瀬戸内国際芸術祭2013(ただし会期外)

瀬戸内トリエンナーレ2013に行ってきた。
会期中に行けるかどうか、予定の見通しがたたなかったので、とにかく行けるうちに、と思って仕事を人に押しつけて、無理矢理行ってきた。
前回2010年に行ったとき回りきれなかったところを中心に、直島(約1時間)、宇野、豊島、犬島の2泊3日。
高松空港は一足早く、夏会期用の青い旗のポスター。
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海には、アカクラゲがいっぱいいた。
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直島
南寺、ANDO MUSEUM。
家プロジェクトでは、南寺ときんざを見ていなかった。前回は会期中で、人大杉だったからだ。
今回もきんざはダメだったが(鑑賞が1度に1人なんだもんなー)、南寺は待たずに入れた。
タレルの作品だったが、地中美術館のやつの方が仕掛けが大がかりだったな、と思った。
他の家プロジェクトでは、角屋が好き。
ANDO MUSEUMは今年開館。家プロジェクトではないので、別料金だよ。
ベネッセがらみの作品中心に紹介されている。地下の瞑想部屋が面白かった。
安藤忠雄の仕事を知るという点では、以前乃木坂「間」でやった展覧会の方が情報量は多い。

宇野
前回もちょびっと参加していたのだったが、トリエンナーレは香川県主導のイベントであるため、あまり目立たなかった宇野(岡山県)。
今回はあやかるぞってことで、ねじこんできたらしい。
芸術祭オフィシャルショップもある。
アラーキーの写真が町のあちこちに貼ってあるけど、なんか、ひなびた地方の港町の風情と妙にマッチしてるんだよね。
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白井美穂
公式ガイドブックによれば、「宇野駅前の6体の動物たちが、変装して、芸術祭の来訪者を待ち受ける」
うーん・・・


豊島
豊島美術館、かがみ-青への想い、ストームハウス、トムナフーリ他
前回、豊島美術館の開館直後だったため、15分の入場制限をされ、たんのーできなかったので、今回の主目的の1つはそのリベンジなのであった。
客の人数が少ないと、美術館内の音の反響のすごさがわかる。
サングラスをたたんだら、その音が響き渡ったのにはびっくり。
おっちゃん達の団体なんて、入ってきただけでおそろしい騒ぎになる。
外の鳥の声も、中の人も、ひとしくその存在が響き渡るし、床を転がる水滴は、風向きが変わると微妙にその動きに変化が起きる。
いやー、すごいなー。

今回の目的のうちには、トムナフーリの近くに生息するサワガニを捕まえること。も、あったのだが、空梅雨のせいで、あまり出てきていなかった。
でも、よく見ると。
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そして、トムナフーリ近くの民宿に泊まり、夜のトムナフーリを見に行く。
ぼんやり光っているトムナフーリを見るなら昼より絶対夜なのだ。
ただし、1人では行けない。作品に至る山道に明かりはないし急勾配だし、何が出てくるかわからんし。
宿の他の宿泊者達とかたまって懐中電灯をもって見に行く。
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ウシガエルが鳴くなか、光るトムナフーリ。
こ-ゆ-もんを作っちゃうっていうのがすごいな~って思った。

あと、暗闇でぼんやり光る系って、多くね?

唐櫃岡地区では、ピピロッティ・リストが新しく作品設置したんだけど、
以外と面白くなかった。
Motにある作品はもっと面白かったのになあ。
蔵の中という場所を生かせていないように思う。

「甲生地区は、今は会期外なんだけど、作品は置いてあるから鏡の船を見てけば?」
と、民宿のおっちゃんが言うので、連れて行ってもらった。
かがみの船は海の景色も映り込む。
とても繊細で、ぶつかってすぐに欠けてしまうんだそうで、実際一部欠けていた。海藻やフジツボみたいなもんも下の方にいっぱい着いていて
「夏会期までに直さにゃならん。」
と、おっちゃん。
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犬島
家プロジェクトの展示が全部模様替えしたので見に行く。
もちろん精錬所美術館も。
俺の1番の好みはやっぱりこの犬島だなあ。

野バラが点々と咲いている。
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家プロジェクトは2つギャラリーが増え、島巡りの範囲が広くなった。
案内板には「A邸」とかしか書いてないから、どこを見たのかちゃんとチェックしておかないと、同じところを2回見に行く羽目になったりするよ。
あと、思うんだけど名和晃平のオブジェって、よく吾妻ひでおに出てくるよね。

以上、今回のトリエンナーレでした。
新しい展示にぱっとしたのが少ないように思うんだけど、
多分メインは夏会期に披露されるんだと思う。
島の皆さんも
夏の繁忙期目指して、がんばるぞーっ!
って感じだった。


美術手帖 2013年 03月号増刊 瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐる旅 完全版 春 [雑誌]
通常の美術手帖と同じ大きさなので、扱いづらいところがある。
多分そのうち大判の夏用公式ガイドブックが出ると思う。
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by k_penguin | 2013-06-11 23:54 | エンタ系 | Trackback | Comments(6)
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Commented by のんきなK at 2013-06-12 10:44 x
お久しぶりです。
のんきなKと申します。

何年か前 片桐仁さんがファミリーで直島
という記事を読んだことがあります。
penguinさん、体調がよくないと前記事にありましたが、
旅行されたとのこと、「あ、よかった。」
と なんだか親戚のおばちゃんのように思ってしまいました。

近頃、賢太郎さんのことを考えるのがちょっと面倒くさいのですが、
9月以降の仁さんの予定が発表されていないようで、
ちょっと期待して待っている自分がいます。
いいかげん、ラーメンズやってよね~。
Commented by k_penguin at 2013-06-12 12:15
のんきなKさん、お久しぶりです。
今回は、気分を切り替えようと、
えいやっ!と出かけてしまいました。
直島は、3年前と比べて、新しいお店が増えて
ちょっと定型的な観光地っぽくなり始めていました。
片桐さんも今行くと、驚くかも。

>ラーメンズ
あー…、やるかもしれませんねえ。
KKTV5の導入で、鏡にラーメンズの写真貼ってあって、
それを小林さんがこちらに示したとき、
 小林さん本人がラーメンズをアピールするのってめずらしいな、
あまり触れられたくないはずなんだが
 と、思いました。
具体的に作る見通しがあるなら、この行動はわかります。

…とか、適当なことを言ってみましたw
ラーメンズ、やるといいですね。
Commented by のんきなK at 2013-06-13 08:42 x
たびたびすみません。
他の方のブログで片桐さんの11月からの舞台情報が・・・orz・・・
(penguinさん以外の方のブログ等ふたつみっつ拝見しています。)
観劇時にフライヤー見逃したかなぁ。
Commented by k_penguin at 2013-06-13 15:37
片桐さん、相変わらずお忙しいですねー。
じゃあ、ラーメンズは来年のお楽しみかな。
とすると、次回作はまたKKPかあ…
Commented by aiwendil at 2013-06-16 01:26 x
おひさしぶりです。
豊島のカニ、カラフルで大きいのがたくさんいますよね。
捕まえられましたか?

ところで。
なるほど会期外という手があったか!と膝を打ちました。
前回の芸術祭期間はかなり暑くて消耗してしまったんですよね。
今年はちょっと無理かなあと考えていたところでした。
豊島美術館が未見なので、調整がつけば秋頃にでも挑戦してみたいと思います。
情報をありがとうございました。
Commented by k_penguin at 2013-06-16 10:17
aiwendilさん、お久しぶりです。
ワタシも前回の暑さと人大杉状態にまいってしまったので、
今回は会期外を選び
豊島をレンタルの電動自転車で走り回りました
雨に降られなくて良かったですが、カニはあまり出て無くて、捕まえられなかったです。

新作は夏から公開のものが多いので、
夏会期と秋会期の間というのは良いかもしれません。
会期外だと人は少なくて鑑賞には良いのですが、
船の便宜が悪く、事前の綿密な計画が必要になります。
また、会期外は見られない作品があったり、
見られない建前で、事実上見られる屋外作品があったりまちまちなこと、
パスポートが使えなくてめんどくさいことも考慮する必要があります。

豊島美術館、ぜひ挑戦してください。