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シティボーイズミックス PRESENTS『オペレッタ ロータスとピエーレ』

この前、偶然お昼時にテレビをつけたら、斉木しげるが裸でベッドに入っていたので、俺は驚いた。

・・・斉木しげるが、仕事をしているっ!

と、ゆーわけで、シティボーイズだ。
当たり外れがあるシティボーイズ。
公演の前半だと、台詞を憶えていてくれるかが心もとないので、なるべく後半のチケットを取ることにしているシティボーイズ。
できればいとうせいこうみたいなしっかりした人とやってくれればいいなーと思うけど、今回はピエール瀧で、本人はしっかりしてるけど、やんちゃな初老の男3人を仕切るほどではなさそうだから、大丈夫かなー、と、ちょっと心配だったシティボーイズ。



幕が上がる前の鼻歌からもう笑えて、で、オープニングの後のサラリーマンコントがすっごくはまって、大爆笑。大竹まことの勲章が素敵。
羽根まくらで殴り合いとか、一円玉のお風呂とか、ホントにこんなバカなことやったのかーって心底呆れて感心できることが山盛りだった。
生卵を西に投げるようなイタタなリアル話もネタに放り込んでしまう健啖ぶりはホントにすごいなー。

ただ毎度楽しみにしているテレビじゃちょっと出来ないような内容のコントが今ひとつ不発な感じ。
後半から失速してきて斉木しげるの滑舌は悪くなってゆき、最後もう一山欲しかったところがよくわかんないままにぐだっとなってしまったのは残念。
でも前半がすごく面白かったから総じてなかなかの当たり具合だと思った。

前半の勢いが良かったせいか、後半になっても客はよく笑っていて、何だか客がゲラ(笑い上戸)だなーと思っていたら、カーテンコールで、今日のお客さんはよく笑っていたというようなことを言っていたからこの日が特別だったのかもしれない。

お客さんと言えば、Potsunen Dropの観客問題がずっと心の隅に引っかかっているせいか、カーテンコールでのやりとりが印象に残った。
きたろうが、
お客さんを楽しませて、自分たちも楽しくなる。
自分たちが楽しいのがお客さんに伝わってそれでまたお客さんが楽しくなるっていう良い循環があればいい。
まあ、4割くらい不愉快になってるお客さんもいるみたいだけど、そーゆーのは相手にしなければいいや。
というようなことを言って、斉木しげるが
そうそう、一所懸命やってダメならそれはもう仕方がないんだよ。
と、言っていた。

出発点はお客さんを楽しませることであって、自分たちが楽しくなるのは、その次の段階なんだよね。
そこんとこ、大切だよなって、俺は思った。
Tracked from さるおの日刊ヨタばなし★.. at 2008-05-15 00:34
タイトル : オペレッタ ロータスとピエーレ
さるおです。 シティボーイズミックス PRESENTS 『オペレッタ ロータスとピエーレ』(天王洲・銀河劇場にて)ということで、今年もまたバカなおじさんたちのライブを観てきたYO! 大竹まこと、きたろう、斉木しげる、中村有志、ピエール瀧。強烈っすねー。 息ができなくな..... more
Commented by バイダール二世 at 2008-05-07 18:46 x
出発点はお客さん・・・なんか、一般の仕事にも通じる事ですよね。因に私はキタロ〜さんが好きです。
母の認知症も安定してきたし、自分磨き?に芝居とか見ないと、そろそろヤバイと感じてます。
Commented by k_penguin at 2008-05-07 20:27
出発点はお客さん。
でもお客さんって、何が好きなのかよくわかんない。
「お客さん」って人間がいるわけじゃないから、尋ねることもできない。
うーん、むづかすいですね~。

きたろうさんは、年をとるにつれ、仕草がかわいくなってきてしまったとみんなから文句言われてました。
Commented at 2008-05-08 20:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by k_penguin at 2008-05-09 00:44
非公開コメントさん

おめでとうございます!楽しみにしています。
(去年のも全体的な印象はおぼえていました)

いろいろ世の中むづいですが、
目の前のことを1つずつ着実にやっていきたいと思っています。
by k_penguin | 2008-05-03 01:35 | エンタ系2(ライブレビュー) | Trackback(1) | Comments(4)

法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。


by k_penguin