って、なんつーか、ヤな使われ方をするケースが結構あるのだ。
だいたい、ビラまきの住居侵入で捕まるのは必ず共産党だしね(ま、自民党はそもそもビラまかないから捕まる前提もないけど)。
昔は、住居侵入罪は「姦通罪」の代わりに使われたことがある。
戦後姦通罪が無くなったので、旦那の留守に上がり込んだ男に対し、脱法的に住居侵入罪を適用したのだ。多分奥さんの留守に上がり込んだ女に対しては適用はなかったのだろう。
そんな感じで、わりと警察の恣意的適用の危険が漂う罪なのだ。

今回のケースについて、「住民が何度も注意したのに住居侵入を認めないなんてひどい」的な意見も見られたが、こーゆー事情があるので、やはり住居侵入の適用は慎重にいきたいと俺は思う。
住居侵入罪は刑法犯。やはり人に刑罰という強い法律効果を与えるのは、最終手段にしたい。
話し合えるものは話し合って解決したいものだ(一方的な注意と話し合いは違う)。

判決の住居侵入の正否の判定基準は、
第1次的に犯罪目的や準じるような不法目的で立ち入るのはアウト。
不法目的がない場合、「共同住宅の形態、立ち入りの目的・態様などに照らし社会通念を基準として」判断。
具体的には、オートロックシステムを備えていれば部外者立ち入り禁止。
いかなる者の出入りを許すかは各マンションで自由に決められるが、その意思表示が来訪者に伝わるような外部的表示が必要。
・・・こんな感じかな。

コメント欄で、ちょっとやんちゃしてます。てへ。
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by k_penguin | 2006-09-04 02:53 | 裁判(判決評) | Trackback | Comments(12)