湯浅せんせいはすごい   

前にテレビ出演している弁護士一般について書いたことがあるけど、その中でも湯浅弁護士は他と一線を画していると思う。
つっても「たりらリ」に出ているのを見てるだけなんだけど。その範囲内での分析。

何がすごいのかというと、やり方が賢いのだ。
まず、テレビ出演は日本で、仕事は主にアメリカでやっていることだ。
弁護士がテレビ出演することは、本業にプラスの面とマイナスの面があるが、バラエティに出ることについていえば、総合するとマイナスの方がプラスよりも大きい。
しかし、仕事をする国とテレビではしゃぐ国が異なれば、この心配は要らない。
いわばシュワちゃんやセガールおじさんが日本のテレビCMではしゃいで帰って行くのと同じだ。

もう1つ、賢いと思うのは、法律の話を避けるということだ。
法律は正確を期するものであるから、不用意だったり、不完全だったりする法律の解説は何も言わないよりも悪いとされる。不完全なものは「ウソ」とみなされても仕方がないが、何も言わなければ、少なくとも「ウソ」ではないのだ。
バラエティで突然法律の解説をふられたり、誰かの行為が犯罪になるか聞かれたりする場合があるが、これに簡単に答えるのは、望ましくないことだと俺は思っている。
特に、テレビでは、その場の話として語ったことが、言葉だけが一人歩きしやすい。
2ちゃんで「テレビで弁護士がこー言っていた」という理由で自分を正当化しようとするヤシはごろごろいる。大体、話したことの一部を取り上げていたり、違う事例についてのコメントだったりするわけだが。
このように、テレビで安易に発言することは、弁護士としての能力にあらぬ疑いをかけられる危険がある。
弁護士である以上、法律の話をすることを求められても仕方がないわけだが、湯浅弁護士はそこをうまくすっとぼけている。

彼は橋下先生とか丸山先生とかよりも確実に情報処理能力が高い。多分IQはgeniusクラスだろう。でもって東大臭がすると思ったらやっぱりそうらしい。
「東大」とか「弁護士」とかのブランドの面倒なところは、「カッコだけはついてしまう」ところだ。
人間としての中身はどうあれ、立派な人であるかのような見てくれだけは出来てしまう。
だから、これらのブランド持ちは、多く、外見と本当の中味のギャップに悩みを持ち、しかもその悩みを他人に気づかれまいとまた悩む。
「美人」「イケメン」もそうなのかな?俺、面食いじゃねーからよく判らんが。

とにかく、弁護士が、仕事にマイナスにもかかわらず、バラエティに出るのは、この辺のギャップの精神的な処理が関わっているのではないかと俺は思っている。
湯浅弁護士は仕事に影響を与えないように上手に振る舞っていると思う。

ただ、それは必ずしも、精神的ギャップの処理がうまくいっているという意味ではないのであるが。まあ、それは俺の関知するところではないしな。
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by k_penguin | 2005-05-12 01:42 | エンタ系 | Trackback(1) | Comments(0)

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