「マインド・ゲーム」

題名通り、やや幼い頭の世界観をゲームの世界観を描くように描いているが、幼いことは別に悪いことではない。幼いなりにがんばっているので、それで良いと思う。

短いカットを重ねて時代の雰囲気や個人の歴史を語るのは見る側の脳に負担がかかるので多用しない方が良いと思う。とくに、結局4、5人分の歴史をまとめて語ってしまっているので、ややこしいったら。
結局情報量をもっと絞って欲しいつーこと。

話の設定的にはむしろ私と似ているので感情移入がしやすいはずなのであるが、話が上滑りする感があるのでちょっと引く。
自分の頭の中の世界観と現実世界とのすりあわせをテーマとした映画は、「ノーライフキング」がハシリだと思うけど、「ノーライフキング」の方が良い。
バソコンの扱う情報量が増えるに従って、脳内風景とリアルの違いが薄くなってゆき、逆に、テーマが不明確になっていくような気がする。
現実世界は実は思うほど強固ではなく、脳内世界は思うほど楽なものではない。両者は互いに干渉しあっている。

西君が自分の思うがままに突っ走るようになるまで40分近くかかっているが、そんなもんなんだろうか。もう少し早くならないかなあ。
あと、ちょっとコリクツが多い。現実と脳内の間を行ったり来たりするので、その伏線というか心構えが必要なんだろうが、勢いがいいので、あまり気にしなくていいのではないかと・・・。
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by k_penguin | 2005-02-12 16:44 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)
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