小林賢太郎TV7   

2015年 06月 12日

録画から約1ヶ月たってようやく見ることができた。

感想
ラーメンズっぽくて、面白かった。

そりゃ
昔のラーメンズの方が良かった とか
片桐さんの天然の魅力には勝てない
とか言うことはできる。

でも、今期待される、ラーメンズって、なんだろう。
昔と全く同じ、一言一句同じものを作ったとしても昔と同じ評価は得られないだろう。
そもそも昔の評価ってなんだ。言うほどラーメンズは手放しで褒められていたわけではないぞ。
ずっとほっといているうちに変に伝説化されてしまって、勝手にハードルが上がっちゃっただけだ。
そりゃ、片桐を使ってKKTV7を作れば、ラーメンズと言ってもらえるかもしれない。
しかし、それはラーメンズであってラーメンズではない。小林も片桐も、客も、時代も変わっている。
ラーメンズの正解とはなにか。
もうそれは誰にも分からない。
天然の片桐、じゃない、コーラ虫を使って、カラメル味の炭酸を作れば国産コーラの復元といって良いというものではないのだ。
職人的には、それは昔の国産コーラの味じゃなければならないし、変に職人気質の親方が昔のコーラを大事に温めすぎたおかげで、味の正解が分からなくなったとしたら、もう作らない方がましなのだ。

だったら、カレー虫を使ったカレーを作る方が良い。
親方だって、それほどコーラに思い入れがあるわけではない。
昔飲んだはずの国産コーラの味を覚えてないし、
天然の虫を材料にして何かを作りさえすれば、職人魂は満足なのだ。そんなもんなのだ。
別にカレーでも、多分、ブルーハワイでも良くて、
コーラをくれとか言う客には、
「うち、コーラおいてないんですよ」とつっぱねれば良いのだ。

カレーだってそこそこ売れているんだから。


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by k_penguin | 2015-06-12 00:44 | エンタ系 | Trackback | Comments(8)

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Commented by かまっち at 2015-07-06 12:48 x
k_penguinさま、はじめまして。

ここ半年ほど立て続けに小林さんの過去作品を観ておりました。箱庭的な閉じた空間を好もしく思いつつ、突き放された感覚になったり、世界が書き割りにしか見えないことがあるのはなぜか考えてみたいと気になって検索し、こちらのブログにたどり着きました。

ブログ記事や皆さまのコメントを拝見し、納得するところ腑に落ちたところがたくさんありました。
ありがとうございました。

完成度の高い緻密な作品を目指しているように見えつつ、KKTV7のお題コントのように?なものも出してくるあたり、矛盾なのか自分に甘いのか、よくわからなくなってきます。あそこで、(性格的に無理でしょうが)もう一日欲しいと頭を下げて欲しかったですし、それができていたら、今よりもう少し孤独ではなかったのかなとも思いました。

編集ややり直しのきく映像ではなく、劇場ではどうなのかを確かめたくて、今度実際に観劇に行ってきます。その後、思うところがありましたら、また 皆さまのご意見を拝見しによらせていただくつもりでおります。

どうぞよろしくお願いいたします。
Commented by k_penguin at 2015-07-06 21:17
かまっちさん、はじめまして。コメントありがとうございます

そういえば、お題コント、完成度が低かったですね。
前にも似たようなことがあったので、あまり気にしませんでした。てゆーか、早送りしちゃった(^-^;)
お題コントは大喜利みたいなもので、それは普通は、短時間で完成度を競うものですが、小林さんの考える完成度と、一般の完成度は違うので、まあ、あれで良いんだろうと思いました(なぜなら本人が良いと言っているから)。
ワタシ的には、今までの例から言って、お題コント(とメイキング)のどっかに、次の舞台に使われるアイデアが含まれているんじゃないかと思いました。

劇場は緊張感があってまたテレビと違う面白さがあるかと思います。
私は今回は見られないので、感想あったら、コメントしていただければ幸いです。
Commented by 卯年のカピバラ at 2015-08-02 17:28 x
はじめまして。
7〜8年くらい前から時々拝見しておりました。記事・コメント共に非常に興味深くて、一時期はこちらで感想戦を読むまでが一連の楽しみでした。
もやっとした気持ちの輪郭がなんとなくここで見える気がして貴重な存在です。

ここ数年は小林作品とも離れていてこちらのブログにも久しぶりに伺ったのですが、読んでいてふと思い出したのでお邪魔します。

海外公演のリハーサル的な前回の舞台?でアンケートがなかったとのことですが、
6〜7年くらい前に札幌だけで公演していたSPOT…(庭とかなんとかって感じのタイトルのやつです)
でも、アンケートがなかったんですよね。

内容自体はあんまり覚えていなくて手品とか披露して、おおーって言われてドヤ顔してたくらいしか記憶にないのですが、ただ来てくれて感心してもらってそれが心地よくて甘やかしてくれたらそれだけでいいやって感じだったのかなーなんて。。今更ほんのり思いました。
そういえば、フライヤーはペラペラの紙だけど裏側がつるっとしていたこともなんとなく印象的でした。予算の問題かなーなんてどうでもいいことを思って滑って転んだせいかもしれないですが。

どうやら最近はなんとなく安定しているとのことでまた時間を作ってゆっくり観たいなと思いました。
その際はまたこちらにもお世話になります!
Commented by k_penguin at 2015-08-03 21:40
卯年のカピバラさん、コメントありがとうございます
通称「庭」のポツネン、ありましたねえ。
私は、ネットでのレポ読んだだけでしたが、透明な瓶に入った水のイメージが残っています。Pでも使われたアイテムですが、初めて出たのは「庭」じゃなかったかと思います。
公式HPで見ると、フライアーがTHE SPOTとバリエーションのデザインであることが分かり、いろいろ思わせぶりにできているなあ、と感心します。

卯年のカピバラさんの、もやっとした気持ちの輪郭、という言葉に、なんか懐かしい気分になりました。
小林さんの作品が我々の感想戦を引き起こす主な要因は、もやっと感にありました。
なんとも名付けようのない感覚というか雰囲気というか、口の中でもごもごしてる感じとか、甘えてんじゃねーぞガキ、と言いたくなるような子供っぽいアレです。
アレが最近なくなったように思います。少なくとも私はノケモノケモノ以降は感じていません。
しかし、だからといって、小林さんが大人になった感や、成熟した感もいっこうに感じられません。相変わらず、自分だけで納得する作業を繰り返しています。
小林さんのもやっと感はどう処理されたのだろうか。処理されたのではなく、年をとったので感受性が下がって感じなくなっただけなんだろうか、
なんて考えたりします。
卯年のカピバラさんも、作品を見て何か思うことがあれば、こちらに一言お願いしますね。
Commented at 2015-09-28 11:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by k_penguin at 2015-09-28 19:48
非公開コメントさん。
読みにくい当ブログを読んでくださり、どうもありがとうございます。
4つのうち、最後を除いて当たりです。
最後のは3つめのと関連していて、今はもう処理された問題かもしれません。
大したアレではないですが、newうるうでなんか言うかなってちょっとwktkしたり。

お金のことは、どういう位置づけをすれば良いのかいまだに分かっていません。
ただ、作品が安定してきたのは、KKTVが安定して放送されるようになり、小林さんのそれなりの地位が固まりつつあることと並行しているように思います。
ノケモノケモノも、お金稼ぐことと自分らしくあることの妥協的な話ととらえられますし
彼は、なにか、お金との妥協点らしきものを見つけたんじゃないかと考えています。
Commented at 2015-09-29 01:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by k_penguin at 2015-10-01 00:43
ワタシ、かなり真面目に考えてますよ。
さすがに、ブログには書いてないし
そのことが、彼の中でどのような位置づけになっているかもよくわかんないので
扱いかねているとこはありますけど。

精神的に安定している今は問題ないので、逆に資料が集まらないし。

一応、この前のコメント2つを削除しておきました。

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