シティボーイズミックスPresents『マンドラゴラの降る沼』

小林賢太郎氏ご推薦のシティボーイズ(大竹まこと、きたろう、斉木しげる)。
TVで見たことのある人も多いと思うが、舞台ではTVとは全く違う姿を見せてくれる、とゆーので、ツタヤでDVDを何本か見てみたら、すげーバカでかっこよかったのだ。
今回はいとうせいこうと中村有志という『天才ビット君』で俺的にはおなじみの2人(セイコーとユージン)が加わってお得感が増したので(つーか、いとうせいこうがいないとなんか不安感があるので・・・)、お金を払ってライブへLet's Go!
さあ、笑わせてくれよお。20秒以上笑い無しだったら靴投げるからな。

会場の池上本門寺(遠い!)周辺の幟には芸能人の名前がいっぱい。ラーメンズもあったし、FLIP FRAP(ユウコとアイコ)もあった。くりぃむしちゅーは花を出していた。
客の男女比は1:2と見た。派手な格好のギョーカイ風がやや多い。一方で親子連れも見られる年齢層の幅広さが特徴か。

さて、舞台の内容はといえば、とにかく、何つーか、シティボーイズなのだ。
「プロなのにへたくそ」と、帰り道で誰かが評していたが、それもシティボーイズなのだ。ちょっと長くて難しい台詞を噛まずに言えたら、それだけで客席から拍手がでちゃうのもシティボーイズだからだ。アドリブも思いついたら言う、誰か(主に斉木しげる)が失敗したらなじる。あーもーダメダメ。
と、客席から気楽に笑えるくらい、ダメダメの形、というのが出来ている。本当のダメダメを見せられるとテンションが下がるものだが、そうはならない。何故か嬉しくなる。舞台ではますますみんなが調子に乗る。それがシティボーイズ(まあ、だからいとうせいこうがいないと不安なのだが)。
TVじゃ言えない言葉なども多めに盛り込んで(原発のキャッチコピーに「ちょいワル発電」というのは笑った)、しがらみが多いお仕事じゃ出来ないことを思いっきり、演者も楽しく、客も楽しく。

「芸能界の底辺を生きてますよ。」
と、『アメトーク』で話していたシティボーイズだが、その言葉には俺も素直に、うん、そーだろーね、とうなづく。
テレビでこつこつ稼いだ金を、思いっきりくだらない舞台でぱっと使うなんて、ダメ人間だもん。
でも、・・・かーっこいー。
て、思っちゃう俺もかなりのダメ人間。
だから、「崖から落ちて後一瞬で死ぬ自分たち」を何故か崖の上で眺めているシチュエーションで、どうすれば助かるかを今更あれこれ議論した後、
「あっちに温泉ありましたから、つかりません?一瞬だけでも。」
「そうね。ま、今後どうするかは一瞬がきたら考えるってことで。」
と、去ってゆく、ダメ人間のダメダメなエンディングにはちょっとほろっとまでしてしまうのだ。
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by k_penguin | 2006-04-22 01:28 | エンタ系2(ライブレビュー) | Trackback | Comments(0)
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