カテゴリ:ネット(ヲチ?)( 36 )

スマイリーキクチの災難

苦労して「らあめん花月」の記事を書いたそばから入ってきたニュース。

ブログに中傷書き込み、18人書類送検へ 名誉棄損容疑


スマイリーキクチは足立女子高校生コンクリート詰め殺人事件をときどきネタにしていて、オンバトで1度見たことはあったんだけど、
何で今さらその事件?に加えて、そういうことをネタにすることに余りよい印象を持たなかった。
だから今回の災難については、彼に落ち度は全くなかったとは言えないと思うが、それでもやってきた災難は予想以上に大きいものだったといえるので、書類送検された人たちが気の毒だとは全然思わない。

タレントブログのコメントに対する立件は今回が初だと思うけど、多分これからネットの書き込みに対して捜査側は厳しい態度をとるようになると思う。

こういう新しいタイプの犯罪に切り込む場合捜査側として心がけるべきことは、どこまでがOKで、どこからが犯罪になるかっていうのをみんなにはっきりわからせるってこと。
まず、小女子事件に代表されるような「犯罪予告」という類型が業務妨害罪として処罰されるようになった。
らあめん花月では、「某カルト宗教と花月は一心同体、または緊密な関連性がある」という「事実」を書いたHPが名誉毀損になった(ただし、緊密じゃない関係ならある、というビミョーさ)。
で、今回の事件では、名誉毀損罪の人と、脅迫罪の人がいて、名誉毀損の方は「足立女子高校生コンクリート詰め殺人事件にスマイリーキクチが関与していた」という「事実」を書いた人たちで、脅迫罪は「殺すぞ」という書き込みをした人だ。
つまり、当人のブログに根拠もなく犯罪行為に関わっていると決めつけた書き込みはしてはいけないし、
当人のブログに「殺すぞ」と書いてもいけない
たとえそれがあまり売れてないお笑いタレントでも。
ということは最低限、アホでもわかるようになっている。

じゃあ、当人のブログじゃなくて、2ちゃんにタレントの噂を書くのはどうかというと、これはまだわからないとして言いようがない(件のスマイリーの噂は2ちゃんにもさんざん書かれている)。
刑法の名誉毀損罪をあてはめるなら、当人のブログに書いても2ちゃんに書いても、自分のHPに書いても同じ事だし、相手がふつーの人でも大女優でもお笑いでも同じ事なんだけど、それが現実の逮捕を招くかといえば、
わからないけど、可能性はあるから何事もほどほどにね。
としか言いようがない。


「根拠もなく犯罪行為に関わっていると決めつけてはいけない」「人に『殺すぞ』と言ってはいけない」
・・・すごい常識だと思うけど、これがネットの中だと通用しなくなる。

ネットの外での情報流通はほとんどマスメディアだ。
でも、今回の事件、当初は「テレビのバラエティー番組などで活躍する男性タレント(37)」でスマイリーキクチの名前は伏せられていた。
ネットで調べればすぐにわかることが伏せられているということが、マスメディアへの情報操作の疑惑を呼び、伏せられている理由への勝手な憶測を呼び、話がどんどんややこしい方向へと曲がっていって、最終的にネットの中と外の常識をはるかに離してしまうのではないだろうか。

・・・ま、こんな面倒なこと言わなくても、「黒い噂」が好きな人は多いからなー。
ネットの中と外のいたちごっこは当面続くと思う。
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by k_penguin | 2009-02-05 21:39 | ネット(ヲチ?) | Trackback(1) | Comments(0)

国籍法改正問題についてのネットの動向

偽装認知が野放しだということがわからんのか。DNA鑑定をつけるべきだろ

とか言っとけば、まあ、なんか旬な記事になるらしい。

けど

DNA鑑定を条件にしたら(認知の条件なのか国籍取得の条件なのか知らんが)、当然次はDNA鑑定書が偽造されるだろうが・・・。




最高裁の違憲判決についての記事

モトケンさんとこの関連エントリ。
コメント欄で、真面目な改正反対派がみんなにつっこまれつつ、中国人に日本が乗っ取られる危険について語っていて、いろいろ面白かった。
あと、父子写真の提出というのは
現行の国籍法第3条第1項に基づく、準正による国籍取得の届出(出生後に日本人の父が認知し、かつ父母が結婚したことによる子の日本国籍取得)での運用に合致させたものであろうという指摘も( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー 


追記 12月6日

国籍法改正についてのネットの反発というのは、お上(政府+最高裁)に対する反発というよりも、偽装認知のおそれが現実として存在するということを報道せず、日本国籍を認められた子供を前面に押し出して、人情に訴えかける感情的な構成をとっているマスコミに対する反発が基本にあると思われる。
そしてその子供たちの背後には支援団体(多分人権派の)があるということがますます不信感を加速させるのではないかと。

俺はそもそもテレビニュース見ないからそーゆーのよくわかんないけどね。
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by k_penguin | 2008-12-04 19:57 | ネット(ヲチ?) | Comments(2)

小女子を焼く人たち

「明日午前11時に丹後小学校で小女子を焼き殺す」「おいしくいただいちゃいます」
と2ちゃんに犯行予告して、小女子は魚のコウナゴでしたーちゃんちゃん、という、自分的には素敵なネタが、受けなかったばかりか、業務妨害罪で逮捕され、有罪判決が下ってしまった(保護観察付き執行猶予付きだけど)人が1月ほど前にいた。


これに関連して、モトケンさんとこで一祭りあったりしたので、いろいろ思うところもあったのだが、あまり一般には知られていないニュースだったこともあり(エキサイトニュースにも載らなかった)、またその直後に橋下さんが懲戒請求で損害賠償判決食らったので、モトケンさんとこもみんなそっちに食らいついてしまったということもあって、結局記事を書きそびれていた。

しかし、ネット的にはこれは大事件だったらしい。
ご丁寧にもう一度検証しようと言う人が現れた。
有罪になったってニュースに出てるのに、何をまた実験することがあるのかわからないが、とにかく、旬が再びやってきたこの機会を逃すまいと、記事を書くことにする。

モニターの前でふつーに見れば冗談だとわかる犯行予告で逮捕され、有罪になったという点がネット的にはクローズアップされ、「ネタにマジレス」とか言われるわけだが、それはあいにくネットの上でしか物事を見ていない。
有罪になったのはあくまでも業務妨害罪だということに注意して欲しい。
裁判において重視されたのは、その書き込みのせいで当該小学校では5日間の集団下校が行われることになり、多くの人が現実に心配し、不安を感じたこと、そして、秋葉原事件が起こった今となっては、その不安は理由がないと一笑に付すことができないものである、ということだ。

・・・いやいくら物騒な世の中だと言っても、ここまでネタ丸出しで、しかもスレの途中で予告を撤回しているものに不安を感じるなんて、被害者モーソーとか、モンスターペアレントとか、そーゆーのじゃねーの?絶対そっちの方がおかしいよ。
・・・と、まー、こーゆー反論もあるかもしれない。
しかし、最早これはどっちがより「おかしい」かという話ではない。
犯行予告された小学校関係者の不安感と、モニターの前で2ちゃん眺めている奴らの「ネタをネタとわかる感覚」のどちらを保護すべきかという問題なのだ。
そしてそうなったら、このご時世では確実に小学校関係者の方が保護されるべきなのだ。
ネタで集団下校した小学校の方がおかしいというのは勝手だが、それを言うなら、もう、この世の中全般がおかしくなってきていると言わねばなるまい。


んで、話はがらっと変わるけど、10月頭に『アキレスと亀』を観たとき実はこのコウナゴ氏のことを考えた。
ニュースによれば、彼は法廷でも「小女子は魚のコウナゴのことだ」の一点張りだったようだ。
悪気はなかったと言いたかっただけなのかもしれないが、反省していないとも受け取られかねない言い方で、現にニュースはそのノリで書かれている。
『アキレスと亀』の真知寿はやりたいことだけやっていたいから、芸術という隠れ蓑を着て亀の歩みで現実から逃げようとする。
「家から出るのがめんどくさかった」「もう働くつもりはない」コウナゴ氏は、「小女子はコウナゴ」という事実の影に身を潜め、自分が現実にやらかしたことから目をそむける。
何か似てるよね。
そんなに現実社会が嫌なのかなあ。

・・・あ、ネタに集団下校した小学校の方がおかしいのなら、世の中全般がおかしいってことなんだって、書いたばっかりだったね。
じゃ、おかしい社会に出たくなくて当然と言えば当然なのか。

え、えーと。

我々はこの問題を現代社会への警鐘ととらえなければならないのではなかろうかっ!

よーし。かっこよく記事をまとめたぞ!
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by k_penguin | 2008-10-23 23:31 | ネット(ヲチ?) | Trackback | Comments(2)

よそはよそ、うちはうち

フィレンツェの大聖堂に女子短大生が自分の名前を落書きしたとかいう話があって、ブログ的に取り上げやすい話題だったせいか、みんなが食いついて叩きまくったせいで必要以上に騒ぎが大きくなり、停学騒ぎになったようだったが、俺としては、
名前を落書きするなんて美的センスのかけらもない奴だ、と、思っただけだった。
どうせ描くなら、消すか消さぬか誰もが悩むようなすげー芸術的な作品を描いたら面白いのになあ。

で、続報としてイタリアの各紙が、日本人の処分の厳しさと、イタリアでは遺産に落書きがされているのは珍しくなく、処分もされていない状態である、ということを報道した。
これについて、みんな、どう反応するのかというのには、興味を持った。

貴重な遺産の保護とか、敬意とかいうことを理由に落書きを非難するのなら、落書きをしたのが日本人であろうとイタリア人であろうと、非難される程度は変わらないはず。
なんていったって、フィレンツェ大聖堂は「世界遺産」。つまり、国を超えた世界的観点から保護すべきとされているんだから。
ところが実際は、何故かそうはならなかった。
イタリア人が処罰されないのはおかしいとか、じゃあイタリア大使館にメル凸だ、とか、
名前書いたイタリア人の身元洗おうぜ、とか言う話は全く出てこない。
かといって、日本人の処分がイタリア人に比べて不公平だから、考え直そう、という話になるかといえば、そうでもない。
みんな割とあっさり「お国柄」とかですませている。
イタリアはイタリア、日本は日本。
よそはよそ。うちはうち。

この、「よそはよそ。うちはうち。」というのは、何というか、無理矢理決め技になってしまう魔法の言葉だと思う。
俺が幼い頃、うちは厳しくて、同級生がやっているようなことはほとんど出来なかった。
駄菓子屋で買い物も出来なかったので、よっちゃんイカもうまい棒も名前しか知らない。テレビもあまり見ることができなくて『ルパン三世』の存在を知らず、恥をかいたことがある。まだゲーム機が無い時代で良かったと心から思っている。
そして、人並みなことをさせてくれという俺の訴えに対抗する母親の決め台詞が、この、
「よそはよそ。うちはうち。」

理屈になっているのかいないのかよくわからない言葉だが、国際社会は基本的にこの原則だ。
他人のうちのことに口を挟むと、揉め事は逆に大きくなるという経験則に基づいている。まあ、言ってみれば生活の知恵ね。
ネットのお祭り大好き野郎どもも、さすがにそこまで事を大きくしたらめんどうだという暗黙の了解があるということだろう。

世界遺産は大切だけど、よそはよそ。うちはうち。
・・・うーん、なんだかなー。
よその国に行ったら、その国のものはその国でどんな扱いを受けている物でも大切にするというのが、お客さんのマナーだよ、と言うのなら話はわかるんだけど、
なんか、そーゆーのと違うふいんきで、アバウトなんだよな。


ついでにいえば、「うち」の処分としても、
落書きをしたたくさんの人の中のたまたま名前を書いたやつで、しかもたまたまネットかテレビにそれが映った奴だけを
とりあえず厳しく非難しておくという方法はやり方として適当か?
という疑問があるんだけど、なんかもう、誰も気にしてないみたいだから、
これはきっと、騒ぎが静まったら、学校はそっと学生の処分を取り消してくれるのさっ、
て思うことにしています。
おぎやはぎのベルリンの壁にした落書きについてはもうみんなこの話題に飽きてきた感があるから、
騒ぎもきっともう収まるさっ。


追記 7月10日
「落書き跡に銘板で校名残したい」伊の大聖堂が申し出

あまりの騒ぎに、短大生が学長とともに現地に行って謝ってきたわけですが、
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の喜びようにはビクーリ。
落書きでかなり悩んでいたとみた。
現地に油性ペンを売る人がいるらしいことから想像するに、事実上落書きを厳しく取り締まれない大人のジジョーがあるのかな?
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by k_penguin | 2008-07-03 22:23 | ネット(ヲチ?) | Trackback | Comments(8)

社会のゴミ掃除のどこが悪いのか

最近どうも調子が悪い。
ちょっと興味持ったこととかも、文章にまとめよーかなー、とパソコンの画面をにらむと右肩がぎしぎし痛む。
マッサージ屋の兄ちゃんが言うには、目の疲れは右肩に来ることが多いそうだ。
だから、今回の文章はかなりばらけるんじゃないかなって、いま、ここ書いてる時点で思う。

で、この記事。日付が20日だから、見つけたのがそもそも遅い。
司法修習生軽率ブログが閉鎖

確かに守秘義務違反の点では軽率だと思われる。
俺もたまに事務所で扱った事件などの話を書くことがあるが、いろいろぼかしたり、ときにはチョイ嘘も入れたりして特定できないように気を使っている。
忘れがちだが、インターネットは世界に発信されているのだ。

しかし、守秘義務違反の点を除いてはまあ、軽率という程でもないふつーのブログだと思う。
むしろJ-CASTの記述の方がどうかと思う。
「職務上の秘密を漏らしているかどうかは微妙なものの、軽率ととられかねない記述」の例としてあげているものを引用する。
例えば、3月16日付では、自分が検察官に向いていないのではないかという思いを吐露した上で、

「検事の立場に対しての疑問もあるし,なんだか仕事の幅が狭いとも感じた。検事が言ってたけれど,社会のゴミ掃除ばっかりやってると視野が狭くなると(思う)」

と、「検事の仕事は社会のゴミ掃除」と受け取られかねない記述だ。

「検事の仕事は社会のゴミ掃除」のどこが悪いのであろうか。
そもそもこのたとえは検事自身が自分の仕事について述べたものだ。それに対してJ-CASTが不適切だと言うのはおかしいのではないだろうか。
犯罪者を更正させることはデトックスに喩えてもいいし、それと同じ意味で「ゴミ掃除」といっても悪いイメージはない。
J-CASTはいったに何を「ゴミ」に喩えたと思ったのだろうか。
まさかとは思うが、犯罪者、被疑者のことをゴミに喩えたと思ったとしたら、それは失礼極まりない解釈の間違いだと思う。
また、何はともあれ、検事の仕事とゴミ掃除を同視するのが、良くないという意味だとしたら、それは、清掃作業にたずさわる人達を差別した発言ということになるのではないだろうか。

次の司法解剖の様子の描写も、それ自体は客観的なものだ。
扱う話題が話題だから読みたくない人はいるだろうが、それこそその日の記事を読まなければいいだけの話。
司法解剖という作業は現実に存在するのだから、それのレポートがあっても何らおかしくもないし軽率でもない。
(司法解剖については、俺もいろいろ「きもおもろい」エピソードを耳にしたことがあるが、ここでは書かないよっ。)


J-CASTの記事は「高い倫理観が求められるはずの法曹職」と言う。
しかし、司法界は今、裁判員制度まで導入して、「一般人感覚」を得ようとしているのだ。
その観点からすれば、テレビ撮影が入る法廷の修習生席をじゃんけんで争うことくらい発表しないでどーする、と言う気がするのだが。
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by k_penguin | 2008-06-30 01:20 | ネット(ヲチ?) | Trackback | Comments(2)

ワイドショーはよくて、星野奈津子はダメ

星野奈津子だ。
つい先日まで名前も知らなかった星野奈津子。
今も顔は覚えていない星野奈津子。
一応ググってブログの当該記事は読んだが、小学生が無理矢理書かされている夏休みの日記みたいだという感想しかもてなかった星野奈津子。
でも、気の毒だな、と、思っている星野奈津子。
なぜなら、自分のしたことの何がどういけなかったのか、ちゃんと分かるように誰かが星野奈津子に説明しただろうか、と疑問に思っているからだ。


俺は新聞しか読まないので、坂出市の行方不明事件についても、犯人が誰だと思われているのかさっぱりだ。
でも、テレビのワイドショーとかではかなり露骨に匂わせていたらしい。
で、星野奈津子はそんなお茶の間の会話をまんまオフィシャルブログに書いた(当該記事には、誰が犯人だと思う、という本人の考えが書かれているわけではない。お茶の間で家族が、父親が犯人だと話していた、という事実の断片が書かれているだけだ。)。
オフィシャルなのだから、一応事務所の人も管理権限を持っているのだろう。
でも、書き込む前の記事チェックもしなければ、コメント欄が荒れても当初はコメント削除だけで対応しようとしたらしい。
で、炎上し、ことが大きくなったので、記事を削除して処分。

なんかこの流れからして、事務所も問題がよくわかっていないっぽい感じがする。
よく分かってないから、大は小を兼ねるで、一年間の活動停止という重い処分をとりあえずぶつけといたんじゃないかな。
その後の様子を見ながら処分を軽くしていくって方向で持って行く方が、
初め軽くて、非難されて重くしていくよりもいいもんね。

そんな事務所の中の人が、たぶん「クイズヘキサゴン」に出たら、里田まいの近くに座ることになりそうな星野奈津子にちゃんと説明できるだろうか。
何がいけなかったのかを。


一般的に、これはモラルの問題とされている。
決まったわけでもないのに、人を凶悪事件の犯人呼ばわりすることは、決してモラルがある行動とは言えない。オフィシャルブログは、事務所の看板が関わっているのだから、モラルのない行動はよろしくない。悪気が無くてやったのなら、「軽率」ということになる(マネージャーは「軽率」という言葉を使っている)。
うん。正論だ。
でも、テレビのワイドショーでは、誰が犯人なのか露骨に匂わせているのだ。
と、いうことは、この論理をとる以上、
ワイドショーのレポーターが、テレビ番組で、誰が犯人なのか露骨に匂わせることもモラルが低いし、軽率ということになるはずだ。
しかし、レポーターが処分を受けたという話は聞かない。

ワイドショーのレポーターはモラルが低くて良いのだ。だって、ワイドショーなんてモラルが低いものに決まっているから。
しかし、星野奈津子はそんなワイドショー並みのモラルの低さであっては良くない。芸能活動をしてはいけないほど、良くない。
・・・と、いう論理なら、分かる。しかし、星野奈津子のブログ等を見るに、事務所はそんなにまでも星野奈津子を格調高く扱っているわけではなさそうだ。

では、なぜワイドショーはよくて、星野奈津子はダメなのか?
事務所の中の人は星野奈津子にわかるように説明できたのだろうか。
芸能活動の停止以前に、その説明が大切だと思うのだが。

これで終わるのもまた一興だが
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by k_penguin | 2007-11-24 14:04 | ネット(ヲチ?) | Trackback | Comments(0)

たとえてみよう♪ 刑事司法編

光母子殺害事件に端を発して、現在、モトケンさんのところで、刑事弁護についていわゆる「一般の方々」との議論が繰り広げられている。
犯罪者を弁護するというお仕事について、いかにして理解を得るか、という難問だが、特に今回は、光母子という、ある意味極端な事例が絡んでいるため、話はますますめんどくなっている。
そこで、よい説明の方法として試してみようと思ったのが、今回のテーマ。

(ピタゴラスイッチ「かぞえてみよう」で)
たとえてみよう♪
たとえてみよう♪
きょーうは刑事司法をたとえてみよう♪

いくよーっ。
・・・・・・・・・・・・

とりあえずふつーにたとえてみると、
刑事弁護というのは、被告人(+弁護人)vs検察官で対決し、裁判官がそのバトルを見ながら判定を下す、という構造だ。
だから一方当事者の言い分だけ聞けば、極端なこと言っている、という感想になって当然だ。
弁護側の意見がそのまま裁判官に採用されると言うことはまずありえないし、弁護人もおおっぴらには言わないが、実は100%そのまま採用されるなんて思ってはいない。

ところが、このたとえが、なーんか、通じにくい。
通じにくい理由はいろいろあって、初めからこっちの話聞く気が無くて、ピンポンダッシュみたいに感情的な悪口を並べ立てて一人で怒りながら帰って行く方もあるし、
道場破りよろしく論破の試合を挑んで、細々とした技を繰り出して、話を置き換えたり、言葉尻をとらえたりしているうちに何を主張しているのか分からなくなる方もいる。
こーゆーのは除くとして、これとは別に、
「理屈では分かるが、感覚として受け付けない」
という方が多い。

「感覚として」といわれれば、もう女の子に「あんたの顔が嫌い」と言われたも同然で、ふつーだったら痛む胸を抱えてすごすご引き下がるのだが、しかし、今回のテーマ「たとえてみよう♪」を極めるために、そこをも少し踏ん張ってみよう。
その「感覚」っていうのをつきつめると、
弁護とはいえ、そこまでやっていいのか、という感覚と
被害者に同情する感覚とが相乗効果したうえに、犯罪に対する不安が加わる、という感じだろうか。

これをふまえて、さあもう一度、たとえてみよう♪

裁判でのバトルって、もしかして、格調高い場所での格調高い、キムタクがやれば見ていられるが、そうでない人なら眠気を誘うやりとり、と思っているかもしれない。
しかし、実際は民事裁判と刑事裁判で違うし、また、刑事裁判でも自白事件と否認事件でも、ほとんど別の手続のように違う。
今書いたイメージは民事裁判の方が近いかもしれない。
大体書面で済んでしまうし、和解で手を打つ抜け道がある。それに、ゆうてもお金で済む話だしね。
刑事裁判はこの辺違う。和解もなくて普通判決が下る。
そして、もちろんお金も大切だが、身体拘束、つまり、いい年こいて家にも帰れないし、どこにも行けないで知らない人達と集団生活、という状態は、かなり身体的精神的に厳しい。
身体拘束が絡むから、刑事裁判の被告人の真剣度は一般に民事よりずっと強い。
当然、裁判はもっとせっぱ詰まった様相を呈する。
法律用語は出るにせよ、そこはむしろマジモードの殴り合いに近い。

さて、ケンカでせっぱ詰まったら、人間どうするか。
大まかに2つに分かれる。
土下座するか、死にものぐるいで噛みつくか。
これが自白事件と否認事件の違いだ。
一般の刑事事件に抱くイメージの1つとして、お白州(お上が刑罰を決める場)と言うのがあって、これは、刑事訴訟法の説明としては間違いになるけど、自白事件が大半を占める実情をイメージしたものと考えれば、あながち間違いともいえない。
刑事訴訟法それ自体は否認事件を念頭においた作りになっているので、死にものぐるいのファイトを前提としている。

と、いうわけで、刑事弁護人はケンカ請負人だ。
土下座が得意な奴もいれば、根っからのファイターもいる。
根っからのファイターがやる死にものぐるいのケンカは相当に荒れたファイトになる。
ときにレフリーの裁判官にまで吠えたりする。
だから、かなりの無茶な技が飛び出すこともある。
でも、ケンカとはいえ、プロのファイターである以上、リング上で行われ、レフリーが勝敗を決める(だから、土下座ありのボクシングってとこかな。

と、ゆーわけで、刑事裁判はガチンコだってとこをたとえてみました。


ところで、モトケンさんのとこでは、刑事弁護人の弁護と被告人の関係について、被告人という限定された食材を使った料理を作る、というたとえをしている。試食人は裁判官。

これから発展させて、今回の弁護をたとえてみると、

冷蔵庫を開けたらキムチが1ビン入っていただけ。必死で隅々まで捜したら、卵入れの中にフリスクが入ったまま忘れられていたのを見つけたので、起死回生のペパーミントキムチ饅頭、を作ってみた。

絶対まずいと思うんだけれど、万が一ウケたらどうしようという一抹のドキドキ感。
を表現してみたけど、どーかなっと。

それじゃ、

おしま~い♪(じゃらーん)
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by k_penguin | 2007-10-03 08:40 | ネット(ヲチ?) | Trackback | Comments(9)

今枝ブログと橋下ブログの類似点

橋下VS今枝の弁護士「対決」 ブログで激烈場外戦 [ 09月28日 20時43分 ]
J-CASTニュース


橋下さんのブログがエキサイトブログだからか、エキサイトニュースが取り上げてくださった。
今枝さんとこは、モトケンさんとこ経由で知っていたし(しかしあまりの読みにくさとコメントの早さに早々に脱落)、橋下さんとこは前にも引用した。TVも見ないYouTubeもめんどくさい俺にとっては、橋下情報のソースはここだ。

で、「対決」っていわれている割にはこの2つは似ている印象があると思ったので、やじうまの俺としては、そこんとこを取り上げてみる。


 今枝さんのブログはまあ、いわゆる人権派ブログとして、想定の範囲内に収まるものだ。
文が固いので読みにくい。
 対する橋下さんのブログは、エキブロに頼まれて書いているのだと思っていたが、公式ブログ集には入っていないところを見ると、そうじゃないらしい。
文章は決して硬くないが、主張がほとんど結論だけの、書きなぐったような記事ばっかりなので読む気が起きず、別の意味で読みにくい。

で、2人とも基本的には、怒っている。
 今枝さんは、捜査機関側や、言い分をちゃんと発表してくれないマスコミとかに怒っているし、
 橋下さんは、弁護団と弁護士会に怒っている。

でもって、一般ピープルには2人ともやさしい。
 今枝さんは、ご理解をいただきたいと思っているし、
 橋下さんは、ご支持をいただきたいと思っているから。

そして、一番の共通点は、

2人とも、精神的にいっぱいいっぱいなこと。

 今枝さんは、橋下さん言うところの「世間」から風速30m/secの逆風を浴びているし、また、弁護団内部でもこの件についての論議がないとは思えない。
今枝さんの一般の方に対する対応は、愚直なやり方で、弁護人という職務を完全には離れたコメントがない。そのため、自己弁護に終始している印象がある。
まあ、今枝さんは現在弁護人の立場にあるわけだし、弁護団内部の事情やこの事件に関する諸般もろもろの事情からそうそうなんでもぶっちゃけられるわけではないが。

 対する橋下さんは専門家達から目一杯罵られている(人権派であろうと無かろうと、懲戒請求について橋下さんを支持する法律専門家はいない)。
橋下さんは「世間」がついている限りハイテンションで突っ走ることが出来る気分になっているようだが、「がんばってくださいね」と言うだけの「世間」は霞みたいなもので、食い物にはならない。それが何らかの形でしかるべき所を動かして、オカネにならなければやってはゆけない。
しかも「世間」は気体らしくて、風向きが変われば、あっという間にどっかに飛んでいってしまう。
風向きの件は橋下さんも気にしていて、「自分が懲戒請求をしないのはおかしい」という「世間」の声にお答えして、懲戒請求をするようだが、それをすれば、まず不法行為が成立する。
敗訴すれば、次は、自分が懲戒請求される、という流れが考えられる。
橋下さんが言うに、弁護士会は気に入らない弁護士は守ってはくれないそうだから、懲戒請求は認められることになるだろう。
民事裁判なんて、負けても金を払っておけばそれで済むことであるが、この場合はバッヂも関わる可能性が高いのだ。

「世間」という、漠とした塊を相手にして、2人ともいっぱいいっぱいなのだ。

「世間」ってコワイよね。


・・・ってことで、この記事を終了しても良いのだけれど、ちょっとだけその後。

いっぱいいっぱいになった後、2人はどうするのかな?とヲチ中なわけだけれど、
橋下さんについてはよくつかめない。
世間の皆さん、ありがとう、と、酔っぱらったような記事を書いたり、
FAXがどうだの、出廷がどうだのとブログに細かいグチを書き殴っているだけだし、ブログはコメントもTBもできない設定になっている。
この問題を扱っているTV番組は東京で放送されない(「世間」は大阪限定なのだろうか?)。
 これに対して、今枝さんは、ブログのコメント欄を閉じてしばらくべそをかいていたが、
記事は更新しているし、ちょこちょこモトケンさんのブログにコメントしたりして、しかも、件のたかじんの番組公式BBSに投稿したのに、反映されないと怒っていた。
なんか、芯の強さは今枝さんが勝ると思うのだが・・・。
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by k_penguin | 2007-09-29 16:16 | ネット(ヲチ?) | Trackback | Comments(4)

祭りになるかな?

とりあえずメモ。
モトケンさんはときどき「確信犯」で祭りのタネを蒔く。
「死刑になるなら払う」 & 「不完全なルール。」 について

21日午後1時
コメント欄は盛況だが、常連が中心。
2ちゃんor2ちゃん系ブログから流れてきた人も、質問が中心。
期日の調整、及び払おうとしない債務者はこうなる、を説明する普通のお役立ちエントリに・・・。
気に入らない人達は「創価だから」で、終了できるのも荒れない理由の1つか?
ちなみに俺はモトケンさんのプロフィールを読んでいなかったので、本当に最近まで創価大卒であることを知らなかった。

ひろゆきの「払わねーよ」コメントについての俺の意見は、上記エントリのコメント欄に書いたとおり。
後は特にない。


追記 4月5日
プロバイダの不開示に基づく損害賠償が認められる場合は、故意重過失ある場合に限定される(特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4条4項)。
同項に言う故意とは、権利侵害の明白性及び発信者情報開示の必要性の要件を具備していることを認識しながら、開示請求者の請求に応ぜず、開示請求者に精神的苦痛などの損害が生じた場合などを言う。
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by k_penguin | 2007-03-20 13:36 | ネット(ヲチ?) | Comments(4)

うえくささん関連のビンボくさい雑感

最近、時事問題の記事がまた減ってきているうえに、法律の話題も刑事系に偏ってきている。
気分だけでも、「三角合併が解禁になって、より外国企業が参入しやすくなったね。」とか、「日銀はもう利上げしなければ示しがつかないだろう。やはり景気を何とかしてもらいたいものだね。」とか、リッチな話をしたいなーと思うのだが。
いや、別に刑事事件がビンボくさいっていうわけじゃないけどさ。

ビンボくさいなって最近思うのは、前からの関わりでずっとヲチしてる植草さん応援ブログだ。
これはもう世間的には全然アップデートな話題じゃなくて、もう刑が執行されていると思っている人がいても不思議じゃないくらいなんだが、実はまだ公判中だ。
いままでは、ビンボとか、お金とかいう流れでこの話題を見ていなかった。
俺が見ているのは、エキサイトブログ内のブログだけで、で、そこでは、植草さん擁護派にせよ、反対派にせよ、お金で雇われて書いている、とかいう悪口は前からあったが、実際、お金がありそうな動きをした奴は一人もいなかった。みんなネット検索して、コピペして、悪口書くだけだ。
そして、だからこそ、みんな、やりたいことやってるんだなって感じがしてた。
ゆうたまさんのブログは、書きたいことを書き、削除したいコメントを削除する。Freedom!
植草さんの事件は冤罪だと主張しているが、その理由は何でも良い。国策陰謀でも、そうでなくても。
ゆうたまさんにとっては、その2つを区別する実益はない。植草さんを守れればそれで良いのだ。

ところが、『植草事件の真実』という本が出ると聞いて、流れが変わる予感がした。
出版にはお金がいるからだ。
金が絡むのなら、今までのような、理由は何でもOKよという、懐の深い説は取れない。
本を出すなら、国策陰謀説でなければならない。
誰も植草さん個人のためにはお金を出してはくれないからだ。
ひらりんさんが、あまり政治的な陰謀は強調しないほうが良いのでは無かろうか、というようなことを書いていたが、それでは本は出ない。

金が絡むこと自体については、俺は別に否定的ではない。
ガス代水道代を払っていくには、いろいろな方法がある。
植草さんだって、ネット代は払わなくてはならんだろう。
ただ、この本に執筆したひらりんさんやゆうたまさんが、原稿料をもらっていないか、または、もらったとしても、大した額ではないであろうことが、何となくがっかりする。
もらっておけばいいのに。


公判の流れについて、雑感を述べる。
一応予防線をはっとくが、俺も詳しいわけではない。
公判の予定は、検察側の立証のあとに被告人質問、そのあと弁護側の立証という予定だったようだ。この流れは少しイレギュラーだ。
被告人質問は刑事訴訟法上は、いつ行っても良いことになっているが(311条2項)、実務では、最後に行われるのが通常だからだ。

ものの本には、犯罪立証の後、情状立証の前と書いてあったが、実際は情状立証の後の方が普通みたいだ。とにかく、犯罪立証の後に行われる。
この理由は、証拠としての自白が犯罪事実の立証の最後に取り調べられること(301条)の趣旨と同じではないかと思われる。
つまり、自白は証明力の評価が難しいので、他の証拠を調べた後に回して、誤判の危険を減らすのだ。
普通、人は自分が犯罪を犯したとは言わないので(本当にやったやらないに関わりなく)、「やりました」と言えば、それは本当だろうと思いこみやすくなる。
ところが、熱心すぎる捜査やそれ以外の理由により、本当でなくても、「やりました」という場合がままある。
また、「ぼくもやったけど、A君もやりました」型の自白もある。共犯者の引っ張り込みの危険、と呼ばれる類型だ。
こーゆーことがあるので、自白は証拠調べで後回しにされる。
被告人質問も、被告人が喋るものだし、喋ったことは証拠になる。
しかも大半の刑事裁判は自白事件だから、内容的にも自白と同じだ。
このことから、被告人質問が後回しにされていると思う。
(この理由からだと、情状立証の前で良いわけだけれども、実際の裁判では、情状の方がメインの争点なので、情状立証の後なんだと思う)

さて、この理由からすれば、否認事件においては、被告人質問を最後に回す必要は自白事件よりも薄いことになる。内容が自白じゃないからだ。
公判の計画は、検察、被告人・弁護人、裁判所が協議して決めるのであるが、やはり、自分の都合で相手に迷惑をかけることはよろしくない。
弁護の方針が定まっていないのなら(全面否認でどう定まらないのかイマイチ分からんが)、被告人質問を先にするのも一つの解決策ではある。
まあ、植草先生の場合、結局弁護人解任によって、被告人質問はお流れ。
新弁護人も、第4回公判では、弁護側の立証の後に被告人質問をしたい、と言っていたらしい。ふつーがいいよね。やっぱ。

旧弁護人については、どっかの誰かが、陰謀論をブログに発表したのとほぼ同じタイミングで、名前をゆうたまさんが発表していた。
お金をもらったのかなあ。
俺だったらかなりの額をもらわなければ、とても出来ないけど・・・。

・・・あーあ、結局またビンポくさくなっちゃったなあ。
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by k_penguin | 2007-02-14 00:17 | ネット(ヲチ?) | Trackback | Comments(6)


法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。


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