アートと音楽 & 風が吹けば桶屋が儲かる 展   

Motにて。

アートと音楽

"坂本龍一総合アドバイザー"というのは、単に名前を借りただけではなさそうだ。
Eテレの「スコラ・音楽の学校」を見たことがある方なら何となくわかると思うが、坂本龍一が好みそうな、音符を使わない系の音楽とかサウンドとかノイズとか、聞いて心地よいものからそうでないものまでいろいろ。
1100円とる割には展示数が少ないような気もするが、「音楽」がテーマだけあって、1つの鑑賞に時間がかかったりするのが多く、一回りするのに結構時間はかかる。
しかも、「音符を使わない系」のやつだから、聞いていてどこが盛り上がりどこなのか、いや、盛り上がるとこがあるのかすらよくわからない。
どのへんで鑑賞を切り上げるのか、見極めが大事。
そういう点では、最初の作品、水に流れるお椀がぶつかるインスタレーションのセレスト・ブルシエ=ムジュノの「クリナメン」はわかりやすいからいい(以前ICCで見たことがある作品だったが、何度見ても飽きないなあ)。

美術館エントランスにある「1分ごとに捧げるベル」は、毎時正時が盛り上がりどこ。
八木良太の氷のレコードは以前、めちゃくちゃ暑い夏の日に原美術館でリアル鑑賞したことがある。ぼうっとする暑さの中、みんな息を詰めて氷のレコード盤が溶けていくのを見つめていた。今は寒いから、あのときよりももっと長い時間レコードが溶けないでいると思うけど、暑いときの方がありがたみがある様な気がする・・・。
ちなみに今回は1日に2回実演するらしい。午後1時と3時。
同室にある木のレコードの方は、音は音楽みたいできれいなんだけど、年輪を読み取り、データに置き換えて音色を入れてるって点で、なんか本物じゃない感がある。アナログとでデジタルの違いなだけなんだけどね。



MOTアニュアル2012
Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる

田中功起っていわれてもわかんなかったけど、koki tanaka って書くと、
 あー、2355のプラスチックカップの。
って、わかる。
今回は、ハプニングっぽい作品が中心で、田中功起なんか、作品展示無し、という展示で、ただ暗い部屋なだけだった。
 と思ったら、係員が電気をつけていった。
館内のどこかで「誰かがうっかりして電気を消してしまう」という森田浩彰の作品はここだったわけだ。
 なお、森田浩彰の作品が入っているゴミ箱にはちゃんと「ここにゴミを入れないでください」と書かれていた。
 まあ、やっぱゴミ入れられちゃ困るよね。


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ラスト、ヤノベケンジ+ビートたけしの作品。
マンガっぽいけど精緻なヤノベケンジの形と、たけしのはりぼて感がちゃんと融合している。
毎時30分に、そこいらに水をはね散らかす。
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by k_penguin | 2013-01-26 23:03 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)

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