Rahmens presents 『GOLDEN BALLS LIVE』 NAMIKIBASHI Satellite mix

『GOLDEN BALLS LIVE』の公演は見ていなかったので、DVDのこれが初見になる。

小林賢太郎はこの作品を失敗と考えているんじゃないかと俺は勝手に思っていた。
観ていないくせに。
理由は2つあって、このライブの後に『ポツネン』をやったこと、そして、DVD化にあたって手を加えていることだ。

ライブポツネンにおいて彼はかなり入念に自分の原点を探っている。
この作業は『Alice』でも1度行われているのだが、それだけでは足りなかったらしく、ライブポツネンでまた行われている。
と、いうことは、『Alice』の次のライブ、つまり『GOLDEN BALLS LIVE』が所期の成果を収めることができなかったので、再度『ポツネン』で仕切り直しを図った、と思ったのだ(所期の成果というのは、売り上げとかそーゆー物質的な意味ではなく、なんかよく知らんが精神的なこと)。
また、彼はDVDを公演の記録とか、物販としてではなく、公演の一環ととらえているようなのだが(「家に帰るまでが遠足です」と同じように、「DVDまでが公演です」ってわけ)、そのDVDに手を加える必要があったということは、公演が完璧ではない、ということなのではないだろうか。


さてさて、どんながっかりな出来なんだろう?『TAKEOFF』を超えるのかな。

と、思って観てみたら、これが全然悪くないじゃん。

むしろバカっぽくていいじゃん。

「愚問道」「チャンスハンター」が好き。

全体的にシティボーイズに似ていて、ただ、シティボーイズのようなかわい気が無いのが残念ポイントだけど、小林賢太郎にかわい気がないのは別に今に始まったことではないので仕方がない。
DVD化にあたり足された映像により、公演自体を外から眺めるような構造になったが(メタ化っていうのか?こーゆーの)、別にそんな突き放さなくても、そのままで十分「バカ」が伝わると思うのだが。

そりゃまあ、フツー以上の出来ではないよ。
基本的にバカ騒ぎなのに、ちょいちょい鬱はいるあたり、塾の時間を気にしながら友達と遊んでいる小学生のようで、醒める部分があるし。
しかし、この手の「バカ合戦」みたいな作品で「フツー」と「フツー以上」を決めるものは、ノリとか無駄な情熱とか、そーゆー気合いや雰囲気みたいな部分だから、最初からうまくいくものじゃないと思う。
ウマが合う仲間であれば、続けていれば、もっと良くなると思う。




*余計なおまけ

問題があるとすれば、これが「Rahmens presents」であるのに、結局「小林賢太郎presents」になってしまっているということ。
エンディングを観て思ったのだが、いきなり一発で舞台スケッチを決定するって、ちょっと変だよね。
これはもしかして、何の情報も与えずに片桐仁に自由に舞台イメージを書かせてから、それにあわせて作品をまとめていったんじゃなかろうか。
だとすれば、それを小林賢太郎と片桐仁の共同作業でのご提供、「Rahmens presents」というのは、かなり無理があると思うが。

まあ、観ている方は、誰が提供しようと関係ないけどね。
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by k_penguin | 2008-03-22 13:26 | エンタ系 | Trackback | Comments(10)
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Commented by ぶう at 2008-03-22 14:49 x
こんにちは。
『GOLDEN BALLS LIVE』 ほぉ~・・・買っても大丈夫そーですね。
「NAMIKIBASHI Satellite mix」っていうのが気に入らなくてど~しようかと思っていたんですが・・・
バカさ加減は伝わってますか。実際あの舞台はゆる~いカンジで
「チャンスハンター」賢太郎さんのダラダラしたエロっぽさにキュンとしたもんです。
「Drop」もーすぐですね。なのにあんまりドキドキしてない・・・(色んな意味で)
Commented by ぶう at 2008-03-22 14:50 x
ワタシは近頃「TEAM NACS」などと言うアイドル!?集団にハマっており、昨日も今日もNACSのメンバーが出ている「ガマザリ」へお出掛けですが
あぁ~・・・後藤ひろひと大王が出演されていないことが何とも悔やまれます。何故でしょう?あんなにゆる~い方なのに大王が出るだけで舞台にメリハリがつくのは・・・
昨日は、初日と言うこともあったのか何となシックリこなかったなぁ・・・
それでも、最後はあちこちからすすり泣く声が・・・流石名作です。
あっ!「TEAM NACS」ですが、これが意外にイケるんですよ(笑)
最初は、文化祭の延長的なおふざけ集団だと敬遠していましたが
結構ちゃんと作ってあります。おヒマがあればお試しあれ(笑)ツタヤにあります。
話が逸れてすいません。ミーハーおばさんの心は移ろいやすいのです・・・
Commented by k_penguin at 2008-03-22 19:11
ぶうさんこんにちは。

>「NAMIKIBASHI Satellite mix」
室岡悟がガイジンに扮して、ニッポンのコント集団の公演を紹介する(多分ドキュメント番組で)という設定の短い映像がいくつか入っているだけです。

コバケンは女装したりして楽しそうでしたが、
あの人のやる「女」って、30年以上前の少女漫画のキャラみたいで、
ワタシはあまり好きではありません。
でも、全体的には楽しかったです。
これが楽しかったから、この調子で『TAKEOFF』やっちゃったのかなー
とか思ったりしました。

>「ガマザリ」
ワタシも観に行きます。
まだ観たことない作品なので、楽しみー。
大王、出てないんですか。確かにあの人が出ると、なぜだか舞台が締まりますよね。
なんか悲しそうな顔で出てくるだけなのに、不思議ー。
「TEAM NACS」、ツタヤにあるなら観てみましょう。
新宿ツタヤは最強だなー。

「Drop」はチケットだけで既に盛り上がったので(自分的に)、
さすが小林賢太郎。お得な奴。と、思ってます。
昨日も徹夜でチケットの記事書いてました。
Commented by バイダール二世 at 2008-03-24 20:01 x
DVD買ってみようかな〜。
ここんとこ、母の具合が良く無くて、疲れきってます。
何か、無条件にぼ〜っと、だら〜っと、笑いたい気分です。
ペンギンさんは、ほんま、西の笑いの匂いがするので、
買ってみるか〜って、コメント重いっすよね。
Commented by k_penguin at 2008-03-24 21:41
バイダール二世さん、それは大変ですね。
他人の看病は精神的に来ますよね。

そーゆーときは、
GOLDEN BALLS観るより、もう、シティボーイズ観ちゃう方が早いかな、と。
小林賢太郎は「西」のお笑いではなく、客に頭を使わせようとするところがあるので、
ぼ〜っと、だら〜っと、笑いたいときには不向きだと思います。

「西」なら、吉本興業所属、後藤ひろひと(Piper)の方がより向いていると思いますが、DVDが手に入りにくいという難点が。

個人的には、以前は疲れたときはよくTV「リチャードホール」の「四MEN楚歌」を見ていました。
Commented by せっきー。 at 2008-03-25 03:40 x
こんばんは。
イキナリ本題ですが、私はムローカーシャトルさんのコメントVは、単にDVDの尺の問題だったのかなぁと思います。
「鯨」の時みたいに幕間を入れたりしないと、2時間に満たなくなっちゃうからかな?と。
あとシティボーイズでも斉木さんがこういうのやってませんでしたっけ?別メンバーが外から見てる・・・みたいな感じで。
公演中の音楽もFPMだけど、なんとなくシティボーイズでも使われてそうな雰囲気の曲ですし。これはもう、シティボーイズへのオマージュというか、それを越えて、やってみたかったんだろうなぁ・・・こういうの。でもゴメン!!くだらなさとか、その他もろもろではやっぱシティボーイズのが面白いわ!!
・・・というのが初見の感想で、微笑ましく見させていただきました。(男子ってこういうの好きねー。って感じ)
だって、きたろうさんの可愛さには勝てませんよ(笑)
Commented by せっきー。 at 2008-03-25 03:43 x
トモコ姉さん(いつもの女装)については、小林さんて恋愛ものが苦手なんじゃないですかね。苦手というか、照れちゃうジャンル。女性にも憧れとか、別の生き物だという意識がありそうな気がします。「TAKE OFF」の時も、恋愛要素を入れようとして上手くできなかった。みたいな事をおっしゃってたような・・・。一度、怖いもの見たさでバニー兄さんのラブストーリーでも堪能してみたいものです。

ガマザリ観に行かれるのですか。
今回は予定もなく、見てないのでどうか解りませんが、個人的に初回で十分感動して、あのキャスティング以外ありえない!と思っているので・・・(DVDでもボロ泣きしました)
映画化なんてして欲しくなかったです・・・。
楽しんできてください。
Commented by k_penguin at 2008-03-25 12:44
>ムローカーシャトルさんのコメント
 他の人なら、尺の問題だろうな、と思うのですが、バニー兄さんの場合よくわからないんですよー。
「鯨」の最後の作品の前に入った徳沢青弦の演奏は、
最後の作品だけはコントじゃないから、間にインターバルを入れたのだと思います。

GBLがシティーボーイズと似ていること自体は別に悪いとは思わないんですが、
似てることで、比べられちゃうっていうのは、損ですよね。
相手と年期が違うもん。

>バニー兄さんのラブストーリー
 あの人は、「妄想ラブ」ジャンルは師範級なんですが、「リアルラブ」がダメみたいですね。コドモだから。
でも「机上の空論」はラブストーリーだと思います。
「TAKE OFF」の恋愛要素って、オリベと軽トラですかね?
あれもわかりにくいけど、わかる範囲では、なかなか微笑ましかったです。
Commented by K☆SAKABE at 2009-05-26 15:25 x
一晩泣いて落ち込んですっきりしました。

てことで、レンタルしました。「GBL」
ハハ、初めてラーメンズのDVD借りたもんだから、メンバーズカードさえ無くて、無理矢理身内に借りさせました。

笑いましたよ。
どこかで、客と馴れ合ってるってコメントがありましたけど、小林賢太郎自身、共演者と客に作品そのものを託して、気楽そうにしてたのが私としては安心できました。
チャンスハンター笑いました。
チャンスのイラストの、チャンスもどきが壷でした。
それと、オープニングのナルシストぶりに噴出したのは言うまでもありません。
ま、今に始まったことじゃないか。
途中、「俺は万能(?)ではない」っていう台詞にちょっとびっくりしましたね。
小林賢太郎に疲れた感は漂ってましたけど(DVDではね)、落ち込み明けにはちょうどよかったです。
Commented by k_penguin at 2009-05-26 20:50
すっきりしたようで、よかったですね。

GBLは私もそんな悪くないと思いました。
まあ、DVDだからライブよりもハードルが下がっているのは確かですが、
でもDVDでこの内容なら十分だし。
ただやっぱり、コバケンが関わっていると、
ちょっとした言葉の端々にピリッときたりして気楽に笑えなくなったりするのが、ちょっとね。

お客さんの反応については、
DVDだと生ライブと比べて客席の雰囲気がわかりにくいので、
ライブと違う印象を受けるのかもしれない、と思っています。
悪いところが気にならないよう編集されているのなら、それはよろしいことだし。