瀬戸内国際芸術祭2016 夏 その3 豊島(2)と高松(ヤノベケンジ展)

岡崎展望台から瀬戸内海
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檸檬ホテル。
2人でカップルになり鑑賞するシステム。ですので、シングルの俺は知らない人とペアを組まされた。音声ガイドから流れるハイタッチしろとかの指示をすべて無視して、でもせっかくだから、レモンを持った写真を互いに撮影した。
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レモンスカッシュはすばらしい出来。スライス国産レモン(今年は寒波のおかげでレモンの出来はかなり悪いと聞いているが、良いレモンがごろごろしていた)がたくさん入っている。もちろんスライスレモンも残さず食べた。

暑さのあまり毎日お世話になったいちご家
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唐戸の清水
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清水の近くにウサギニンゲン劇場があるが、これは瀬戸芸とは関係ないんだそうで、パスポートとは別料金だ。手作りの大きい機械2台によるパフォーマンスで、1台は音楽を製造し、もう1台はリアルタイムで映像を吐き出す。
身近なものを大写しのカメラを通すことで新鮮な感じがするのだが、もう少しマテリアルに凝って欲しいというのが希望。ワイヤーをくしゃくしゃっとしたやつのどアップとか、そんな見たいと思わない。折角豊島なんだから、自然物とか、拡大することで面白くなるものはたくさんあると思う。

なお、トム・ナフーリに不具合が生じて、リアルタイムでは動かなくなっていた。
しかし、その説明書きによって、トムナフーリの色と現象の相関関係がやっと判明したので、メモっておく。
マルチカラーが超新星から検出されるニュートリノバースト
グリーンが太陽ニュートリノ
ブルーが大気ニュートリノ
 光りさえすれば全部ビッグバンというわけじゃあなかったのね・・

瀬戸芸も3回目になったが、今回は外国人観光客がめだった。欧米も多いし、台湾も多い。もともと何もない島(豊島に至っては負の遺産があり、それを特に隠そうともしていない)にこれだけの人が魅力を感じてやってくるというのはすごいと思う。
俺は去年、大分にしばらく住んでいたが、同じ観光を資源とする地域でも、瀬戸内の方が格段に人的なサービスが良い。大きくて便利なホテルが多いのは大分の方であるにもかかわらず。
大分も、別府「混浴温泉世界」など、瀬戸内型のアピールを行っているのだが、何となく、弱いような気がする。どこが違うんだろう
などと考えつつ、最終日に、高松市美術館のヤノベケンジ展へ。

福島で展示される予定の風神像をみながら、俺は、大分と瀬戸内の違いは、地方としての主張の強さにあるんじゃないだろうか、と、思った。
瀬戸内工業地帯のなかにあって、産業の発達の犠牲になってきた島々が、国や県の力を借りずに(福武の力は借りているが)自己主張する強さと、自然環境は豊かでありながら、あくまでも観光事業として地域の「魅力」を発信することを主眼に置く大分では、主張の強さが異なる。
そういう意味では、地方の怒りをも発信する福島は、強い発信力をもつことになろう。

衆議院のみならず、参議院まで1:2の定数均衡が要求されるとなると、人口が多い大都市の発言力がますます強くなり、地方が犠牲になってゆくことになる。
そんななかで、このような形で地方が発信し、自己主張している、ということに、しみじみ感じ入った俺なのであった。

お立ちあそばされるフローラと、スカートの中を激写する人々

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高松、おんまいルーヴのいりこ入りフロランタン
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by k_penguin | 2016-09-08 23:44 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)

法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。


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