『トライアンフ』その3 愛はどこに

前回、この話に、「ロスタイムのニート」という副題を付けさせていただいた。
今回は、何でこの話の主人公がニートから出られないのかについて考える。
前回あげた原因は2つ。他人の立場を思いやれない点と、頑張る目的が不明な点。

まず、他人の立場を思いやれない点。
これの原因を考えるに、一般的には、そもそも想像力に欠けている人であるか、または自分の中に大きな問題を抱えていて、他人どころではない状態であるか、そのどちらかだと思う。
夏歩香には想像力がないようには見えない。だから何か先決問題があるんじゃないかと思う。
ならばともかくそいつを片づければいいわけだ。
じゃ、その問題って何だ。

これは2つめの目的不明って点じゃないかと思われる。
何を頑張ればよいかわからないのは、当人にとって大問題だ。自分の立ち位置がわからない者が、他人の立場を考えることが出来なくなってもおかしくはない。

そこで、頑張る目的が不明であることについて、詰めて考えてみる。
頑張る目的、つまり、情熱を傾ける対象、愛の対象。



ここで気がつくのだが、実際「愛」は作中で、「謝れること」「謙虚な姿勢」などと同様に、魔法使いに必要な要素としてあげられているのだ。
「書き割り道楽」で、愛に殉じて死んでしまった「本当の魔法使い」の話が語られている。
しかし、この「愛」は後の2つと違って、最後に夏歩香が身につけた(or丸暗記した)という感じはない。
唯一それらしきものが、夏歩香が好きなアイドルユニット。応援すればエコにも貢献するらしい、Perfumeに似たあれ(実は名前が聞き取れなかった)。
あれが愛担当と考えれば、ラストで復活したメイドと執事、そしてしゃべれるようになった魔法使いは、ラジオに投稿してアイドルを応援する余生を送るということが理解できる。
愛もあって、社会にも貢献。
これが作者の考える「めでたしめでたし」なのだ。
・・・しかしその人生は本当にめでたいのだろうか。これで、ハッピーエンドとしてすっきり終われるのであろうか。
「本当の魔法使い」が愛のためにドラゴンと闘い、自らを消滅させることによりドラゴンを退治したという激しさに比べ、これはあまりに弱すぎる。

「愛」は必要だが、それは強すぎると自らを滅ぼしてしまう。
だから、弱い愛を選ぼう。
そして、ぶつかり合って強い感情があふれないよう、みんななあなあで。
『Potsunen』のジョンは透明犬トライアンフの大きさに縮小する(今さら言うけど、ジョンは「愛」だ。愛が言葉を与えるので、夏歩香は透明犬をつかってしゃべれる魔法使いを作る。)
愛はアイドルオタク程度にとどまらせて、誰も傷つけないように。嫌われないように。

・・・こんなにあれこれ気を遣っていたのでは、そりゃ、情熱の対象も見つからないだろうと俺なんかは思うけどね。


作品を総評すると、結果を得ることに焦るあまりに、今までの問題を全部保留のままに、とりあえず必要と思われるノウハウを身につけようとしたと見られる。
しかし、その保留にした「今までの問題」は先決問題なので、その解決無しに結果は出ないと思う。

愛ってニートとか、社会性とかとは関係ないような感じがするけど、実はそうでもないんじゃないかな、
ま、少なくとも小林賢太郎に関して言えばそうじゃないんじゃないかなって、俺は思う。
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Commented by yy at 2008-09-23 01:40 x
はじめまして、こんばんは。
らーめんずで検索してたら辿り着きました。

私なんかは作品をはじめ小林賢太郎自身が大好きなんで、公演を見に行ったら嬉しすぎて内容について考えることが出来ない人間です。
いつも、最初「♪♪♪」だった気持ちが徐々に「♪♪?」になって「♪??」になってきて、半月経った頃にようやく内容について考えるといった具合なので、k_penguinさんの考察は読んでてとても興味深かったです。
私が「?」っと思ったことにズバリ答えてる気がします。
そういう目線もあるのかって感じです。
Commented by yy at 2008-09-23 01:40 x

私は演劇やお笑いについてどうこう言えるほど詳しくもないし、幅広く見てきたわけでもないんですが、小林賢太郎が「劇作家」や「マルチプロデューサー」といわれると、違うんじゃないかなと思います。
でも、ここでいろんな記事を読んで分かりました。
私にとって小林賢太郎は「コント屋」であって、「劇作家」や「マルチプロデューサー」ではないんだなと。
仮に読んだとしても「…の卵」かなと。

k_penguinさんは作品だけの感想じゃなく、作り手の小林賢太郎の心情も分析してて厳しいなと思う反面なんだか情も感じます。
本当は愛してるんじゃないのーって思いました。笑
これからも記事楽しみにしてます。
Commented by k_penguin at 2008-09-23 12:26
yyさん初めまして。
小林賢太郎は立ち居振る舞いがきれいなので
私も出来れば内容なんか気にしないで単純に楽しみたいと思っているのですが、
どーしても内容に引っかかってしまって
見ている途中でつっこんでしまいます。

>小林賢太郎は「コント屋」であって、「劇作家」や「マルチプロデューサー」ではないんだなと。

 本人も「劇作家」や「マルチプロデューサー」ではないという意味で「コント屋」という言葉を使っているのかもしれませんね。
下北沢の屋台で手作りのコントを売ってるってイメージかな。

>本当は愛してるんじゃないのーって思いました。笑

 今までも何度かそのような御意見をいただいております。
その度に「違う!」と、答えているんですが、
逆にムキになっているみたいに見えてしまうので
困ったもんだなー
と、思ってます。
Commented by fumi at 2008-10-02 01:56 x
初めまして。
半年程前にこちらに辿りついた時は「賢病」だったので読み進めずでした。

初めての生がTAKE OFFでこれは冷静に観ることは不可能でした。そしてDROPから少し落ち着いて見れるようになったと同時に、初めてDROPを見た時に納得出来ませんでした。一番強く感じたのは「自慰的だ」と言うことでした。

そしてトライアンフは本多楽日を2回観ましたが、全く感動がなく記事にすらしませんでした。周りは賛美しかなく、自分だけが納得出来ずにいた所、一人ようやくその胸の内を話せる人と時間を持つことができました。

内容について深く述べられる言葉はないのですが、DROPは自慰的でしたが作り込むと言う点では彼らしかったと思いました。ですが今回の舞台で感動しなかった自分に驚きました。

ファンタジーと言う表記に疑問を持つこともそうですが、皆様仰る通りマジックを全面に出すと言っていたことにも疑問だったし、確かに内容も荒かったです。
Commented by fumi at 2008-10-02 01:56 x
続きです


全てが中途半端。

友人と話していて、私の中でいつも行き着く所が「愛」なんですが、こと彼の舞台にはこの愛が全く感じられないんです。きっと教科書で正しいと言われていることを学んで子供らしくない子供時代と、ラーメンズ初期の躁鬱時代を乗り越えてきて、そして子供を授かったにも関わらず「愛がない」。

作り込めば、愛のない作品という味もあるかもしれませんが、天才と言われて天才のようにふるまわなければならない人は非常に困難と感じます。特に最近はアイデアだけが走りだしてまとまらず、そのままの状態になっている感じが否めません。

自分で味わって感じてきたことが少ないと思われるので、観てる人にも響かないのではないでしょうか。(熱狂的な方以外です。

こうなってしまった原因は周りにあるのだと私は感じます。いつも腫れものを触るように賛美だけして、決して苦言を呈することがない。アンケートはいいものだけを渡す。これでは彼に成長しろと言う方が無理かもしれませんね。そしてそれが作品の頭打ちを表しているのではないでしょうか。
Commented by fumi at 2008-10-02 01:57 x
最後に

ずいぶん酷いことをこちらに書いてしまいましたが、場違いでしたら遠慮なく削除して頂いてかまいません。

こちらでk_penguinさんの記事とコメントを読ませて頂いて、私の中の不完全燃焼が再燃した気がして書かせて頂きました。
Commented by k_penguin at 2008-10-02 18:03
fumiさん、初めまして。不完全燃焼をぶつけたコメントありがとうございます。

今回の『トライアンフ』は今までの作品よりもコメントの量も人数も多いですね。
どうも作品に疑問を持つ方が多くなってきているような気がします。

>こと彼の舞台にはこの愛が全く感じられないんです。

彼の場合、作品を作る行為自体が「愛」だから内容まで愛を言う必要はないって感じかなと解釈してます。

ライブポツネンの「テーブルコント」と呼ばれる一連の小品はピタゴラスイッチと似てはいますが、
それと大きく違うのは、手作りのぬくもりがあることです。
まるで親が子供のために作ったつたない人形のような。
逆に言えば、ピタゴラ装置よりもちゃちいってことですが、
ワタシはあれらは、もともと彼が自分の子供を喜ばすために作った物であろうと考えています(「アナグラムの穴」を除く)
ちなみにテーブルコントでネタになっている童謡は、すべて当時のNHK教育「夕方クインテッド」で流れていました。
子供がテレビでなじんだ歌を題材にとったと考えることができます。
彼は息子が好きなんだと思いました。
ま、「深読み」だけどね。
Commented by k_penguin at 2008-10-02 18:07
>いつも腫れものを触るように賛美だけして、決して苦言を呈することがない。アンケートはいいものだけを渡す。

うーむ、それが本当なら問題ですね。
ただ、小林賢太郎もバカではありません。
彼のコメントの端々からも、また、TAKEOFF(初演)に2ちゃんネタが2つほど出ていたことからも、周囲の評価を信じてばかりではなく、
自分でもネット検索をしているであろうと思われます。
その気になれば彼は自分の作品に対する様々な評価を知ることができるでしょう。
もしも、心が辛い状態で(たとえ正しい評価であっても)辛い言葉を聞けない状態であれば、彼は自分で読まないことを選ぶでしょうし、
そういうときまで無理矢理ダメ出しを聞かせようとは思いません。

とにかく、いろんな評価があるということをネット上に記録しておく。
私らがすることはとりあえずはそれで良いんじゃないかと思ってます。

後は彼次第です。
Commented by asuka at 2008-10-02 18:32 x
シリアスな話に、突然割り込みすみません!
>ちなみにテーブルコントでネタになっている童謡は、すべて当時のNHK教育「夕方クインテッド」で流れていました。

そうなんですか!
この間、朝から(NHK教育7:25?より放送中)『やぎさん郵便』を聞いてしまって、すっかり気が滅入ってしまいました。
そういうことだったのですね。

クインテットは何も悪くない。
小林賢太郎も悪くない。たぶん。

関係ない話で失礼しました!
Commented by k_penguin at 2008-10-02 21:13
やぎさん郵便と、輪唱かっこう、ですよね。
他あったかな。
DVDもってないから、この程度で
クインテッドがネタ元だ!と
見切り発車するいーかげんさなので
間違いとかあれば、皆さん指摘してください。
Commented by ふわ at 2008-10-03 16:53 x
オヒサシブリです。
「トライアンフ」は、もう過去の物として忘れよう、と思うのに、まだ続いていて、おまけに(当たり前かもしれませんが)、後になるほど舞台が育っているそうなので、なんだか釈然としない気分がくすぶっています。
KKPって、複数回観られる人のための舞台なのかしら。

先日はとうとうご本人に「本多劇場で、有料公開通し稽古を拝見させていただきまして」と、面と向かって嫌味を言ってしまった夢まで見てしまいました。
そしたら、直後に出たコメントに「どの舞台も、毎回全力を出しています」みたいな言葉があってびっくり。

六条御息所ばりに、生霊(いきすだま)でも飛ばしてしまったのかと心配になってしまいました。

Commented by ふわ at 2008-10-03 16:57 x
すみません。また長くなってしまいました。
上のはタワゴトです。
スルーしてください。

それから、asukaさんが先週末のBShiの「TEXT」をご覧になれたかなー、と気がかりだったのも、ありますが、

K_penguinさんの

>ワタシはあれらは、もともと彼が自分の子供を喜ばすために作った物であろうと考えています
に、とても愛を感じて、ついついまた書き込みをしてしまっただけなんです。

ラーメンズのファンになり始めの頃、「こういう人が、幼稚園のパパにいたら良かったなぁ」と感じていたのを思い出しました。

ラーメンズネタって、本当に幼児教室のプログラムや教材にリンクしている物が多いんですもの。(言葉遊び、リズム遊び、ガジェット、タングラムなど)

私は、「息子のように愛する」目線は持てないものの、「お父さんとしてはどうか?」目線ではわりと良く見ている気がします。
そのあたり、賢太郎さんは及第点だったんですけどねぇ。

こういう見方をするファンって、きっと少ないんでしょうね。
Commented by k_penguin at 2008-10-03 19:37
「トライアンフ」
 後になるほど舞台が育っているというコメントにはワタシもちょっとむっとしました。
しかし、TAKEOFFも1年後の再演であの程度。トライアンフもきっと大して変わっていないさっ!
と、自分に言い聞かせてます。

>お父さんとしての小林賢太郎
 うーん、
なんかこのブログ内では、小林賢太郎には息子がいる、というのは既成事実みたいになってしまいましたねー。
じゃ、このブログではそーゆー設定ってことで。

ワタシは子供の教育についてはよくわからないので、
コバケンが及第なのかどうかはよくわかりません。
好きなのは確かなんだけど、
TAKEOFFオリベみたいだったら、それはそれで問題あるかも・・・。


そーいえば「TEXT」はもうとっくにDVD出ても良い頃ですよね。
NHKがきっちり権利押さえてるんだろーなー、きっと・・・。
Commented by asuka at 2008-10-03 22:27 x
>BShiの『TEXT』
ふわさん、気に掛けて頂いてありがとうございます。
案の定、観られておりません…。
見られない時間だった上に、ウチのDVDは、今どき再生専用でして。
『ALICE』以降がすっぽり抜けているせいか、彼らがラーメンズとして舞台に立っている所が全然想像できないんですよね。
タイトルからして、ラーメンズの本質に迫る内容かと、かなり期待しているのですが。
DVDを心待ちにしていますが、『TAKE OFF』の方が先に出て、がっかりしました。
あれ、DVD出ますよね?まさか出さないなんてないですよね?
NHKのせいなんですか?何てことだ!
受信料払い始めたんだから勘弁してくれ。
Commented by asuka at 2008-10-03 22:28 x
>『トライアンフ』その後
どの程度の変化があったかわかりませんが、回を重ねてどうなる舞台でも無いと思います。
妙な慰め方ですが、きっと悔しがることは無いですよ。
なので、いい夢を見てください(笑)。

>「お父さんとしてはどうか?」目線
なるほど。色々作ってくれるし絵も描いてくれるし、手品もできるし歌も上手いしで、いい…かもしれない。
うーん。
近所の面白いおじさん(おじさんは失礼でしょうか)位の方がいい様な気がします。

私は、近しい人としては考えたことが無かったですねえ。
あくまでもあくまでも遠くから観察していたい。
Commented by k_penguin at 2008-10-04 01:13
>『TEXT』DVD
遅れてるのはNHKのせいの希ガス。
うちがBShiでやるんだからそれまでソフト出しちゃダメ、くらい言いそうだし。

でもあれ、ラーメンズの本質・・・なのか?
すごくわかりにくい喩えをすれば、
村上春樹『パン屋再襲撃』だとおも。
(努力は買うけど結果は「?」という意味だとでも思ってください)
Commented by fumi at 2008-10-04 01:23 x
こんばんは。再び失礼致します。
明日楽日を見てきます。何か報告できるかどうかは自信がないのですが、もし何かあれば私なりの言葉でよろしければお知らせさせて頂こうかと思っております。
Commented by ふわ at 2008-10-04 05:35 x
>asukaさん
そうでしたか・・・。
実は私も、予約録画を失敗しました。
昨年末の3chのは録画して、それがラーメンズファンになったきっかけだったんですが、今度は高画質で録ろうと思っていたのに、残念です。
>近所の面白いおじさん
同感です。
私も、幼稚園のよその子のパパ、というのがbestかと。
そして、イベントの時に、何かと役に立ってくれるっていうのが理想かな。

ちなみに、幼稚園や小学校で歓迎されるパパは、美術系と体育会系です。

>fumiさん
なんかもう、かさぶたを剥がす快感に近い気持ちで、お待ちしております。

k_penguinさま、しゃしゃり出ちゃって申しわけ有りません。m(_ _)m
Commented by k_penguin at 2008-10-04 13:52
fumiさん
助かります。よろしくお願いしますm(_ _)m

ふわさん
いえいえ、いろんな情報ありがとうございます。
Commented by fumi at 2008-10-06 00:31 x
自分なりに頭の中を整理する時間が必要なので、取り急ぎ彼のメッセージを読んで頂いて書き込みたいと思っています。

内容はk_penguinさんが詳しく分析して下さっているし、ワタシは不得意なので、感じたことを述べる予定です。

今回程冷静に観た舞台はありませんでした。自分でもびっくりしています。こちらで不完全燃焼を言葉にさせて頂けたお陰かと思います。
Commented by k_penguin at 2008-10-06 01:38
fumiさん、わざわざありがとうございます。
気長に待ちますので、よろしくです。

公式HPのメッセージを読みました。
バニー先生は一仕事終えられてご満悦のご様子で結構なことですが、
マジックと演劇とコントの3つがあわさって、その全部が中途半端なら、
別にそんな「新しいもの」なんて生み出していかなくていいって思いました。
新しくなくてもいいから面白いものが観たいです。
Commented by fumi at 2008-10-09 00:24 x
千秋楽を観てきて私の感じたことを述べさせてもらいます。

お客様の雰囲気は良かったです。集中して観ることが出来ました。
まず、k_penguinさんのコメントにあった「後になるほど舞台が育っている」と言う点。本多よりも全体の流れと間合いはスムーズで、これは場数を踏んできた成果です。だからと言って内容に釈然としたかと言うのは別問題。ファンの方にも響いてる言葉のようである「Never to late」。何かを始めるのに遅すぎる事はないと言う意味と理解しています。(これは彼が最近よく織り交ぜるテーマのような気がしますが)それをカフカが訓練しても出来ないのだと、周りが諦めてしまう時に使っていることが、私には気になって仕方ありませんでした。毎舞台後、映像チェックして手直しをしているのに、そこがおかしいと気付かないのかなと思いながら観てました。だから私には何を持って育っていると感じているのかがわかりませんでした。
Commented by fumi at 2008-10-09 00:24 x
続き

公式メッセージを読んでどのように感じましたでしょうか。
今までは努めて淡々と述べられていたのと打って変わって、最終日のメッセージは文章も長くて言葉に熱を感じませんでしたか?最後の舞台はそれを裏付けるものでした。舞台中、彼よりもむしろ他の出演者の「これで最後」感を強く感じました。
そしてカテコ。最後の最後に全員の挨拶がありましたが、森谷さんから感極まり、そしてYUSHIさん犬飼さんともに涙。彼は泣きませんでしたが、いつものように「言いたいことは全て台本に書いた」と言う言葉。そして、「今日は伝えたいことが、ばっちり伝わってると感じた」と少し高揚している様子で仰っていました。大半のお客様は大満足だと思われ、最後のカテコでの小芝居(フランスパン突き抜け)前には全員でスタオベ。「この芝居でスタオベ頂けて光栄です。今までのが前座ですから」とちょっと皮肉にもとれる、けれども満足気の彼でした。

出演者の涙。満足気な賢太郎氏。今まで誰もなし得なかった未知なる世界の第一歩をやり遂げたと言った所でしょうか。 目指すは「トニー賞」ですから。
Commented by fumi at 2008-10-09 00:28 x
そして


k_penguinさんの記事を読んで舞台を観たので、お陰さまでカフカの「ごめんさない」はちゃんと残りましたw。

渦中にいると見えるものが、見えなくなる。今回の舞台は最後まで全体が彼の脚本演出に絶大なる信頼を置いたままになっているのではないかと思いました。

取り急ぎ思ったことだけ先に挙げさせて頂きました。
Commented by k_penguin at 2008-10-09 02:39
fumiさん、どうもありがとうございます。

やはり東京公演では言っていない「ごめんなさい」を台本に付け加えていたのですね。
ならば東京ではTAKEOFFと同じ間違いを繰り返していたということです。
同じ間違いを2度やるというのは、大きな減点対象です。

台本作りと、それを舞台上に実現させることって、マンガでいえば、
ネーム(お話作り)とペン入れ(絵作り)に似ています。
絵を描く段階に入ってしまうと、頭がお絵かきモードになってしまって、元のお話がおかしくても気にならなくなったりします。
ペンを入れる前にネームは完璧なものにしておくのが原則です。
舞台も流れと間合いなんかは公演ごとに変わったりするし、場数を踏めば良くなります。
でも、トライアンフはその前の台本段階に大きな問題があるのです。
それをみんな見ようとしていない。
小林賢太郎なんだから大丈夫と決めつけています。
Commented by k_penguin at 2008-10-09 02:45
「Never too late」
何が遅すぎないのでしょう。魔法の修行を3日前にやること?
魔法を身につけるのに通常かかる期間がどれくらいなのか教えられてないので、それが遅いのかどうか判断しようがないのですが。
ひまわりでしょうか。今頃小学校の夏休みの宿題ができても、それこそ遅すぎます。
あの作品での「Never too late」はハスキー犬の「俺はやるぜ!俺はやるぜ!」という吠え声のようなものです(『動物のお医者さん』より)
勢いで連呼してるだけなので、間違ったタイミングで使っちゃったりするのです。

公式メッセージは気にくわないですが、それはいつものことです。
不自然に熱いということは何かを見ないふりしている、というように私の目には映っています。
今回はみんなテンション上がっているようですから良いですが、
彼と周りに温度差ができるとヤバイっすよ。
彼がやろうとしている「新しい物」の一体どこが新しいのか、
実は誰もピンと来てないまま調子あわせてるだけですからね。


・・・あー、なんかまた怒っちゃいました。
レポート読んで怒った後で言うのもなんだけど、
レポートしてくれたfumiさんには感謝していますm(_ _)m
Commented by fumi at 2008-10-10 01:41 x
読んで頂いてありがとうございます。

今日もずっと考えていました。ネームとペン入れのようなことです。
それはきっと「ただいま研修中」と名札をつけて接客しているのと同じではないかと。映画やCDと違って生は怖い。それは彼も一番わかっているはず、にも関わらず「信者」に甘え過ぎているところはあると思います。早く気付いて欲しい。全ては気づくことから始まるのだから彼にとって「Never to late」にならないことを願って止みません。
Commented by fumi at 2008-10-10 02:00 x
私がk_penguinさんの文章から「怒ってる」とは感じないです。
むしろ愛があると感じますが心外でしょうか。
>公式メッセージは気にくわない
ここに笑ってしまいました。可愛げないですよね。やっぱりツンデレでしょうか。

何か月もかけて血へど吐いて作る舞台だったと言うことですね。
お客様からお金を頂いて見せるものなのに、やっぱり自己満足度と内輪盛り上がりなんだろうな。

やっぱりしばらく頭の中をグルグルしていると思います。来年には少しでも希望が見えたらいいと祈るような気持ちです。
Commented by ふわ at 2008-10-10 05:15 x
>fumiさん
大千秋楽の感想、どうもありがとうございました。
私の周りには(ネット上ですけど)、東京・神戸を複数回見ている方が大勢居て、特に東京と神戸の違いが大きかった、と聞いています。
でも、詳しく聞くと、主に段取り的な物だったり、余裕が出来てアドリブが入るようになったりっていうことだったみたい。
複数回見る人にとって、アドリブはご馳走ですが、1回しか見られない人にとっては、アドリブによってリズムが崩れ、本来のセリフが流されてしまって印象が薄くなってしまう難がある、というようなことを感じた方も居たようですね。
総じて「1回目はちょっと『?』だったけど、2回目からはすごく楽しめた」という意見が多かったような。
そのあたり、ちょっと意味が違うかもしれませんが、fumiさんも同じように感じられたんでしょうか?
Commented by ふわ at 2008-10-10 05:28 x
続きです。
fumiさんが、「驚くほどの変貌を遂げていて、ハイレベルなステージに仕上がっていた」とおっしゃったら、剥がしたかさぶたの下から血が滲むな~、なんてドキドキしていたんですが、全然そんな感じじゃなかったのに、ほっとしてしまった私って「小さい」ですねぇ。

KKPは所詮ファンミーティングだ、と言っている方もいたし、内容もそれに対するファンの反応も、まさしくその通りかも、と思います。

「舞台が育った」ことに関しても「100回の稽古より、10回の本番の方が、ずっと身になるんですねぇ」と、お金払ってそのお稽古みせられたのに、目を細めている人ばかりだし。

遅れてきたラーメンズファンである私は、遅れてきただけでなく、さらに波に乗れてないらしいです。
でも、私なりの立ち位置で、辛抱強く見続けよう、と思うんだから、私なりの「母の眼差し」が育ちつつあるってことなんでしょうか。
Commented by k_penguin at 2008-10-10 18:34
fumiさん
以前LENSを
「料理人が『生クリームがなかったからソースがかかってないんですけど、すいませんね。』といいながら未完成の料理をテーブルに出すようなもの」
と評したことがあります。
も、ずーっと研修中。
しかし、それで採算が取れて、しかも大千秋楽が盛り上がったんだから、
間違いをスルーし続ける可能性が高いような。

しかしラーメンズでこれをやったら確実にアウト食らうでしょうね。

>可愛げないですよね。やっぱりツンデレでしょうか。

私は彼を密かに、キング・オブ・ツンデレと呼んでいます。
ふつーのツンデレは、2人きりになればデレデレしますが、キングともなれば、1人になったときだけ孤独にデレデレします。
そんなこと続けていれば、いずれ大切なものを逃がしてしまうのですが。


ふわさん
確かにハイレベルなステージになっていたら、
私は誉め讃えるコメントかきながら、苦虫かみつぶした顔してるだろうって気はします。
そんなことありえないって思ってたから。
まあ、予想が一応当たったので、苦虫かみつぶした顔はしないで済みました。
Commented by k_penguin at 2008-10-10 18:36
KKPって、私にとっては、コバケンヲチって意味しかありません。
作品を通じて彼の心理がどう流れているかを、ネットヲチみたくヲチしてるだけです。
今回の作品はものすごくわかりにくい。
わかったのは、彼がすごく焦っていて、結果を出したいと思っていて、でも具体的に何を目指せばいいのかわかっていない、ということだけです。

maruで、今まで目指していたものが終了し、新しい方向を見つけなければならなくなり、
TAKEOFFで新しい方向でいくこと(離陸すること)を宣言しましたが、その「新しい方向」に行くためには、相方の新しい形での協力が必要なところ、相方の理解が得られない。
時間もないことだし、相方無しでできる別のことを検討した方が良いんじゃないかと思っている。

ヲチ結果をまとめるとこんな感じかなー。
Commented by asuka at 2008-10-10 23:31 x
humi様
レポート読ませて頂きました。
秋の北海道、羨ましいです。
内容はどうであれ、舞台は熱かった様ですね。
私など、「フランスパン突き抜けの小芝居」が全く記憶にありません…


k_penguin様
>キング・オブ・ツンデレ
これは世に言うツンデレか?
いや、ただの可哀想な人だと思いますけど。

ツンデレって実在するんですね。

あ、「ヲチ」の意味がわからず、検索してしまいました。


芝居の中で、「Never too late」って執拗に強調してるのは、
内心もう手遅れだって思ってるからなんじゃないの?
と、嫌な予感がしてしまった。
Commented by k_penguin at 2008-10-10 23:57
「ヲチ」の認知度はまだ低かったですか。すみません。
2ちゃん語で「生暖かい目で見守る」というような意味です。

ツンデレは萌え系美少女がやるからツンデレとして持ち上げられるのであって、
30すぎのおっさんがやったら、そりゃただの可哀想な人ですよw

>内心もう手遅れだって思ってるからなんじゃないの?

 何について間に合うとか手遅れとか言ってるのかがわからないんですよね。
まだ若いぢゃん。(俺からすれば)
Commented by asuka at 2008-10-11 06:58 x
私が世間に置いて行かれているだけかも。
べんきょーになります。


ふわさんからの情報では、
母性本能をくすぐられている女性があまたいるようですから、
可愛らしいと思われているんじゃないですかね?
イタイだけよりまだマシかな?

>間に合うとか手遅れとか

表現する人に特有の焦燥感じゃないですかね?
確かに、芸の道(笑)においては30代なんて、
まだまだヒヨッコですが、
それは周りが言うことであって。
年に関わらず、焦りの無い芸人なんて、いないでしょ。

いや、わかんないですけど。
不治の病なのかもしれないですし、
もうすぐ月からお迎えが来ちゃうのかもしれないですし。
Commented by ふわ at 2008-10-11 08:01 x
なるほどー。
ヲチはwatchをカタカナ変換させたものですか。
you tubeを「ようつべ」って言うのとおんなじですね。

ネットをやっていると、独特の言葉が出てきて、時折年甲斐もなく、すごく使ってみたくなります。
「ギザカワユス」とか「ギガントウレシス」とか。
でも、右斜め後ろから客観視しているもう一人の自分が
「ばーか、ばーか」と言うので、かろうじて押さえてます。

>月からのお迎え
一瞬、かぐや姫を連想し、ああ、白ウサギだった、と思い直しました。

「そんなところでウソついてないで、帰ってきて餅でもついてなさい」
とか言われるのかなぁ。
Commented by fumi at 2008-10-11 12:52 x
>ふわさん

読んで頂いてありがとうございます。
>1回目はちょっと『?』だったけど、2回目からはすごく楽しめた
それとアドリブについても関係があると思いますが、やはりこれは賢太郎氏が作るものだもの「信者」寄りではないでしょうか。
楽しめると言うのは色々な意味を持ちますが、彼の舞台を観る方々の楽しめたは「あらすじを知りながら生の賢太郎氏を見つつ、彼の言葉を噛み締めることの喜び」ではないかと思っています。
ですので舞台として育つとは違うのではないかと。ゆっくり彼の舞台を楽しめたわと言うのであれば、確かに楽しめたのではないでしょうか。
Commented by fumi at 2008-10-11 13:01 x
そしてKKPファンミーティングでもいいのです。けれども問題は彼がそう思ってないとです。なぜならばファンミーティングの為に血へどは吐きませんよね?ファンミーティングならば演者と観客が近い距離を感じて温かさを共有するものだと思いますが、彼はそう思ってないはずです。

k_penguinさんが仰っていた、何について間に合うとか手遅れとか言ってるのかがわからないですが、私はどうしてもNever to lateやTAKE OFFでのメッセージが自分に対してとは思わないんです。それはTAKE OFFの対談からも読めますが、彼は上の立場からこのメッセージを送っているんです。僕もここまで来たのだから、今の若い人も諦めずにNever to lateだよと。TAKE OFFで新たな道を目指そうと熱に侵されてしまった人達と同様、この舞台もそう思って作ったものではないかと感じてなりませんでした。

確かにツンデレは萌え美少女がやってこそですよね。納得しちゃいました。
Commented by fumi at 2008-10-11 13:06 x
>ふわさん

私も遅れてきたラーメンズファンです。つい最近です。波に乗れてないことはないと思いますし、私も母目線かもと思う気持ちが日々育っている気がしてなりません。

>asukaさん

読んで頂きありがとうございます。
舞台上の演者は異常に熱かったですね。合わせるの大変でしたw。
パン突き抜けはカテコ4,5回目くらいで、彼が悪漢で再登場するものです。本多でもやってました。
Commented by k_penguin at 2008-10-11 20:54
間に合うとか手遅れとか

asukaさんがおっしゃるような焦燥感のことなのか
fumiさんがおっしゃるように若い人へのメッセージなのか
いろいろ考えてみたんですが、なーんか腑に落ちないんですよね。

レッドカーペット芸人ならばともかく、一応それなりの実績はあるじゃないですか。NHK放映ってスゴイですよ。
もっと上を狙ってるのならわかるけど、むしろ大きい劇場でやりたくないし、TV出たくないんでしょ。
社会的な実績で悩む要素なんて無いはず。
でもトライアンフは自分の中の満足度とかを目標にしているのではなく、
確実に何か社会的な評価や結果を目標としてる構成なんですよね。

Never too lateという言葉からすれば若い人へのメッセージと考えるのが自然です。TAKEOFFアビルに「価値ある遠回り」とか言ったときも完全に上から目線だったし。
ただ、どーにも説得力が無さすぎるのがひっかかるのです。
おまえ、本当にこれ言いたいと思ってるの?って疑問。
若い人へのメッセージの体で、何か別のことを言っている様な気がします。
Commented by k_penguin at 2008-10-11 20:57
TAKEOFFの3人は小林賢太郎という1人の人の3つの側面だと考えています。
奥さんと向きあったときの彼(オリベ)、相方と向きあったときの彼(シノダ)、
ただ、アビルはよくわかりませんでした。
キャラクター、及びトライアンフからすれば親と向かい合ったとき、と考えるのが一番近いのかな、と思うようになりました。
だとすれば、これはやはり自分にメッセージを送っているのだと思います。

と、まあいろいろ考えましたが、
とりあえず、
 わかんないから保留
ってことにします。
考えすぎると間違った結論に陥りやすいし。
Commented by fumi at 2008-10-12 01:38 x
それなりの実績で世間でも認めてもらえる地位になりつつある。そして自分なりに深い葛藤と戦いつつここまで来たことも自信になってると思います。公に自分と作品を開放したいと感じてるのではと思うのです。NHKで認めてもらえてるのだから。反面まだ昔のTV嫌いもある。今の自分ならばTVでも折り合いをつけてゆけるかもと思っているからこそ、広告批評でのいいとも発言だったのではないでしょうか。
立場は人を作ります。けれどまだ彼の中で確固たる自信、これは何があってもどんと構えていると言う意味で、がもう少し足りない。だから若者に投げかける言葉に深みがないのかもしれません。今回「その人が努力をしたから手に入れられたんだ」と言う強い言葉をあえて森谷さんに言わせたことにも意味があったと思います。
Commented by fumi at 2008-10-12 01:41 x
ここ数年は彼にとっての岐路ではないかと感じています。大きく変化する節目だとも。それが良くなってゆくかどうかは、勿論彼次第ですし、そして相方次第と思います。

うー、本人に聞きたい!

聞いたら結論出て面白くないでしょうか。
Commented by k_penguin at 2008-10-13 00:24
彼が今までよりも幅広く仕事をしていきたいと思っているらしい事については同感です。

ただ、彼には金に対して妙にネガティブなイメージをもっています。
それは作品にも表れているし、Dropのチケットなどリアルな行動にも表れています。
それは一般に言われる、商業主義が嫌いとかのレベルではない程強烈なもので、
おそらく金に関わる何かネガティブな個人的体験が背後にあると考えています。
それを払拭しなければ、普通の「お仕事」は無理です。

・・・待てよ。ふーむ。

と、すると、「トライアンフ」は、上を狙うために自分のトラウマを解除しようとしたものと位置づけることができます。
そう考えるなら、今までの作品との一貫性が保たれるし。
・・・ふーん。

あー、なんか独り言で、レスになってませんね。
fumiさんすみません。
Commented by k03 at 2008-10-13 22:09 x
どうも。タグが大変便利ですね。

>彼には金に対して妙にネガティブなイメージをもっています。

これ私も気になってました。『完売地下劇場』の時の彼はなんかすごかったですね。
テレビに出てもらったお金を「妹がレイプされて弁護士が持ってきた金」とか…。
その隣で椅子ぐるぐるさせながら「お金いいじゃん。お金はねー、なんでも買えるんだよ!」
とかいってる片桐仁が印象的でしたが。

私はラーメンズという枠の中なら安心してみていられるのですが
そこからはみ出すとなんかもやもやして見ていられないのです。
ペンギンさんの小林賢太郎考察はなんかそのもやもやに関わるような気がして
いつも大変興味深く拝見しております。

でも片桐仁についてはラーメンズ補正が無いとただの痛い人だなあと
連載コラムとかを読んで思って以来苦手なのだと自分の中で結論が出てますが。
Commented by k_penguin at 2008-10-14 01:10
k03さん
小林さんタグはつける必要があるなー、と前から気にはしていました。
喜んでもらえて嬉しいです。

>「妹がレイプされて弁護士が持ってきた金」
 そうそう。片桐さん「お金に罪はないよー。」って彼なりになだめていましたね。
あそこまでオカネを否定しちゃうと、現代社会じゃすごい生きにくくなっちゃうと思います。

小林賢太郎とオカネ、というテーマは前から追ってはいたのですが、まだ、まとめて発表できるほどではありません。
彼の作品の中では、「金」は「裏切り」とリンクしたイメージで使われます。
ただし、金のために裏切るのではなく、裏切る手段として金を使う(裏切る動機は金ではない)、という、通常とは逆の順番を踏みます。
おかげでTAKEOFFは、シノダの動機がわけわかんなくなっちゃいました。

ぶっちゃけワタシは片桐さん、苦手なんですよ。
「微妙ハンター」の絵はいいんだけどなー。
Commented by k03 at 2008-10-14 14:10 x
作中のお金の扱いも興味深いテーマですね。

作中の扱いとは別に、彼個人のお金に対する屈折したカンジは
なんとなく「メモ問題」を想起させるなあと個人的には思います。
テレビに出て自分の作品が思ったような受け止められ方をしなかった、
でもお金はもらえる、そういうお金はいやだ、的な文脈だったような気がするのですが
このことは「メモを元に(他人が)再構成する(ブログとかで)」はいやがりそうでも
「一本丸々youtubeにあげる」とかはそうでもなさそう、とゆーイメージに重なります。
たしかそんな話題でてませんでしたっけ?
それを読んだとき私の中ではなんかそんな感じがしました。
Commented by k03 at 2008-10-14 14:12 x
あと全然関係ないんですが

2008.08.22アニメ「×××HOLiC◆継」DVD限定版第2巻特典ドラマCD「縁側 ‐エンガワ‐」におけるラーメンズ様コントの引用についてのお詫びとお知らせ

とゆー件がなんかすごいです。
どうせ似た言い回しとかでさわいでるヒトがいるってだけじゃねーの?と思っていたら
全然そんなもんじゃないのでわりとびっくりしました。
後出しでも「引用」っていえば済む話なのかなあとか
「適切に対応」するとどうなるんだろうとか
いつもペンギンさんの法律談義的なものも大変おもしろく読ませていただいているので
なんかご意見があればお伺いしたいなあとか思います。

ニコニコ動画で「パクリCD」と検索すると聞けますが
ドラマCDという存在になれていないためか
11分間聞き続けるのはちょっとつらかったです。
Commented by k_penguin at 2008-10-14 21:33
メモ問題とオカネ
ワタシもメモ問題と似ていると思います。
メモについては、k03さんのおっしゃるように、自作品の「言語による不完全な再構成」が嫌いなのだろうと考えています。
TVもNHKはオケなんですよね。バニーは。
TV止める頃にNHK「デジタル・スタジアム」にゲスト出演して、コバケンが
「これからはNHKを大切にしなきゃだよね。」というようなことを相方に言っていたのを憶えています。
たしかにNHKは作品に口出しすることが民放よりも少ないです。
メモやTVからは「他人の恣意による編集」が大嫌いなのだということはわかります。

ただ、メモ及びメモをネットに載せることは無償なので、
「恣意による編集」嫌いとオカネ嫌いとは一応別ルートの「嫌い」なのではないかと、今のところ考えています。
完売の朝生においても、自分の作品の完全性が重要なのであれば、編集や口出しされることを憎むはずであって、オカネを憎むのはずれてます。
せいぜい「そんな金いらない」という程度ですますのが普通です。芸術家はカネに無頓着ですから。
彼は必要以上に金を否定し、その意味でネガティブに金に執着しています。
Commented by k_penguin at 2008-10-14 21:38
パクリCD
これは面白いですね。k03さんありがとうございます。
ドラマCDなんて、20年以上前、まだビデオソフトが高価だった時代のものだと思っていましたが、現代にも存在するんですねー。へー。

ドラマの最後でラーメン作ってるところからしても「確信犯」ですね。
ばれないと思っていたのではなく、
ネタに詰まった方が同人誌のノリでシナリオを書いたのだと思います。

>「引用」
TBSのHPにある「×××HOLiC◆継」製作委員会のコメントに「引用」ってあるのは、引用だから悪くないという意味ではなく、
「偶然似ただけのオリジナルだとか言いません。悪気はないんですごめんなさい」という意味です。
ちなみに後出しで「引用」っていうのは、著作権法の「引用」にはあたりません。

>「適切に対応」
ラーメンズ様コントの引用があるとCDに書くとか、あと、オカネとかで適切に対応。

・・・やっぱ、カネかー。
Commented by 銀河 at 2008-10-19 20:13 x
初めまして、銀河という者です。
いつも興味深く拝見させて頂いております。
ラーメンズというものを知って、ハマってから1ヶ月(超最近です。はい)という若輩者ですが、一応小林賢太郎という人物を知りたい一人です。

他の所での小林氏に対する評価はほとんど「天才!天才!」なのに(結構うんざり)、こちらのある記事で「彼には才能が無い」というお言葉から興味を持ち始め、色々見させて頂きました。
皆さん、素晴らしい考えの持ち主で羨ましい限りです。そして、参考にさせて貰ってます。
その考えを見ると、表面しか見てねぇ!自分!と、我の頭の悪さを悲しんだり。

これからも、様々な考えを楽しみにしてます。
自分は話の中に入れそうに無いですが(何せ、頭の足らない子供ですので…)
でも迷惑じゃなければ、また勇気を出してコメントさせて下さい。

話に関係無い&意味不明コメントですみませんでした!
Commented by k_penguin at 2008-10-19 21:23
銀河さんコメントありがとうございます。

>他の所での小林氏に対する評価はほとんど「天才!天才!」なのに

 ワタシの評価はネットで主流のとは違うので、最初はワタシもおっかなびっくりでした。
芸能関係のブログは荒れるという噂も聞いていたのでコメント欄も閉じて記事を書いていました。
あるとき思い切ってコメント欄を開けてみたら、
予想に反していぢめられなかったうえに、皆さんが自分の意見を書いてくれたので
とてもありがたく思っています。

ネットでコバケン批評するのは、
国語の授業と違って「正解」というものがないので、いろんな考えが出ても良いのが気楽なところです。

これからも当ブログをよろしく~。
Commented by fumi at 2008-11-13 02:17 x
連投失礼致します。

>ワタシはあれらは、もともと彼が自分の子供を喜ばすために作った物であろうと考えています

実はこれずっと考えていたことでした。
ワタシには、そう思えなかったんです。今までも一度も感じたことがなかったんです。(そう思いたくないとかではないです)

彼の作品の中にある子供目線は「彼自身」と思ってなりません。
久し振りに自分の手帳の昔のページをめくった所
「中二病」
と書いて笑ってしまいました。
ワタシの中では揺るぎないポジションです。

TEXTの条例然り、卒業生ラップ然り、縄跳びや読書なんかも繋がっていると思っています。

ああ、すみません。
投げやりでしたが、どうしても言いたかった事こちらに書かせて頂いちゃいました。
Commented by k_penguin at 2008-11-13 22:28
御意見ありがとうございます。

小林賢太郎の作品に子供目線があるのは間違いないし、
バニー兄さん、不治の中二病にかかっているんじゃないかって気はしますね。

ただ、テーブルコントについていえばワタシはむしろ「親目線」を感じました。
感じたことなので、
もうこれはどっちが正しいとかいう問題ではありませんが。

満員の劇場の客がみんな舞台の上のでかいモニターに映ってる彼の手の中の折り紙を注目している光景を眺めたとき、ふと
 これって、こういう見せ方を予定した作品じゃないだろ。
って思ったのです。
この作品を一番魅力的に見ることのできる客席って、彼の横にくっついて座って、手のひらの中を眺める位置だと。
ちょうど親の手仕事を見つめる子供のように。
つまり、あの作品の予定する「客」は「ぴったりくっついて座るほど親しい関係にある子供」である、
ワタシはそう思ったのです。
そう思うと、あの小作品群はあまり深いテーマ性とかなくて、いわゆる「子供向き」ですし、一人遊びとしては単純すぎる作業です。
自分のためじゃなくて、子供のために作ったんじゃないかな。

とまあ、こーゆー思考の流れです。
Commented by k_penguin at 2008-11-13 22:52
ただ、後に彼自身に向けた表現へと発展した物もあると思います。
「Handmime unplugged」は子供向きとは言えない大仕掛けですし(TAKEOFFオリベが飛行機作りを「最初は息子のためだったけど、今は自分のためだ」と言ったとき、この作品を思い出しました)。
ちくわマンなんか、設定も完全に一人遊びになっています。

それらは縄跳びや読書と似ているけれど、作品に至る発想の流れは別のルートと考えています。
縄跳びや読書を最も楽しむことができる客席の位置はどこかと考えると、
それは舞台の上で一緒にやることです。
ラーメンズの「客」は片桐さんなのです。
だから「片桐はそこに居さえすればよい」と彼は言うのです。

・・・というのがワタシの小林賢太郎における「お客」論です。

また書いてるうちにfumiさんが話題にしたこととテーマがずれてしまいました。
コメントに刺激されるのは良いんだけど、どーも独り言になるなー。
Commented by fumi at 2008-11-14 02:10 x
独り言になっていませんよ。
詳しい説明をして頂いて、なんだか胸のつかえが取れた気すらします。

そしてpenguinさんの思考が真実であって欲しいと願います。
彼が親目線でガシェットショウなんかを作っていてくれたら救われるなと。

それでも圧倒的に「自分中心」になっているところが彼らしいと言えばそうなのでしょうが、そんな彼の作品から人の温かみを感じないのは、きっとワタシが魔法をかけられているからでしょうね。

それら彼の中の真実の観客をオブラートに包んで私達に見せてるのでしょうか。

なんだか私も独り言になってしまってます。

Commented by k_penguin at 2008-11-14 21:35
ちゃんとレスになっていて良かったー。
暴走しかけたので、何度かコメント書き直したんですよ。

>そんな彼の作品から人の温かみを感じないのは、きっとワタシが魔法をかけられているからでしょうね。

 いや、「愛」とか、そーゆーことを表に出すのはダサイとか恥ずかしいとか思う
バニー兄さんの、いわば中二病のせいでしょう。
出さないのはもったいないと思うんだけどね。
まあワタシの考えが間違っているって言われればそれまでだけど。
 
>それら彼の中の真実の観客をオブラートに包んで私達に見せてるのでしょうか。

 それが小林賢太郎の作品のからくりだと思います。
実は特定の人に向けている作品って珍しくはないんですけどね。例えばラブソングとか。
問題は、「解散のリアル嘘」以降、片桐さんが「客」として信頼できなくなっているらしいこと、
そしてトライアンフでは息子の存在が消えていることです。
現在、彼には「客不在」だと思います。
いろいろもっともらしいことを言って、いわゆるふつーの「観客」を「客」として認識しようと努めているようですが、
そう簡単にはいかないと思います。
Commented by fumi at 2008-11-15 12:20 x
むしろ暴走コメが読みたかったですよ。

>中二病

まだ思春期真っただ中なんでしょうか。

>客不在

特定の人に向けているのを知っていても、むしろそちらの方がすっきりしてたり感動することってありますよね。そしてそう作ってゆくのが「作者」なんじゃないかと思っています。

解散リアル嘘あたりから、余計に悶々としたものを感じるように、それは一部の方に言わせると一層深読みしたくなるような、なったのではないかと感じます。
Commented by k_penguin at 2008-11-15 15:08
いやー、ホントはコメント欄じゃなくて、
ちゃんと記事にして発表した方が良いんだろうなって思うんですが、
いろいろ取り込んでたり、
深読みが進むにつれて、記事にまとめにくくなってきてたりして、
ついこんな感じになってしまっています。

小林賢太郎の「お客」論、
たしかDropあたりから書きたいとか書いてたよな・・・。
Commented by you at 2008-11-29 21:33 x
全く話の流れと関係なくてすみません。
小林ファンだから批評は好きではないんですが、
ちょっとレスしたくなってしました。
トライアンフに友人と二人で行ったのですが、
その友人が舞台を観て泣いていました。
TAKE OFFには少なくとも涙を誘うシーンがありましたが、
トライアンフには涙を誘うシーンなどひとつもありませんでした。
そろそろ賢太郎さんが進化できるんでは、と期待もしているんですが・・・・・。(作品の方向性が徐々に変わってきてるので・・・・。)
小林さんは逆にプロデュースされてない方が面白いと思いますけどねぇ・・・・。
Commented by k_penguin at 2008-11-30 17:06
youさんコメントありがとうございます。

トライアンフは
主人公が、仲間っぽい人たちと努力っぽいことをして、
んで、成果っぽいものを得たらしい、という、
全体的に漠然とした話なので、
「…っぽい」あたりを見ないふりができるか、スルーできないか、というあたりで、泣けるかどうかが変わるのかなと思いました。

トゥインクル10周年イベントの作品もふまえた上で、
ワタシ的には、この調子じゃバニーにちゃんとした作品は作れそうにないと思うのですが、
ただ、ラーメンズに関しては、あの兄ちゃんは信じられないバカ力を発揮したりするので
まだまだ予断は許されないと思います。

…なんか小林賢太郎が成功するのを望んでいるのか失敗するのを望んでいるのか、もう良くわかんないですけど。
Commented by 壺の中 at 2010-09-11 02:06 x
およそ2年前に止まっているコメントをいまさら伸ばしてすみません。
「ロールシャッハ」に臨むべく友人とKKP祭りを企てたものの
「トライアンフ」のあまりの腑に落ちなさに、考えがぐるぐるしているノス。お助けください。

夏歩香はなぜ最後まで金貨を受け取り続けるのでしょうか?

最初、金貨は魔法修行を嫌がる夏歩香への「身返り」として描かれました。いそいそと金貨を受け取る姿は、損得で動く狡い子供という感じ。

しかし、咲きほこるひまわりを見て、心を入れかえ、自ら進んで魔法修行を再開した…のに…何故まだ「身返り」の金貨を受け取るんだ!?




Commented by 壺の中 at 2010-09-11 02:07 x
(つづき)
夏歩香の成長を感じさせたいなら、ウィザード・トライアンフがくれようとする金貨を「もう身返りのためにやってるんじゃない」と受け取らない方が良いと思うのですが。

後半に入って金貨の意味がいつの間にか「身返り」から「是認」に変わったようにも見えるんですが、何か意味の変化を示すエピソードがあったでしょうか?

「是認」を表すのであれば金貨を受け取り続けても変じゃないんですが、一体いつ意味変わったんでしょうか?

お手隙のときで構いませんのでレス頂ければ幸いに御座候。
夜中のテンションになってきたので、ここらでお暇いたします。
長々と失礼致しました。
Commented by k_penguin at 2010-09-11 12:19
壺の中さん、コメントありがとうございます。

魔法修行は「バイト」という位置づけです。
現実のバイトでも、
最初は賃金目当てに始めたけど、
そのうち仕事が面白くなってきて、真剣に打ち込むようになる、
とゆー展開はよく耳にします。
それを指して、バイトで人間が成長した、と言ったりする場合もあります。
でも、仕事自体が目当てになってもバイト代は受け取りますよね、もちろん。
自分の仕事がお金の形で評価される、というのも喜びの1つだからです。

自分のプライドが傷つくようないやーな仕事してもらったはした金は
そのお金自体が汚いようにも見えたりしますが、
自分でも満足する良い仕事して貰ったお金は
とても嬉しいものです。

トライアンフで作者は、バイトのこういう側面を描いたつもりなのだと思います。
従って、
夏歩香が自ら進んで魔法修行をすれば
金貨の意味は自ずと「是認」に変わります。

ただそれは作者の中だけで納得されていて、表に特に表現されていないので、
一般に通じてないのです。
Commented by 壺の中 at 2010-09-13 02:55 x
早速のお返事ありがとうございます! こんなに丁寧に解説していただいて嬉しいです。
夏歩香にとって魔法修行はバイトかぁ~。台詞に注意しながらもう一度見てみると確かに、
  『僕は はっきり言って君たちがどうなろうと全っ然興味がない。
  金貨をもらえるっていうからアルバイトとしてやるだけですから!』
と言ってますね~。

それにしても、はたして夏歩香は『仕事』が面白くなったんでしょうか?魔法使いになる事自体に対しては何の憧れも目標も持っていない、
ただ召使の二人が消えちゃわないようにするためだけにある魔法修行というバイト。

彼が真剣に打ち込むようになったのは、自分のスキルアップのためではなく、召使いの二人を救う(=誰かのためにいる)人になりたいという気持ちが芽生えたからかなと思います。

Commented by 壺の中 at 2010-09-13 02:56 x
(つづき)
中盤のウィザードと二人で留守番するシーンで、夏歩香は
  『あんたは不思議な人だな』
と言い、ウィザードの主人としてのひととなりに魅力を感じているように思えます。

自分が消える事よりも召使たちがどうなるかの方を気に掛ける主人。

書割道楽で語られた『愛』は無私の愛、自己犠牲の愛、与える愛ですよね。これってキリスト教の愛(アガペー)なんです。
(余談ですが「TAKE OFF」の織部の名台詞『許さないと許してもらえないんだ』も聖書の言葉ですよね。)

トライアンフの中で表現された夏歩香の『愛』は、必死に呪文を唱えまくり「あきらめたくない!!消えて欲しくない!」とじたばたする姿かなと思います。

どう思われますか?
Commented by k_penguin at 2010-09-13 21:55
>壺の中さん
>はたして夏歩香は『仕事』が面白くなったんでしょうか?
 それは感じて当然の疑問だと思います。
「魔法修行というお仕事」の面白さが作品から全く伝わってこないからです。
マジックグッズを使った小芝居やってるだけだもんね。
しかし、
>召使いの二人を救う(=誰かのためにいる)人になりたいという気持ちが芽生えたから
 と、いうのもまた作品から伝わってこないのです。
ヒマワリ畑のシーンは夏歩香の気持ちが変わる重要なシーンですが、
そこで彼はメイド達のことに一切言及していません。
もし、誰かのために必要な人になりたいと思うのであれば、
自分が魔法使いにならなければ、2人はどんな気持ちになるだろう、とか
想像するはずですよね。

ソフト持ってないから記憶だけが頼りですが
作品を通して夏歩香がメイド達の気持ちを自発的に想像することは
全くないと言っていいほどだったと思います。
彼がかろうじて興味を示すのがウィザードですが、
それもなぜなのかはっきりしないし、喋らないウィザードの心の内をあれこれ想像する、という作業もない。
もの珍しいから興味を示しただけ、と判断されても仕方ない程度です。
Commented by k_penguin at 2010-09-13 22:07
ワタシ的には
喋らないウィザードが小林賢太郎の象徴だから夏歩香が興味を示している、
としか思えませんでした(心の内を想像しないのは、もう知ってるから)。
結局夏歩香は「自分」にしか興味がないのです。


一般的に言って、見知らぬ人がお話の冒頭でお知り合いになれば、
話の終わり頃にはそれなりに大切な存在になるものです。
だからこの「トライアンフ」もきっとそうだろう。
そういう先入観を取り払って見てください。

お知り合いになって大切な存在になっていく過程こそが大切で、
だからこそ「愛」に説得力が出るのです。
大切な存在になっていく過程の描写が抜けている
「トライアンフ」には「愛」を語る前提が欠けています。
Commented by k_penguin at 2010-09-13 22:07
ついでに「TAKE OFF」オリベの『許さないと許してもらえないんだ』についてワタシの考えを述べます。
この台詞は再演版で付け加えられたものですが、
聖書っぽいことと、なぜシノダを許すのかという大いなる謎を1言で片付けてしまっていることから
「無私の愛」のようにも見えます。
でもその解釈はあまりにもオリベが突然悟りの境地にトリップしすぎだと私は思います。
聖書において「許すことによって許される相手」は唯一神たる神なんですが、
オリベが唯一神を恐れているとはとても思えないしね。

オリベが許してもらいたいと思ってる相手って、「奥さん」しかいないです。
彼は虚勢を張っていますが、ほんとは奥さんに謝りたいのです。
でも、シノダを許せば奥さんに許されるという因果関係はありませんから、
すなわち
オリベは、虚勢を張るシノダを「責めることができる立場にない」
このことを、もって回った言い方にしただけだと私は考えています。
Commented by 壺の中 at 2010-09-14 05:00 x
福岡の劇場で見た時には「何が言いたいとや賢太郎…」と思った
トライアンフですが DVDだと、筋の流れを妨げてるとしか思えない
「児童向け衝立芸」(チャプター3「魔法の世界へようこそ」)辺りを省いてストーリーを追う事が出来、やっと内容がつかめてきました。

ペンギンさんの読み解きに刺激を受けてもう一考え。
夏歩香の愛については後ほど、まとまりが付いてから書いても良いですか?

ついでの「TAKE OFF」

>聖書っぽいことと、なぜシノダを許すのかという大いなる謎を1言で片付けてしまっていることから
「無私の愛」のようにも見えます。
でもその解釈はあまりにもオリベが突然悟りの境地にトリップしすぎだと私は思います。
 
紛らわしい書き方で誤解させてすみません。
オリベの台詞については「無私の愛」とくっつける気は更々ないです。
賢太郎は聖書に興味があるのか?という連想で思い出しただけなんです。

KKP次公演「ロールシャッハ」はストーリーは二の次で、久ヶ沢さんに会うために行きます。アニキ~!!


Commented by k_penguin at 2010-09-14 22:14
「トライアンフ」は、なかなかつかみにくいですよね。
気長にお待ちしております。

「TAKE OFF」オリベの台詞については、了解しました。
あの台詞については機会があったら書いておきたいと思っていたので、
「無私の愛」とは関係ない、おまけとして流しといてください(^-^;

久ヶ沢さんは安心してみていられますね。
「ロールシャッハ」自体は、
果たして理解できる話になるのか予断を許さないところですが…

壺の中さん以外の方も、
トライアンフについてのご意見ご感想、、クレーム等ございましたら
このエントリや、「トライアンフ」その1、やその2エントリに
コメントよろしくです。
Commented by 壺の中 at 2010-09-17 02:03 x
>ペンギンさん
>一般的に言って、見知らぬ人がお話の冒頭でお知り合いになれば、
話の終わり頃にはそれなりに大切な存在になるものです。
…そういう先入観を取り払って見てください。
  まんまと脳内で補完計画が誘発されていたようです(^^;)
Mr. 説明不足は観客が持っているであろう、そういう先入観を当てにしちゃったんですかね?

>大切な存在になっていく過程の描写が抜けている
 これは私も感じました。魔法コントをもっと削って、その辺りのエピソードをひとつでも入れてくれてたら良かったのに。
福岡のホールはキャパが大きすぎて後ろのほうの席だった私は、延々続く魔法コントにうんざりして「長っ!」と突っ込んでしまいました。
 
夏歩香の愛については私の中で未だ迷走中ですが、DVDを見ていてデジャヴを感じたシーンがあります。
召使たちがあきらめようと言い出すのに対して夏歩香が
「消えちゃうんだぞ!おい!ご主人様なんとかしろよ!!」
と叫ぶシーン。  
まるで「器用不器用」の小林…と思ったとたんに条件反射の涙が出てびっくりしました。
やれやれ、補完計画の罠にまた掛かってしまいそうです。


Commented by k_penguin at 2010-09-17 23:03
>観客が持っているであろう、そういう先入観を当てにしちゃったんですかね?

小林さんは客のことは考えないです(と、いうのが常日頃のワタシの考えです)。
3人と親密になっていくエピソードよりも魔法コントの方が重要事項だと小林さんが考えたから
ああいうことになったのです。
つまり、夏歩香は召使い達を助けたくてがんばったのではない
、という解釈でいいと私は思うのです。
(彼ががんばる理由はむしろ魔法コントのなかに隠されているのでしょう。それがなんだか知りませんが)


壺の中さんは、夏歩香の愛にこだわっておられるようですが、
なにか理由があるのでしょうか。
必死に呪文を唱えまくり、あきらめたくないとじたばたする姿に
「愛」を感じたってことでしょうか。

ワタシが見たときは、夏歩香はじたばたしてましたが「ごめんなさい」を言っていないというミスを犯していました。(「トライアンフ」その1の記事に書きました)
ソフト見てないので、今はどうなってるか知らないんですが、
あのシーンには、どうにもケチがついてしまっています。

「器用不器用」の小林を連想した、というのは面白かったですが
・・・ってことはやっぱ、結果出ないっぽいよね。
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-20 00:45 x
>魔法コントの方が重要事項
小林本意ってことなんでしょうね。
物語の構成とか、客のことなんて眼中にはなくて、自分が演りたいと思ったことを演る。
penguinさんのおっしゃるように、
>彼ががんばる理由
がそこにあるとするなら、その理由は多分ステージの演者や客以外に向けられたメッセージなのかもしれませんね。
だいたい、初歩的な社会性を身につけることで夏歩香(小林)が受け入れられたい社会ってどんなところなんでしょう?
夏歩香を選んで頼る魔法使いとその召使たちは、夏歩香にとって教師なのか仲間なのか守るべき者たちなのか?
個人的にはどれでもあるようで、どれでもない感じがします。
基本的には、受け入れてくれる場所や仲間がどうしえも欲しいという必至ささえ見えないし。
きっと必要じゃないんでしょうね。
ドラゴンと戦って、自分の存在と引き換えに勝ち取る何か以外は。
そういう意味では、私の中のスピンオフストーリーはかなり面白くできあがっているのですが、ここで披露できないのが残念です。
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-20 00:46 x
小林がトライアンフの中で描こうとした「愛」は、多分芝居の外にある気がします。
だから客に伝わらなくて当然なんですね。
小林(夏歩香)のメッセージは演者にも客にも向けられていないわけですから。
Commented by k_penguin at 2010-09-20 21:29
「トライアンフ」はよく分からない作品で、だから理解したいって思う方がいて当然なんですが、
どーもワタシ的にはやる気起きないんです。
というのは、
全体的に自分へのエールっぽい感じで、しかもそれが
うすいさちよ28歳独身(「おじゃる丸」の)が言うところの
「がんばれ…あたし」
的な、お気の毒感満載の雰囲気があるからです。

ワタシの解釈としては、召使たちは「両親」です。
メイドが父親、執事が母親。
だから、教師であり仲間であり守るべき者でもあり、そして同時にそのどれでもない。
多分まだ具体的に面倒を見なくてはならない状況にはなってないのでしょう。
親との関係を突き詰めて考える必要には迫られていない。
だからあまり必死ではない。
親との確執の掘り下げも浅い。

なのに何で親をとりあげたかと言えば、
それ以外の親しい人がいなくなって、親だけ残ったから。
がんばる気力を出すために、
がんばる理由を見つける必要があるのです。
Commented by k_penguin at 2010-09-20 21:29
観客が望んでいるのは、「ドラゴンと戦う愛の話」です。
小林さんは自分の話さえすればいいと思ってるみたいですが、そうじゃありません。
いくら小林さんでも
遅刻したら、謝ろうぜ、とか
親はいなくなっちゃう人だから、親孝行しよーね。
とか、そーゆー話では、客はまるで何も聞かなかったかのような反応をするでしょう。
SAKABEさんのスピンオフも、ドラゴンと戦う系(それを望む人)の話だと推測しますが。
壷の中さんもそっちにテーマを持って行きたいのかなって気がしましたし。

でも「トライアンフ」それ自体は残念ながらその話じゃないと思います。
んで、やっぱりワタシ的にはやる気起きないんですよー。
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-22 01:43 x
penguinさん

御察しのとおりです。
penguinさん、「親」ってこと前にもおっしゃてましたよね。
すみません、個人的に「こっち」の方が面白かったので、こっちでスピンオフしました。
(て言うか、トライアンフはそっちのけで、勝手な妄想が暴走モードに突入です。)
penguinさんのやる気の起きないと言うのも理解というか同感なんですよね。
トライアンフを「理解」したい気持は確かにありますけど、あまりにもつまんなくて、DVD見るのもおっくうで、もう「どうでもいい」て気持ちにもなってます。
だいたい、皆さんのコメ拝見してダメなことを知ったうえでDVD買って、見て、愚痴言うのもお門違いではあるんですけどね。

せめて夏歩香が背中丸めて悩んでてくれてたら、少しは萌えたのに・・・
Commented by k_penguin at 2010-09-22 23:34
小林さんの「お金」とか「親」とくに「父親」なんか、興味はあるんですけどねえ。
それも掘り下げが浅いんですよね。
(ワタシ的には、金を盗む挿話がなければ話になんねーぜって感じ)
スピンオフくらいしか楽しみ方はないと思います。
つか、スピンオフ作れるくらいトライアンフからインスピレーション得たって、SAKABE さんすごいですね。
小林さんの作品は「さまよえる情念」的なものが多いから、創作のインスピレーション受ける方は多いようですが、
トライアンフはへちょへちょな印象だったから。

その話、大体どんな感じの話なんですか?
Commented by 壺の中 at 2010-09-23 00:07 x
わぁ今更な「トライアンフ」なのにコメントが増えてる~
>penguinさん
>ドラゴンと戦う系
 KKPでは悪らしい悪が登場しないので、戦うゆうてもメンタル面かと思いまして、そこら辺を糸口につらつら考えてみました。

夏歩香にとってドラゴン(戦う対象)は何でしょう?
私は彼が抱え込んでいる「怖い」なのだろうと思いました。
夏歩香もシノダに負けず劣らず、今まで「怖い」に向き合ってこなかった人。
Commented by 壺の中 at 2010-09-23 00:08 x
幼い時から、ほかの人は普通に出来てる事なのに、自分がやるとなぜか結果が出ない(必要な時に間に合わない)。
何度も繰り返される失敗体験の度に自分に失望し、傷ついてきたんだろうと思います。
 (子供って失敗に過剰反応おこす事がありますよね)
これ以上傷つくのが「怖い」彼は、やり遂げたい事をあえて持たない、結果を求めないことで、成功も失敗もない状態を作り出し、自分を守ろうとしたのだと思います。
だから魔法修行に対しても、周りが熱心になるほど つい逃げの姿勢をとってしまう。
「きっとまた僕は応えられないに決まってる」と。
(ああ、書いてるうちに思い浮かぶのはビビリな6歳の甥っ子…)

でもひまわり畑の夢が現実になっていたと知った時、夏歩香は「自分にも結果が出せるのかも」とやっと思えたのではないでしょうか。だったら僕にはやらなくちゃいけないことがある。と屋敷へ戻り、本気で魔法修行に取り組みます。
この時点で夏歩香の「怖い」は、かなり解消され、ドラゴンと言うよりトカゲのサイズになっているかもしれません。
Commented by 壺の中 at 2010-09-23 00:20 x
消失寸前のウィザードや召使たちのために必死に呪文を唱えまくり、あきらめたくないと じたばたするとき、自分の「怖い」なんかどうでもよくなってゆきます。
こうして夏歩香はドラゴンを倒した…というか消したのかなと思いました。
Commented by k_penguin at 2010-09-23 01:00
壺の中 さん
何かここ数日小林さん関係アクセスは増えてます。
TOWERのソフト発売のせいもありますが、そのついでに他の小林さん関係の記事を見る方もいるようです。

で、トライアンフですが、

作者的には、壺の中さんがおっしゃるような話なんだと思います。
で、それで壺の中さんは、夏歩香がドラゴンと戦うウィザードのように自分と戦ったと思いますか?
そーゆー感じはしないと思います。

ひまわり畑の夢が現実になったという後ろ盾があるからやっと魔法修行をやったというのでは、「戦った」って感じじゃないです。
それじゃあ夏歩香の最後のあたふたじたばたも
「あれー?ひまわりの芽は出たのに、魔法できないなんて、予定と違うぞー?」
って意味になってしまいます。
召使い達も、「できるって夢見たから救ってあげるよ」ってことになりますね。
なんかしょぼいです。
Commented by k_penguin at 2010-09-23 01:04
この手の話は、ふつーの組み立てであれば、
大好きな人たちを救うために、普通だったらできないことを頑張ってやりとげる。
という話になります。
(ドラゴンと戦うウィザードもそうですよね。)
つまり、「好き」が「怖い」を上回ったとき、奇跡の予兆、例えばひまわり畑の夢とかが現れるのです。
夏歩香と召使い達が親しくなってないのに夢だけ見ても、説得力ないんです。
1人で自分のために頑張るだけですから。

「僕1人でもがんばれるよ!」って、それこそ6歳くらいの子供は言いますが、
オトナになれば、1人だけで頑張れることには限界があると気がつくものです。
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-23 17:42 x
penguinさん
>スピンオフ作れるくらいトライアンフからインスピレーション得た
本当に情報少ないですから、きっかけになったのはほぼ4点。
見えない犬のトライアンフと、言葉を発しないウィザードトライアンフ。
傷つけると自分が傷つき、倒せば自分も消えてしまうドラゴンの存在。
それと、たくさんのひまわりの中で「僕のひまわりはどれ?」ですかね。
でもってテーマは「存在意義と(相手との)相互価値」。
で、私の脳内で繰り広げられているのは
「発言しないけど語っている、見えないけど存在している、自分が傷つけばいっしょに傷ついてくれる一心同体の存在として受け入れられたい願望?の小林君は・・・」
ていう感じですかね。
スピオフと言うよりは、読み換え?ですね。
この物語の中の小林君は、まだひまわりを探せていません。
ひまわりはひまわりとして確かにそこに咲いているのに、小林君の理想的な大きさや形じゃないらしく、いつも見落としてしまうのですよ。
そうしていまだに小林君は、ジタバタしながら見つけられないひまわりを探し続けている悲しい物語・・・
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-23 17:42 x
勝手に膨らますだけ膨らませて、小林君はいつかひまわり探しの旅に旅立ちそうです。

おそまつでした。
Commented by k_penguin at 2010-09-24 23:44
あーなるほど、
トライアンフではヒマワリは天職ぽいイメージですが、
理想の女性捜しみたいな方向にもっていきましたか。

「発言しないけど語っている、見えないけど存在している、自分が傷つけばいっしょに傷ついてくれる一心同体の存在」は、
何か思春期っぽくていいですね。
誰もが1度は通る道って感じ。
小林さんはまだその道でさ迷ってるんすかね。
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-25 01:09 x
本当、こんなふうにしか楽しめないですからね。
「小林賢太郎を10倍楽しむ・・・」とまではいかなくても、1.5倍くらいは楽しんでます。
そういう意味では、情報の少ない説明不足な脚本に感謝しなくちゃいけないですね。
(面白ければやってないでしょうね。)

>小林さんはまだその道でさ迷ってるんすかね
どうなんでしょう?
よく中2病と称されるようですから、今だ思春期なのかもしれませんね。
ま、人のことは言えませんが・・・
Commented by at 2010-09-25 01:10 x
>SAKABEさん
スピンオフストーリー組み立てられるなんてすごいです!
私は単発エピソードを落書きするくらいで力尽きてしまいます。

私の周りでは最近「トライアンフ」夢オチ説が流行っています。
全ては夏歩香の見た夢なのではないかと。色んな設定やエピソードがフワフワしているのも夢だからという逃ゲ逃ゲな理由。
 冒頭の、執事が夏歩香の部屋に現れる辺りから夢に入って、
消失を免れた魔法屋敷の3人にひまわりが届いた辺りで覚める。
ひまわりも就職もトライアンフも全部夢。夏歩香はからっぽのまま…。
 それじゃKKPじゃなくてpotunenになっちゃうよと勝手に寂しくなってしまいました。



Commented by 壺の中 at 2010-09-25 01:12 x
>penguinさん
>この手の話は、ふつーの組み立てであれば、
大好きな人たちを救うために、普通だったらできないことを頑張ってやりとげる。 という話になります。
  たぶん「トライアンフ」はそのもう一歩か二歩手前のとこまでしか書けてない話なんでしょうね。もう一幕分くらいエピソードが足りない感じがします。ドラマ部分よりマジック部分を楽しむ仕立てなのでしょうか?
…でもマジックもあんまり…。単純な仕掛けでも「片桐教習所」の変身の方が衝撃的だったなぁ。

>ひまわり畑の夢が現実になったという後ろ盾があるからやっと魔法修行をやったというのでは、「戦った」って感じじゃないです。
  夏歩香に限らず「怖い」を抱え込んだ人は自分自身を信用していないので、まず後ろ盾が得られないと前へ進めないようです。
健全な人から見ると「そんなんで戦ってるって言えるかよ甘ったれ…」と言いたくなりますが、いつも普通の人より1ステップ余計な障害を越えなくてはならないため感情やエネルギーの消耗が激しいそうです。
とモノの本で読んだものの家族に「怖い」の人がいると結構大変です。
Commented by k_penguin at 2010-09-25 02:07
確かに小林さんは
普通の人より1ステップも2ステップも余計な障害を越えなくてはならない方であるようです。
でも、その内面世界をそのまんま馬鹿正直に舞台上に出してしまうと、
客に伝わらなくて、おかげで夢オチにされてしまうのですよ。
客の大半は「そんなんで戦ってるって言えるかよ甘ったれ…」と平気で言う、健全な人だからです。
表現の方法として、「余計な障害」を、健全な人でも納得する程度の「余計じゃない障害」に誇張するべきです。
ドラゴンと戦うウィザードの話のように。

小林さんは馬鹿正直すぎるんです。
タワーマニアの話でも最終的に近所のスタバにしか行けてないしね。
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-25 15:23 x
壺の中さん
すごくなんかないですよ。
夢オチ、言わば私の妄想も似たようなものです。
礼儀作法や謙虚というものを、多分正しく理解できているとは思えないので、彼の規格に合わない探しものは見つかりそうにありません。

penguinさん
>「余計な障害」
>馬鹿正直に舞台上に出してしまう
血の流れている傷口を隠しながら、痛い顔はしてみせるみたいな感じでしょうか。
精神的なドキュメンタリー見せられても、ねぇ・・・
「そうして彼は、スターバックスでキャラメルマキアートを買えるまでに成長したのです。」
ってナレーションが聞こえてきそうです。
Commented by k_penguin at 2010-09-25 22:19
>精神的なドキュメンタリー
前のコメントで小林さんを馬鹿正直って言いましたけど、
「自分がどう感じているか」については彼は馬鹿正直なんですが、
「そう感じる自分」についての説明が一切無いのも問題です。
最低限の自己紹介がないっていうか。

壺の中さんは「余計な障害」について
>「怖い」を抱え込んだ人は自分自身を信用していない
 って説明してくれました。
親に愛してもらえない子供は自分を信用できないですよね。
親との関係が「怖い」を左右し「余計な障害」を左右する要因です。
トライアンフの冒頭で夏歩香の親の、子供に対するスタンスが語られているのは意味があるのです。
でも、あの内容では夏歩香がどんな「余計な障害」を抱え込んだのかわからない。
説明が中途半端です。

小林さんはラーメンズでもKKTVでもその調子で、
「そう感じる自分」についての説明が一切無い。
そのために伝わらないならそれでいいと思っている。
伝わらなくても、共鳴する人は共鳴するであろうと。

でも、それってほんとかなって思います。
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-28 01:04 x
penguinさん
いまさら質問です。

>「ドラゴンと戦う愛の話」
>「トライアンフ」それ自体は残念ながらその話じゃない

一週間ほど前におっしゃっていましたね。
また、やる気が起きないとも。
penguinさんはどうゆう風にこの物語をとらえていらっしゃるのか、伺いたいです。
実を言うと私自身、トライアンフから様々なシュチエーションを想像してしまい、逃れられない状況にいます。
そのどれもが、救いのない、悲しい話になってしまい、夏歩香はあっけらかんとお馬鹿さんなのに対し、想像の中の登場人物は陰鬱などという萌えポイントを通り越して痛みさえ感じます。

デリケートな問題を含んでいると思われますので、コメントできる範囲で結構です。
一度penguinさんの意見を伺って、自分の考えを整理できたらと思っています。
わがままなお願いだとは重々承知していますが(今さらですが思ってるんですよ)、お考えをおきかせください。
Commented by k_penguin at 2010-09-30 20:49
何を間違えたのか
レスを「トライアンフその2」エントリにつけてしまったことに気がつきました。
すみません(^-^;
今さら戻すのも読みにくいので、このままその2の方で行きます。
by k_penguin | 2008-09-16 00:42 | エンタ系 | Comments(95)

法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。


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