行ってないけど『劇作解体新書-小林賢太郎「TEXT」』

KKTV3のコメント欄がかなり長くなってきたので、
この際小林さんの『劇作解体新書』エントリを作ってしまいました。
行ってないのに。

関連情報はこちらにコメント下さい。

これだけでは記事が寂しいので、「不透明な会話」のパート分けの表を作りました。
黄緑が《小林》ピンクが《片桐》のセリフです。
c0030037_2261963.gif

「A→B」=「信号の話」 不条理な問題の提示と、主客転倒していく構造の提示。
「A'→B'」=「透明人間の話」 本題。
「うまく丸め込む《小林》」と「負けっぱなしの《片桐》」の関係がおかしな方向に進むのが「Cパート」
「C」は「かぶせと角度変えの集合体」
「登ってもいない山を下山させられてる気分がする」でロジックから演劇的になる。
Cパートはワタシの独断で「登ってもいない…」を境に1と2に分けています。

対応しているという部分を上下に振り分け、わかりやすいように点線を入れました。対応状況をみてください。

朱で「「条例」へ」と書き込んだ部分は、「A'→B'」に対応するものがなく、おまけに何か不自然に挿入されているので、
「条例」を見る上での留意事項(or条例名覚えとけよっていうサイン)とワタシは思います。
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by k_penguin | 2011-10-24 19:03 | エンタ系 | Trackback | Comments(63)

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Commented by ぽんたろう at 2011-10-24 22:09 x
す、すごい。ものすごく分かりやすいです。
ただ「Cゾーン」は「A→B」と「A'→B'」が重ならなくなる点からということだと、

小林「……もー例えが遠すぎてわかんないよ。だったら証明してみろよ」
片桐「どういうこと?」
小林「だいたい分かるだろ、話の流れで。透明人間がいないことは分かった。見ることと感じること以外に、存在を証明する方法はないのかよ」
片桐「証明する必要なんてないもん」
小林「なんで」
片桐「いるからだよ」

辺りからになるのではないでしょうか?
Commented by k_penguin at 2011-10-24 22:39
ぽんたろうさん
コメントを元に「不透明な会話」のパート対応表を作ってみました。ありがとうございます。

>Cパートの開始点
とすると、《小林》「いるわけないだろ透明人間は」をB'の開始点にして、
《片桐》が言った「たとえが遠すぎ」を《小林》が繰り返す時点を、ロジックの破綻の始まりとしてCにした方が良いでしょうか。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-24 23:02 x
Cの開始点を《小林》「例えが遠すぎて…」にすると重ならないなーと思ったのですが、信号の話から透明人間の話に移行する点を、A'の開始点とすべきですもんね。そうするとk_penguinさん作成の表で良いと思います。かきまわしてしまって、すみません。
賢太郎さんが言ってたように、台本をコピーして、切ってつないでみます。
Commented by k_penguin at 2011-10-24 23:29
いや、ぽんたろうさんのもありかと思います。
Bの終わりがB'の終わりと対応しているとすると、《片桐》のヘリクツトライが失敗したとこが、B'の終わりかと思ったので、あのようにしたのですが、
そうするとB'の部分が短すぎるんですね。
新しい表を作りましたので、それも載せます。
どっちがいいか、後で考えよー。

片桐「証明する必要なんてないもん」以降がCであることは
ゆるぎないと思います。
Commented by k_penguin at 2011-10-24 23:35
>『TEXT』のテーマ
>なぜ『銀河鉄道の夜』なのか、なぜ透明人間なのか、ということについては語られませんでした。

うーん、もしかして、小林さんは『TEXT』の中身の話を避けているのでしょうか?
「宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をコントにしたら?」「コントの教科書のようなものを作りたい」ということは制作の動機で、機能美は形式の話ですよね。
『TEXT』という舞台で、どんなテーマをお客様にお送りしたいのか、
どんなことを「はっきりと分からなくても感じてもらえればいい」と願ったのか、
ということを、小林賢太郎の口から聞きたかったのですが・・・。

・・・と、言いつつも、
観客に「はっきりと分からなくても感じてもらえればいい」っていうよりむしろ
「はっきり分かって欲しくない」と思ってるんじゃないかと
私は思うので、彼は言わないんじゃないか、と思うんですが(^-^;

思考がパーソナルに入る件
>このセリフで《小林》の内面を表し、次からの展開(ロジックの放棄)との切り替え点
 なるほど分かりました。ワタシは勘違いしていたようです。
しかし、そこから後(C2)こそがメインだと私は思うのですが。
Commented by k_penguin at 2011-10-25 00:06
まくさん、お久しぶりです。
情報、ありがとうございます。
>「登ってもいない山を~」のくだりは心情を独白することによって客との距離感を保持するとか測るとか

はあ~、そうですか。まあ、言わんとすることは分かりますが・・・
小林さんが思ってるほどにはそれは効果が出ていないと思いますけど・・・。

>信号機コント
 うーん、これも、
そーゆーこと言うのって、学生時代までだろ。
って、思っちゃいます。

まあ、この辺は好きずきでしょうが。

>いでたち
>舞台に立つ人の習い性

 衣装については、何せ見てないもんで何とも言えないのですが、
見る側に、何かを「演じていた」ようだという印象を与えるようでは
舞台に立つ人として、まだまだだと思います。

・・・うーん、IPPONグランプリを見たので有吉先生が少しうつっているのかなー。

>「TEXT」は客を信頼して、
 いや、それ嘘だと思う。
美しければ伝わらなくていいや。って思って、
機能美のみのコントにしたんだと思う。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-25 00:16 x
もう新しい表まで!なんという仕事の速さ!すごいですねえ。
私はまだ切り貼りしながら首をひねっています。

>片桐「証明する必要なんてないもん」以降がCであることはゆるぎないと思います。

ですね。

>うーん、もしかして、小林さんは『TEXT』の中身の話を避けているのでしょうか?

肝心なことは何も語られませんでした。
構造やテクニックをいくらクリアに解説されても、核心に迫れなければモヤモヤは募るばかりです。

>「はっきり分かって欲しくない」と思ってるんじゃないかと

私もそう思います。
伝えたいの?伝えたくないの?どっちなの?と、少々腹が立ってきました(笑)

>しかし、そこから後(C2)こそがメインだと私は思うのですが。

なぜ「透明人間はいない」という常識的な結論に達しなくてはならなかったのか。
その結論ならば、この議論自体が意味のない不要なものになるわけですよね。

なんだか本当に、今までボンヤリと観ていたんだな・・・と。
ようやくとば口に立った思いです。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-25 00:29 x
まく様

>同じ物を聞いても、印象に残るのは人それぞれだというのは、つくづく感じます。
また、省略するセンスも、人それぞれで。

本当にそうですね。
どうしても自分というフィルターを通してしまいますものね。
ただ素直にペンだけ走らすにしたって、小林先生は結構なスピードで話されますから、追いつけませんです(^_^;)

お知り合いの方のレポを楽しみにお待ちしています。
Commented by tomoco at 2011-10-25 02:28 x
すごいー!ここではちゃんと劇作が解体されていますね!
私はメモなどとらなかったのでお力になれず
ぽんたろう様、すみません!

>小林さんは『TEXT』の中身の話を避けているのでしょうか?
ピックアップされた作品が『TEXT』の中の
「不透明な会話」のみだった時点で
テーマについては触れたくないのねと感じましたが
やはりその通りでした。
テーマを深く語りたかったら「銀河鉄道の夜のような夜」
を解体しようと考えますもんね。

土田さんが「透明人間と金村が繫がってくるんですよね」
と確認したときに一番大きくうんうんうんと頷いていたのが印象的です。
重要なポイントであるのは間違いないのでしょうけれど
その中身は教えてもらえず・・・。

「機能美」という言葉が、何度か語られました。
機能美こそ最強のデザイン、最高の美、
という価値観って、一般的にどのくらい理解されるものかしら・・・?
デザインの世界にいるのでその概念は基本のひとつと思いこんでいましたが、
さて一般的にはどうなのでしょうと、ふと疑問に思いました。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-25 05:28 x
tomoco様

面識もありませんのに、何度も呼びかけてしまい申し訳ありませんでした。
ぽんたろうと申します。どうぞよろしくお願いいたします。

>機能美こそ最強のデザイン、最高の美、

少しズレてしまうかもしれないのですが、デザインの世界にいる方に伺ってみたいことがあります。
私はタイポグラフィをかじっていまして(常盤のように活字を拾っております)、学校の先生から「タイポグラフィは表現ではない。伝達のための技術だ」と教わりました。
「機能美」の主眼が「機能」にあるとするなら、デザインもまた伝達の手段、伝達のための技術と考えて良いのでしょうか?

劇作から離れてしまうようですが、賢太郎さんが機能美を追求する意図がどこにあるのか知りたいのです。
Commented by まく at 2011-10-25 09:07 x
す・すごい。
まず「縦書き」なことに感激。
質問用紙を前にして「横書きは見づらいってクレームを書きたい」という声が聞こえて笑っちゃいましたから。
そして「客を信用」は嘘かー。
次の「TOWER」があんまり信用されてる造りじゃなかったから、何故かなーと思っていたんですが、そもそも信用されていなかったか。
土田さんが「アンケートで『意味分かりません』とか書かれちゃうと、オレなんか気が弱いから『そうかー』と思って書き加えちゃうけど、そういうことはないの?」みたいな意味合いの事を尋ねた際に出た「信用してる」という言葉だったと思うので、単なる掛け合いだったのかも。
そういえば「白紙の状態で幕が上がっちゃったっていう悪夢は見たこと無いの?」という質問にも「夢は見るものじゃなくて、叶えるものですよ!」と芝居気たっぷりに答えてたし。
あ、「お前は証明人間かよ」の前に線が引っぱってあって「このあたりからCゾーン入り」というメモがあります。これは賢太郎さんの言葉だと思う。
他に、その前の小林「見えてるよ」片桐「あ違った。がっかりだ。~」の間にも線が引っぱってある。「ここで切ると対応するよ」というメモ付きで。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-25 09:58 x
まく様

ありがとうございます。
勘違いしていたことが分かりました!
A→BとA'→B'が対応しきれなくなったところが、Cの開始点ではなく、A'とB'が対応しきれなくなったところが、Cの開始点なのですね。

わ〜♪スッキリした〜♪

次にまとめてみます。おかしなところはご指摘ください。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-25 10:00 x
A:信号の話
主:小林「『青は進め』だな?」
客:片桐「そうだよ」

B:信号の話(主客転倒)
主:片桐「何言ってんだよ。いいか?交差点の真ん中で赤になったらどうすんだ?」
客:小林「そりゃあ、進まなきゃな」

のりしろ:「色」→「透明(人間)」
小林「お前を論破するのには色すらいらないかもな」
片桐「どういう意味だよ。俺を操るのを面白がって『透明人間はいる』とか言い出すなよ」

A':透明人間の話
主:小林「お前何言ってんの?いるだろ透明人間は」
客:片桐「……え、いないだろ?」

B':透明人間の話(主客転倒)
客:小林「……お前何言ってんの?いるわけねえだろ、透明人間なんて」
主:片桐「なんで決めつけるんだよ」

C:透明人間の話(ロジックの放棄)
主:片桐「証明する必要なんてないもん」
客:小林「なんで」
主:「いるからだよ」
Commented by ぽんたろう at 2011-10-25 10:10 x
ちなみに「のりしろ」部は、小林先生の解説の通りです。
(ここはちゃんとメモってました)

信号の話=「色」→「透明」=透明人間の話、スムーズに移行するための「のりしろ」だそうです。「観客が『そうはならない』と思ってしまうことは、笑い以外の部分からは外す」と言っていました。

あーやっとスッキリしましたー。
まく様、本当にありがとうございました〜。

そしてk_penguin様、やっぱりかきまわしてしまって・・・どうもすみませんでした。
自分の記憶力とメモ能力の無さを恥じております。
Commented by k_penguin at 2011-10-25 20:57
みなさん、たくさん情報ありがとうございます。
今、「不透明な会話」の録画したやつを見ました(実は公演後1度も見ていなかった)。
小林「……お前何言ってんの?いるわけねえだろ、透明人間なんて」がB'の開始点ですね。
A'とB'を縦に重ねた方が良いかもしれませんね。表を作り直してみます。

レスはその後で(^-^;
すいません

>「色」→「透明(人間)」
 あー、「色すらいらない」から「透明人間」なのか。
今言われて初めてわかった。
Commented by yuma at 2011-10-25 21:26 x
皆さん、熱いですね。
完璧に乗り遅れたので遠巻きに見ております。

ちょっと気になったんですが、「のりしろ」って、KKTV3の中でも出てきてたヤツでしょうか?(既出だったらすいません)
Commented by まく at 2011-10-25 21:42 x
ぽんたろう様

私も、同じような内容のメモが書いてありましたー!
しかし、人間急いで書こうとすると平仮名だらけになるんだなー。
っていうか、平仮名ならどんな殴り書きでも、後でなんとか判別できるけど、漢字はアウトです。
急いで書いても綺麗な楷書を書ける学友もいたっけなぁ・・・。

yuma様
「のりしろ」という言葉が使われた時、「あれ、どこかで聞いたなー」と思ったんですがKKTV3でしたか。
あれ、ざっと流し見しかしてなかったので、私は分からないんです。とりあえず
「話題と話題の間の(エピソードと言ってたかも)のりしろは、とても大切にしている」
という事は賢太郎さん自身が言っていたと思います。
Commented by k_penguin at 2011-10-25 22:13
表を作り直しました。今度はどうでしょうか?
作りながら思ったのですが、
A'と、「B'-C1」の対応の様がすばらしく巧妙だと思います。
Commented by k_penguin at 2011-10-25 22:17
「のりしろ」
KKTV3でも、最初意味わかんなかったのですが、
ここのコメントを書いてて、「音で関係ない話をつなげる」と書いたとき
・・・あ、だから「のりしろ」なのか
と、気がつきました。

「不透明な会話」の、のりしろは説明されるまでわかんなかったので、
ワタシ的には、言うほど意味ないと思ってます。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-25 22:38 x
k_penguin様

早速新しい表を作っていただき、ありがとうございます。
聴講してメモも取っているというのに、このざまですから。もう何とも申し訳ないです。
まく様からご指摘いただいて、本当に助かりました。

>あー、「色すらいらない」から「透明人間」なのか。

こうした重要なコメントは、先にお伝えしなきゃダメですよね。
本当にすみません。
自分で書いたものの解読に手間取っていまして・・・。
あとは、薄れゆく記憶との戦いが・・・。

>A'と、「B'-C1」の対応の様がすばらしく巧妙だと思います。

ええ、ええ。
台本を切り貼りして、まく様のご指摘でハッとしたときの快感といったらもう〜。
そのあと、猛烈に唸りましたけど。この巧妙さ!

だから本当に「劇作解体」に徹していたんですよね。
こういうテクニカルな部分は(そのまま使ったらただの阿呆ですけど)同業者の役に立つだろうと。
また多摩美で講義するようですし、KKTV3の世界とリンクしているのがなんとも。
Commented by k_penguin at 2011-10-25 23:20
表を私なりに解説してみます。
Aは「うまく丸め込む《小林》」パート、Bは「負けっぱなしの《片桐》」パートです。
まずAの頭で常識に反することを言う《小林》はBの頭ではさっきとは逆の常識を言います。
これはA'-B'に承継されます。
客は、A-Bで、「《小林》が気の済むまで丸め込んだら、『違うよ』『え?』をきっかけに《片桐》が負ける(ボケる)」とインプットされます。
なので、A'の『違うよ』『え?』で、《片桐》に期待します。
B'で《片桐》はボケるのですが、途中からそれはA'の形式をとりだします。
A'の形式をとりながら内容はB'。つまりA'とB'の融合です。
「うまく丸め込む《小林》」と「負けっぱなしの《片桐》」の関係がおかしな方向に進むのが「Cパート」だと、小林さんは説明されたそうですが、
A'とBが融合してしまえば、上下関係が崩れます。
Commented by k_penguin at 2011-10-25 23:26
Cパートをワタシの独断で「登ってもいない…」を境に1と2に分けました。
以下は完全にワタシの批評です。

C2パートでは2人は対等な関係で話しています。
C2パートは、ロジックの放棄です。(「ロジックから演劇的に」と言われたそうですが、とすると「演劇」の部分なのか?これが?)
ワタシ的には、こここそが(ここだけが)重要なパートです。
上下関係が崩れ2人は対等に話す。《小林》は「うまく丸め込む」ことを気にかけずにのびのび喋り、同時に透明人間について思いをはせる。
そして「言葉禁止条例」と同時に《小林》は透明人間の存在を認める。(おそらくここがクライマックスです)

しかしそれは一瞬の出来事で、《小林》はすぐに透明人間をまた否定し、結局透明人間はいないことになる。

ワタシの解釈では、透明人間は、自分の存在を自分で肯定できない作者の自己認識です。
「不透明な会話」は自分に縛られず、自由でいられる一瞬の状況を再現させたもので、
そのとき自分を束縛する「言葉」はないのです。
彼にとって言葉は「条例」、つまり自由を束縛するルールなのです。
Commented by k_penguin at 2011-10-26 00:02
tomocoさん
>機能美
 工業デザインの場合機能美って一般に受け入れられる概念だと思いますが(柳宗理とか連想します)小林さんが言うとねえ…。
だって、機能があるから機能美でしょ。
コントの、演劇の「機能」って何?
ってことになります。

舞台や衣装を見ても、小林さんにとっての「機能」って、
客を笑わせることじゃないんだろーなー。
と、思うだけで。


ぽんたろうさん
>デザインもまた伝達の手段、伝達のための技術と考えて良いのでしょうか?
 『THE SPOT』のフライヤーの記事が載ってる『デザインノート』誌は、
確か、震災後デザインは何を求められ何を発信すべきか、という特集を組んでいました。
それ読んで、
デザインは伝達のための技術である、ということを前提としてる特集だな、と思った覚えがあります。
ただ、門外漢の私としては、
デザインに多くを求めすぎちゃうか?
とも思ったことも確かです。

皆さん分かると思いますが、
表現形式には向き不向きがあって、テーマに応じた適切な表現形式を選ばないと、
手間暇ばかりかかって効率がめっさ悪くなります。

表現テーマの話をしないで表現形式の話だけするのは、不親切すぎると思うんですよ。
Commented by k_penguin at 2011-10-26 00:18
まくさん
「縦書き」は、ブラウザが縦スクロールだから縦長にせざるを得なくなった結果なんですが、受けたので良かったです。

情報ありがとうございます。表作りの参考にしました。
表では、切った部分が少しずれてますが、同じセリフを上下に対応させたかったので少しずらしたんですね。
多分「のりしろ」なんだと思います。
Commented by yuma at 2011-10-26 18:14 x
>「のりしろ」
あ、やはりそうだったんですね。
そしてそういう意味だったのか・・・
KKTV3では「???」だったんですが、解説して頂いてやっと分かりました。ありがとうございます。
Commented by k_penguin at 2011-10-26 18:55
解体新書行かれた皆様、
表はこれでOKとしてよろしいのでしょうか?
Commented by k_penguin at 2011-10-26 19:12
ぽんたろうさん
コメントを読み直していて、
>デザインもまた伝達の手段、伝達のための技術である

の意味を完全に取り違えていたことに気がつきました。
デザインは伝達内容とはまた別個の表現である
という意味に受け取っていました。
ごめんなさい。
昨夜は脳が完全にオーバーヒートしてました。
(イラレもフリーズしたし)

コメントのその部分を撤回します。


yumaさん
「のりしろ」の書き割りを堂々と立てちゃうあたりが
バニー兄さんですね~。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-26 20:40 x
k_penguin様

>表はこれでOKとしてよろしいのでしょうか?

素晴らしい!の一言です。感嘆しております。
C1・C2と分けてらっしゃるところが心憎い(笑)

そうそう。
Cゾーン手前のセリフは、稽古場で加えられた部分があるんだそうです。

小林「……もー例えが遠すぎてわかんないよ。だったら証明してみろよ」
片桐「どういうこと?」
小林「だいたい分かるだろ、話の流れで。・・・」

仁さんが「どういうこと?」と本当に分からない顔で言ったので、賢太郎さんが「だいたい分かるだろ!話の流れで!」とマジで言ったのを、そのままセリフにしたそうですよ。
Commented by k_penguin at 2011-10-26 22:23
ぽんたろうさん、ご尽力感謝いたします。
あと、まくさんとtomocoさんのご意見を待ちたいと思います。

…ところで、この表に示される構造、というか枠組みは、
 上下関係が崩れていく過程を自然に見せるスキーム
と、理解して良いのでしょうか?

AまたはA'という世界からC2に自然に移行させる技術だというのは分かるんですが、
ではこれは、どんな場合に応用が利く物なんだろう?
どんな場合に使うツールとして小林さんはこれを提示したんだろう?
と、表を見ていて思ったのですが。
Commented by k_penguin at 2011-10-26 22:27
あと
小林さんのいう「機能美」ですが、
ワタシとしては、彼の作品は機能美ではなく、ミニマリズムだと思います。
息をひそめて、幽かなもの、不確かな存在を感じ取る。
内藤礼の作品のイメージに近いです。
『TEXT』においても、透明人間は最後まで存在と不存在の間をたゆたい続けます。
(肯定と否定の間で震える心をそのまま無心にすくい上げ、まっすぐこちらに差し出した作品。と、過去記事でワタシは書いています)。

幽かなもの、不確かな存在を感じるためには、
余計な物を全部削らなくてはならないです。
Commented by tomoco at 2011-10-27 02:11 x
>表はこれでOKとしてよろしいのでしょうか?
Penguinさんぽんたろうさんお二人のおかげで細部まで理解しました。
私は事前に自分で付けていった印と小林さんの解説がだいたい合っていた時点で、はいはいそーゆー構造よね、とゆるく受け止めて終わってしまっていたものですから、お二人に感謝します。

ぽんたろうさん
>デザインもまた伝達の手段、伝達のための技術と考えて良いのでしょうか?
もちろん伝達の手段であり、伝達のための技術ともいえると思います。
でもデザインという単語の示す範囲はそれだけではなくもっと広いものです。
答えになっていないかしら・・・すみません。
Commented by tomoco at 2011-10-27 02:15 x
>機能美を追求する意図
無駄なものを極限まで削り落とす作業によって完成したものの「美」
という意味で機能美という言葉を使われたのだろうと思います。
Penguinさんの仰るとおり、小林さんが行うその作業はミニマリズム化ですね。
ミニマリズムを追求する意図は何なのか。
余計な情報をできるだけ排除して、なるべく普遍的なものにすること。
機能美もミニマリズムもゆるぎない価値観として共通認識されていること。
このことと、こちらも講義中に数回出てきた
「僕は自分の勘を信用していない。」
という小林さんの言葉はどうも繫がってくるような気がしてなりません。
うまくいえないんですけど・・・。

自分の勘を信用できずにものって作れるものかしら。
信用したいから作り続けているのかもしれませんね。
まさに「肯定と否定の間で震える心」です。
Commented by まく at 2011-10-27 09:10 x
うわー。コメントがすでに32も。
私は断片的にメモを取った物を丸投げしただけなので、こうして綺麗に整理していただけると「そうだったのか!」とあらためて感心してしまいます。
実際にコントを作るときには、こういった表を作るんだそうです。
目に見える形で置いておくんでしょうね。
それを元に、パズルを組み合わせるように置き換えたり、オチだけ作っておいて、その間を後から埋めたり、という作業をすると言っていました。
このあたりの作り方も土田さんに「俺には出来ない」と言わしめていましたっけ。
イコールとかイールの部分は、空白だったのを後から数学講座かなんかを見て(放送大学?)ひらめいて挿入したそうです。
コントを作る順番は仕組み→オチ→中味が基本ということも言っていたなぁ。
他の方のコメントと重複してたらごめんなさい。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-27 10:04 x
k_penguin様&tomoco様

お二人の高度なやりとりに殆ど付いていけてないのですが、今回こちらで本当の「解体」作業をしていただく内に、小林作品に文学的アプローチは有効でない、ということがやっと分かりました。私は「異稿も含め、賢治の『銀河鉄道』を読み直してみよう」なんて思っていた頓珍漢です。

賢太郎さんが作品を通して伝えたいことってなんなんでしょうか。
自分の「震える心」?
いや、そもそも伝えたいなんて思ってもいないのでしょうか。
「震える心」は分かる人にだけ伝わることで、伝えようとしているわけではないのでしょうか。
つまりは、小林作品はドキュメンタリーとして観るべきなのでしょうか。

……小林作品とどう向き合えばいいのか、分からなくなってきました。
Commented by k_penguin at 2011-10-27 19:28
ぽんたろうさん、まくさん、tomocoさん
ありがとうございます。
講義に行っていないにもかかわらずこれだけの物を作ることが出来たのは
みなさまのおかげです。
皆様のメモと記憶に心から感謝しつつ
これから、作った表を眺めながら酒を飲もうと思います。

そして、みんなで
遠のいていく講義内容の記憶に
さようならを言いましょう・・・。
Commented by k_penguin at 2011-10-27 22:37
講義聞いてないから、小林さんの創作への姿勢っていうのは余りよく分からないです。
でも、ふつーに考えて、
スランプになったことないとか
夢は見るものではなくかなえるものとか
あまりにも自信ありすぎで、
おかしいと思う。

本人が説教的に嘘言ってるつもりはないと思うけど、
とにかくあの人は赤い壷もってるんだということは
心にとめておいた方が良いと思います。
Commented by k_penguin at 2011-10-27 22:39
ラーメンズにおける小林さんの「客」は、片桐さんだけだ。
というのが私の持論です。
「震える心」を伝える意味のある人は片桐さんだけだからです。
それ以外の人にはむしろ知られたくないと思っています。
ただ、そーゆー表現でも、客(一般の観客)の側が何かその人にとって意味のあることを見いだしたり、分からないなりに彼の心に共鳴したりする場合があるので、
(花や鳥に感情移入するように)
その場合は良かったね、と。
そんなもんです。
まあ、勝手な感情移入をされたり、間違った思いこみされたりする場合も多いでしょうが、
それでも本人がいいなら良かったね。
もともとそっちに向けて作ってない物なのに、何かの役に立ったんだから。と。
そういうスタンスだと私は思ってます。

近時はさらに閉じてきて、「「客」は片桐」どころか、
脳内会議の様相を呈していますが(「不透明な会話」もそうだと思う)
それでも完全には独善に陥っていないあたりが
「自分の勘を信用していない。」
とこなのかも。
彼のバランス感覚はとても優れていると思います。
Commented at 2011-10-30 20:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-10-30 20:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by k_penguin at 2011-10-30 22:42
非公開コメントありがとうございます。
ういろうさんのコメントはいつも面白くて私だけ楽しませてもらうのがもったいないと思うのですが、
でも、非公開の方が、無難だろうなあ・・・。

>機能美

例えば「ミニマム」とか「シンプル」とか「機能」って字が入ってなけりゃまだ分かるから、多分そういうことなんだろうなあって、自分の中で置き換えて考えるしかないけど、
小林さんが「機能」という言葉にこだわるんなら、それは違うって思う。
「機能美」という言葉を使う以上、それは少なくとも「機能的」であるはずだから使いやすいはずだと思うんです。
でも、「機能美」をうたうわりに使いづらいものってありますよね。ボタンが押しにくい位置にあるとか、表示が見づらいとか、
それって単に「幾何学的なしゅっとした形」じゃん!
っていう。
小林さんの作品はそーゆー感じだと思う。

ただ、今回の講義で示した枠組みとか「ラーメンズの台本のマスターピース化」とかは、ラーメンズから思い入れを引っぺがそうという試みかな、
とかちょっと思ってます。

まあ小林さんの意図が何であれ、
その枠組みを使って何か新しい物を作り出せる人が出れば
それでOKなんだけど。
Commented by k_penguin at 2011-10-30 22:43
感情の抑制にしても、多分「秘すれば花」的なことなのかなー、と、善意に解釈は出来ますが、
小林さんの場合、本人が感情表現が苦手なタイプだから、
作品もああなってるっていう方が大きいように思います。


>分かりやすいんだけど、イイハナシダナー、とはならず

 そうですね。なんだかみんなに体のいい隔離病棟扱いされただけのような気が、
私はしたんですが(^-^;
まあ、1人より2人の方が心強いのは確かで、2人の方がやりやすいのも確かなんですが、
でも片桐さん、言うほど理解してないと思うし・・・。

>あ、小林さんはその前にラーメンズ公式サイトの機能を向上させてくれればいいのに、と思う。

 この部分は公開しちゃえ♪
そういえば、ラーメンズサイトって見ないなー。
ま小林賢太郎サイトも更新がうまく反映されてないが時々あるけど
Commented by arancio at 2011-10-31 09:45 x
こんにちは。労作、ありごとうございます。
みなさんのおかげで、『劇作解体新書』の内容を知ることができ、感謝しています。

「ラーメンズの台本のマスターピース化」で考えたのですが、ポツネンに関しては Drop以降「古典落語」的なものを目指してるのかなあと思ってました。椅子落語だけではなくて、「ジョンと私」がKKTVで少しキャラを変えて演じられたり、四文字熟語の使い方とか。

ラーメンズのマスターピース化っていうのは、ちょっとわかりません。演劇の方向を目指しているってことなんでしょうか。漫才ってエンタツの「早慶戦」みたいにチョー有名なネタはあっても、再演って観たことなくて、それは演者の個性がネタに組み込まれてるからなんだろうなあと思います。ラーメンズの台本から、二人の個性をひっぺがすのか? う〜ん。

まあ言葉を額面通りに受け取って考えてもあんまり意味ないのかもしれないですけど、まったく無意味と考えると、劇場に行く意味まで薄れてしまうし、困ったもんだなあと思います。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-31 16:23 x
k_penguinさま

講義の記憶とは殆どサヨナラしましたが(涙)、正体不明のモヤモヤはまだ居座っています。でも、皆さんの様々な見解が伺えて本当によかったです。

>それでも本人がいいなら良かったね。
>もともとそっちに向けて作ってない物なのに、何かの役に立ったんだから。と。

そういうことなんですね。
観客を楽しませようという気持ちには間違いなく、ただ作品に込めた思いはそれとは別の次元にそっと置いてあるのですね。
残念ながら、私はその思いを掴むことができませんが、今回生じたこのモヤモヤは、なんとなく大切にしておこうかなあと思っています。

劇作解体新書、おかげさまで二度美味しかったです(笑)
どうもありがとうございました。
Commented by k_penguin at 2011-10-31 20:58
arancioさん
劇作解体新書については、詳しいレポも出始めましたね。
いろいろ読み比べてみても良いかと思います。
まあ私は、知りたいことをここで皆さんに聞いてしまったので、レポは1つしか読んでないけど。
(「機能美」って、ほんとに機能的って意味で使ってたんだ、バニーくん(^-^;)

>Drop以降「古典落語」的なものを目指してるのかなあ
 ピンでの表現形態として落語は参考にしているみたいですね。もともと落語に興味あったみたいだし。

>ラーメンズの台本から、二人の個性をひっぺがすのか?
前にちょっと「科学の子」をおぎやはぎがやったら面白いかも、
というようなことは言ったことがありますし、初期の方にはアンジャッシュがやっても良さそうなネタもありますけど、
ラーメンズの2人だから、って作品も多いですよね。
ま、出来てみなければわかんないけど。
Commented by k_penguin at 2011-10-31 20:58
ぽんたろうさん
劇作解体新書のレポは、まだ全部は読んでないんですけど、それでも
 こ、これは、2時間他人を煙に巻くだけの話じゃないのか?
と、いう気がし始めています。
少なくとも「不透明な会話」をナンセンスコントとみて説明しているように思います。

>観客を楽しませようという気持ちには間違いなく、ただ作品に込めた思いはそれとは別の次元にそっと置いてある

 そうです。そして、その「作品に込めた思い」の価値を彼は自分で否定している。
透明人間は「満場一致」で存在しませんから。
多分「マスターピース化」で
その「思い」を自分で全削除する気なんじゃないかと思います。
Commented by ぽんたろう at 2011-10-31 21:51 x
k_penguinさま

>こ、これは、2時間他人を煙に巻くだけの話じゃないのか?

もしそうなら、道理であれほどクリアな話がストンと落ちなかったわけです。
うう…なんて人だ……。

ところで、今日更新されたメッセージは読まれましたか?
ツッコミどころが多いというか、既に某所では物議を醸していますね。
私も「追伸」のところでザワっときました。
劇作は、劇作家志望のためのワークショップとは謳っていなかった筈ですし
宣伝文を読んだとき、演劇に興味がある人もどうぞ的企画だと思いました。
あの「追伸」は、もっとハッキリと書いてほしかったです。
大学の講義のことなのか、劇作も含むのか。
これでも「正確に、分かるように、伝え」ていると思っているのかしら…

ますます分かりません(笑)
Commented by k_penguin at 2011-10-31 22:19
公式メッセージは、ついさっき読みましたw
相変わらず残念な奴だなwって思いました。
客の優先順位については
小林さんを面子に入れといて通し券ばっかり売りたがる主催者に言うべきことで、
客に言っても何の意味も無いんですけどね。

もうはっきり言いますが、
あの人はこと自分のことに関すると、ちゃんとした説明が苦手です。
相手に嫌われること、失望させることを極端に怖がるからです。
それを含んで講義なりメッセージなりを受け取った方が良いと思います。
Commented by K☆SAKABE at 2011-11-01 19:10 x
>相手に嫌われること、失望させること
開き直っちゃえば「案外いい奴」になれて、言葉を選んだり気を遣いすぎると「嫌な奴」になっちゃう方程式が解ってないんですよ。
あの追伸は重傷です。
もう怒る気力も萎えました
「自分も勉強になるから」と言いながら、相手がただの御見物(一般の客)では気に入らないって話でしょ。

「うるう」、見ようかどうしようかマスマス迷ってます。

割り込み申し訳ない。
Commented by ぽんたろう at 2011-11-01 20:24 x
ゴチャゴチャ言いながら、東京1・2と取ってしまいました〜(^_^;)
TBSモバイル、楽勝でしたね。スマホからだと使えないからでしょうか。

劇作と、今度の「追伸」で気持ちがザワつきましたけど、k_penguinさんと皆さんのおかげで平常心?を取り戻すことができました。
なんというか、私はもう小林作品を観られなくなっちゃったんじゃないかしら…と思っていたのです。でも、賢太郎さんの厄介なところはそれとして(^_^;)、やっぱりこれからも観たいなーという気持ちの方が勝りました。
それに、これからも小林作品を観ていかないと、k_penguinさんと皆さんの興味深い見解が楽しめないですので。それはとっても困りますので(笑)
Commented by k_penguin at 2011-11-01 22:44
SAKABEさん

>「うるう」
 観ないで文句を言うよりは、観て文句言う方が良いと思うので、
ワタシは観ます。
が、
東京2だけでいいんじゃないかなーってしばらく悩みました。

>あの追伸
 メモの件や、Dropのチケットとかと同じなんですよね。客にキレるっていう。
大方、なんかがうまくいってないんでしょ。今までの例からして。
一般の客は気に入らないなら、蝶ネクタイで講義に来るなっつーの。
ったく、ツンデレなんだから。
Commented by k_penguin at 2011-11-01 23:01
ぽんたろうさん
当ブログがお役に立てたようで、嬉しいです。
また、うちとしてもぽんたろうさんのコメントはとてもありがたかったです。

劇作は、ふつーに分かりにくい講義のように思います(まだレポ全部読んでないけど)
枝葉はあるけど幹がない樹のような印象です。
ワタシとしては、ラーメンズ的な台本の書き方のノウハウを期待していたんですが、
それならアウェイ部とTEXTを比較して骨組み抽出する方がまだ使えるかなって気がしました。
劇作を聴講して、「とてもよくわかった!」とか「明日からすぐに使えるぜ!」とか思う人って、いたのかなー?
Commented by K☆SAKABE at 2011-11-02 01:39 x
penguinさん

>「うるう」
見るなら大阪ですから、こなれた「うるう」になっているんでしょうか?
個人的には不完全(基本的には最後まで不完全)なこなれる途中がみたいんですけどね。
ま、本人が「成長」したと言う多分成長していない「うるう」を見ることになるのは決まりなんでしょうけど。

>蝶ネクタイ
奴はいったい何になりたいんだ?

Commented by K☆SAKABE at 2011-11-02 01:42 x
追伸
なんか見ることに決定してるみたいです。
Commented by k_penguin at 2011-11-02 21:36
「こなれる途中がみたい」とは、また通というか、ヤバイ方向進みつつあるというか…(^-^;

普通に観やすいのは、公演の最後の方なんですけど、
最初の方は本人の迷いが割とはっきり出る点が興味深いですね。
でも、今までの例を考えると、
選択を迷っていても、必ず無難な方に転んでるんですよ。
まあ、それって人間の常なんですが、見物してる側は正直がっかりしちゃうんですよね。
だからもう、いらない期待しないように最後の方だけ観とけばいいかなって。
Commented by K☆SAKABE at 2011-11-03 22:31 x
ハハハ・・・
文句言ってるわりには、隙だらけな小林がおもしろいと思ってるんでしょうね。
やっかいな客ですみません。
Commented by k_penguin at 2011-11-04 00:34
劇作のレポ、ざっと読んだんですが、

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

って、とこがいくつかあったんですが、
直に聞いてない人があれこれ言うのはやっぱ的はずれかなって思うので
文句は言わないことにしようと思うんですが、

多分、もともと「不透明な会話」をワタシが面白いと思っていないことが、
大きく作用しているとは思います。
Commented by k_penguin at 2011-11-04 00:50
で、一応、何でおもしろくないかってことを説明しますと、
それはとにかく信号の話の導入が、がっかりなんですね。
「青は進め」だろ。と言っといて
言葉の上で・・・「青は止まれ」にしてみせる。
と言う。
この時点で、
 進行方向に交差する道の信号が青のときは「止まれ」である。
という答えが見えちゃうんです。
交通事故関係の裁判では単に赤とか青とか言わずに、みんな「対面の信号が赤」とか、必ずどの信号機の話をしているのかを明示します。
言葉とリクツの話をするのに、どの信号機の話か明示せずに「青は進め」だけを前提事実とする点で、もうそれはスマートじゃないんですね。
そこからあと、実は交差点の真ん中にいるとか、そゆこと言っても、もう話聞く価値なし。という判定が下ります。

具体的には、対面の信号の話だという1言を入れれば良いだけなんですけど、
それがないだけで、すごく雑な印象になります。
何かの都合上必要だからA-Bを入れたという魂胆丸見えで
透明人間についてのA'-B'を本当にみせたいのだったら、もうA'-B'だけやりゃいいじゃん。
と、思うくらい。

A-Bはルール説明だそうですけど、
そのルール説明って、本当に必要なんでしょうか?
Commented by tomoco at 2011-11-04 02:09 x
penguinさん、観にいかないでよかったかもしれませんね(笑)
2時間途切れなく聞かされる話にイライラが募ってしまって
大変だったかも!?

『不透明な会話』に関しては、何度見ても
「平等に扱う為に、中立の状態から話を始める。
つまり、今お前は、交差点の真ん中にいます。」
のところで、それって中立?とひっかかってしまい
その後の会話に入り込めず興味を失うのですが、
今こちらを読んで、そういうことか〜と本筋と関係なく納得した次第です。
penguinさん、いつもありがとうございます。

あと、この『不透明な会話』って漫才の形をかりているようですが
漫才のこ気味良い二人の掛け合いというよりは、
独りの脳みそ内で、こうかな、でも違うかな、なんていうふうに
思考をグルグルさせてるときのような感じがします。
ありますよね、自分で答えは分かっているくせに
頑張って否定しようとしてみたり、やっぱり覆せなかったり。
Commented by k_penguin at 2011-11-04 22:07
そうですね。
観にいかないでよかったんだ、ということにしておきましょう(^-^;

「青は止まれ」という非常識なリクツのどっかがおかしいのは当然のことで、
(信号機の明示がないことにしても、交差点の真ん中だから中立という変さにしても、あと、交差点の真ん中で赤になったら、歩行者は「戻る」って選択肢があるじゃん
とか思うことにせよ、)
それを気づかせないように自分の土俵に客を乗せる話術がヘリクツを言う上での最も重要なポイントなわけです。
それを怠って、ただ「ルール説明」を、ぼん、と放り出すのって、
機能的でも客を信頼してるんでもなく、
「雑」だと感じるんです。

>思考をグルグル
 ワタシもそう思います。漫才というより会話劇ですよね、やっぱり。
「思考をグルグルもの」としてとらえると、
やはり透明人間って作者にとって何なのか、とか
「条例」と「不透明な会話」はどういう関係にあるのか、が
知りたいポイントになってきます。
Commented by yuma at 2011-11-11 01:16 x
「不透明な会話」の細部を忘れてしまっていて、説明を読んでも今ひとつ理解が上手くいかずモヤモヤしてたので、思い立ってさっき戯曲集買ってきて、コピーして全部つなげて切ったり貼ったりしながら考えておりました。
ようやく皆さんの理解に追いついてきた気がします。

・・・ええと、賢太郎さんが言う「のりしろ」って、もしかして一般的に言うところの、「話の自然な流れ、つなぎ」のことなのでしょうか??
(しかも、私は「透明人間はいる、とか言い出すなよ」って仁さんが言い出すところはがえらく唐突に感じたんですが・・・)

他の演目である「条例」と繋いでるパートの方が、機能としては「のりしろ」感がある気がしてしまいます。
Commented by yuma at 2011-11-11 01:54 x
>ペンギンさん
>それを気づかせないように自分の土俵に客を乗せる話術がヘリクツを言う上での最も重要なポイント

私もそう思います。
ていうか、コントでも漫才でも演劇でも、どちらかというと「醍醐味」はそこなんじゃないかと思うのですが・・・
逆に言うと、それをなおざりにしてまでもここまで「機能美」を並べざるを得ない状況だったということなのかもしれませんけど。

A'とB'の「対応」は、確かに実際に切ってみると会話がそっくりそのまま入れ替わっているだけの部分が分かりやすかったです。
ABとA'B'、AとA'およびBとB'、そしてAとBおよびA'とB'が対応してる訳ですよね?うーん、ややこしいなぁ。
Commented by k_penguin at 2011-11-11 22:05
yumaさん戯曲集買ったんですか。
…なぜか今、”また騙された人が1人…”って思っちゃった。Why?

>「のりしろ」って、
>「話の自然な流れ、つなぎ」のことなのでしょうか?
 そのようです。お話を作る人ならみんな苦労するところですね。
 台本の上ではあのつなぎは不自然だと私も思いました。それまで信号の話をしていたのに、急に「赤とか青とか」と言いかえるし。
でも映像では片桐さんがさらっと言ってのけたので、何となく受け入れてしまいました。
あそこは上手いとすれば片桐さんが上手いと思います。

小林さんはおそらく、「自分が表現したい部分」と「客に見せときたい部分」がはっきり分かれていて、
客には喜びそうなことを見せるその陰でこっそり表現したいことをやるのでしょう。
講義するのはあくまで「客に見せときたい部分」のみで、それ以外はないものとして通すつもりでしょう。
「表現したい部分」中心に考えれば、透明人間のつなぎなんかよりも
「不透明」と「条例」との繋がりの方がずっと重要です。この2作品は内容的にも呼応していると思います。
小林さんも両者に関係があることは認めているんだから、そこをしっかり解説して欲しかったです。
Commented by k_penguin at 2011-11-11 22:07
構成表については、未だ確信が持てないのですが、
k_penguin at 2011-10-25 23:20のコメントのように理解しました。
切り貼りしたなら分かると思いますが、Bは短くてAとBはざっくり対応しているだけです。ABは《片桐》が《小林》の真似をして失敗するという構図を見せるためだけに存在しています(ルール説明)。
やはり見せたい対応はA'とB'の対応だと思います。
ただ、ABで示された構図をA'B'も踏襲していますから、その意味で「AとBおよびA'とB'が対応」しています。
AとA'およびBとB'の対応は(対応はしていますが)ここではあまり重要ではないと思います。
つまり、みるべき対応は少なくとも2種類あり、これが混乱の元なのではないかと思います。
何にしても、小林さんは構成表をアトリエに貼っているそうですから、

な ら 講 義 で そ の 表 を 見 せ ろ よ !

と、思いました。


>「機能美」を並べざるを得ない状況
その状況というのが「透明人間」だと思います。表現すべき中身を持たない(持てない)状態にある、ということです。
そして、なぜそうなったのかを説明するのが「銀河鉄道」です。

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