瀬戸内国際芸術祭2016 春 その1(沙弥島・大島)   

2016年 04月 21日

瀬戸内トリエンナーレに行くのも今回で3回目となった。今まで2回行っているし、新作の大物は大概夏会期から、というわけで、春会期の今回は、新作よりも、今まで行っていなかったところに行くことを目標とした。
行った会場は、沙弥島、大島、小豆島。
メインは夏会期といっても,週末はもう混み始めているようなので,アヤスイ手を使って平日に出かける。
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足がホンダワラにひっかかっちゃったアカクラゲさん(高松港)

沙弥島

春会期限定会場。高松空港から最初にこの会場に向かったのは、人が多いのがいやなのでみんなが使う高松港行きリムジンバスを避け、坂出・丸亀方面リムジンバスを使おうと思ったから。平日なのもあって、適度に空いていた。
沙弥島は島という名がついているが、四国と地続き。瀬戸大橋の近くだ。
さほど知っているアーティストが出品しているわけでもなかったし、公式ガイドブックに載っている作品紹介がイメージスケッチの段階のものが多くて現地にどんなものがあるのかよく分からなかったので,あまり期待していなくて、さっさと切り上げて、午後には高松港に戻って大島行きの船便をつかまえようかと思っていた。
しかし、見ていると面白い作品も多く、歩く距離も長いため、結構時間がかかってしまった。
ガイドブックと実際の差が大きい作品を紹介しておく。

ジティッシュ・カラット Rippled Sky for Hitomaro
ガイドブックはこちら

グーグルアースを使った、上から見た図であることはわかるが、肝心の作品が水たまりのようで、何が置かれているのかわからない

実際
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水を吹く暴れ木でした。

しりあがり寿 赤いネジ
ガイドブックはこちら

いや、ただ回転するネジ見せられても・・

実際
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床に小学校の図書館にあるような本がたくさん散らばっている。その中で回転するネジは中2病感が感じられて面白かった。ネジがこのまま深く刺さるわけでもなくただ回るんだろうという予感がぷんぷんする。さすがしりあがり寿。

それ以外の作品では、”そらあみ<島巡り>”も良かった
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大島

ハンセン病回復者の国立療養施設がある島で、ガイドツアー参加者だけが海上タクシーで島に渡る。そのツアーが何時に出発なのかがガイドブックに書いていないため、予定が立てにくかった。
どうも1日3便程度で、第1便は9時20分発らしい。俺が行った日は午前中海が荒れていて、第1便は欠航だった。第2便は11時20分頃、第3便は14時10分頃だと言われたが、毎日この時間なのかはわからない。ツアー定員24名。俺が行ったツアーは全部で7名。平日なので、カフェ・シヨルは休み。
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大島は基本的に閉鎖空間だ。島のあちこちにスピーカーが立っていて、「乙女の祈り」とかそんな音楽がずっと流れていて、全盲の島民でも今いる場所が把握できるようになっている。また、道路は二車線の幅がないのに、真ん中に白い線が引かれていて、視力が弱い人の助けとなっている。
午後3時になると、スピーカーから病院の予約の順番や、健康に関する情報(俺が聞いたのはエリンギに含まれている栄養素について)の放送がある。エリンギの栄養素については、2回繰り返していた。大事なことなのだろう。
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そんな島の日常のインパクトは強く、なまなかのゲージュツ作品では勝てないので、どうしても作品の印象は弱く感じてしまった。
今回の新作
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第1回目のトリエンナーレのときに日曜美術館で”大島資料室”http://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/oshima/62.htmlを見て、島の人たちが使った道具を、その手で触る部分をぴかぴかに磨きあげて展示していると知って、それが見たかったんだけど、6年の月日のあいだに、磨かれていた部分が他の部分とほぼ区別がつかないくらいになっていた。

あと、海藻の押し花のカードは良かった

次回、小豆島
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by k_penguin | 2016-04-21 21:40 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)

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