「下妻物語」

す、すげーいい。ハイライトシーン3回見ちゃった。
中島哲也監督は確か濱マイク(ドラマ)で、林家ペーパー夫婦を林家ペーパー夫婦本人役、しかも実は殺し屋だったという設定の話を作った人だと思ったが。
下妻を初め、「代官山」「ヴェルサーチ」「ジャスコ」「たかの友梨ビューティーコンテスト」その他ブランド名、固有名詞、そしてテレビ番組が乱れ撃ちだが、それがまたそれじゃなくちゃダメなんだな。いちごが追っかけてゆくのは「水野晴郎」じゃなきゃダメなんだよな。
キャラがいいからチョイ役も生き生きしている。

出だしに、ハイライトシーンの短いカットをつなげてしまうとことか、シーンのつなぎをなるべく目立たせないようカメラ回しとかで処理するとことか、表現方法の基本的な方向は「マインド・ゲーム」と同じなのだが(共通点はスタジオ4℃と吉本興業。なんでやねん!)、つぼを押さえているからわかりやすい。

「あなたじゃなくちゃダメなんです。」と言われた桃子が、帰る途中、いろんな赤の他人に「あなたじゃなくちゃダメなんです。」と言われ続けるとこ、「これこれ!この感じ」と思った。ウソだってわかってるんだけどね、でもすごいびっくりなんだよね。
一見突拍子もない表現だけど、言いたいことはすぐに伝わる。
トラックに吹っ飛ばされた桃子が、お母さんのお腹の中から出ようとするところ、ここは「マインド・ゲーム」でいえばクジラから出るところにあたる。この2つ、テーマも類似したとこがあるんだな。

結局この2つの差は作り手が大人か子供かってとこかな。キビシーな。
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by k_penguin | 2005-02-13 19:42 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)  

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