『トライアンフ』その2 ロスタイムのニート

今回は書きにくい。
まず、小林賢太郎特有のテーマが隅に押しやられている。俺は今までずっとこのテーマを追ってきたのに。
そして、それに代わるメインテーマの方に俺はあまり興味はないし、第一、とても残念なできばえだ。
だから、メインテーマを中心に取り上げると、ただのダメ出しになって、読んでも面白くないかと思うし、書いている側も面白くない。
しかし、隅に押しやられたテーマの方をメインに据えるには、情報量が少なすぎる。
うーん、どうしよう。

考えても何も浮かばなかったので、そのまんまで行くことにした。
メインテーマと、隅っこのテーマと、2つを順に取り上げる。
今回はメインテーマの方を取り上げる。


『トライアンフ』のテーマは「頑張っていれば、いつか必ず報われる」っていう話に見え・・・いや、見えない。
「頑張っていれば、いつか必ず報われればいいのに」って話に見える。
それくらい説得力がない。



まずそもそもの話、夏歩香が何を得ようと魔法の修行を頑張っているのかが不明だ。
彼は別に魔法使いになる事自体に魅力を感じているわけではない。じゃ、何のために?
メイドと執事を消滅から救うため?
しかし、魔法の修行から逃げ出した夏歩香が、戻ることを決意するシーン(ひまわり畑のシーン)で、彼はメイドと執事のことなぞ全く言及していない。彼は、自分の面倒を見てくれている2人についてあまり思い入れを持っていない。
彼が戻るのは、このまま2人が消えることが忍びないからではなく、自分のひまわりの芽が出たからだ。

じゃ、ひまわりの花って彼にとって何なんだ。それは何の象徴なんだ。
・・・これがよくわからない。
物語の最後にひまわりの花が贈られたところからすれば、どーも目的は達成できたらしいが、それは具体的に何が出来たと言うことなのだろうか。
自分の才能が開花した状態を指すのだろうか?夏歩香って何か才能持っていたか?魔法じゃないよね。魔法使いの家を出たら魔法は使えないんだから。
つか、どこに就職したのかもわからないのに、どういう才能が開花したかわかるわけないじゃん。

ひまわりの花で体よく誤魔化しているが、結局彼が何をしたいのか、わからないまま。
目的不明でただ頑張られても、見ている側にはそれが正しい方向の頑張りなのか、ただの空回りなのかわからない。頑張りの説得力に欠ける。


頑張りの方向が正しいのかどうかわからない理由というのは、もう1つあって、それは夏歩香に成長が見られないことだ。
自己中心的なコドモが、「謝ること」「謙虚になること」などを学び(これらは本当にレクチャーの形で行われる)他人を思いやるオトナになるという話のはずなのだが、理屈だけ丸暗記したみたいに上っ面をなぞった結果に終わっていて、成長の形跡が認められない。

ここは、メイドと執事が消えてしまうとき、夏歩香は自分を責め、最後まで諦めるなと怒鳴って大騒ぎするが、明示的に謝っていないという形で初めは明確に指摘できたが、後から、夏歩香が明示的に謝ったというご報告をいただいているので、このシーンについては今ひとつ不明確になっている。
ただ、どさくさに紛れて謝ったというだけでは、それは「謝罪」ではないと思う。謝罪ということは、腹をくくると言うことだから。

1度逃げ出した彼が戻るのは自分のひまわりの芽が出たからだ。
「結果が出なさそう」だったから逃げて、「結果が出そう」になったから戻る。
とにかく自分のことばかり。そして最終的に教えられたことを丸暗記しただけの優等生。
これでは共感する気になれない。
消滅のまぎわ、メイドが彼を成長したと褒める理由が俺にはまるっきりわからない。

つまり、人に頑張ろうという元気を与える話としては、これは全く使えないのだ。
むしろ、頑張りたいけど目的がないとか、頑張っても空回りとか、あくまで自己中とか、この辺からすると、焦ってるニートの話に見える(夏歩香はニートだし)。
小学2年で蒔いたひまわりは「遅いけれども必ず咲く。」
全編通じて「遅い」ということばかりやけに強調されている。
喩えてみれば、ロスタイム、かな。
ロスタイムのニートの逆転シュートの夢。


でもまーそれはそれでいーんじゃねーのって俺は思う。
ロスタイムのニートの夢は、現実社会には通用しないと思うけど、舞台に上げる物が、現実に通用する理屈でなければならないということはないからね。
それで客が入ればそれで良いんだろうし。俺はもう見ないけど、それだけだし。はい終了。

・・・でも、今回はもう少し掘り下げてみようと思う。
今までの作品などから考えるに、作者自身が現実社会で通用出来るようになりたいと思っているような感じがするからだ。
一般的なニートの問題点や、まして小林賢太郎の抱える現実の問題なんて俺にはわからないけど、この話が普通の成長の話にならなくて、ロスタイムのニートの話になった原因なら掘り下げることが出来そうだ。

   というところで、続く。
[PR]
Commented by asuka at 2008-09-18 15:01 x
解析前後編、読ませて頂きました。お疲れ様です。
言うほど叩きまくりでもないと思います。
私としては、こんな書いてて全然面白くなさそうな事を(笑)、細かく検証して頂けてとても有難いです。

しかし、
>小林賢太郎特有のテーマが隅に押しやられている
ことばかり気になってしまいます。

観てしばらくは、これが開き直りに感じられて頭にきたのかもしれません。
時間が経つにつれ、また解析を読んで、悲しくて怖くなりました。

>人に頑張ろうという元気を与える話としては、これは全く使えないのだ
私は元気どころか、すっかり気が滅入っています。
観て随分経つので、全てを「トライアンフ」のせいにはできないのですが。

もう「故人を偲ぶ」みたいな心境です。
死んでないっつーの。
今頃は福岡か、札幌かどこかで(適当)。
Commented by めじろパン at 2008-09-18 23:17 x
初めてコメントいたします。
・・・が、植草さんの記事をきっかけに(笑)、こちらのブログは時々伺わせて頂いていました。

私は7年前から小林賢太郎の舞台を見ていますが、いっつものほほんと見ていて、k_penguinさんのような考察をしたことがありません。感心を通り越して驚愕の思いで読んでいます。
たとえ駄作であっても、もうここまで考えて貰えたら作品として生まれてきた甲斐があったのでは・・・という心境になっています。

ちなみに私はトライアンフはトライアンフで、結構楽しんで見ちゃいました(笑)。
KKPは常連役者さんばかりとはいえ、小林さんが他の役者さんと舞台に上がる唯一のカンパニーなので、それが見たくて劇場に足を運んでいます。
製作者を甘やかす、典型的なダメ観劇者・ファンですね。

これからもラーメンズに関係なく、全ての記事を楽しみに訪問させて頂きます。長々失礼いたしました。
Commented by k_penguin at 2008-09-19 00:55
asukaさん、解析読破ありがとうございます。

今までの小林賢太郎って、叩くにしても、問題点が1,2ヶ所に凝縮していたんですが、
今回は「全体的にダメ」って感じになってしまったので、評論も書きにくかったです。

>小林賢太郎特有のテーマが隅に押しやられている

本人、このテーマを扱うときに自分の魅力が発揮されるってこと
わかってないんじゃないのかなー
と思いました。
もったいない奴です。
でも、そのテーマが「愛」だと明言したのは、この作品が最初だと思うので、
(「愛」という言葉自体は『机上の空論』以降2,3回使っているけど)
そこはワタシ的には収穫でした。
Commented by k_penguin at 2008-09-19 00:55
めじろパンさん、初めまして。

わー、植草さんと小林さんの両方の読者って初めてだー。
へー、いるんだー。(←バニーボーイで)

今回、この評論がなかなか書けないのでイライラして、
2ちゃんの植草さん関連スレでクダまいてしまいましたよ。はっはっはっ。

>たとえ駄作であっても、もうここまで考えて貰えたら作品として生まれてきた甲斐があったのでは・・・

ワタシもここまでブログ記事になれば、5565円損したと思わないですみます。
つまり双方のためになったと思います。そう思おう・・・。

>小林さんが他の役者さんと舞台に上がる唯一のカンパニーなので、それが見たくて劇場に足を運んでいます。

なるほど、そういう魅力もあるのですね。
私はあまり役者さんには興味ないからなー・・・。


植草さんについてはもう余り記事にする機会はないと思いますが、
これからもよろしくお願いします。
Commented by asuka at 2008-09-19 17:30 x
k_penguin様

>このテーマを扱うときに自分の魅力が発揮されるってこと

過剰に意識はしていても、魅力とは思っていないかもしれませんね。
今回はわざと隠した(逃げた)感じがして、そこが腹立たしいです。
でも、探求しているテーマというのは、同時にその人の弱点でもある訳で、
それを人に見せるって事は、単純にすごいことだと思います。

『机上の空論』は観ていないのですが、
『愛』がきちんと捉えられて言葉に出てきたって、大きな成長ですよね(笑)。
これからF難度が出るかも!と期待してみます。

こちらで色々書かせて頂いたので、私も元を取ったことにして、
もうあまり考えないことにします…
主人公の名前がカフカだとか考えだすと、もう駄目です(笑)。
頭の中がグツグツしてきます。
Commented by k_penguin at 2008-09-19 17:58
『机上の空論』は面白いですよー。お勧め。
NAMIKIBASHIのコンビで作ってて、短編映画集DVD『Jam Films 2』に収録されています。
『愛』がきちんと捉えられているとは言い難い作品でラストのメッセージ部分が浮いている感がありますが、
小林賢太郎が愛という言葉を使ったので驚いた記憶があります。

>主人公の名前がカフカ

そーゆーのはバニーのギミックだと思っています。
受け手が考えすぎてしまうけど、
ネーミングについては小林賢太郎はストレートな人です。
イモムシ→変身→カフカ
という程度の意味でしょう。
『Alice』のイモムシについては、「手も足も出ない」→イモムシ
と、ワタシは考えています。
Commented by asuka at 2008-09-19 22:50 x
>「手も足も出ない」」→イモムシ

なるほど(笑)。
そう見ると、イモムシを自在に操って技を繰り出しているのが面白いですね。
「色々できるけど結局何もできない」っていう感じでしょうか。
レイコは変身しても白い○にしかなれませんでしたが、
小林賢太郎がいつしか美しい蝶に成長することを信じたいです。
…と綺麗にまとめたつもり。

虫になったザムザは、妹に石を投げられて死んでしまうんだったか。あれ、母親かも。曖昧な記憶。
文句は言っても石は投げないからさー

気力が復活したら『机上の空論』観てみます。
Commented by k_penguin at 2010-09-28 22:09
この話はいろんな要素が整理されないまま放り込まれていて、しかも全部中途半端なので、どういう目線で捕らえるのが適当なのかワタシもよく分かりません。
ブログでも「ニート目線」と「愛目線」の2つの方向から記事を書きました。

作者の意図した話としては「ニート目線」に近いと思います。
これはワタシの記事より、壷の中さんがまとめてくださった話の方がうまくまとまっています。
2010-09-23 00:08以下のコメントです。「怖い」の克服ですね。

「怖い」を克服して「大勝利」をおさめる、世間に通用するオトナになるには、
「謙虚である」「金は悪いものではないと学習する」「謝れる」ことを習得しなければならないそうなんです。
どうにも説得力のない話なのですが、彼の中ではそれは説明するまでもないことらしいです。
ワタシとしては、なぜそれらが問題になるに至ったかの説明をすべきであって、
そしてそれには、もっと両親との関係について深く語る必要があると思っています。
Commented by k_penguin at 2010-09-28 22:09
ドラゴンのくだり(Potsunenからmaruの象徴ととらえています)は、劇中では「魔法使いになるには愛も必要」ということの理由づけとして出てきます。
ただ、「愛」については習得した成果を夏歩香が示すことはなく、夏歩香においてはそれがメイド達(両親)に対する愛なのか、アイドルユニットへの愛なのかは不明です。
どうにもそこだけが浮いていますが、それはまあ、
小林さんが「愛も必要だが相手がいない」と馬鹿正直に申告したものとして、
とりあえず処理しています。

…書いてはみたが、やっぱりうまくまとまってませんねえー。
SAKABEさんのお役に立てそうにありません。
も少しピンポイントな質問であれば、ご要望にお応えできるかも。
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-30 01:53 x
penguinさん
早速にありがとうございます。
実はpenguinさん、壺の中さんがのおっしゃっている「ニート目線」
とは、違う解釈で考えています。
また、「愛」の向けられている方向も違った視点でとらえました。

これは前回のスピンオフとは全く違う見解であり、あくまでも私個人の思い込みから連想されたものです。
冒頭で揶揄している「親の愛」を、魔法の説明と称した衝立を使ったネタの中で肯定していること(飛んでいった風船と流れていったおもちゃの船のくだり)に矛盾を感じ、また、ひまわりが最終的な成果物であるなら、それは何を成した成果なのかという疑問が発端となり、以下の解釈になりました。
(以下箇条書きで失礼します。)
「親の愛」≧「魔法」
「愛」の向けられる先:「親」→「小林(便宜上)」→「子」
「ひまわり」=「家庭」
魔法修行とは親修行であり、魔法を使えるようになると言うことは「親」として「子」に「愛」を注ぐということ。
「親」になることで、20年前の「家庭」と現在の「家庭」を成立させることができる。
ドラゴンとの戦いは額面通り無償の愛であり、その「愛」が向けられる先は「子」(「小林(便宜上)」含)。
Commented by K☆SAKABE at 2010-09-30 01:53 x
もう少しドラマチックに表現したいのですが、今の私にはこういう表現しかできません。
ちなみに、「魔法習得」=「社会性と就職(甲斐性のある親)」=「幸せな家庭」という図式が成り立つなら、終幕前のまったりとしたトライアンフとその召使たちのたたずまいは、理想的な「家庭」の形であり、そこに届くひまわりはその象徴ではないかと考えています。
で、そこには決しておめでたくない匂いがしているという個人的な思い込みから、悲しい物語なわけです。

まとまらないまま書き込んでいるので散漫な文章で申し訳ありません。
Commented by k_penguin at 2010-09-30 22:00
ふーむ。家庭の再構築、ですか。
解釈にちょっと引っかかるところもありますが、
(現在の家庭における「子」に相当する人物がいない、現在の家庭を視野に入れているのなら、夫婦関係についても述べなければならないが、それについての言及がない)
面白い視点ではあると思います。
解釈に引っかかるところがあるのはニート視点でも同じですし。

「一人前のオトナ」とゆーものは、働いていて、かつ、家庭を持っている、と一般にとらえられていますから、
ひまわりは漠然と「一人前のオトナ」の象徴ととらえても良いかもしれません。
 ・・・それ、ちっともうらやましくないけど。
Commented by k_penguin at 2010-09-30 22:00
>冒頭で揶揄している「親の愛」

これについては、ワタシは揶揄はしていない、ととらえています。
夏歩香の親は、子供に自分の期待を押しつけたら悪いと思って、口では何も言わず遠慮してきた。
そのため、夏歩香はあのような性格に育った。
そういう事実の説明で、それを肯定も否定もしていない、と。

そしてそこが、わたしが親子関係の掘り下げが足りないと批判する理由の1つでもあります。
そもそも、「親の愛」と夏歩香の性格との関連性が不明ですしね(作者的には自明のことらしいですが)。
肯定も否定もしていないのは、単に判断できなかったためと考えています。

>終幕前のまったりとしたトライアンフとその召使たちのたたずまい
>決しておめでたくない匂い
 
あれがHappy Endにふさわしい状態だと作者が思っているというのが問題ですよねー。
なんか、よっぽど嫌なことがあったんでしょうねえ。
 …くらいしか、言う言葉が見つからないのですが。
Commented by K☆SAKABE at 2010-10-02 10:31 x
penguinさん
ペランペランのトライアンフに妄想で肉をくっつけても、骨格がなってないので何をどうしてもしっくりこないですね。

>「親の愛」と夏歩香の性格との関連性が不明
冒頭の親の有り様は、人の親なら普通の感情なんですよね。
「子」に期待しながら「親」のできる限りの愛を注ぎ、完璧で苦の無い人生を歩ませたいと思う。
でも、「子」の立場からするとそれはとてもうざいわけです。
干渉されることや過度な期待に反発することで、「子」は自己を確立しようとします。
そううすることで親離れできて、「親」も子離れせざるを得なくなります。
ただ、夏歩香は「お腹がすけば食べ物は出てくる」「おもちゃはなんでもそろっていた」状態に反発せず、「親」も反発しない夏歩香に疑問を持つことなどありませんから、大人になった現在も子供のころと同じ愛を注いでいるわけです。
それが私の考える「夏歩香が空っぽ」の原因です。
それと同時に、「親」が「子」を愛するが故の盲目な「親の愛」を愚かだと「揶揄」しているととらえました。
Commented by K☆SAKABE at 2010-10-02 10:31 x
>夫婦関係
これまでも「親子」の表現はありましたが、母(妻)は出てきたことがありませんでした。
今回も書かなかった(書けなかった?)のだと思いましたが、犬飼氏演じる召使に母の表現(らしきもの、ゴールデンボールにも似たシュチエーション)が垣間見えて、作者の「母」に対する何がしかがうかがえるかなと。
>よっぽど嫌なことがあったんでしょうねえ。
何の疑問も持たずただ笑って「ブラボー」と拍手してくれる客だけが彼を癒してくれるのでしょうが・・・
Commented by k_penguin at 2010-10-02 11:36
>冒頭の親の有り様は、人の親なら普通の感情

 そう。批判もしくは揶揄の対象とするにはあまりにも普通すぎるのです。
これならKKTV2の、
「子供のとき親(多分父親)から『何か』をもらった(おそらく誕生日プレゼントとして)。後からそいつは孤独を食うバクだと知った。」
という方がまだ彼の感情を示しています。
あまりにもかまってもらえなくて、一人遊び(他人に誉めてもらえそうな頓知でいっぱいの)に慣れてしまった、
ということを言っているからです。

トライアンフの語りには、そういう鋭さが無くって、口の中に物が入ってるみたいな語り口です。
「未熟な自分が親の愛の批判なんてできない。」ということなのかも知れませんが、

それでは「親の愛」についてどう思っているのかこちらに分からないままです。
Commented by k_penguin at 2010-10-02 11:37

>夫婦関係
 SAKABEさんのおっしゃるような形で「母」は出ていますが、「妻」が無いんです。
現在の家庭の問題を解決したいのなら、「妻」と「夫」、もしくは「母」と「父」という「大人の関係」で話をする必要があります。
「母」と「子」の関係ではダメです。

『TAKEOFF』オリベにも見られるように、小林さんは配偶者を「息子の母」ととらえる傾向があります。
「妻」としてとらえると、急に苦手意識がわいてしまうようです。
(今気がついたけど、「トラック」が「息子の母」、潜水艦が「妻」にあたる)
別に「息子の母」という認識でも「母」と「父」の関係で話をすれば良いんですが、
・・・オリベじゃね。どこまで「息子の父」という認識があるのやら。


>何の疑問も持たずただ笑って「ブラボー」と拍手してくれる客だけが彼を癒してくれる

 だとすれば、客こそが「おかあさん」ですね。
Commented by K☆SAKABE at 2010-10-05 20:25 x
pennguinさん
>「親の愛」についてどう思っているのかこちらに分からない
書き込みを極力抑えて、故意に感情移入できなくしてるみたいですよね。
でもそんな芝居見てて面白くないし、演っる方もしどころがないんじゃないでしょうか。
夏歩香に限っては、演者が脳内完結してるので全く問題無いのでしょうが、それだといつまでたっても面白い芝居はできなってことですね。
(その分膨らむ妄想)

>オリベ
オリベと奥さんの場合、「子供の教育」っていう共通認識が欠けてることぐらいしか情報がなくて、裏切ったオリベが飛行機飛ばしたぐらいで許してもらえたのか疑問です。
>「息子の父」という認識
=遊び友達の延長
ぐらいの認識では、奥さんは当分帰ってきません。

>客こそが
おかあさんかよ!
突っ込んでみました。
Commented by k_penguin at 2010-10-05 22:47
>演者が脳内完結
 作者は自分なりに自己完結するし、見てる人は各自勝手に妄想して満足するしで、みんな満足しているのだから、それで良いではないか。
 と、いうのが、小林さんの考えなんじゃないでしょうか。
見る人それぞれにとっての個人的価値が重要、みたいなことをよく彼は言ってますが。
それって、つまりそういうことだと思います。

 …これでは穴の底に取り残されても文句は言えませんね。


>オリベが飛行機飛ばしたぐらいで許してもらえたのか
 SAKABEさんは、相撲観戦の件を裏切りととらえているんでしたね。
ま、許してもらえないでしょうね。
つか、奥さんと話もしてませんし、ふつー伝わらないですね。
所詮オリベも自分の中だけで会話をする類の人ということで、
飛行機飛ばしは、奥さんと話をする前段階として自信を付けて「怖い」を克服しようという意味しか持ってません。


そういや、ロールシャッハ始まりますね。
今回は途中経過の報告をHPでしてるのは、
SPOTでの見切り発車の反省があるんでしょうか。
Commented by K☆SAKABE at 2010-10-07 00:33 x
>ロールシャッハ
penguinさんはご覧になりますか?
もしご覧になるなら、下北沢?天王州?
どちらで見るかでまた出来が違うんでしょうねぇ・・・
Commented by k_penguin at 2010-10-07 11:39
下北沢は観る予定です。
天王州はまだ不明。出来次第ですね。
SAKABEさんはご覧になりますか?
Commented by K☆SAKABE at 2010-10-08 00:58 x
今月末大阪で。

初KKPになると思いきや「小林賢太郎演劇作品」なのだとか。
演劇作品ねぇ・・・
トライアンフ以下なんてことになってませんように。
Commented by k_penguin at 2010-10-08 21:51
「ほめてもらえる頓知」は多そうな感じですね。
深読み的には4人に増えてるってとこが、気になるかなあ。

観たらSAKABEさん、また感想等コメントお願いします。
Commented by K☆SAKABE at 2010-10-09 00:38 x
了解です。

いつもいつも長々とお邪魔して、言いたいこと言って引っかき回してるようで心苦しいんですが、こちら以外でこんな話できないものですっかり甘えさせていただいてます。
心からありがとうございます。
by k_penguin | 2008-09-15 17:07 | エンタ系 | Comments(24)

法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。


by k_penguin
プロフィールを見る