小林賢太郎演劇作品『ロールシャッハ』 (KKP#7『Rorschach』)

KKPも7作品目。前回の『トライアンフ』が学芸会レベルの酷さだったせいか、小林賢太郎絡みなのに今回はe+が2次プレまであった。
小林賢太郎も公式HPで作品の内容を少し紹介する、という彼としては珍しいサービスを行った(今考えてみれば、あまり合致してない内容紹介だったが)。
そんなだからチケットがだぶついているのかというと、そんなことはなく、本多劇場はいつもと変わらず大入り満員であった。
…いや、少し違う雰囲気がした。
客同士の会話や、劇場の係員とのやりとりから察するに、初めて本多に来たらしい客が散見されるのだ。
…恐るべしテレビ!BSでしか放送されてないのに!

さて、フライヤーを取り出してみると、全体的に
 
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していた。
そのときは読まなかったが、後でフライヤーに書かれた英文を読むと、ストーリーがオチまで含め、全部書かれていた。

今回はそんな作品。

設定も、ストーリーも全体的に、
 
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している。
だから盛り上がりどころが分からない。
2時間10分の作品だが、ようやく話が始まるのは90分ほど経ったとき、3人が「肩書き」を貰ってからといっていい。
それまで何をやっているかというと、
『トライアンフ』の夏歩香があと3人増えてみんなで学芸会と会社の宴会の出し物をあわせたようなことをやってる。
「こーゆーことやっときゃ客は笑うだろう」ということをそつなくやっているのでそこそこ笑える(キャラが固まってる久ヶ沢徹はやはり強い)が、別にテレビの深夜バラエティでも同じくらい笑えるので、特に劇場に行く価値はない。

…これでは金を払って下北沢まで来た甲斐がない。
自分なりに話を詰め
 
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しているあたりをクリアにして、少しは作者の心情に触れたいものだ。

と、いうわけで、「深読み」に入る。



上下左右に果てしなく続く壁際にある島、壁際島の開拓のため、開拓局の指導の元、壁に向かって大砲を1発ぶっ放す。
  という段取りを整えるだけで90分以上が費やされる。
特に強烈なトラブルメーカーがいるわけではなく、単にみんなもたもたしてまじめに取り組む気がないからだ。。
4人には一応個性が与えられているが、すべて今までのKKP作品でおなじみのキャラだ。
生真面目でふつーの開拓部の司令官、富山塁(竹井亮介)。
頑固で自分の意に沿わない者にすぐ怒る鉄鋼職人、壺井貢(久ヶ沢徹)。
3Dコミック『パーセントマン』オタクのヒッキー、天森平吉(小林賢太郎)。
好きな言葉は「限定品」、文句は一丁前だが行動は周囲と流行にあわせるだけ、串田益夫(辻本耕志)。
こう書くと4人は違う人のようだが、あまり違うという気はしない。
言うことは違っても、彼らのやることにはさして違いはないからだ。
「変わりたい」と言う壺井と天森、変わることすら諦めて他人を否定して自分も否定する串田、自分から目をそらしてただ仕事に没頭する富山。
みな自分のことばかりで他には興味なし。

…っていうか、俺、
生真面目でふつーで、自分の意に沿わない者にすぐ怒る、文句は一丁前だが行動はからっきしのオタクのヒッキー、1人知ってるんだけど。

そういうわけで、相変わらず今回も、小林賢太郎しか出てこない小林賢太郎の脳内劇場なわけだ。


で、そう言う前提で観たのだが、そうすると作品世界の閉塞感がハンパないのだ。
基本的に富山が他の3人を批判し、評価し、そして肩書きを与えて互いを認め合うわけだが、否定しようと肯定しようと自分が自分に言っているに過ぎないものに信憑性はない。
「あなたは空っぽなんかじゃない」と言っても、言ってるのがその空っぽな当人では説得力はないし、
「イクラだったら鮭になれ!」とそれ自体はまっとうなことを叫んでも
言ってる奴が、芸人になりたいのに開拓局のエリートコースを歩んじゃってる奴なもんだから、お前に言われたくねーよ、となる。
言葉は全て上滑りする。
大砲を撃つか撃たぬかの決定の際、富山の言葉が全部自己矛盾し、変わったはずの3人も何も変わらず、ぐだぐだのへろへろになってしまうのは、全く当たり前の結果なのだ。
自分の頭の中で会議しただけだもの。
なすすべもない行き詰まり。

そんな4人の前には、果てしなく広がる壁。
いや、どうもそれは壁じゃなくて鏡らしく、その向こうには左右対称のパラレルワールドが広がっているらしく、そこには自分達と同じだが違う鏡像の人たちが、こっちと同じことをやっているらしく、だから、こっちが大砲を撃って攻撃を考えているならば、向こうでも同じことを考えているらしく、特にこの最前線の4人の名前が皆左右対称の漢字から出来ていて6時という左右対称の時間厳守で発砲するということは、6時に向こうでも「自分達」が発砲する、ということらしく、えーじゃあどーするよ。すぐ決めなきゃ、時間がないどーしよう。
   ということになるわけだが、
   そーゆーシュールな難問をいきなり突きつけられてもね。

向こう側にいるのは「自分」なのか「他人」なのか。

自分という概念の曖昧さ、とか言う話ではない。
脳内で自意識について語っているのではなくて、
行き詰まったあげく大砲をぶっ放す相手は自分なのか他人なのか、という話なのだ。
そして、ワタシ的には答えは明らか。
相手は「他人」だ。
「鏡」「自分と同じで違う者」のキーワードは、このブログでもおなじみだ。

壺井はテニスの壁打ちをする(なぜか野球の壁投げと異なり、テニスの壁打ちというものには、壁を壊そうとする意思が感じられる)。
ボールは跳ね返るだけ。壁は沈黙しつづける。向こうに人がいるのかどうかも分からない。
テニスボールではらちがあかない。もっと大きな玉でなければ。

しかし結局、4人は壁に向かって大砲を撃たない。
いくら悩んでもらちがあかないので、やりたいようにやることにしたのだそうだ。
彼は90度真上に弾を打ち上げる。
真上に実弾を撃てば、その結果はどうなるか。
考えればすぐ分かるのに話はそれに触れない。
弾の行方に一言も触れずにめでたしめでたしでシャンシャンフィナーレ。

最後まで「他人」は出てこない。
「他人」を傷つけたくないから自分に標準を変えたのに、そうだとは最後まで言わない。


この話は
 
c0030037_15293645.jpg

している。
自分の脳内だけでやりとりしているので概念が抽象化しているのだと思っていたが、どうもそれだけではないらしい。
自分でも認めたくない事柄が入り出したので、無意識にぼやかしているのではないだろうか。


あと、ひっかるとこ。
・大砲(&ミサイル)が具体的に何を意味するのか不明。
・小林の演じるキャラが主役的な立場から後退している。今まで必ず主役だったのに。
・4人のキャラ分担の視点(短所にキャラづけ?)。


『ロールシャッハ』その2 2人きりの島で

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by k_penguin | 2010-10-16 15:34 | エンタ系2(ライブレビュー) | Trackback | Comments(60)
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Commented by 椿 at 2010-10-18 04:16 x
記事を書いてくださりありがとうございます。何度も読み返し、なるほど…と勉強しておりました。私はロールシャッハとTAKE OFFは設定が似ている理由として対でパラレルワールドになっているのでは、と思いました。まぁ真新しいものは何もなかったです。串田君のパンツは見えない方が良かったし、あの幕の裏側が見えてしまっているのも興醒めでした。 パーセントマンのくだりは必要だったかと疑問もあります。
Commented by まく at 2010-10-18 14:54 x
お言葉に甘えて、顔を出してみました。
まずは「ぼや~っと」のロゴにやられました。素敵。
確かに今回の主役は誰だったのか、よく分かりませんでしたね。
客席の反応は、明らかに小林さんを主役としていたけど。
それから、結末がどうしても思い出せないんです。
富山は開拓局を辞め、芸人になる、という独白があったけど、他の3人のその後が判然としなくて。今後のことを、何か表明していましたっけ?
大砲の弾は、最後の最後で真上から落ちてきたのを久ヶ沢さんがこともなげに受け取っていたと思います。トムとジェリーで、忘れた頃にトムが落ちてきて地面に穴を開ける、というギャグを思い出しました。
Commented by k_penguin at 2010-10-18 20:56
椿さん、コメありがとうございます。
大砲の筒がのれんをめくってしまって裏が丸見えになったりしてた舞台でしたね。
今後改善されるのでしょうか。

パーセントマンについては、
とりあえず久ヶ沢さん辻本くんを走り回らせ追い込んで一笑い取るための設定として、
そして、のれんの小芝居は4人の頭の中の世界を表現するものという設定らしいので、
オタクの雨森の頭の中のことはパーセントマンで表現するのがベストと考えたためかと。
でも結局何を表現したいのかわからんのですが。

深読み的には、パーセントマンがちくわマンに類似していることから、
息子への思いの残滓とも読めます。
このように読むと、パーセントマンに親和性をもつのはむしろ富山なのですが…。
Commented by k_penguin at 2010-10-18 21:17
まくさん、コメありがとうございます。これからもよろしく。

>大砲の弾は、最後の最後で真上から落ちてきたのを久ヶ沢さんがこともなげに受け取っていた

おーっと!
ずばり、私はそれ見てませんでした!
火薬が装填された実弾という設定が頭に入っていたので、
多分久ヶ沢さんのマイムの意味がつかめなかったのでしょう。

壺井がテニスボールを真上に打ち上げて片手で受け止めるシーンがあるので、
作者的には大砲もそういうことなのかな、と
(テニスボールが大砲の弾の暗喩のような感じで使われているので)
あとからそのオチも考えては見たのですが、それは「ありえない」と切り捨てました。
お話的にも(「向こう側」に撃つか撃たないかと悩みが全部ムダになる)、火薬が装填された実弾という設定的にも、深読み的にも「ありえない」です。

ワタシから言わせて貰えば、受け止めたというのは
まさか死なせるわけにはいかないため作者がついた「嘘」であり、
だからこそ3人のその後が描かれないし
富山は開拓局を「辞める」ことが出来ます。
まあ芸人にはなれませんが、来世でなるんでしょ。
富山の芸人になる意気込みって、それと同じノリだし。
Commented by ノン at 2010-10-20 11:43 x
以前こちらに書き込みさせて頂いた者です。
私も観に行きました。いやぁ、ほんとボヤ~っとした
感想しか浮かびません(苦笑)
正直、ラーメンズに集中して欲しい。無理ですかね。
深読みブログ楽しみにしております。
Commented by まく at 2010-10-20 23:55 x
うわ~。
真上に撃った大砲のせいで、実は現場の4人は爆死していて、エピローグは「亡霊」の独白だった、と。
ホントにそうなら見直しちゃうところだけど、多分、そんな複雑なこと、考えてないと思います。
それこそ、地面に叩きつけられて、ぴら~っと紙みたいに薄くなったのが、ぽんっと元に戻る、みたいな往年のギャグマンガ的オチを狙っただけじゃないかしら。
でも、「実は今なお、撃つか撃たないかで迷う4人の亡霊が、壁際を徘徊しているのです・・・」という怪談めいた終わり方にすると、ちょっとはパンチが効くかもしれません。
ちなみに、砲弾が落ちてきたのは、アンコールの時だったみたいです。(私は記憶がおぼろでしたが、よその方のレポにそう書いてありました)
そこでわぁっと笑いが起きたのだけは、覚えています。
Commented by k_penguin at 2010-10-22 08:30
ノンさん、コメントありがとうございます。
まあ、ひどいだろうとは思っていましたが、
その一方でトライアンフ以下というのも考えにくい、と思っていたら、こうくるとは。
「ひどい」にも色々ありますねえ。

ラーメンズに集中は無理だと思います。
集中できないからこうなってしまっているのではないでしょうか。
Commented by k_penguin at 2010-10-22 08:46
まくさん
砲弾が落ちてきたのはアンコールの時ですか。
それじゃあ、私は見てませんよ。拍手1つしないで出て行きましたから。
他にも出て行く人はいましたよ。
アンコールはおまけであって、客の全員が見るわけではないのに、
そこで話の続きをやるのは非常識です。

>そんな複雑なこと、考えてないと思います。
 確かにそこまでは考えていませんね。
ていうか、4人が迷い続けたあげく結局どういう目に遭うか、話のオチを何も思いつかなかったので
そのままやってしまったのだと思います。

あの迷いは、作者自身の迷いです。
彼がまだ選択していないから、選択の結果が分からないのでしょう。
でも、他人の目から見れば
「そういうことすると、こうなるよ」って言えます。
砲弾を真上に打ち上げると、自分の上に落ちてくるよ、とかね。
Commented by ブルー at 2010-10-23 12:16 x
お久しぶりです。ブルーです。

私は結構「ロールシャッハ」好きです。
何でも(和漢洋どころでなく、伊・仏・印も)入った
お子様ランチという感じで、
全体を見るとちょっとごちゃごちゃしていて
“何料理を食べに来たんだっけ?” とも思うけど、
1つ1つのおかずは美味しかったのでまぁ良いか と。

真上に打ち上げた大砲は、壁の向こうでも真上に
打ち上げていて、お互いに花火のように弾けるイメージが浮かんだので、
良かったぁと思いました。
Commented by ブルー at 2010-10-23 12:17 x
続きです。
なので、なんとなく
『他人の事は解らない。他人は変えられない、
けど自分は少しずつだけど変われる。
他人と上手くいかない時に、
相手を傷つける事はやめよう。
他人も自分を傷つけないと賭けてみるのも良いかも』
って話なのかなと思いました。
それだけじゃ、他人と上手くいかないし、中途半端な「7つの習慣」だなとも思ったけど。
そして、カテコで久ヶ沢さんが大砲を受け取った時に
“あ~、死んじゃう・・・”って思ったので、
『その先はどうなるか知らないけどね』って
付け足されましたけどね。
それでも前を向いてスタート地点に立ったような
印象を受けたので、好きなお話です。

長文失礼しました
Commented by k_penguin at 2010-10-23 14:55
ブルーさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

小林さんのファンの方らしい、優しい感想ですね。
確かに1つ1つのギャグはトライアンフよりもましでしたし
この作品を考えるにあたり「小林さんに1番優しい解釈をすれば、こういう感じになるのでは、」と私が考えてみたのと似た感じの感想です。

ただ、大砲が花火に変換されるのは思いつきませんでした。
どっかで弾が、誕生日の祝砲とすり替わっちゃったんでしょうね、きっと。


>前を向いてスタート地点に立ったような印象

 小林さんの作品にはいつもそういう印象があります。
心の強い人だなあ、と思う一方で、
何年経っても「前を向いてスタート地点」てことは、
作品にそれ以上人を進ませる力がない証拠なんじゃないか、
とも思います。

ブルーさんが抱いた「印象」のイメージも、淡々としているでしょ。
よく考えてみると、何の根拠もない印象だし。
これから走り出すにはあまりにはかないものという気が
ワタシにはするのです。
Commented by inu at 2010-10-23 21:20 x
はじめまして。
福岡公演を見て、
何か納得できないというか、すっきり出来なかったのですが
読み解くヒントをいただきました。

penguinさんは、アンコール前で出て行かれたのですね。
福岡公演では、みなさんスタンディングオーベーションでしたので
すっきり出来ていない私がおかしいのかな?と思っていました。

小林さんが、
東京公演では、スタンディングオーベーションを強要した。
みたいなことも言っていましたので、
福岡の方がやさしいんでしょうかね。


Commented by k_penguin at 2010-10-23 21:47
inu さん初めまして。コメントありがとうございます。

本多も十分盛況でしたが、言われてみれば、スタンディングじゃなかったかもしれません。
(スタンディングであれば、ワタシは会場の外には出て行けなかったはずだから)

ぼやーーーっとした作品なので、読み解きは、コメント欄などで続くと思います。
早速、アンコールで砲弾キャッチがあったとわかりましたし(^-^;
(SPOTと同じに考えれば、アンコールで行われたことは「こうなればいいのに」という期待というか気分を表したものだと思います)

inuさんもこれから何か読解を思いついたら、
コメント下さいね。
Commented by 壺の中 at 2010-10-24 01:40 x
>福岡の方がやさしいんでしょうかね。
 そーです。九州はKKPに甘々ですとも。今回久ヶ沢アニキが参加して甘度100%UP!
ああ、見たてホヤホヤなのでテンションおかしい。ごめんなさい。
だって九州くんだりまで来てくれるだけで嬉しくなっちゃうし、祭り好きだし、客席全体が笑う気満々。どんな小ネタにも即反応。最前列とか手たたいて笑うからね~。おかげで筋肉痛になるくらい笑いました。
penguinさん
>多分久ヶ沢さんのマイムの意味がつかめなかったのでしょう。
 いえいえ、砲弾は実物が落ちてきましたよ。それで私はふと『壺バカ』を思い出して「壺井なだけにねぇ」とニヤニヤしてました。

Commented by 壺の中 at 2010-10-24 01:50 x
観客が油断してるところをクルリと引っくり返してみせる賢太郎トリックが気持ちよかったのと、賢太郎VS久ヶ沢アニキの笑い我慢大会に思い出し笑いがこみ上げるのとで、深読みまで頭が働きません。しばらくは皆様のコメントを読んでウォーミングアップします。
Commented by おさかな at 2010-10-24 07:45 x
はじめまして。
私はロールシャッハが今までのKKPの中で一番好きだったのでペンギンさんはどんな意見か楽しみにブログ拝見しに来ました。
私自身の頭が幼く単純だからかもしれませんが、何の深読みもなく「不思議な世界で起きたちょっといい話」という感じに楽しめました。
ない頭を回転させて、今深読みするなら
鏡の向こうの世界=他者に見られる自分(去勢を張る、地位を求める等)
鏡の手前の世界=自分の中の自分(本当は変わりたい自分)
なのかなと感じました。
Commented at 2010-10-24 07:51 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by k_penguin at 2010-10-24 10:13
おさかなさんの2つ目のコメントが非公開になってしまっているのですが、
これは間違えて非公開にしたものなんじゃないかと思うのですが
内容公開してもいいですか?
Commented by ドワーフ at 2010-10-24 19:50 x
お久しぶりです。
結構前にこちらにコメントしました、ドワーフです。あれからずっと読ませて頂いていて、私も勉強させてもらっています。

実は今日、観に行っていました。
言葉にならない「ぼや~っと」感ですが、なんか言わないとスッキリしない自分がいるので、またお邪魔させて頂きましたm(__)m

まだツアーも始まったばかりなのでこちらもこれからですかね(笑)。特に意見も書けませんでしたが(消化し切ってないもので)またの機会に・・・!

>九州はKKPに甘々ですとも
壺の中さん、はじめましてwww 確かにそうですね。でも前回の「トライアンフ」ではさすがに友人が違和感を口に出しているのを聞きましたが・・・。福岡県民はある意味「楽しみ上手」なのは納得できるかもしれません。
Commented by おさかな at 2010-10-24 19:53 x
ペンギンさん

間違えてしまったようです;
公開していただいて大丈夫です。
Commented by k_penguin at 2010-10-24 22:11
おさかなさんの
Commented by おさかな at 2010-10-24 07:45の続きです。
(非公開コメントを公開にする機能がないので、コピペになります)

> 続きます
>
> フライヤーの言葉から
>
> 大砲にはスタートの合図のような意味があって、真上に大砲を打つ行為は他者からどう見られるかより自分がやりたい事をする自分になる(自分がなりたい自分になる)という意味があるのかなと。
>
>
> やっぱり、まとまってないし矛盾ばっかりで無理やりな深読みですね;
> もうちょっとゆっくり考えてみます
>
> ペンギンさんの深読みも楽しみにしています
Commented by yuma at 2010-10-24 22:19 x
観てきました。
表面的には比較的ライトな笑いをふんだんに盛ってる分、深読みの行き詰まり感が対比的に際立って感じられてしまって、あまりの閉塞っぷりに深読み派としてはちょっとしんどいくらいでした。。。

ラストの「アニキの砲弾キャッチ」に関する皆さんの議論を読んで、確かに彼らが亡霊となってさまよっているラストであれば、私はかなり心を揺さぶられただろうなぁと思いました。

ふと、とある文学畑の友人が、「文学とは究極的に言えば、そのエッセンスは死を描くことにある」と言っていたのを思い出しました。
賢太郎さんは、確かどこかで「人が死ぬ作品は作らない」と言っていましたが、砲弾を人間が素手でキャッチして平気、というのは、「人が死なない作品」なのかなぁ。何か、「困った時にはファンタジーに逃げこんで、なかったことにする」のと似ている気もします。

>ペンギンさん
賢太郎さんの役名は、「天森」くんではなかったでしょうか??
Commented by k_penguin at 2010-10-24 22:34
壺の中さん、おさかなさん、コメントありがとうございます。
楽しまれたようで、良かったです。

今回の「深読み」の内容はネガティブなものなので、
こんなもん読んだら、せっかくの楽しい気分が台無しになってしまうのではないかと心配です。

>壺の中さん
砲弾キャッチがワタシに分からなかったのは、ワタシがカテコ前に出て行ってしまったからです。
コメ欄で教えていただかなければ、ますますネガティブな解釈になってしまうところでした。(^-^;

>おさかなさん
はじめまして。
おさかなさんの解釈では、「向こうの人」は他人ではなく、自分なんですね。
自分だとしたら、大砲を打ち込むのにあんなに悩む必要はないように思います。
でも、「向こうの人」が他人だとしたら、
なぜ攻撃や開拓だけ考えて、友好的話し合いを考えないのでしょう。
開拓局はともかく、4人も話し合うことについて全く触れませんよね。

いろいろ妙な話です。
Commented by k_penguin at 2010-10-24 22:47
ドワーフさん、こんばんは。
「ぼや~っと」感は、フライヤーからしてそうなので、作者も自覚してるのだと思います。
多分ツアー中に徐々にくっきりしてくることを想定しているのかな、と。

何か思いついたら、また参加してくださいね。
Commented by k_penguin at 2010-10-24 22:59
yumaさん
ご指摘ありがとうございます。直しました。

砲弾キャッチは、あくまでカテコでの話だから、
お話としては、真上に打ち上げるとこでおしまいで、
キャッチはおまけにすぎないと思います。
…まー、キャッチできる砲弾なら、別に壁に撃ち込んでもいいじゃんって思うんですけどね。

深読み的には
SPOTのカテコで象に王冠をかぶせたことが、「自分の表現する価値が社会的にも認められる」という、「こうなればいいのに」を示していることとパラレルに考えて、
「かるーくキャッチ出来ればいいのに」という意味かと思います。
Commented by あゆこ at 2010-10-25 13:28 x
こんにちは。
昨日、北九州の千秋楽を観ました。
1時間を過ぎたころからは睡魔との闘いでした。
演出なのかもしれませんが、笑いをこらえながらの演技が鼻につき、
高校の文化祭、いや、小学生の学芸会でさえ、
もっと真剣にやってるのになあ、と思いました。
シンプルに面白くなかったし、ふざけてるようにしか見えなかった。
あれは、お金とっちゃいけないと思う。

なんだか観ているこっちが恥ずかしくなり、しょんぼりと家路につきました。
Commented by k_penguin at 2010-10-25 21:40
あゆこさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
福岡でも反応はいろいろなんですねえ…しみじみ。

>笑いをこらえながらの演技
 本多でも目につきました。
やってる人たちが楽しければいい、という考えなのかなと思いました。
いや、悪気なくほんとにそう思ってるんだろうなって。

>シンプルに面白くなかったし、ふざけてるようにしか見えなかった。
 KKPって、昔からそういう傾向がありますよね。
近時何かふっきれたよーにさらに強くなって
「作品で笑わせてもらうこと」を期待したお客さんにはキビシイ結果が待ってるようです。
 いやワタシは良いんですけど。
別に笑うために観たのではありませんから。
Commented by k_penguin at 2010-10-25 21:58
ところで、どなたかフライヤーの英文の最初のパラグラフを訳せた方はいらっしゃるでしょうか。
I seem not to know,what it is I don't know,looking for an island that will tell me.
I changed my goal,time and again.
の部分です。

無い知恵を絞って一応
それがなんだか分からないが、私を導いてくれる島(所?)を私は探しているらしくて、私は何度も目標を変えてきた。
と、訳してはみたのですが、自信がない…。
Commented by aki at 2010-10-26 22:00 x
お久しぶりです。私は来月観に行きます。

英文ですが、完全な文というより語句、もしくは「つぶやき」という感じなので、私ならば、

「どうやら、私は知らない。それが何なのか、わからない。そして私を導く島(安らげる場所、のようなニュアンスでしょうか。)を探している。
私は何度も、何度も、目標を変えた。」

とでも訳すと思います。

HPで見ただけなのではっきり読めないところもあるのですが、残りの部分も、自虐的、強がり、さみしいという印象、でも立ち向かっていこう(最後の一文は「位置に着いて、用意、ドン」ですね)という意志が表れているのかなと感じました。

(いろいろな意味で)来月の公演、楽しみです。
Commented by k_penguin at 2010-10-26 23:07
aki さん、ありがとうございます。
英文は一読した感じ、ストーリーのネタバレになっているのでHPでは全部読めないようにしてあるみたいです。

これは小林さんが書いた日本語の文を英訳したものなんじゃないかって思って、
元の日本語の文はどんなもんなのか知りたいと思ってます。
I seem not to knowの目的語が不明なのも分からないのですが、
an island that will tell me.をどう訳すかも分からないです。
ワタシ的には「とりつく島」って訳せないかなーなんて思ったりしてます。

公演、楽しんでください。
いろいろな意味で。
Commented by K☆SAKABE at 2010-10-28 01:01 x
akiさんの英訳、おみごとですね。

自分なりに説こうとしましたが、ニュアンスのみ何となく・・・てな感じです。(わからないってことです)
この文章には目的語や主語がなくて、penguinさんの仰るように、日本語の文章(独り言みたいなつぶやき)をそのまま英語にしたみたいに見えますね。
真意を読まれないように、わざとこういう文章にしてるんでしょうか。
何にしても、あまり気持ちのいい文章ではありません。

あさって見ます。
自己責任ってことで・・・
内容はともかく、笑えたら良しとしよう。
Commented by k_penguin at 2010-10-28 12:38
小林さんの文は日本語でも誤解を招きやすいのに
英語にされると、ますます面倒だなあ。

KKPは自己責任ですね。
広い心で楽しんできてください。
そして、なにかアンテナにひっかかったら、コメント下さいね。
Commented by 猿軍団 at 2010-10-28 13:16 x
はじめまして
初めてコメント書かさせていただきます。

初めて見に行った小林さんの公演なので
少し補正がかかっているかもしれません。

最後の真上に打つ砲弾のことですが
「位置についてよーいドンみたいだね」
と、劇中とフライヤーにあった通り
運動会で使われるピストルと同じ役目を持っていると思っています。

真上に行ったらどうなるかは分かっているけれど
それについて触れなかったのは
単純にそれ以外のことが思いつかなかったのかなあ
って見ながら思っていました。
(海に打つとか、でも距離的に無理かなあとか)

実は空砲の方が実砲で壁に当たりましたが
本当に傷一つ付かなかったのでは、
(やけに空砲のほうが音が大きかったような気がしたので)
とも思いましたが、分かりませんね。
Commented by 猿軍団 at 2010-10-28 13:16 x
続きです。



ところで、初日の大阪公演を見たのですが
いつもpenguinさんが仰っている「謝罪」についてどう思われましたか?

「実はマニュアル読んでない!」と壺井、天森、串田が
「打ち明け」て富山が「知っています」というシーンです。

そこには謝罪も許しもないですよね。
3人がぺこぺこと頭を下げていたけれど、
それなら3人が声そろえてすみませんでしたと
言えば良かったのではないかと思いました。


個人的には一番好きな演劇になりました。
「あれで楽しめたのか」って自分のレベルの低さを
露呈する発言になっちゃうかもしれませんけどね。(^-^;

Commented by k_penguin at 2010-10-28 21:05
猿軍団さん初めまして。コメントありがとうございます。

>「位置についてよーいドン」
 まあ作者的にはそうなんでしょうが
具体的に4人が今後どうしていきたいのかがわからないので
ただスタートの合図だけされてもワタシにはピンとこないのです。
フライヤーによれば「ゴールは未来」だそうですが、
未来ならほっといても自動的にくるし、話でもその後が語られるのは富山だけですし。
残りの3人は性格変えたいらしいですが、変われる見込みは最後まで無いままだし
(別に無理して変えなくてもいいと思うし)
何がしたいのかなって。

砲弾を真上に撃つことについては、たしか
森に撃ち込んだりしたら、後から弾が見つかってわざとそらしたのがばれる、
的な変な理由を付けていました。
どうも作者が「真上に」撃ちたいらしいです。
実は空砲と入れ替えていた、というのは「あり」だとは思うのですが、
そう話で言っていない以上、そうじゃないんじゃないか
…くらいしかわかりません。
Commented by k_penguin at 2010-10-28 21:07
>「謝罪」
 あー…、そういえば相変わらず無いですね。
もう毎度のことなので、スルーしてしまっていました(^-^;
問題意識としては、マニュアルよりも、
大砲を撃とうと考えたことについて壁の向こうに謝るべきなんじゃないかと思いますが、
ま、友好的コンタクトも考えない人たちだからなー。
謝るって選択肢も無いんだろうなー。

壺井達の関係にしても、壁の向こうの人たちとの関係にしても、
ケジメが無くって、ぐだぐだっとしてますね。
こういう関係では「肩書き」をもらっても、「他人に必要とされてる」って感じが出ないので
作者の意図は通じないと思います。

>「あれで楽しめたのか」
 なんか、お芝居の空間を楽しむことと、作品が分かるかどうかとは、また別みたいですね。
いろんな楽しみ方があるもんですね。
Commented by yuma at 2010-10-29 00:45 x
>ペンギンさん
天森、で合ってました??
自分のメモでそうなってたので、違ったっけ?くらいの感じだったので。万が一私が間違ってたらすみません(><)

英語、分かりづらいですね。
私は「僕は、自分が何を分かってないかが分かっていないみたいで それを教えてくれる島を探して 目標を幾度となく変えた」くらいに訳してました。
意味は分からなくもないですけど、何でしょう、島って???
色々調べたけど、islandには「孤独」くらいの意味しか見つけられませんでした。
そういえば、「ロールシャッハ」の世界において、領地は「島」でしたね。結局、「開拓局」の手の内にある「島」はいくつあるのでしたっけ?

KKTV2ではニューヨーク在住アピールされていたし、今回は英語も色々鍵なんでしょうかね。
ちなみに「串」という英語には「批判する」という意味があるそうです(笑
Commented by k_penguin at 2010-10-29 23:05
yumaさん
天森、であってます。
自分でも「天」と書いたつもりで変換間違いをしていました(^-^;

フライヤーが英文なのは、単なる見栄えの問題かと今んとこ思ってます。
タイトルもロールシャッハなのかRorschachなのかわかんないので、記事タイトルに両方書きました。
トライアンフもいつの間にか横文字表記になってたし、今回もその流れか?

「島」はわかんないですね。
ワタシ的には
「(とりつく島がない人に対して)どこにあるやらどんな物やらも分からない、とりつく島をひたすら探し求めてまいりました。」
・・・てな具合に訳したいんですけどw
Commented by K☆SAKABE at 2010-10-31 00:16 x
ドラマシティは何故か緊張するんですよね。
構えが超ご立派なので、入口まで行って引き返したくなるんです、超一般人の私としては・・・
できれば他の劇場でやってくれないかなぁ。

今回個人的な問題で、思考回路がショート気味だったこともあってぶっ壊れました。
スタンディングオベーションやってきました。
ヤケクソです。
笑いのみで言えば、久ケ沢さんと辻本君の絶妙な間と竹井さんの達者さが嫌みの無い笑いを生んでいたように思います。
小林にしてみれば、この3人は日本代表みたいなもんなんでしょうね。
どんなボールをトスしても必ず決めてくれて、クイックはもちろんF難度の速攻や移動攻撃も難なくこなし、守りも堅い。
ただ監督のゲームメークがいまいちなのが玉に瑕、て感じでしょうか。
これを演劇作品などと語ってさえいなければ、もう少し寛容になれるんですけどね。
何にしても、今夜はまだ壊れたままなので、言いたいことはまた今度お邪魔します。
Commented by k_penguin at 2010-10-31 00:46
SAKABEさん、おつかれさまー。

あの3人は上手いですね。
記事ではどうしても作品中心になってしまって、書けなかったけど、
辻本くんは個性が出てきて彼なりの解釈での「串田」をやっていたし(器用な子だという印象を受けました)
竹井さんはKKTV2から達者だな、と思っていました。
久ケ沢さんは言うまでもないですし。

作品がイミフであるため、単に「面白い人が4人たむろっている」だけになってしまっているのが残念です
Commented by コーノトリ at 2010-11-29 00:51 x
仮に

携帯電話は使って構いませんよ。

録音もメモもご自由に。

写真もバンバン撮ってください。

という舞台があったら、それは舞台の理想形なんでしょうか。

ラーメンズが解散しようが小林賢太郎が居なくなろうがどうでもいいんですが、演劇に対して開拓をしてくれたのは確かだと思います。

世の中、もっと訳のわからないトンデモ作品が堂々とプロとして公演されているなかで、まだ分かりやすいほうなんでは。
Commented by k_penguin at 2010-11-29 01:56
>世の中、もっと訳のわからないトンデモ作品が堂々とry
 「もっとひどい物がある」と、下を見だしたら
きりがないと思います。
それより
コーノトリさんがこの作品を分かりやすい方だと思うのであれば、
分からない人にも分かるように説明していただけないでしょうか?
その方が、この作品が「まだ分かりやすいほう」であることを
みなが納得できると思いますので。

あと、
携帯電話や録音、写真を自由にすべき、
などと、誰も発言していないのですが。
コーノトリさんは何をおっしゃりたいのでしょうか。
Commented by 佐伯 at 2010-12-03 13:51 x
初めまして。【ロールシャッハ 小林賢太郎】で検索し、辿り着きました。
結構な酷評で、読んでて少しショックでした。私はトライアンフもロールシャッハも好きだったので。

図々しいですが、私なりの解釈を書かせて下さい。

LENSの中で「あるべき盛り上がりがない」という台詞があるのですが、私はKKPは全てそうだと思っています。

舞台の設定が非現実的でも、出てくる人物は現実に居るような性格の人ばかりで、そういう人しか出ていないのですから当然ありきたりな展開しか起こらず、物語の結論も誰にでも想像出来る呆気ないものばかりです。
Commented by 佐伯 at 2010-12-03 14:00 x
続きです。



その為、観劇後「え、これだけ?」となってしまう事もあると思いますが、それがKKPらしさのような気がします。

“現実を生きている人間が起こせる最大級のハッピーエンド”と言いますか…

「そうそう、人間ってこれくらいの事しか出来ないんだよね。」と思わせてくれ、何となくほっこりします。

演劇作品として賢太郎さんが表現したいのは派手な展開や衝撃的な結末じゃなく“人間らしさ”な気がします。


『平凡な人間が平凡じゃない世界に放り込まれた物語
やはり結末は平凡でした
でもそれで良いじゃないですか
皆が自分の精一杯を生きたんですから』

という意味が込められていたように思います。
Commented by 佐伯 at 2010-12-03 14:04 x
以上が私なりの解釈です。

ロールシャッハというよりKKP全体の解釈になってしまい、少し的外れかもしれませんが「こういう解釈もある」という事を伝えたかったんです。

身勝手だとは分かっていますが、僅かでも共感して頂けたら嬉しいです。

今更な話題、長文でのコメント、大変失礼しました。
Commented by k_penguin at 2010-12-03 22:51
佐伯さん初めまして。
支持派からの貴重なコメントありがとうございます。
貴重なので管理人としては反論したくないんですが、
でも、個人的にはどうしても反論したいので、
ちょっと反論させてくださいm(_ _)m

>舞台の設定が非現実的でも、出てくる人物は現実に居るような性格の人ばかりで、そういう人しか出ていないのですから当然ありきたりな展開しか起こらず

いわゆるファンタジーって、大体が
「舞台の設定が非現実的でも、出てくる人物は現実に居るような性格の人ばかり」だと思います。
ファンタジー系の映画を思い浮かべて欲しいです。
そうじゃないと、観客が引き込まれないですから。
でも映画はちゃんと盛り上がります(例外もありますが)。
現実に居るような性格の人こそがドラマティックな展開を作るのです。
Commented by k_penguin at 2010-12-03 22:52
盛り上がらないこと、「え、これだけ?」となってしまう事を
KKPらしさとして受け入れている方に文句は付けるつもりはありません。
>結末は平凡でした
>でもそれで良いじゃないですか
>皆が自分の精一杯を生きたんですから』
 という解釈も、否定するつもりはありません。
そういう解釈も可能です。

でも、小林賢太郎は
平凡な人間が平凡じゃない世界に放り込まれた結果平凡なまま終わる物語
を作りたいのじゃないと思います。
鳩首凝議のあげくノープランに大砲を打ち上げるのも、
魔法使いのバイトをやった結果、現実世界で正体不明の就職するのも(ブラック会社でなければいいのですが)
彼の中では希望を込めた劇的な結末なのです。
ただそれが観客に説明できていないのです。

彼は、観客とのコミュニケーションを重視しています。
(正確にはコミュニケーションがとれたと彼が主観的に感じること、ですが)
それなのに作品について、彼の意図と観客の受け止めたテーマが食い違っているのなら
それはやはり、批判されて仕方ないことだと
私は思います。
Commented by ぶう at 2010-12-05 18:00 x
お久しぶりです。

数年前に、コメントへお邪魔させて頂いたぶうです。

2008年の「Drop」以降、チケットが手に入らなくて観に行けず
自分の目で観てから、みなさんの感想を読みたかったので、k_penguinさんのブログからも遠ざかっておりました・・・

そして、待ちに待ってワクワクしながら観たDVD『TRIUMPH』・・・
いやー・・・ズッコケました・・・学芸会みたい・・・

「KKTV」は、面白い部分はあったのですが「ポツネン」のTV版だったので新作舞台、期待してたのに・・・

なので、今回やっと取れた「ロールシャッハ」・・・
ちょっと不安でしたが、久ヶ沢さん、武井さんがいるので、まぁそんなにハズレる事はないだろーと思い本多へ行きました。

Commented by ぶう at 2010-12-05 18:00 x
・・・が、嗚呼、小林賢太郎・・・
「TAKE OFF」がそんなに上出来だったと思っているのか、各自のキャラも物語の流れ方も同じに見えて・・・

うかつにも(いや、必然だったかも)、後半20分位ウトウトしてしまい、大砲が「ドーン!」と、鳴った音で目が覚めました。

銀河劇場も当たったので行きましたが、やはり寝てしまい・・・
確かに、本多は席の周りに簡易イスを並べての当日客がおりましたが
銀河劇場は土曜の夜の部にもかかわらず、2階、3階席3分の1が空席・・・2次プレのメールが来るはずですね。

さぁて、どう挽回してくれるか・・・
やはり、本公演をはさまないと、この先厳しいのでは・・・

流石に、本公演が今回のようにはチケットが楽に手に入るとは思えませんが。

久々のコメントなのに愚痴っぽくてすいません。
やっぱり、貴方の記事が好きです。また、チョコチョコお邪魔させて下さい。
Commented by k_penguin at 2010-12-05 22:26
ぶうさん、お久しぶりです。その節はお世話になりました。
あれから、記事も増えましたが、
たくさんの方がいろんなコメントを下さったおかげで小林さん関係は、かなり充実しました。
ありがたいことです。

「ロールシャッハ」
ワタシも本多、銀河ともにチケット手に入れたのですが、
銀河は処分しました。
銀河のチケットはヤフオクでけっこう定価割れしてましたね。
それでも、チケット自体は一応完売なので、
このご時世で売れている方だと言わねばならないでしょう。
Commented by k_penguin at 2010-12-05 22:26
>本公演をはさまないと、この先厳しいのでは・・・
 ワタシもそう思います。
「ロールシャッハ」の内容(あくまでも深読み的な)からすれば、
小林さんは、ラーメンズを続けなければならないという強迫観念を抱いています。

でも、この調子だと、
ラーメンズは、TOWERみたいな「ラーメンズっぽいもの」の方向になると思います。
片桐さんとのコミュニケーション否定しちゃったからです。

KKPやポツネン舞台なんかは赤字でもかまわんのですが、
ラーメンズだけは客観的な成果を上げなくてはならないでしょう。
経済的な意味だけではなく、彼の精神衛生上の意味でも
そうしなくては、後がない。
(KKTVがウケればまた別ですが)
さて、どうなることやら。

ぶうさん、またこれからも当ブログをよろしくです。
Commented at 2010-12-06 23:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by k_penguin at 2010-12-06 23:52
非公開コメさん
URL記載、よろこんでー。
何だったら、ここでのコメントのとき、
一緒にそちらのURLも記載してはいかがです?
Commented by ぶう at 2010-12-07 00:07 x
お~!早速のお許しありがとうございます!

>一緒にそちらのURLも記載してはいかがです?

いえいえ、ミーハーおばさんの記事ばかりでお恥ずかしいため
こそこそ、営業して行きます。
ご迷惑になるよな人は読まないと思いますので・・・
ありがとうございました。
Commented by pp at 2011-02-09 20:38 x
ぼや~っと って言いたかっただけだろ。
Commented by k_penguin at 2011-02-09 22:10
ぼや~っと 
じゃなくて、
ぼやーーーーーーーーーーーーっと
ね。
(下書きの段階では、こう書いてたんだけど、ブログに載せるにあたって、画像を作りました。)
Commented by pp at 2011-02-10 11:13 x
だから
ぼやーーーーーーーーーーーーっと って言いたかっただけだろ。
ごちゃごちゃ言いすぎ。
Commented by k_penguin at 2011-02-10 20:14
まあ主に
ぼやーーーーーーーーーーーーっと
って言いたかったんですが、
しかしだからといって
ぼやーーーーーーーーーーーーっと
だけが言いたかったわけじゃなくて、
記事には
ぼやーーーーーーーーーーーーっと
以外のことも書いてありますよ。
「その2」もありますしね。
Commented at 2012-08-21 12:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by k_penguin at 2012-08-21 21:48
非公開コメントさん
>しかし、貴方様の『女性は視野が狭い』という発言、私は女の人格を貶められているように感じ、とても残念に思いました。
>もしかしたら私が過剰反応しているのかも知れません。

結論から言って、それは単なる過剰反応ですし、
そして過剰反応だとしても、
それを該当エントリではないエントリに、非公開の形で書くことは
気晴らしにもならないと思います。

“女は”と言って高年の男性から蔑まれ非常に嫌な思いをしたそうですが、
“女は”という理由でしか人を蔑む理由が見いだせない下らない輩のことは
とっとと忘れて、
それよりも、小林さんの作品についてのご意見ご感想などを
公開の形で書いていただきたいものだと
当ブログ管理人としては思います。


法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。


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