『ビーイング・ギドン・クレーメル』

誰も分からないだろうから、まず、説明しなくてはなるまい。
今回は当ブログ初の!クラシックコンサートだ!
場所はBunkamuraのオーチャードホール。シアターコクーンの方は行ったことがあるが、こっちは初めてだ!
で、内容は、こーゆーことだ!

タイトルにもなってる、ギドン・クレーメルは、とってもスゴイバイオリン弾きらしい!しかし悪いが俺のクラシックの知識は「夕方クインテット」止まりだ!
で、その人が楽団員を引き連れてやってくる!
そして一緒にやるイグデスマン&ジューってゆーのは、バイオリンやピアノのスキルを使ったコントっぽいことやる人達らしい!
つまりよくわからないけど音楽も楽しめるし、笑いも期待できそうというバリューセットだと思ってもいいんだね?!
 と、ゆーわけで、見に行くことにした。

到着してすぐに、オペラグラスを忘れたことに気がついた。
一応一階正面席の前半分にいるのだが、舞台上のピアノの下に置いてあるヘタレたような小さな人形がよく見えない。
しかも、オーケストラのセッティングがしてあるので、舞台上はごちゃごちゃしている。
コンサートだから基本的に客から舞台上がよく見えるかどうかは考えられていないのだ。
うーん、大丈夫かなー・・・。

始まってみてもっとよくわかったが、オーケストラが、マス・ゲームで動いてくれないと、わかりにくい。
ピアノの下のヘタレ人形は、「おもちゃの交響曲」で使うための物だったが、1人がおもちゃを使ってもわかりにくいのだった。
しかし、バイオリニスト達が演奏しながらそろって踊り出したり、悲しい曲(「All By Myself」)をやりながら、全員大泣きを始めたりというマス・ゲームになると迫力満点。
そういうのってテレビでありそうなネタじゃん、「どれみふぁワンダーランド」とか。BSだけど・・・と思うところだが、オーチャードホールで生で見るとなるとやはり違う。
照明もディスコのように・・・というか、蛍光灯をチパチパチパチパってやってディスコ風にしてみる遊びのように切り替わりまくって、クラシックの素材で目一杯遊んでいるって感じが逆にすごかった。
ときどきはいる台詞は、基本英語で、重要部分だけ英語で喋った後に日本語でも喋ったので、最低限の理解は出来た(英語も部分的に聞き取れた)が、やはり言葉の壁はあった。
やはりシンプルなアイデアのものがわかりやすくて気楽に楽しめた。
ケータイ着メロ生演奏、リモコンでオーケストラの演目切り替え。ありえないポーズで演奏。
生オケの迫力はやはりスゴイ。

スゴイと言えば、ギドン・クレーメルは本当にバイオリンがすごかった。
いやー、本当にスゴイ人だったんだなあ。と、ど素人はふつーに驚くのであった。
クレーメルは基本的にギャグはやらず、マジメなのであった。
芸術と名声は両立しないと語り、シューベルトがテレビでトークするなどありえないと語ったが、
それは単にシューベルトの時代にテレビがなかったというだけに過ぎないのではないかと俺は思うのだった。
ネタにも、売れるクラシックコンサートの3ステップとか、いろいろ大変そうなクラシックの裏事情に関するギャグがあったし、
だいたいこのコンサート自体も1階前方でも右ブロックは結構空席があって、公演日のちょっと前にe+で、会員限定の優待価格チケット(一割引パンフ付)の告知メールがいきなり来て、定価で買った俺はむっとしたのだったが、チケットをさばきたいらしいということはわかったし、まあきっと大変なんだろうな、とは思うのだが、
何と言ってもクラシック初めての俺には、「うふっ♥そーゆーことよくわかんなあい♪」のであった。

最後は客席も歌って大盛り上がり。満足して帰ることが出来たが、
ぶっちゃけクレーメルが喋らなければもっと良かったなあ、なんて思うのだった。
でも、それを喋りたいがためにクレーメルはイグデスマン&ジューと組んだのだろうということはわかったから、
敬意を表して文句は言わないのが、クラシック初心者の俺にできるせめてものことなのであった。
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by k_penguin | 2009-11-08 01:04 | エンタ系2(ライブレビュー) | Trackback | Comments(4)
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Commented by yuma at 2009-11-08 19:55 x
何かいつもとテンションが違いますね(笑)

ところで「ビーイング・ギドン・クレーメル」はやっぱり「ビーイング・ジョン・マルコヴィッチ」のパロなんですかね?
Commented by k_penguin at 2009-11-09 01:28
今回はクラシックだし、英語喋ってるしで、
多少理解できなくても仕方がないよねってスタンスで臨んでいるので、お気楽な記事です。

>「ビーイング・ジョン・マルコヴィッチ」のパロ
 あ、そーか。気がつかなかった。
「マルコヴィッチの穴」という邦題タイトルの方しか覚えていませんでした。
あの映画も何かすごかったですねー。
Commented by smashige at 2009-11-15 18:23
これ、面白そうですね。
最近ライブで狂うことしか考えてなかったので全く気づきませんでした。
大阪も先週終わっちゃったんですねー。がっかり。
Commented by k_penguin at 2009-11-15 22:16
一日しかやらないし、チケット高いし、クラシック好きでなければ気がつきにくいですよね。
イグデスマン&ジューで探せば、Youtubeなんかで
オーケストラがついていないものならいくつか見つかります。