カテゴリ:エンタ系2(ライブレビュー)( 79 )

俺が書く後藤ひろひとの作品のレビューって、大体短い。
後藤ひろひと大王は「観た後何も残らない」ことを目指して脚本を作っていて、そして優良観客である俺はそれをほぼ完全に実践しているからだ。
そーなんだ。うんうん。

今回はPiperの「お屋敷ものシリーズ第3弾」だそうで、早い話が前作『ひーはー』とほとんど同じ。
あれをそのままB級SFの世界に移植した感じ。
それは良いんだけど、『スプーキー・ハウス』からの家族設定とか、『バコと魔法の絵本』(大王の舞台が原作)のストーリーを知ってること前提のネタが突然出てきて、レスポンスに30秒くらいかかった。
優良観客である俺は前回の設定をほとんど憶えていなかったのだ。
そーゆーネタは、ファンは嬉しいかもしんないけど、初見の客はわからないで置いてきぼりを食わされるので、控えめにやるとか、何かフォローの説明入れるとかして欲しい。

ひろゆき家族のスゴさが今回はいまいち。
あの凄さは『スプーキー・ハウス』観てないとちゃんとわかんないんじゃないかって気がする。
まあ、俺は観てないけど。

もじゃきの歌でダンス!とか、何度観ても楽しいものは楽しいし、後藤ひろひと大王はやはり出ているだけで良い味わいなんだけど、それ以外は今ひとつだった。

平山あやが急性咽頭炎ということで鈴木蘭々に交代したが、劇場内のポスターがちゃんと差し替えられていたのに感心した。


なお、今回の犠牲者はボビー・バレンタイン監督でした。
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この舞台は、ホワイトチームとブラックチームの2本立てだ。
2本立てってゆーのは、1回で2つのお話が観られることではなくて、1度に見られるのはどちらかのチームだけ、両方観たけりゃチケットは2枚必要、ということだ。
それぞれは演ずる役者が違うだけでなく、
同一演目、同一セット。ただし、ストーリーは同じでも、それなりに違った印象を残すだろうことが予想されるのは、台本や演出を、2チームで使い分けてみようと考えているからだ。もちろん結末も。(チラシのケラのコメントより)

めんどくさい・・・。どっちか片方だけ観たら、もう片方が気になるじゃないか・・・。
新聞に載ってた犬山イヌコとみのすけのインタビューで、「普通だったら、絶対やめろって言ってたけど、15年記念だから。」的なことを言ってたのもうなずける。
そーゆーわけで、チケットを取らないままもたもたしていたが、結局両方観ることにした。
だからこの記事は2本まとめてのレビューだ。

大倉孝二が主役で、犬山イヌコとみのすけも出ているブラックチームの方がオークションでの人気が格段に高い。
そして、見た結果として、笑いがたくさんとれているのもブラックチームの方だった。
大倉孝二と犬山イヌコは喋ってるだけで笑える。
ただ、終わり方はすっぽ抜けたような感じで、これはホワイトチームの終わり方の方が良かった。

白黒ともに、赤坂がなぜ金持ちなのか、コメディアンとして成功したからなのか、それと関係なくビジネスが成功したからなのかがわからない。
手形を使っているようならビジネスなのかな?手形って古いタイプの中小企業のイメージがあるけど。
ともかく、コメディアンとして成功したのであれば、単なる変な笑いのツボを持っている人というわけではなくなるから、その辺が知りたい。

両者共に、原寸大の映像を壁に投影する演出がステキ。

礼儀
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土曜だというのに早起きして俺は横浜トリエンナーレ2008に出かけた。チェルフィッチュの『フリータイム』が目当てだ。

チェルフィッチュはNHKの芸術劇場でちょっとやったのを偶然見て、なかなか面白そうだと思ったし、『フリータイム』は朝日新聞に好意的な記事が出ていたので、これが横トリのチケット(前売り1600円で2回行ける)で見られるのならお得だと思ったからだった。
しかし、お値段が安いということはいろいろ苦労を伴う。
要予約なのだが、その整理券が配られるのは当日12時。定員は約70名。
今回の横トリ08は今までの2回と比べて有名なアーティストがいなくて、チェルフィッチュは有名な方にはいるのだが、どれほど人が集まるのかまるで予測できない。
と、なったら早く行くに限る。10時半には横浜赤レンガ倉庫についた。
整理券のために並ぶ客はまだ1人もいなかった。やっぱこんなもんかな。

しかし、11時半頃には、30人ほどになっていて、最終的には満員御礼になっていた。
整理券をもらってから、第2会場の日本郵船海岸倉庫に行く。
ざっと回ってから(勅使河原三郎が見られなかった・・・)トリエンナーレのチケットで乗れる水上シャトルで横浜赤レンガに戻る。
海の上を5分で駆け抜けるのは気持ちが良い上に、お得感も加わって、同乗していたおばちゃん達、おおはしゃぎ。つられてテンションが上がった俺もカメラを撮りまくった。
たたでさえ早起きのせいで眠かったのだが、おかげで『フリータイム』が始まる頃には俺はすっかりおねむになっていた。まずい。
周りのお客さん達の声に耳を傾けると、「舞台って初めてー」とか、「途中で外に出ても大丈夫だよね」とか、なかなか普段の劇場では聞けない言葉が。
うーん、どうなることやら、この公演。そして80分もつのか?俺。

そうこうしているうちに、なんとなく暗くなり、明るい舞台になんとなく数人の人が出てきて、女の子がゼミの発表でもするようなノリでもじもじ動きながら「フリータイムを、始めます」と言った。
おばちゃんが1人見当違いの拍手をバチバチしたが、もうこの瞬間から舞台は始まっていたのだ。
チェルフィッチュは今どきの若い人のしゃべり方と動きを誇張し、定型化させた動きを繰り返すところに特徴がある。
喋りながら無意識にするような動きや、逆に言葉にならない微妙なニュアンスを伝えようとするときの仕草をクローズアップする。
よく見かけるような気がするけど、はっきり意識したことはない、という動きが出てきて面白い。
ちなみに、俺のクセは、喋りながら両手の親指と人差し指で四角いフレームを作り、それを眺めながら喋るというもので(うつむいてこれをやるので、デスノートを読んでいる、と命名されたことあり)、これも似たような仕草が出てきていた。

但し話す内容は、朝のファミレスの光景およびそこにいる者の独白で、しかも同じ事を人をかえて何度も喋る。
今どき風だから、ちょっとまとまったことを言うと、すぐ自分でツッコミまたは自己否定的な言葉を付け加え、論の流れは水面をたゆたうよう。
案の定眠くなってきた。周りにも数人船をこいでいる人がいる。
真ん中あたりで、開幕前にあまり観る気が無さそうなことを言っていたおばちゃんが退場。
俳優さんはみな視線が真っ直ぐではなく、つまり素人っぽくあちこちに視線を動かすのだが、退場するおばちゃんを、喋っている俳優さんが間違いなく目で追っていた。

しかし、男の子達の、アフロの女ってありなんじゃないか論あたりから話が面白くなってきて、目が覚めた。
なるべく毎朝早起きして、会社に着く前の30分、ファミレスで自分のための「フリータイム」をすごし、日記に考えをまとめるための落書きをする女を中心に、「自由」な時間についてそれぞれとりとめなく考えを巡らし、なんとなくまとまってゆくような?なんか、そんな感じ?
って感じ。
途中船をこいでいた人達も最終的にはみな目を覚ましていた。
早起きがムダではなかったので、俺は満足した。


その他の横浜トリエンナーレ2008メイン3会場については、面白そうなものはメディアなどで取り上げられている。逆に言えば、それ以外は面白くないと考えて差し支えない。
大量のシャボン玉が街を飛び交う、大巻伸嗣《Memorial Rebirth》に出会えればラッキー。
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小林賢太郎のKKPは、出来が雑であっても「KKPじゃあ、仕方ないな( ´∀`)」という感じに受け止められているようだ(参考:サタンじゃあ、仕方ないな( ´∀`)のガイドライン)
ラーメンズさえちゃんと出来ていれば、まあ後は大目に見るか、というニュアンスなのかもしれない。

今回はマジックとコントをあわせたcontillusionだそうで、結論から言って、そこそこ面白いけど、何かいろいろ大雑把。
マジックも、マジック以前の「裏側に人がいる」レベルのものから、大仕掛けの消滅マジックまで使うけど、裏側から足やおしりやらがちょこちょこ見えたりしていた(ちなみに消滅マジックも終わった後に、上からぶら下がっているシャンデリアの片方が大きく揺れだして、上から脱出した魔法使い(YUSHI)が天井づたいに退場するのがわかった)。
(追記: 消滅マジックについて、魔法使いは上方から脱出したわけではなく、後からシャンデリアが揺れたのは、布を吊ってる仕掛けのせいだとのコメントをいただきましたので訂正します。)
しょぽいマジックで笑いを取るとこと、ちゃんとしたマジックでびっくりさせるところのメリハリが弱い。
内容も、何か話に入り込めず傍観してるうちに流れていって、まあ予定調和的に奇跡が起こってめでたしめでたしって感じ。

でも本多劇場は通路までぎっしり満員だし、みんな何度もカーテンコールしてるし、みんな「仕方ないな( ´∀`)」と楽しんでいるのなら、まあ、それでいいんじゃね?
今回は『TAKEOFF』の様に、話がわかりにくいってことは一応無いし。
言ってみれば「可もなく不可もなく」だよね。
「可もなく不可もなく」は「不可」がある『TAKEOFF』よりは良いってことだもんね。
・・・と、何か今回は投げやりなのは、これ以上つっこむと、かわいそうかなーって気分がしてきたからだった。

出来る可能性のない子に出来ないことをなじっても仕方がない、というのが俺の持論だ。

というわけで、これ以上のちょっと厳しいと思われるツッコミは、項を改めます。


K.K.P.♯6『TRIUMPH』 [DVD]
(DVDパッケージはフライヤーと異なり四隅の人物像がシルエットになっている)

ツッコミ編(もちろんネタバレ)
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MUSIC? ART? COMEDY?
というCMをテレビで見かけた方もいると思われる、ブルーマン。
キャッチコピー的には俺のツボに入る部類のはずなのだが、
なんとなくツボには入らなかったので、見ないでいいかと思っていたのだが、
なんとなくうまくチケットが手に入ったので、なんとなく出かけてきた。
なんとなくついでに、まだ行ったことのない東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTにも行ってみることにした。
表参道ヒルズもそうだけど、安藤忠雄の建築はそぞろ歩くくらいの感じがちょうど良いようにできていて、景色や、狭い通路を吹き抜ける風を感じながら気持ちよく歩くことが出来た。
開催中の「祈りの痕跡」展は、デザイナーのアイデアネタ収集展って感じ。
静かに眺めながら考えを巡らせれば、何か浮かぶ・・・かも
って感じの展示だったが、前の晩の寝不足がたたり、猛暑に早くもあてられた俺はぐったり会場で座り込んでいるだけだった。

乃木坂からへろへろしながら六本木を通り、麻布十番方向に歩くとブルーマン専用のインボイス劇場。
席の前から5列目までは、塗料なんかが飛ぶということで、ビニルのポンチョが備え付けてある(ポンチョ・シートと呼ばれる)。
俺の席はそのポンチョシートで・・・っつーか、最前列。
舞台の真ん前で、むしろ観にくい席なのだが、ポンチョを着込み、荷物をビニル袋に入れて席の下に押し込んだうえにビニルシートを膝にかけるという完全防備に、何かいろいろ危険な匂いがしてワクドキ。
客層は、小学生から年配者まで、なんだか夏休みイベント中のテレビ局みたいな様相。

評価はあまり高くないです
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1971年初演の井上ひさしの初期戯曲。演出蜷川。
俺は役者目当てで観るってことはないのだが、今回は別。
だって、栗山千明様がご出演なさるんだもーん。

と、いうわけでいそいそとシアターコクーンへ。
作品自体は3時間半の長さと、脚本自体が古いものだと言うことで、期待は多少割り引いておいた。・・・井上ひさしって、まだ生きてたっけか?


日本曹洞宗の開祖・道元の半生を紹介する劇中劇がメインなんだけど、10人の俳優が47役で大忙し。しかも随所に歌がはいり、それもブルースからオペラまで。
歌は皆決して完璧ではないが、これだけたくさんやることがあるのだから仕方がない。みんな芸達者だし、よく頑張っていると思う。
千明様も走り回って頑張っておられた。ありがたや。
道元の青年期をやった北村有起哉がはじけていて面白かった。

しかしみんなドタドタやって、歌いまくっているのを聞いているうちに、このままテーマがよくわからないままドタバタ進んじゃうのかなーって心配になってきた。
心棒無しで3時間半はちょっとヤバイ。
開幕直前まで熱心に『ハリーポッターと死の秘宝』を読んでいた隣のおばさんもうつむいて目を閉じ始めた。
しかし、さすがは井上ひさし。
聞き流して見て楽しんでいるうちに、何となーく、禅宗の目指すところとか、悟りとは何か、道元が目指したものは何かが理解できるような気分になってくる。
『私家版日本語文法』みたいな感じたなと思った。
貴族でなくても、特別な人でなくても、座禅を組んだり念仏を唱えたりする暇が無い人でも悟りを得ることはできる、という道元の考え方に一般大衆が共鳴した、というのもわかる。
悟りを得るための苦悩と狂気は似ていて、時代と場所が変われば、狂人扱い、ということもわかる。
うーん、でもね・・・悟りって、そこまでして欲しいものかな?
何でもかんでも悟れば一件落着みたいな感じだけど、それは現実逃避してるだけの場合があるんじゃない?(現に比叡山の僧兵の前に道元はピンチにある)
現代を生きるのほほんとした俺のそーゆーテーマに対する距離感の差が、結局伝わりにくさとして残ったように思う。
『ハリーポッターと死の秘宝』おばさんも寝たり起きたりしていた。
そりゃハリーポッターの方が入り込みやすいもんね。


脚本は現代に合わせて手が入っていたので時代錯誤で引くようなギャグは無かった(井上ひさしはまだ生きていた)。
ただ、ロボトミー手術の下りは時代を感じたし、実は精神病院でしたのオチも、当時としてはアリだけど、今となっては「夢オチ」と同じくらいピンとこない(でも、リアルタイムで放映中のテレビ画面を使ったのはインパクトがあった)。

基本的に面白いが、やはり長くてしんどい。
結局、時代が変わったってことなのかねえ・・・。
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後藤ひろひとが豪華キャストに下らないことさせるお芝居inPARCO劇場。
劇場自体が恐竜公園ディーノ・パルコという設定で、テーマパークっぽいゲートをくぐるとジュラシックパークみたいな効果音がかかっている。
ロビーは鮮やかな花がてんこ盛りなのだが、BGMのおかげでむしろジャングルのような感じが。
客席案内のスタッフもサファリルックでジャングルクルーズ風。
この2人はしゃべらないで笛ばかり吹いているのだが、後に舞台にも上がってたくさん仕事をこなす。
この人たち、一番動いているのでは?

礼儀
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この前、偶然お昼時にテレビをつけたら、斉木しげるが裸でベッドに入っていたので、俺は驚いた。

・・・斉木しげるが、仕事をしているっ!

と、ゆーわけで、シティボーイズだ。
当たり外れがあるシティボーイズ。
公演の前半だと、台詞を憶えていてくれるかが心もとないので、なるべく後半のチケットを取ることにしているシティボーイズ。
できればいとうせいこうみたいなしっかりした人とやってくれればいいなーと思うけど、今回はピエール瀧で、本人はしっかりしてるけど、やんちゃな初老の男3人を仕切るほどではなさそうだから、大丈夫かなー、と、ちょっと心配だったシティボーイズ。

礼儀
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俺がシアターコクーンで見る芝居に当たりがあったためしがない。
で、厄払いをしたいと思ってチケット購入。
ケラならハズレってことはないだろうし、しりあがり寿の描いたフライヤーも好印象だったし。

ゴーリキーの原作は読んでおいた方がいいんだろーなーと思いつつも、暗そうなので読んでない。
だって題名が『どん底』だぜ。絶対重くて救いのない話じゃん。
ただ、ケラの作品にも救いがないものが多いから、この作品との相性は良さそうだなって思った。

そーゆーわけで、何も知らないでふつーに見たわけだが、ふつーに見やすくって笑えて面白かった。
登場人物は、原作でも実はこんな奴なのかもっていうリアル感があったところが良かった。いや読んでないけどね。
山科けいすけの歴史ギャグマンガ(『センゴク』とか)に似てる感覚。
信長は単なる鉄砲フェチだった、とか、天気が良くて気分が良いからという理由で謀反企てちゃう松永久秀とか、「あー、ホントにこいつ、こんな奴なんだろーなー」って感じ。

ネットであらすじを探してみたところ、意外にも、めちゃくちゃ筋立てが変わっているわけでもなさそうだった。
でも衛生局の人は原作に無さそうだと思ったらやっぱり後付の人っぽい。
あの人が何をしたいのかよくわかんなかった。

緒川たまきは今日もきれいだった。
犬山イヌコも相変わらず良い味出してた。

礼儀
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このライブについては、チケットの段階で1つ楽しませてもらっているので(現在進行形で)、内容については、さほど深く考えていなかった。
俺的にはチケットの件についても、『Drop』の内容としてとらえることができると考えている。
その方が面白そうだしい。
小林賢太郎が、客に対して注文をつけるようなことをいうのは、内向的な作品の発表の場が多い。
そのことから今回も、彼の内面の描写が内容になっていると推測していた。
 
それを前提にフライヤーを眺めて、俺は、何かめんどくさそーだな、と思った。
飛行機雲やらトランプやらリボンやら、いろいろな白い物がごちゃごちゃ集まって、「DROP」の文字を作っているのだが、文字を目で追ってゆくと、自然に画面左下のリンゴのところに行きつく。
リンゴの後ろの本だけがわざわざ白い本になっているところからも、最終的にリンゴを見て欲しいと思っているのだな、というのはわかるのだが、ところがリンゴが3つもあるのだ。
1つなら視線の終点として落ち着きがよいが、3つもあると視線がそこで迷う。
3という数字も含め、めんどくさそーだった。

で、フライヤーから目を上げると、そこは満員の世田谷パブリックシアター。
舞台の上には博物学の部屋みたいにごちゃごちゃ物がのっている机。
これだけいろんな物がのっているのに、子細に見ようと舞台によると係員に追い払われる。変なの。

で、まあ、公演だけど、

   完璧だけど、すっごいつまらない。

いやー、器用貧乏全開って感じ。終わって拍手しなかったの、初めてだぞ。
『Drop』というタイトルが語からきているらしいのはわかるのだが、何か新しいものを落語から得たって感じもしないしなー。
うんざりしてカーテンコールの前で会場を出てしまった。ちなみにカーテンコールが終わる前に出たのは20人ほどいた。

まあ、ライブポツネンを全然観たことがない人なら、それなりに面白いと思うかもしれない。
また、前のネタとかをよく覚えてる人にはそれはそれで楽しむきっかけがあるかもしれない。
しかし、初見じゃなくて大体どんなことをやるかわかっている人にとっては、予想の範囲を超えもせずにちんまりと収まり、
しかも、DVDも観てない客は小宮山さんとかメロスとかいい感じに忘れ去っているから続きもの的な面白さも理解しない、
その隙間にきっちり俺は挟まっていた。

どうして「なぜ干支を憶える必要があるのか」について説明しないんだろう。
別に憶えなくていーじゃん。どっかにメモでもはっとけよって思うだけで、彼のがんばりに興味を持つきっかけがもてなかった。


ただ、「アナグラムの穴」は着実に進歩している。
あれはだんだん面白くなっていると思う。
あと、teevee graphicsの華麗で的確な映像表現はいつも感動するなあ。

解析編(ネタバレばくはつ)
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