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カジャラ#2 裸の王様

小林さんの、男5名による新ユニット、カジャラの第2弾がお目見えした。

で、感想の前にいうけど、
小林さんについては、去年の年末の公式HPコメントで、片桐さんが邪魔だから切り捨てたとも取れるコメントをしたこと(そうだと俺が受け取ったということだけど)、正月のラーメンズのYoutube配信の唐突さ、とかから、何か小骨がのどにひっかかったような気分が続いていた。
でも、楽しめるとこは楽しんでおきたいから、なるべくそういうとこは考えないようにして、銀河劇場に行くことにした。

銀河劇場に来る客層を観察するに、以前よりも男性率が上がってきている。年齢層も幅が広くなっているように思う。
前回がちゃんと面白かったので、今回もまあちゃんと面白いだろうけど、片桐がいない分だけ、インパクトには欠けるかもしれない。
と、漠然と予想していた。

で、まあ、
予想通りだったなって感想で
帰ってきた。

前回のは、ラーメンズ+ゴールデンボールズって感じだったけど、片桐がいなくなった今回は、野郎共が楽しく馬鹿やってる感が強くなって、KKPぽい感じになった。
面白いは面白いんだけど、野郎共が楽しく馬鹿やってるだけのコントは珍しくなくて、特別感が足りない。個性がないわけではなくって、幕間の動きとかに独自性はあって、隅々まで気を配ってる感はあるけど、それが、言葉遊びやナンセンスな作品とリンクして特別な雰囲気を出してる、わけではなく、頑張る意味があまり感じられない。
結局、何がやりたいの?って感じ。
「コントマンシップ」とか「上質なコント」とかしきりに言うけど、その中身がまったくイメージできない。




理不尽選手権は面白かった。

バニーシークレットサービスは大吟醸の名前が出た瞬間に客席がすごいざわつきだして、そのせいで面白い感じになってるけど、実際はそれほど面白いか?って思った。
てゆーか、ラーメンズの演目のそれをカジャラに移したってことは、ラーメンズもうやんないってことだよね。
とか思ったら、ポツネンでやるような小林一人芝居もあって、
・・おいおい、ポツネンも、もうやんない気かよ?
って、また喉に小骨が引っかかってしまった。

つまり、
 面白いけど、ひっかかった小骨が取れるほどではない。
ってこと。

仕方が無いから、骨を引っかけたまま見続けたら、最後の裸の王様の話がむかついた。
いや、勝手だけどさ、誰に何を分担させて国を作ろうと。今更裏方が良いとか言うのも。振り付け出来るようになったのもわかったからさ。
でも、そういうこと、ロールシャッハでもやってたよね。で、結局ぐだぐだになったじゃん。
舞台の作品では、事実をどう変えることもできるし、裸の王様は、仕立屋の面目をつぶさないために王様たちがのってあげたんだって独善でモノを言ってもいい。
でも、
赤の他人の仕立屋風情の面目のために、裸で衆人の前を歩くことは立派でも何でも無いと思うし、そういう王様は統治は出来ないと思うよ。



Commented by クレイジーソルトペッパー at 2017-03-20 09:02 x
初めまして。定期的に覗かせていただいています。
カジャラ見てきました。「野郎どもが楽しくバカやってる感」ってまさにその通りだなと思い、ペンギンさんの冷静な観察力に感動しました。カジャラ、すごく笑えたしまだ興奮冷めやらぬです。見れてよかったです。
前回も出たがりだろ…と思いましたが、今回も小林さん出たがりすぎでは?と思い、前回と同じく脚本段階で予想できるここ!っていう笑いどころを割と彼が自分で持っていってる感じがしました。片桐さんがいたらそれは多少分散したんじゃないかと思っていて(小林さんの役割を片桐さんに置き換えることができる)小林さんの脚本・演出を100%以上で体現できるのってやっぱり片桐さんなんだなと。
あと今回辻本さんは全体を通して進行役に徹していて、セリフ量などすごく大変そうだなと思って見てました。。
一つ気になったのは最後のコントで「悪いのは裸の王様じゃなくて嘘をついた仕立て屋だ」みたいな辻本さんのセリフがあると思うのですが、KKTV8で大泉さんが片桐さんに言う「お前は他人の力を借りないと何もできない裸の王様じゃないか!」と何かリンクしてるのか?と。あのセリフは小林さんが片桐さんに言いたいことを大泉さんに代弁させているような感じがして(進行上必要なせりふとは思えなかったので、わざわざ言わせたようなセリフに感じて)嫌〜な気分だったのですが、今回の最後のコントでよくわからなくなりました。仕立て屋とはなんのことで誰のことだろう?と。ペンギンさんのご意見が聞けたら嬉しいと思いました。
まとまりなくダラダラとすみません。失礼します。
Commented by k_penguin at 2017-03-21 00:33
クレイジーソルトペッパーさん、コメントありがとうございます。

小林さん以外の人たちで話を回していても、話の要のところになるとなぜか小林さんがしゃしゃり出てかっさらっていくっていうのは、KKPでありがちなやつ、と、私は受け止めています。
今回、特に思ったのは、月桂冠はやはり片桐さんが似合ったのではないかということです。
まあ、片桐さんが使えないなら、久ヶ沢さんが次善策としてはベストでしょうが、大吟醸の父親なら片桐さんがやるべきポジションです。

裸の王様については、ご指摘があって、初めてKKTV8を思い出しました!やれやれ。
で、あわててKKTV8を見直したのですが、
KKTVの裸の王様は、目隠しとリンクされています。キングのカードも目隠しするし、片桐さんも何度か目隠しします。だから、こっちの裸の王様は「見えてない」わけですから、本来の意味の裸の王様です。
カジャラの方は、「見えてない」要素はなくて、かわりに「見えない」王様が出てきます。そいで、最後で唐突に小林さんが姿を現してしゃべり出し、よくわかんないこと言って、裸の王様のお話は、一般には王様が愚かだと言われているけど、本当は、嘘をついた仕立屋の方が愚かだ的な結論を引っ張ります。要するに、カジャラの最後の話は、「裸の王様」の逆転つーか下克上を図ったやつです。

深読み的には裸の王様は、もちろんただの童話ではなくて、なんかに紐付けされていますから、KKTV8からカジャラ2を通して、お話としての裸の王様をひっくり返すことによって、小林さんはなんかの打開策を図ったものと思われます。

ひどくふわふわしていてすみませんが、今のとこ、こんな感じです。
Commented by k_penguin at 2017-03-21 01:07
これはちょっとメモ的なモノで、あと、ちょっと黒い内容なので、読む方は独り言コメントとして見て欲しいのですが、

今までワタシは、片桐さんのやる役は全部小林さんを示すもの、として見てきていました。また、「王様」というのは、ポツネンでもおなじみのキーワードで、脳内世界を支配者程度の意味で、もちろん小林さん自身を指していました。
だから、KKTV8も、もう頭からそういうものと決めつけて考えていました。

でも、ふと、小林さんが自分を責める言葉として「他人の力を借りないと何もできない」なんてこと言ったことあったかな?と思ったのです。
小林さんが自分を責める言葉は「嘘つき」です。これが定番です。あとまあ「自分勝手」とか「出たがり」とかいろいろあるけど、「他人の力を借りないと何もできない」は、無かったと思います。
実際、小林さんが他人の力を借りないと何もできない人だとは思いません。その評価は、むしろ片桐さんがふさわしい。だとすると、KKTV8の王様は、片桐さんを示していることになります。役のまんまです。

そう考えるとすると、見えてないのは片桐さんということになります。懐かしの「できるかな」パロディは、もう戻れない美しい過去を意味し、そこから出す手紙が罠の役目をして劇場に誘い込むことになる。
ラスト、王様をカードに変えて懐にしまい込むのは、王様の役割の交代です。
今度は小林が王様になったから、新しい国を組み立て、裸の王様の逆転を図った。
こう考えると一応筋が通る感じになります。
Commented by クレイジーソルトペッパー at 2017-03-21 07:48 x
ペンギンさん、コメントありがとうございます。
「他人の力を借りないとなにもできない裸の王様」というのは、わたしも片桐さんのことを示してるんだと思います。KKTVの王様は片桐さんだと思ってます。最後王様は「感謝の気持ちを忘れるなってことだよ。例えば相方とか」っていうセリフは片桐さんと小林さんの置き換え(逆転)で、小林さんの力があったから片桐さんは王様になれたんだよっていう力関係を、片桐さんにわざわざ言わせることで、改めて小林さんから片桐さんに示してるような気がしてます。
で、カジャラの「悪いのは王様じゃなくて仕立て屋」っていうのは、小林さんなりの片桐さんに対するフォローなのかな?と思ったり。そうすると仕立て屋って誰だ?と。片桐さんを王様にしてる仕立て屋って、もう10年以上彼を演出してるエレキのやついさんのことかなぁ、やついさんをディスるってことはなんか確執でもあるのかしら?(カジャラ1での片桐さんのイジり方はなんかエレ片を羨ましがってる感じもしています)と、妄想の幅が広がってきて、小林さんとエレキの関係性って見えてこないし、同級生で同じ事務所なんでなにかあるんだろうとは思いますけど、そこまで行くともう手に負えなくなってやめました。
ペンギンさんのおっしゃるようにKKTV→カジャラで王様が片桐→小林に変わっているとすると、悪いのは仕立て屋だ、とか言ってるのはなんか…残酷だし、やっぱり彼は出たがりだし自分が好きなんだなぁ、という感想になります(笑)

しかし、KKTVもカジャラも「裸の王様」を題材にした理由がイマイチわかりません。なにを伝えたかったのか?なんの意味があるのか?特にカジャラ2の最後のコント、意味がわかりません。アンデルセンの裸の王様って、そもそも王様はそれほど悪くなくて、あの話では仕立て屋は詐欺師です。悪いのは最初から仕立て屋です。なにを逆転しようとしたのか?新しい発想だと思ったのでしょうか?そしてなぜKKTVでわざわざ引っかかるセリフとして「裸の王様」って入れたのか?この頃からカジャラ2の構想があったよってことを示したいってのもあったのでしょうか。。
Commented by クレイジーソルトペッパー at 2017-03-21 10:49 x
‪書いてて思ったのですが、元旦にラーメンズのコントをアップしたのって、やっぱり今までのラーメンズを切り捨てたってことになるとは思うのですが、実はネガティヴな意味じゃなくてポジティヴな意味なんじゃないかと。2009年までのラーメンズって、あんまり言いたくないのですが小林さんの片桐さんに対する恋愛にも似た執着が凄くてゾッとすることがあるんですよね。でも去年のカジャラとかKKTVって、片桐さんを「ブサイク」って言ってみたり「裸の王様」ってディスってみたりと、どっちかというと小林さん流の片桐いじりが増えた?と思うことが多く(だからちょっとエレ片を羨ましがってると感じたのですが)今まで舞台上で片桐さんに「好き」って言わせ続けてたのに、自分から「おれお茶彦好きだなぁ」とさらっと言えちゃうのって、7年経ってそういう恋慕的な感情が吹っ切れた証拠かもと。恋愛として向き合っていた過去を一旦全て流してやっと親友として向き合おうと思い始められたのかも?言葉を信じなかった結果、時間が解決し始めちゃったのかもしれません。‬
‪そうすると、私たちが見てきた過去のラーメンズはもうないけど、今後新しい形のラーメンズはある?と期待したり(それがカジャラ?)と言っても片桐さんがびびってるのでなんとも…。‬
まぁ妄想がひどいですが、どっちにしてもラーメンズやるなら早めがいいと思っていて、2人芝居をやるなら歳をとればとるほど体力的にも精神的にも辛い。そりゃあセリフは多いし、動かないといけなくなるし、一対一で向き合うの疲れるし。50代に近づくほどやる気があっても辛い、ってなりそうなのでそろそろ踏ん張って欲しいです。

話がラーメンズになっちゃいました…。失礼しました。カジャラ、当日券狙いで東京公演もう一回行こうと思ってます。最後のコントをもう一回見たいです。
Commented by k_penguin at 2017-03-21 13:34
なるほど。クレイジーソルトペッパーさんが,仕立屋を気にされていたのは,そう言うことですか。
ちょっと確認したいのですが,カジャラの最後の作品で,小林さんは仕立屋を「愚か」ではなく,確かに「悪い」と評価していましたか?ワタシはむかついていたので,ろくに話を聞いていなかったため,記憶が曖昧です。

いま,仕事中なので,残りのコメントは夜になります。とりあえず確認したかったことだけ書きました。
Commented by クレイジーソルトペッパー at 2017-03-21 15:00 x
ペンギンさん、コメントありがとうございます。じ、実はわたしもカジャラに深読み必要ないだろと思っててそこまで集中してなかったので記憶があいまいなんですよね…。すみません、、
もう一つ思ったことがあって、カジャラの裸の王様はKKTVの裸の王様と特にリンクはしていない。「仕立て屋」は一般的にはアンデルセンの「愚かな(悪い?)仕立て屋」なんだけど、カジャラのあの最後のコントに出てくる仕立て屋は小林さんが信頼を置いている「嘘をつかない仕立て屋」=辻本さんそのままです(「なぜなら僕は嘘をつかないからだ」みたいな辻本さんのセリフがあったような気がします)。で、裸の王様は小林さんです。これも深読みは必要なくて、そのままの意味です。仕立て屋はずっと裸の小林賢太郎の股間と喋ってたんだよっていう(笑)。
信頼できる仕立て屋がいたから、最終的に5人がまとまった。これはカジャラ2が辻本さんによって全体的に上手くまとまったことを意味していて、見てるわたしもそれは強く感じたことです。で、最後に感謝の気持ちをこめて辻本さんをおだてて王様にしちゃうと。
これだと片桐さんはリンクしませんが、個人的にはこっちの方が平和だなーと思っています。
まあでもそれってコントにする意味あるのかなぁとも思いますが。
Commented by k_penguin at 2017-03-21 23:58
えーと、仕立屋については、情報が足りないということでいったん保留にします。少なくとも、辻本仕立屋は悪くも愚かでもないので、ディスられてる仕立屋とは違いますよね。

>「裸の王様」を題材にした理由
  作品を作る場合、普通であれば、何らかの伝えたいテーマがあって、それをわかりやすく表現する手立てとしてアンデルセンなりを取り上げ、新しい解釈をする、という順番ですが、小林さんは、断片的な連想をもとに、自分の内面の1シーンを描写するいわば夢みたいなものを基本にして、それにギャグを加えて見やすくする、という作り方をします。そして、さらに進んで、夢の続きを自分で作成することで、現実の方を変えようともしているようです(それは「こうなったら良いなあ」という希望に過ぎません)
「王様」ネタは、ポツネンで以前から出ていましたから、 王様-現実が見えてない王様-目隠しの王様-裸の王様 の連想で題材になったものと思います。だから、最初に王様ありきの発想で、王様は逆転していい人にならなければならなかった。つまり、結論が先にあって、テーマがあるわけではないです。
カジャラ2の最後の話は、「こうなったら良いなあ」の話と思ってます。だから、無理があることを言っているのです。

そういう作りなので、裸の王様が出てきても、アンデルセン童話のそれとは全く関係ないと思って良いです。銀河鉄道の夜もそうでしたし。
アンデルセン童話では、王様は愚かですが、悪くはありません。でも、KKTV8の王様は悪い。で、その地位を取り上げられた。
そして、小林さんが王様になった、と、さっきは書きましたが、クレイジーソルトペッパーさんのコメントを読んで、小林さんが片桐さんから王様を取り上げて、辻本さんに渡した。
と、考える方が適切かな、と思いました。
どっちにしても、裏方では小林さんは仕切っているので、小林さんの王国であることには変わりないのですが。


Commented by k_penguin at 2017-03-22 00:16
ラーメンズに関しては、クレイジーソルトペッパーさんの推測は違うと思います。
親友として向き合おうと思ってるのなら、つべの件に関して、片桐さんの意思表明があってしかるべきだからです。

ただ、KKTV8とカジャラ2がこのような形で一連の王様交代につながっているのであれば、当然その間のカジャラ1も何らかの役割を持っているはずです。でも、カジャラ1は王様要素がないし、言いたいことがどうにもわからんです。
あ、
シナリオは買いました。でもまだラップも破ってないや
Commented by クレイジーソルトペッパー at 2017-03-22 05:53 x
ペンギンさん、コメントありがとうございます。

>「裸の王様」を題材にした理由
について、ものすごーく納得いたしました。その通りだと思いスッキリしました。小林さんが何か別の文学作品や戯曲を引用・出典する割に、その仕方が独特というか、悪くいうと浅いというか。テーマを無視して、語感だけをコラージュする、言葉遊びのようなんですよね。いつもその引用された作品を読み込んで解釈するところから始めていたのですが、そこに引っ張られすぎるのは良くないのですね。

話が少し戻るのですが、結局KKTV8の「お前は裸の王様じゃないか」っていう片桐さんへのセリフと、王様が悪かったから王様を取り上げられたっていうのはどういうことなんでしょう。そのままの意味ですかね。なんか…ひどくありません?と思ってるんです。当時ラーメンズ共演が盛り上がりましたけど、なんでみんなあの内容で盛り上がれんだろうって。辛いんで、いいように解釈できる部分を探しても、出来ませんでした。しかもカジャラで辻本さんにそっと王様の役割渡しちゃったし(実はキャストを見たときは王様の役割は久ヶ沢さんになるんだろうなと思ってたんですけど、まさかの辻本さんでした)
Commented by クレイジーソルトペッパー at 2017-03-22 06:34 x
ラーメンズに関しては、つべの件に片桐さんの言及がないのは当たり前のことだと思っていて、2人の関係性が変わってもこれからもそうだと思います。
ラーメンズに限らず小林さんの舞台に関しては、片桐さんに事前の情報共有はされないし、内容の話し合いもされないです。全て小林さんが決めます。
当時も片桐さんは、ラーメンズ公式HPの存在をずっと知らなかったり、ラーメンズの公演をHPで見て初めて知ったり、KKPにキャスティングされてるのに知らされてなかったりとか色々ありえなさすぎるのですが、そういうものなんだと思います(だからこうなるんだよ!って感じですが)

小林さんは、片桐さんとは舞台で会話しているし、舞台で感情表現していると思っていて、こっちの方が重要な気がします。それでやっぱり前回のカジャラで辻本さんに片桐さんを「ブサイク」って言わせて笑いに変えたことが一番気になっていて(月日が経って片桐さんの使い方が全体的にだいぶ大人になったなとも思いました)いやいや、あんなに片桐さんのことカッコいいと思ってたし、顔も大好きだったのに、なんで今そんなに直接的にいじるの?と思ったのです。

でもこれは、かなり感覚的に言ってますので流してください。。
ということで、なんだか全然まとまりませんでしたが、またカジャラ見れたらぜひ来させてください。貴重なご意見と、お付き合いをいただきありがとうございました。
Commented by k_penguin at 2017-03-22 13:21
> 王様が悪かったから王様を取り上げられた
 そのまんまの意味だと思っています。
そのまんま普通に言っちゃうとひどすぎて受け入れてもらえないので、いろいろギミックつけて面白く仕立て上げたけど、もともとひどいこと言ってるから、出来た話は怖い感じの話になってる。そんな感じ?
ちなみに「心に布」は、片桐さんが目隠しをすることと対応しているような気がしたりしなかったり。

>王様の役割
辻本さんが王様になったのは、カジャラの最後の話のラストでです。最後の話は「こうなれば良いなあ」含みの話ですから(小林さんの舞台の多くはそういう構造です)、今現在はまだ辻本さんは王様に就任していませんし、本当に将来的にそうなるかも分かりません。それは、希望に過ぎないものです。現在上演中のカジャラ#2に関しては、王様は久ヶ沢さんにふられています。

ラーメンズの二人の関係性については、また後ほどコメントします。
Commented by k_penguin at 2017-03-22 23:13
公式HPの存在や自分のキャスティングを片桐さんが知らなかったというのは、初耳でした。もとから他人任せの人なんですねーw
でも、つべの件は、HPやキャスティングというのとは違います。片桐さんは、ラーメンズのソフトの売り上げの一部を受け取る権利を持っているからです。
片桐さんに説明無しでそれを取り上げることは、彼の収入の一部を奪うことです。たとえ「小林さんに任せる」と答えることがわかりきっていても、片桐さんの了解を得るべきですし、了解を得たことを公的に述べるべきです。それが、大人というものです。

> 小林さんは、片桐さんとは舞台で会話しているし、舞台で感情表現している
  まさにその通りで、だからこそ、こんなていたらくになってしまったんだと思っています。ひどいもんです。
 ラーメンズはすべて小林さんが作っています。だから、その舞台では、小林さんの言い分しか現れていません。片桐さんが本当はどう受けとめているか全く見えない。舞台の外でコミュニケーションを取っているなら、現実の片桐さんと舞台上の片桐さんは一致しますが、舞台外で話していないんだから、もう舞台の上でやっているのは、「会話の体の独り言」です。小林さんもそれに気づいて、作品にまでしています。TEXTがそれです。
 TEXTの時点で、ワタシは「こりゃーもうダメだわ」と思いましたが、小林さんはまだラーメンズにしがみついてTOWERを作り、しかもまだ舞台外での会話を許否し続けたので、ワタシは唖然としました。

片桐さんも小林さんも、コミュニケーション下手な方なのは理解しているつもりので、こんなことになったのはどっちが悪いからだとかはもう言いませんが、
とにかく、客観的に言って、あんな「俺の言いたいこと察しろよ」の連続では良好な人間関係はとても維持できません。一度壊れた人間関係を修復するなんて、なおさら無理です。最低限、まともに会話しなければ。
 ワタシはそう思っているので、つべの件でも、今までの慣例を貫くのであれば、それだけでもう、関係の回復はあり得ないと思うのです。
ワタシの見立てとしては、もう時間で解決できるレベルじゃないです。正直さっさと別れて、あんな男とは関わらない方が良いと思います(これは双方に言っている)。
Commented by クレイジーソルトペッパー at 2017-03-23 13:57 x
ペンギンさん、コメントありがとうございます。また来ちゃいました。
わざわざ共演してまで片桐さんから王様を取り上げたんですねー。心底意地悪いですね。そしてそういえばカジャラ#2では王様は今のところ久ヶ沢さんでしたね!片桐さんから久ヶ沢さんに王様を渡したとかホント個人的にはぶん殴りたいですね!小林さんは久ヶ沢さんのことわかりやすいほど大好きなのでカジャラ#2はかなり警戒してましたが、王様といいお父さんといい…ふう。なので最後で辻本さんに王様を渡すっていうのはちょっと意外でした。

そういえば、2015年前後の片桐さんがちょくちょく「ラーメンズは解散もしないし、舞台も復活させますから」って断言してる(週間文春、女子美大の講演、エレ片など)ぽいのですが(今は「二人のタイミングが合わない」し「賢太郎は発言できるメディアを持ってない(から俺が言ってる)」んだそうです)、こんなにラーメンズのことを小林さんに任せ切ってる上に、ビビりまくってる片桐さんがここまで言い切るのって、相方のコンセンサスが取れてるんですかねぇ。違和感がすごくて。でもその直後にKKTV8であの王様云々があったので、ほんと最悪って感じでした。これ復活でもなんでもないじゃんって。

わたしは片桐さんが好きなんですが、小林さんの脚本・演出の片桐さんが何にも代え難くてやっぱり一番好きです。2人の関係性が上手く行ってるときの幸福な感じがもう一度どうしても見たくて、それが叶えられないうちは変に深読みしちゃいますね。2人が上手くやってくれてればこんなことしなくていいのになーと思います。
Commented by k_penguin at 2017-03-23 23:33
クレイジーソルトペッパーさんのコメントは、いろいろ参考になりました。
ありがとうございます。
特に、片桐さん側の情報はまったく入れてなかったので、助かりました。
なるほど、片桐さんがラーメンズの舞台があるって言ってたから、
KKTV8やカジャラ#1が、ラーメンズ復活としてあんなに盛り上がってたんですね。小林さんはラーメンズだなんて言ってないのに(直接否定もしてないが)
小林さんが、片桐さんにそう言わせたんでしょうね、きっと。
そのときから、今回のことを計画していたんだと思います。
ある意味、至極ラーメンズっぽいと思いました。騙す騙されるの関係は、ラーメンズの初期から扱われている題材ですから。

いろいろ納得することもありましたが、同時に新しい疑問もわいてきたりしました。
また、追々考えながら書いていきたいと思います。

クレイジーソルトペッパーさんも、そのほかの皆さんも、
思ったこと感じたことなど、コメント下されば嬉しいです。
Commented by 南大介 at 2017-03-27 13:52 x
ポツネン2017
東京+海外公演
やるらしいですね。期待してます
Commented by k_penguin at 2017-03-27 15:19
そのようですね。
外国向けなので,動きと音中心になって
あまりディープな内容のものは期待できないかなとも思うのですが
行けたら行こうと思います
Commented by りしこ at 2017-03-28 21:37 x
初めまして。ブログ、いつも楽しく見させていただいております。
私は今回のカジャラ、片桐さんが出演していないことをあまり深くは考えていませんでした。「降ろした」「降ろされた」等と言われていますが、「降ろされた」一人である安井さんのブログを拝見し、何だ、良い関係が出来ているじゃないか、安心した、と。
しかし今日のカジャラで、その考えが覆されました。劇場前に飾られていた花束が、安井さんのものだけだったからです。
普通なら、片桐さんの花束も一緒に置かれているのが当然なはず。しかしそれもありませんでしたし、今回のカジャラに対する片桐さんの直接的なコメントもありませんでした。
やはり、これは何らかの亀裂が生じた結果なのでしょうか…
数番煎じの意見かもしれませんが、ペンギンさんのご意見もお聞きしたいです。
Commented by k_penguin at 2017-03-29 00:19
りしこさん、コメントありがとうございます。

花束かあ・・みなさんいろんなとこちゃんと見ていますねえ。
ワタシも劇場前の花をみて、今までで一番数が少ないんじゃないのかな、とは思ったんですけど(しかもほとんど放送局など仕事がらみ)、
あの小林さんのことだから、花をおことわりしたり、客の目に触れないようにしたりすることもありえそうなので、
 何考えてるかもうわかんねーな、あいつわ
と、思っただけでした。
ところで、片桐さんて、今までKKPとかに花出してましたっけか?ポツネンとmaruに盆栽出してたのしか覚えてないや・・

キャストに関しては、ワタシはよくわかりません。
KKPのように、カジャラの面子も人数も必ずしも固定されていないのかもしれないし、誰が降ろされただのという問題ではなく、そのときの作品にふさわしいキャストがされるのだろうと思っています。
片桐さんについても、正月のつべの件がなければ、あまり深くは考えなかったかもしれません。
月桂冠は片桐さんがやった方が面白そうだったなあとは思いますが。

ただ、ワタシは片桐さんを、単なる演者とみていません。ラーメンズのメンバーである彼は小林さんの作品の一部、というか、ときにはテーマであるととらえています。
つべの件も小林さんの作品ですし、片桐さんがKKTV8とカジャラ#1に出て、#2に出なかったことも小林さんの作品ととらえています。

で、その観点からのワタシの考えを言えば、
カジャラ#1の後に亀裂が生じたわけではなく、遅くともKKTV7の頃から小林さんは片桐さんを「降ろす」ことを考えていたようです。これは長年温めていた計画であって、衝動的なものではないです。
 と、言いつつも、
何のために、何から降ろすのか。具体的に何がしたいのか
が、まだわかっていません。
カジャラ#1がどういう位置づけなのかよくわかってないです。
それとは別に、片桐さんが、小林さんの計画をどう受け止めたのか、小林さんの狙い通りに行ってるのかもさっぱりです。

何か長い割に要領を得ない答えですみません。
ワタシもまだよくわかってないんです。
Commented by ありさ at 2017-04-15 19:26 x
初めてコメントさせていただきます。
私は先輩の誘いでノケモノノケモノを見て小林さんを知り、最近になってラーメンズやKKP、ポツネン等のDVDを見始めました。
また先日はカジャラ2も観劇しました。

クレイジーソルトペッパーさんがおっしゃったように、小林さんの片桐さんに対する執着のようなものを、私も感じていました。

私はそこも含め、人間らしくて逆説的ではあるけれど、魅力に思えていたのですが、ペンギンさんのブログを読んで、あぁー確かになぁ、がっかりしたり残念に思ったりする部分もあるなぁ、と思いました。

小林さんを見ていると、色々な気持ちになるなぁ、と改めて感じました。


コメント失礼致しました。
Commented by k_penguin at 2017-04-17 02:02
ありささん、コメントありがとうございます

人が人に執着するってことを、愛って呼べば素敵な感じだし、ストーカーって呼べばホラーだし、不思議なものだなあって、思います。
ワタシは、仕事柄、人間の執着の「がっかりな部分」を見聞きすることが多いです。
で、愛情系のがっかりって、人間の器の小ささを感じることにがっかりする。
という特徴があるように、個人的に感じています。

人間なんだから、普通の小市民であたりまえで、器が小さいからってがっかりすることもないはずなのに、
なぜか、がっかりだなって思っちゃいます。
自分でも不思議で、考えてみたのですが、
自分でも気がつかないうちに、愛情というものに、何かもっと崇高なものを期待していたのかもしれない
それを裏切るような、人間の執着を思わせる行動が、「がっかり」って感じさせるのかもしれない。
そう思いました。

小林さんは、片桐さんを作品レベルまで昇華しているのに、
それなのに「がっかり」と思ってしまいます。そのがっかり感は、愛情系のがっかりに似ています。
カジャラ#2も、テーマはよくわかんないけど、なんとなく、器が小さいことをやってるなという気がします。

小林さんは、もっと魅力的な作品が作れると思うので、
テーマをよく選んで欲しいです。
Commented by 箱蜂。 at 2017-05-01 16:43 x
初めまして。高校二年。ラーメンズ知りたての者です。好きになったのは今年の二月から。つい最近まではいわゆる「信者」のような感じでした…。
今は小林さん、ラーメンズの作品の雰囲気やその人だからこそ考えられる、演じられる良さが好きです。
k_penguinさんの観点から見るラーメンズに納得するばかりです…(知りたてとはいい、この3ヶ月でかなりラーメンズについて調べたのでそれなりに知っているつもり…というだけです…情報が追いついていないことも多々ありますが…)
見れていない作品も沢山ある(KKPや、ポツネンの過去作品)ので、また見てからこのブログと照らし合わせられるようにしたいです。
カジャラ#2も結局見れずに終わってしまいそうなので、#1のDVDを購入して見ました!カジャラ#1のブログは内容が理解出来たので、納得することが沢山ありました…そうやって見ることが出来るな…とか…。

なんだか内容がバラバラですみません💧
要するに、k_penguinさんのブログに感動した!
ということを言いたかったのでコメントさせていただきました!まだ未熟者なので、ラーメンズについて語れませんので、こんな感じにグタグタとコメントしか出来ないのですが…思いの丈を綴らせていただきました…。
長文失礼しました汗。
Commented by k_penguin at 2017-05-02 00:23
箱蜂。さん、コメントありがとうございます。
ラーメンズを調べだして3ヶ月なら、いろいろなことが興味深くうつる頃かと思います。
別にワタシのブログが小林さんの作品解説の「正解」というわけではないので、箱蜂。さんなりの解釈を考えてみて下さい。
高校2年だそうで、それなら、たくさん観て、感じたこと、考えたことなどを書いてまとめてみると、文章作成の勉強にもなるので良いと思います。
ラーメンズはいろいろお役立ちですね。

カジャラ#1のコメ欄でワタシは、#1を片桐さんとやって、そこから得た着想で#2を作るものと考えていましたが、#2を観た今は、どうも#1と#2ははじめからセットで書かれたものらしいと考え出しています。
カジャラ#1を、もっとちゃんと解析しなくては、と思いつつ、ほっておいてしまっています。
#2も、きっとソフトが出るので、観て感想等ありましたら、当ブログによろしくお願いします。
Commented by k_penguin at 2017-07-11 23:59
7月9日付けの小林さんのテンションあげあげなロンドンレポートを見て、
最近の小林さんは、前となんか変わってきてるとこがあって、
例えば海外公演についてのコメントには、他人の具体的な言動についての記載が多いこと(普段は、他人については、抽象的なイメージの一言に集約されて記載されることが多い)ロンドンレポートでは登場人物が増えていることに気がついたんだけど、
それが何を目指しているのかはいまいちわからないんだな。
ただ、小林さんはロンドンという土地自体に何かを感じたわけではなく、異国の地でも生活リズムを崩さずに公演を遂行できたこと、そしてそれが客観的にも高評価を得られたことが嬉しいのだな、と思った。
小林さんは変化や不意打ちに弱い傾向を持つから、海外公演を成功させたことはすごい成功体験なんだろうし、成功体験を作品にフィードバックさせたいと本人は思うだろうけど、
私としては、何のために自分を変えていきたいと思ってるのかなって、そういう根本のとこが不明のままで進捗状況だけを発表されてもって思ってます。
Commented at 2017-10-18 02:13 x
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Commented by k_penguin at 2017-10-18 13:40
どうも、お久しぶりです。
今回の「異動」について、わたしももやっていましたが、これが一般にどのように受けとめられているのかが分からなかったので、どこから切り込めば良いのか分からず困っているところでした。ちょうど良いタイミングで質問をいただいたので、それに答える形で、自分の思考をまとめたいと思います。
まず、公式コメントから分かる客観的事実をまとめれば、
①トゥインクルと別の会社が設立され、その名前はスタジオコンテナである。
②小林さんはトゥインクルからスタジオコンテナに移った。
従って、小林さんは、新事務所に移籍したわけです。
そして、トゥインクルとスタジオコンテナの関係が不明なのですが、経営陣は同じであるそうですから、実質的にも完全分離独立したというわけではなさそうです。
小林さんは実質的には前と変わらないという点を強調したくて「異動」という表現にしたのだと思いますが、それをいきなりタイトルにするのは読み手を混乱させるので、あまり良くないと思います。
私としては、スタジオコンテナの出資比率が知りたいところです。トゥインクルの完全子会社なのでしょうかね?
 ま、それはおいといて、スタジオコンテナはトゥインクルの「小林さん部門」が分離独立したものととらえられると思います。

 つぎに、片桐さんのことですが、もちろん切り離されてます。
片桐さんはトゥインクル所属のままであること、スタジオコンテナが小林さんの著作物の「管理・運営」する会社であると小林さんが言っていることからも、それは小林さん専属の会社です。小林さんの作品の管理運営する上で都合が良ければ他の人も所属するかもしれませんが、片桐さんはそういう人ではないと認識されています。
片桐さんが大きく関わるラーメンズをYoutubeで公開して、著作物としての財産価値を下げたことも、これに向けた布石じゃないかなと。
Commented at 2017-10-18 22:13 x
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Commented by k_penguin at 2017-10-18 23:44
おっしゃるように、「ラーメンズは小林さん個人の作品」と、小林さんはとらえていると思います。それは以前からのことです。
脚本演出監督が全部小林さんですから、理由はありますし、正直、ラーメンズというコンテンツを小林さんが単独で著作権管理(作品の権利を誰に売るかとかどのように発表するかとかいうこと)をしても、片桐さんは基本的に文句言ったりしないと思います。実質的にはラーメンズは小林さんが作成したコンテンツであることはみんなが認めていることだと思います。
 私がモヤっているのは、小林さんが、「実質」だけじゃ飽き足りないといっているような動きをしていることです。
つべのことにしろ、新会社のことにしろ、形だけでも片桐さんから正式に一言あってしかるべきです。一応片桐さんの顔を立てながらラーメンズの作品を管理することくらい、小林さんなら楽勝のはず。
片桐さんの顔を立てる隙すら与えない点に、小林さんのバニー的なものを感じます。ワタシ的には、その心理は、カジャラの1と2の深読み諸々とつながるのですが。

エレ片で、ラーメンズについてしゃべるという告知が出たそうで、まさかそう振っておいてやつい氏だけが喋るわけには行かないでしょうから、片桐さんも何か言うんでしょうね。今回の件について小林さんが片桐さんになんか言ったのかどうかは気になるところです。
Commented at 2017-10-19 01:36 x
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Commented at 2017-10-22 16:50 x
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Commented by k_penguin at 2017-10-22 20:03
おお、お久しぶりです。

コンビで活動するとき以外はラーメンズを名乗らないことになったんですか。
それって、片桐さん的にはどうなんですかね。
もう単独で立派に仕事してるし、エレ片でときどきテレビでコントやってるのに対し、ラーメンズは長いこと活動してないわけだし、
今さらクレジットにラーメンズってつけなくても「名前を取り上げられた」って大げさじゃね?って、ワタシなんかは思ってしまうのですが、
やっぱり今でも、ラーメンズは片桐さんの「名前」の一部なんですか?

最近の一連の流れですが、もし小林さんに「怒ってるんですか?」って聞いたら、絶対怒ってないって答えると思いますし、ラーメンズについては、過去のコンテンツとして整理しているだけで、過剰反応している人が一部にいるだけだって言うと思います。KKTV7からワタシはそう解釈しています。
 で、それが正しいかどうかはおいといてですね、それとはまったく別にですね、あくまでもワタシ個人の頭にふっと浮かんだ印象なんですけど
TAKEOFFのシノダの、みんなで作ったフライヤーを売り飛ばして、その金でジャンボジェットに乗るんだ、みたいなこと言ったのと同じだって感じたんですね。
カジャラ2について考えたとき浮かんだ印象ですけど、TAKEOFF10周年イベントをスタジオコンテナの第1弾企画としてやるって聞いたとき、また思い出したんですね。じゃあ、これがやっぱりテイクオフってことかなって。
彼にとっては前進することこそが大切なことで、その手段とか向かう方向とかは大切なことではないし、「物事の前進のためにはある程度の悪が必要」だから、片桐さんのこともそういうノリなのかなって。
Commented by にる at 2018-02-21 11:31 x
はじめまして、突然のコメント失礼します。
(ペンギンさんの小林さんエントリは以前から読ませていただいてました)

KKTV8→カジャラ→つべ→独立の一連の流れなのですが、
確か、ラーメンズデビュー(結成?)20周年とかで、2016年は節目だったんですよね。小林さんはここでなんとしてでも区切りをつけたかったのかなぁと邪推しました(もちろん、彼の願望だけでなく大人の事情を含む)。

例えば、独立の条件が片桐さんともう一度共演することだった、とか。
(だから「大人たるもの」だった、というのはあまりにも安直すぎますが)

つべは小林さんからラーメンズ(片桐さん)に対する手切れ金。
共演するっていう約束は果たしたんだから、あとはこの手切れ金でよしなに取り計らってくれぃってかっこよく決めたつもりが、結構ですと受け取りを拒まれ、収まりがつかなくなって、じゃあもう寄付でいいんじゃね?的な。

小林さんが「サヨナラ、バイバイ」と、一方的に手を振っているイメージです。一方的なので、片桐さんのコメントは無し。
片桐さんには手を振り返されたくないし、振り返させないために強引に事を運んだ(むしろ小林さんの方がビビッているように私には見えます)。

この流れの中にはトゥインクルの中の人が必ず絡んでくるので、仕立て屋というのは事務所のことを指しているんじゃないかなぁと思いました。

私は、二人が一緒に何かをすることはこの先ないと踏んでます。
万が一ラーメンズ復活!ってなったとしても、気にはなるけど期待はできないし、何よりチケットが取れないだろうな、と、今から諦めてます。
Commented by k_penguin at 2018-02-22 00:01
にるさん、コメントありがとうございます
20周年だから区切りをつけたいというのは、いかにも小林さんが言いそうな感じですね。
ただ、この一連の件は、小林さんと片桐さんだけでどうにかなるようなものではないので、どこまでが小林さんの意思に基づくものなのかがわかりにくいです。
にるさんの見解では、片桐さんとの共演という条件は、誰がつけたものなのでしょうか?
片桐さん、ではなさそうですね。小林さんを独立させることができる人なんですから、トゥインクルの中のえらい人、でしょうか。

ワタシとしては、小林さんは片桐さんに手切れ金は払わないと思います。ラーメンズは丸ごと小林さんの物で、片桐さんが貢献した部分などないのだから、金を払う必要は無い、
と、彼は考えていると思うのです。
何より、小林さんは自分の方が片桐さんに捨てられた、と思っているようです。自分を捨てた人にお金はあげたくないですよね。
捨てられた事実を認めたくないから、一方的に自分が捨てたみたいな行動をとってそれを誇示している。
これが、私が持つ印象です。
Commented by にる at 2018-02-22 13:06 x
ペンギンさん、お返事ありがとうございます。

私がなぜ「独立するための条件が片桐さんとの共演だったのでは」と思ったかと言いますと、昔、どこかで、バンドとレコード会社との契約でCDアルバムを何枚リリースするっていう契約を結んでて云々(それを消化するために無理やりカバーアルバム作ったとか)、という業界事情を見聞きしたことがあり、同じことが当てはまるのかな?と妄想した次第です。

ラーメンズとトゥインクル(とポニーキャニオン?)との契約で、本公演(に伴うソフトリリースも含む?)を何回(何枚)と取り決められていたんだとしたら、つべの件と合わせても、何か大人の事情が裏でうごめいている感じがするなぁと思いました。

トゥインクルの中の偉い人が、ラーメンズに強い思い入れのある老害で、現場の誰もが「二人を共演させたらダメだ」と思ってるのに(でも思っているだけで直接は進言しないし、できない)、いかんせん偉い人なので鶴の一声で決まってしまった、とか。TEXTの50 on 5みたいに。

私もペンギンさんと同じく、小林さんは片桐さんに捨てられたというか裏切られたと思っていると思います。
ただ、その発端は片桐さんの結婚(して子供が生まれたから「お金」が必要)にある、とも思ってもいます。なので、「そんなに(俺よりも)金(の方)が大事なんだったらくれてやるよ!」という強がり(札束を投げつけるイメージです)、とでも言いましょうか・・・
それが、俺の方が捨ててやったんだ的な発言につながる、と思いました。

それにしても、10年以上に渡って片桐さんに執着して恨み続けるって、相当なエネルギーというか、すごいですよね。私はちょっと怖いです。
Commented by k_penguin at 2018-02-23 00:02
なるほど。カジャラ1での片桐さんの共演が、第三者から与えられた独立の条件、というのはワタシは考えたことがなかったので、新鮮です。
いろいろ妄想が楽しめるお題ですな。

小林さんの独立のために、片桐さんと共演する必要があった
という点では、ワタシも同意します。作品全体から感じる雰囲気として、そんな感じです。
ただ、その条件は、あくまでも小林さん個人の「ケジメ」であるというのがワタシの考えです。
でも、そのケジメが、誰に対するものなのか、どういう意味のケジメなのかはわからないし、探っても、なんか、バニー的な自分勝手なリクツを掘り当てて嫌な思いをするだけな様な気がして、あまりいじる気もしないのです。
にるさんの意見を読んで、事務所に対するケジメ、というのは、ひとつアリかもしれないなと、思いました。
ただ、スタジオコンテナは、トゥインクルと経営陣が同じだそうで、ということは、実質的なグループ会社です。つまり、小林さんが独立したと言っても、形式上のことで、小林さんの独立によって、トゥインクルの収益が大きく減るというわけではないはずです。
したがって、その独立に際して、事務所側から厳しい条件が課されるというのは考えにくいと私は思います。
それでも、小林さん的なケジメとして(大人として?)、共演しとこう、と考えた。というのは一つの妄想としてありかな、と、思いました。

小林さんと「お金」の因縁は、片桐さんよりも古いと私は考えています。片桐さんとの関係が悪くなる前の、初期のラーメンズから、お金を扱った作品が多いからです。
共同作業で盗みをする(or詐欺をする)というお題の作品は多く、KKTV9のお題コントもそれです。あれが小林さんの基本形だと思います。
トライアンフ以降は、意識して、正しいお金の稼ぎ方を学習しようとしていますが、
見る側にはその頑張りは伝わらないので、悲しいかな、こちらとして面白いのは、騙そうとしている小林さんだったり、片桐さんに意味不明の執着を続けている小林さんだったりします。
 「盗む」と「好意」がなぜかリンクしている、など、「お金」については、わからないことが多いです。
Commented by k_penguin at 2018-02-23 22:40

小林さん、カジャラの1を全部つべにうpしてるw
Commented by at 2018-03-03 10:46 x
初めまして。
小林さんエントリを以前から興味深く拝見させて頂いています。
ペンギンさんはカジャラ♯3をご覧になる予定はおありでしょうか??
私は昨日、観劇してきたのですが、色々と思うことがあったので、ペンギンさんもご覧になるのならご意見をお聞きしてみたいなと思っております。
昨日のKAATは1階席すら埋まっておらず、そこも驚きました。
Commented by k_penguin at 2018-03-03 23:44
平日とはいえ、横浜で1階席が埋まらないんですか。びっくり。
ワタシは東京を押さえてありますが、見てみたら、確かにまだ横浜の前売りが買えますね。
来週見ちゃおうかな・・・
Commented by at 2018-03-04 12:53 x
カジャラ♯1がYouTubeにアップされたことも「え?もう?」と驚きました。

会場に入る際に渡されるビニール袋に、アンケート用紙、カジャラ♯3のフライヤー(ツアー日程が裏面に記載されている)、カジャラ♯2のポスターがA4サイズに縮小されたもの(裏は白紙)が入っていて、カジャラ♯1のポスター縮小版はありませんでした。入れ忘れかもしれませんが。。
何にせよ、前の公演のフライヤー的なものを入れていたことが少し謎です。

「…片桐さんにまつわることなのかな?」と穿った見方をしてしまいそうです。
Commented by k_penguin at 2018-03-04 18:36
>カジャラ♯2のポスターがA4サイズに縮小されたもの(裏は白紙)
ソフトの宣伝フライヤーじゃないんですかね。ソフトのことも書いてないのでしょうか。

カジャラ♯1のつべupは、よくわかりませんねー。「あいつは金を捨てたいのか?」って思っちゃいました。片桐さん絡みって、考えたくもなりますよね。
これで、カジャラ♯2以降はつべにうpされなければ、ワタシはにたにたして両手をこすり合わせちゃいますね。

それはおいといても、カジャラ♯1のつべの広告収入は何に使われるのでしょうか。
ラーメンズのときは各地での災害の復興に役立てますって告知あったけど、今度は無いから、普通に収入源にするのかな。広告収入がソフト収入を上回るとは思えないから、二本立てで、
つべで見て気に入った人がソフトを買うことを期待する商法なのかもしれないですね。それでも丸ごとうpすることはないと思いますが。
Commented by at 2018-03-04 22:09 x
大変失礼致しました。
仰る通り、カジャラ♯2のソフトの宣伝フライヤーでした。
きちんと確認してから書き込むべきでした。
なんで見落としたんだ…。恥ずかしい。。

直接関係はないのですが、片桐さん絡みで気になることは、片桐さんが「ラーメンズ」を名乗ることを禁じられていることです。
エレ片の最初に「ラーメンズ片桐仁です」と自己紹介されていたのが、小林さんの異動に伴って「ラーメンズは2人で活動するときに名乗るようにと言われたので」と毎回違う肩書きを名乗られています。
すんなりと受け入れている(ように見える)片桐さんですが、「賢太郎の言うことは絶対」なんでしょうか。。
Commented by k_penguin at 2018-03-05 00:26
片桐さんが「ラーメンズ」を名乗らないことになったと発表されたエレ片では、
やつい氏が「名前を取り上げられた」と言ったそうですが、片桐さん自身はどう思っているのか…
「賢太郎の言うことは絶対」だから、表だって不満を言ったりはしないでしょうが、
心の中までは賢太郎も変えられませんからねえ。

今、つべでカジャラ♯1を見ています。実は映像で観るのは初めて。
シュガーカットのかぶり物が、劇場で観たときは、ちゃんとシュガーカットの絵がついていましたが、大人の配慮で無地になってますね。あれではマスタードと間違えられると思いますが。
来週、余裕があれば、#3を観るかもしれません。
Commented by k_penguin at 2018-03-07 23:34
#3観てきました。あとで記事を書きます。

今さら気がついたんですが、カジャラって、一般席のチケットの値段が高いんですね。で、学割が2500円とかなり安い。
この傾斜配分で、複数回観る昔からのファンが減ったのかなって思いました。
Commented by at 2018-03-09 12:56 x
横浜公演もご覧になられたのですね。
何やらせっついたみたいで申し訳ありません。。
でも、記事を楽しみにしております。

学割で安くして、YouTubeにカジャラ♯1もアップすることで「この人たちを生で観たい!」と学生さん層を劇場に呼びたいのでしょうか。

小林さんの昔の公式コメントを眺めていて、カジャラ♯1大千秋楽を迎えたあとの「コントを続けていくために、たどり着いたのがカジャラという場所。」に「えっ…?ラーメンズは?」と引っかかったことをふと思い出しました。
Commented by akane-411 at 2019-08-18 08:57
自分がソフトでチェック出来てる分で一番最近のものがここだったので、ここにもコメント失礼します。

彼からの、「受け取ってください」「察してください」「汲み取ってください」に疲れ、考察すら放棄した私は、昔のものも最近のものも何も考えずに見るようになったので、こうして様々な視点からの考察は読んでいて痛快なほどです。

作品を見て考えてくれる人がまだ居るだけ、彼は感謝すべきだと思います。
私はすでに面倒くさくて頭を使うことを諦めた組なので。

ほとんどが10年やって満足して止めている賢太郎氏。
カジャラに満足したら次は何をするのか。
どこまで自己陶酔を突き通せるか。
見ものです。
Commented by akane-411 at 2019-08-18 08:59
ファンをモヤモヤとさせるだけさせておいて、ずっと放置したままの無責任さには呆れてます。
それすらも察しろって事ですかね。
自分が傷つくのは嫌なのに、他人を傷つけるのは平気。
それが例え金払ってまで自慰行為を見てくれてる「お客さま」だとしても。
いい加減、馬鹿にし過ぎです。

キャラを掘り下げずに書く台本で、好き勝手やれてるのは、やはり売れるためのスタートの切り方が絶妙だったからと考えると、上手い逃げ道を作った努力は大したものだなと思います。

新参のファンは騙せても古参はもう騙せない。
でも、YouTubeの影響か、昔のファンがいなくなった分を新しい若いファンが支えてる構図は、色んな意味で流石です。
Commented by k_penguin at 2019-08-19 01:34
>彼からの、「受け取ってください」「察してください」「汲み取ってください」に疲れ、考察すら放棄
 いやー,ワタシも最近は頭あまり使っていませんよ。この「裸の王様」の記事にpart2がないのが良い証拠で,
けっこう大事な転換を宣言していた舞台だったのに,扱い雑だったな自分。って今さら思いました。
でも,今もあまりやる気が起きません。
なんでかって,彼からの「お察し」の内容が片桐さんやラーメンズに関係なさそうな雰囲気だからです。
小林さんの表現に関することなので,小林さんには重要だろうけど,ワタシは興味ないもんね。

お客に対して,彼は無責任だし,馬鹿にしすぎという意見もわかります。客観的にいってakane-411さんのいうとおりなのですが,ただ,ワタシ的に面白いのは,小林さんにはまったくその自覚がないということで,そしてまた,言って聞かせてもわからないだろうと私は考えています。
つまりは,そういう人なので,できないことを要求しても仕方ないと今は傍観に徹しています。

>YouTubeの影響か、昔のファンがいなくなった分を新しい若いファンが支えてる構図
 確かにその点はすごいですよね。ラーメンズ初期のときから,ネットでは評価が高い傾向にありましたから,時代とうまくマッチしたところはあると思いますが,それでも,単なるリズムネタではない「何か」が感じられるところが新しいファンを引きつけるのでしょうかねえ。
by k_penguin | 2017-03-18 01:42 | エンタ系2(ライブレビュー) | Trackback | Comments(47)

法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。


by k_penguin