ラーメンズ第17回公演『TOWER』

今回の公演には、実はあまり期待していなかった。
現在小林賢太郎の手札は1枚しかない。
「話がかみ合わない仲間」の一枚だけ。
『TRIUMPH』も『小林賢太郎テレビ』もそうだったから、多分今もそうなんだろう。
話がかみ合わないのなら、噛み合うまで膝つき合わせて話すればいいのに、と思うんだけど、
とにかくそれは絶対しない、言葉は信じない、と『TEXT』は言っているので、しないんだろう。

オークションは前回の『TEXT』以上に値段が高騰し、東京は3万越える物件も出ている程なので手が出なかった。
しかし今回は本多劇場の当日券がネットで取れる。
幾多の敗北を乗り越えてついに俺はコンマ1秒以下の闘いを制し、補助椅子席にすべりこんだ。

で、感想なんだけど、
全体的に普通っぽくてあまり面白くない。
そりゃKKPやDropよりは面白い。
けど、ラーメンズなんだからも少し上を期待してた。
ラーメンズにしては普通の笑いが多いってとこががっかりした。
あ、3番目の話は面白かった。




以下ネタバレあり┳━┳


話の噛み合わない人達が協力をして仕事をする、
ということが今回のテーマであることは最初の作品から、はっきりと明示されている。


(  ゚Д゚)⊃┳━┳


まあ、話が噛み合わない人と言葉を使わないで理解し合うには、そうやってこつこつやっていくしかなかろう。

両手がふさがっているので言葉だけで指示し、うまく伝わらず仕事もはかどらない、という状況を描いた作品、言葉から意味を抜いて「語感」だけで勝負する作品(このクリムゾンメサイアの話だけは面白かった)、などからは相変わらずの言葉への不信がうかがわれる。


       ┳━┳
( ´∀`)ノ┳━┳


ハイウエストも多分「ハイウエスト」っていう語感の面白さをいじくってみた作品だと思う。でも「ハイウエスト」の語感は、いうほど面白くないと思う。


      ┳━┳
       ┳━┳
(*´・ω・)ノ┳━┳


で、そんなこんなで、一緒にシャンパンタワー作ったり、ハイウエストやったり、五重塔やったりして、
少しずつ理解し合っていって、
最初はパスしていたカマンチョメンガーとセマルコスも出来るようになって、
だんだんと、だんだんと積み上げていって、


      ┳━┳
      ┳━┳
      ┳━┳
      ┳━┳ ( ̄ー+ ̄)キラリ


でもそうして関係を積み上げていっても、
決して自分は彼に届くわけではなくって、
それでも、そうやってもがいていれば、
きっと、自分にも何かがつかめる。
そう、思う。


     ┳━┳
     ┳━┳   ___
     ┳━┳  [・-・]ノ  
     ┳━┳  |[_]
     ┳━┳   _| |_ 



・・・どーですか?これ。

「小さなことからこつこつと」ですよ。
すっごく正論ですね。
すっごく・・・・・・・・・


(ノ#`□´)ノオリャー!!!⌒┻━┻ ┻━┻ ┻━┻ ┻━┻ ┻━┻ 

それは西川きよしが言うことであって、
小林賢太郎が言うことではないと思う。


タワーマニアの話も『TRIUMPH』に似た上っ面な理解で誤魔化している感じがするし、
なんか自分を見失ってる感じ。


・・・でも、ここまで自分を殺し続けていれば
逆にそのうち、ぶち切れてくれるんじゃないかなっていう期待感も湧いたりして。

   (・∀・)つ┳━┳
ぶち切れるんなら、是非とも作品の上で笑える方向に切れて欲しい。
客に切れたりとかして、無駄なガス抜きはしないでね、バニー。


なお、タワーマニアの話については追加記事書くかもしれないです。
(あれも何かよくわかんない話で、切り口がつかめない)

追記
 フライヤーが微妙に台形なのはいいとしても、
金箔印刷の上に黒インクで印刷というのはやりすぎだと思う。



『TOWER』2F タワーマニアの謝罪



ラーメンズ第17回公演『TOWER』 [DVD]
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by k_penguin | 2009-04-09 00:23 | エンタ系2(ライブレビュー) | Trackback | Comments(80)
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Commented by K☆SAKABE at 2009-06-12 17:36 x
ラブレター or 絶縁状?

どっちなんですかねエ。
こうゆうネタの場合、どっちなのかよくわからない。
(小林賢太郎に限ってですけど)

ようやく積み上げたものは二人の共同作業なのか、自分一人の手柄なのか。
やっぱり二人(ラーメンズ)なのか、そうじゃないのか。

「一人でやってもつまらない」?「やっぱり一人は寂しい」?

だったらなんでちゃんと言葉で伝えられない?
それとも伝える気がないのか。
いつも何かの姿を借りてはいるけど、作・演出・出演なわけで、
やり方はいくらでもあるように思うんですけどね。
(別に公開する必要はないんですけどね、そうは言っても・・・)

世の中に役者として認知され始めているなら、役者らしく役者の心栄えってのを見せてほしいんですよね。
彼にはそれが見えない。(昔はあったと思います。)
あえて見せてないのは明確なんですけど。

片桐仁の心栄えの半分でも、ラーメンズのライブで見られたら
片桐仁の汗も報われるのに・・・





Commented by k_penguin at 2009-06-12 19:06
今回のツアーはコバケン的には「共同作業」なんだろうと思います。
アンケート用紙を片桐さんに書かせたのも、仕事の分担ってことなんだろうと思いました。
ただ、ツアーの目的を共有しないまま、作業だけ分担させて、
それは果たして「共同作業」と言えるのかな?
っていう。

言葉で伝えないのは、伝える気がないんだと思います。
「小林賢太郎テレビ」のドキュメント部分から、
あの人は自分の中で思考を重ねる道具として
言語を使わずに映像を使うらしいと思い当たりました。
もとから自分の思考は「言葉」となじまないという感覚を持っているのかもしれません。
心の中にある形にならない感情を言葉とか映像などで形に変換しないで、そのまんまで伝えたい、
ということなんだろーな、と

で、それはそれで立派なことだとは思うんですけど、
そう望むようになった動機がどーも
「言葉で言うと嫌われることになるだろうから」
というあたりにあるっぽいのが、
なんか話をショボくしているなって思うのです。
Commented by k_penguin at 2009-06-12 19:06
コバケンは世の中に役者として認知され始めているんですか?
ほとんど役者としての活動はしていないから、役者じゃないと思っていました(百色眼鏡も上手くなかったし)。
あの人は自分で書いたものしか演じられなくて、そーゆーのは「役者」ではない
と、ワタシは考えていましたが・・・。
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-12 20:15 x
penguinさんお邪魔してます。

早速、ありがとうございます。

私も「役者」じゃないと思っていたんですけど、世の中はそうじゃないみたいなんです。
「演劇ぶっく」という隔月で出る演劇雑誌の表紙になったり、特集くまれたり。(ラーメンズとしてではなく)
挙句の果てには、毎年読者の投票で決まるランキングで、ここ何年かは並みいる役者陣を押しのけて、上位(昨年は7位)にランクインしていたり。
ちなみに片桐仁は昨年13位。

ま、この雑誌じたい、編集社が女性ばかりの偏った演劇本なんですけどね。
演劇本で、彼を取りあげてるのもここだけ。
(この事実を私が知ったのは、つい一週間くらい前です)

小林賢太郎の内面はつかめませんが、
確かに世の中(ほんの一部でしょうが)の見る目が、小林賢太郎に影響をおよぼしているのは事実でしょうね。

自身のHPにも、芸人だなんて一言も載ってないでしょ。

個人的には「ふざけんな!」なんですけど。


Commented by k_penguin at 2009-06-12 21:04

『演劇ぶっく』は
劇団が宣伝のために、いくらか払えば、その金額に応じた大きさの記事載せてくれるってシステムの雑誌だから
(『ぴあ』とか情報誌にはすべてそのシステムがありますが)、
よく小林賢太郎が載るんだと思っていました。
つまり、コバケンのほとんど唯一の宣伝媒体。
金額によっては表紙にもなれるので、アンケート葉書がついている号の表紙を買えば
『TAKEOFF』ですらランキング1位になれる、という。

まあ金だけ出しても、アンケート結果までは操作できないから、
ある程度人気なければできない技ですけど。

だからあそこのランキングは
世間一般の認識とは違うと判断しています。


コバケンは自分のこと「コント屋」だって言ってますよねー。
なんか自作の紙芝居屋さんみたいな感覚なのかなー。
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-12 23:18 x
パフォーマーという言葉を使っているようですが、
このパフォーマーという範疇には、役者も含まれるのだと私の数少ない芝居好きの友人(素人劇団所属・男)に力説されました。

彼もまた、penguinさんと同じ意見でしたね。
「演劇ぶっく」は演劇本としては、エセなんだそうです。
紀伊国屋演劇賞とか、菊田一雄賞とかさえ取り上げませんからね。

コントにこだわって、自ら「コント屋」だといっている以上、芸人だと思うんですけどね。
そうでなければ、彼の創り出すのはコントじゃなくて「ショートコメディ」?
それとも違う気がする。

ポツネンを見た時思ったんですが、彼は褒められたい人なんだってこと。
「ほー」という感嘆の声を客に求めるあたり、自身「天才」とかって言われることに、悪い気はしてないんだろうなアと。

penguinさんも取り上げてらっしゃいましたけど、初回のポツネンのちらし。
あれって、小林賢太郎がこう見られたいっていう意識の現れなんじゃないのかな。
そうなると芸人じゃなくて、パフォーマーなわけですよ。

「一人でやってろ!」

賢太郎大好きだよー!!!
(K☆SAKABE心の叫び)
Commented by k_penguin at 2009-06-13 01:23
まあ「演劇」だからエライとか言うもんでもありませんし
彼のジャンル自体はワタシはあまり気にしていません。

ただ、小林賢太郎の作品をコントと言うにしろ、演劇と言うにしろ、
客は笑うことを期待して劇場に行っても良い、というジャンルのものであることは、小林賢太郎も認めると思うし、
そういうジャンルのものでありながら、
客が笑わなくても、「ほー」と感嘆すればご満悦、というのは、
やり方として違う、と思います。
客に感嘆を求めるジャンルは「マジック」ですから
その点では彼は「マジシャン」なのかもしれません。
ポツネンのチラシにしてもそうですし。

どこに軸足をおいているのかはっきりしないので、何をやるにしても中途半端になるんですよね。
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-13 11:19 x
で、タワーなんですけどね。
ラブレターなのか絶縁状(他に適当な言葉がみつからなくて)なのか?
何に対して?
もちろん、ラーメンズ(片桐仁)に対して。

「積み上げてきたよね二人で」なのか、「そう思ってるのはお前(片桐仁・関係者・客・・・)だけ」なのか。

「小説家~」「漫画家~」を地で行く感じで、結果的に「採集」?。

自分でうまくまとめられないんですけど、ようは、ラーメンズじたい小林賢太郎にとってホームなのか単に義務なのか。

全国行脚して、日本中ラーメンズを見られない場所なんか無いって言いたいんなら、今回のやりかたってどうなんだろう。

たまに、ラーメンズ?なのに、全国ツアー?

で、タワー。
Commented by k_penguin at 2009-06-13 12:33
これまで二人で積み上げてきたものってゆーのは、もう既に崩れてしまっています。
それを小林賢太郎はようやく「ポツネン」「maru○」で認めました。
だから私はTOWERは「0から二人で積み上げていこうね」だと思います。
まあ、片桐さんがそう思ってるかどうか、そもそも相方が何を積んでいたのか知ってるかどうか知りませんが。

>ラーメンズじたい小林賢太郎にとってホームなのか単に義務なのか。

ラーメンズには「今までやってきた活動を止める」話があります。
「器用不器用」「蒲田の行進曲」「金部」など。
でもみんな、最後の最後でまた元に戻ってくる。
他に行くところがないからです。
小林賢太郎にはラーメンズの他に心を寄せるところがないのです。
もう心休まるホームではなくても、これをなんとかしなくては自分の居場所はない
という感じなんじゃないかと思います。

全国巡礼も、要は「共同作業」の量が多いほど、積み上がるものが高くなるはずだから、仕事量を増やしたい、というのが第一目的なんじゃないかと。
少なくとも、あの無愛想でしかも小細工が仕掛けられているフライヤーからは
より多くのお客様に知ってもらいたいという心は感じ取れないです。
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-13 18:52 x
ラブレターってことなんですかね。

「僕が絵の具買ってあげるから、行くなよ」っていう。
「こんなところで何やってるんだよ。今の近藤さん(小林賢太郎)かっこ悪いよ」で、
『金部』は早稲田の校歌とビックカメラしか浮かばない・・・

鯨(絵描き歌)のように、ここでは住みにくくても必ず帰る場所があるっていう安心感は、もうラーメンズにはないのかなア。

そうしてしまったのは誰でもない。

本人が一番よくわかってるから、タワーだったってことですか。

でもね、「父さん」はもう「たかし」が居なくても一人で遊べるようになったし、馬坂仁は、ゴールデンボール以外の馬で出走してる。
なのに「たかし」はずっと同じ机で勉強してるし、馬はゲートインさえしない。

今となっては、相方の器の大きさに期待するだけなんですかね。
一人で積み上げてきたものは、二人で積み上げて叩き壊したタワー以上に、高くなっているはずですから。



Commented by K☆SAKABE at 2009-06-13 21:39 x
追伸

私は、ラーメンズは小林賢太郎のさじ加減でどうにでもなるものだと思っていたんですね。
ラーメンズは小林賢太郎のものだと。

この調子だと、外部や他人との折り合いより、ラーメンズとの折り合いの方が難しくなってくるのかな。

余談ですが、私が小林賢太郎を憂い始めてから、精神的な消耗が激しいのか体重が減りました。
失恋しても痩せなかったのに・・・

これ、小林賢太郎ダイエット?
Commented by k_penguin at 2009-06-13 22:53
「共同作業」で培うものは「仕事仲間」なので、それを「ラブ」レターと言っていいのかどうか、とは思いますが、まあ、ある意味ラブレターなのかなー・・・。
そうだとしたら、わかりにくいラブレターだよねー。

>ここでは住みにくくても必ず帰る場所があるっていう安心感は、もうラーメンズにはないのかなア。

ないない。(あっさり)
いや、本当は最初から無いんですよ。
本当は「ここ」で生きてゆくしかないってことはコバケンも知っていたはずです。
私達みんながそれを知っています。
だからこそ「絵かき歌」のラストの「チョー受ける。」が心地よいわけで。

ここでコバケンがプロだったら、嘘ついてでもお客様に
必ず帰る場所があるっていう安心感を与える作品を作るわけですが、
その辺バニー君はバカ正直なんですな。


>ラーメンズは小林賢太郎のさじ加減でどうにでもなるものだと思っていたんですね。

ラーメンズは小林賢太郎にとって、人生みたいなものだと思います。
自分の人生でも、自分のさじ加減でどうにでもなるわけではないように。
人は1人で生きているわけではないと言うことなんでしょうか。

・・・とりあえずそうまとめとこう。うんうん。(1人で納得)
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-14 15:12 x
コメントしていいですか?
何か、空気読めない人みたいですけど・・・
penguinさんにまとめられて、納得されちゃったところで申し訳ないんですけど、わからないんですよ。

「アリス」で徹底的に拒否しておいて、「テキスト」ですれ違いの妙を中途半端に駆使して結局どっちなのかはっきりさせないまま、「タワー」で小さなかとから・・・

個人的な解釈なので、またpenguinさんに「違うよ」って言われそうですけど、これだけ前作で否定する態度を見せておきながら、「タワー」の表現ではあの頃に戻りたいっていう何て言うのかなア、戻れないのは明白なんだけど片桐仁も小林賢太郎本人も変わってるんだけど、なんだけど、モンモンモンモン・・・・

徹底的に否定してくださってけっこうです。
(個人的に笑ってください)

>ラーメンズは小林賢太郎にとって、人生みたいなものだと思います。

走り出したら止まらない。自分の思考さえ制御できないってことですか。
それなら、わからなくて正解か。

お付き合いいただいて、ありがとうございました。
Commented by k_penguin at 2009-06-14 16:57
いえいえコメント歓迎ですよ。

ワタシの解釈では、
『ALICE』は拒否だけではなく、今までのことにケリを付けて、次につなげる、という意味があります。最後の「不思議の国ニッポン」の様な方向に持っていきたいと思ったのでしょう。
だからGBLにつなげたわけですが、この方向は失敗と思ったらしく(何をもって失敗とみているのかは不明)、ライブポツネンでもう1度原点に戻って仕切り直しています。
『TEXT』で言葉によるコミュニケーションへの不信を示していますが、コミュニケーション自体は望んでいます。
そのために「スーパージョッキー」の様な方向に持っていきたいと示唆しています。つまり「共同作業」に活路あり、です。
そして『TOWER』で現在共同作業実行中、という展開です。
 完璧な計画!

・・・のわりに、ケリを付けたはずの昔のことを未練がましく持ち出しているあたり(タワーマニアの話)から、
ワタシはその計画は成功するのかな
頭では納得していても、心は納得していないんじゃないのかな
とか思ってるわけです。
Commented by k_penguin at 2009-06-14 16:58
K☆SAKABEさんは、ラーメンズを小林さんから片桐さんへの直接的なメッセージととらえられているようですけど、
わたしは、あれらは直接的なものではなく、あくまで独り言の体をとっていると考えています。

前にワタシは、ラーメンズにおいて真の客は片桐さんだ、と書きましたが、
それはつまり、作者が作品を作るときに頭の中に想定する客、という意味です。
作者が思うのと違う反応をお客さんがすることは珍しくないように、
小林さんが呼びかけるのは、あくまでも小林さんの頭の中の片桐さんで、
その片桐さんは、実在する片桐さんとは違う人物です。
違う人物ですが、全く関連がないわけではないです。
お客さんの反応によって、作者の頭の中のお客さん像も修正されていくのと同じです。

・・・えーと、こんな感じですが、説明になったでしょうか・・・。
Commented by ふみ at 2009-06-14 22:02 x
こんにちは。

久し振りに書き込みをしたら読み方を自分で変えていました。お気づきでいらっしゃいましたか?失礼致しました。

私は来週初観ですので、penguinさんの記事もコメントも華麗にスルーしてここに言葉を残しております。penguinさんが絶賛していないことをなんとなく感じたので、期待しないで観たいと望んでいるものとしては安心するところです。

知り合いではすでに数回みている人もいるようですが、本多から地方でかなり変化はしているようです。その人達の言葉にすると、良くなっていると。

penguinさんがグロープでも観れるといいなと思い、記事もちゃんと読まずにこちらへ書かせて頂きました。勝手であることは承知しておりますので、解釈はpenguinさんにお任せ致します。
Commented by k_penguin at 2009-06-14 22:25
ふみさん、こんばんはー(そういえば前は横文字でしたね、気がつかなかった・・・)。
ワタシも来週観る予定です。

>本多から地方でかなり変化はしているようです。

そうですか。
ま、トライアンフの例があるので、期待しないで見て、
それからまた改めて評論を書こうと思います。
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-14 23:47 x
やっぱり否定されちゃいましたか。
実は、もうレスつけていただけないんじゃないかと思っていたので、ご意見をうかがえたこと、感謝しています。

>小林さんから片桐さんへの直接的なメッセージととらえられているようですけど

片桐仁だけでなく、ラーメンズに対してだと思っています。
そこには、関係者や客、小林賢太郎も含まれていると。
ラーメンズ(ラーメンズライブ)に向き合ったときに、小林賢太郎が作家として演出家としてどうしたいのか、そうしてラーメンズ(片桐仁・小林賢太郎)に何をさせたいのか。
確かに、片桐仁への個人的な攻撃というか否定というか脅えというか、決してつっこみとはいえない様子は感じますが、それは脚本の段階で決定しているわけで、小林賢太郎の中にある感情なんだと思うんです。
それもひっくるめて私には、小林賢太郎がラーメンズの存在そのものに対して否定していたり、自分との関係性を決めかねているように見えたり、懐古趣味(過去に対しての未練は同感です)に走っているように見えるんです。

>ワタシも来週観る予定です。

地方にすんでいる身ですので、なんとも羨ましい限りです。

Commented by k_penguin at 2009-06-15 12:31
まあ個人的な解釈だから、みんな違ってもいいと思うけど
K☆SAKABEさんのコメントはちょっと漠然としていてつかみにくかったりします。
漠然と疑問を感じていたり、モンモンとしたりしているのはわかるんですけど、
具体的に何が疑問なのか指摘してくれると、検討しやすいです。

>そこには、関係者や客、小林賢太郎も含まれていると。

極端な話、コバケンは客なんて眼中にないと私は思っています。
小林賢太郎の「ラーメンズの存在そのものに対して否定していたり、自分との関係性を決めかねている」なんて感情、
客は聞かされても困るだけだからです。
現にK☆SAKABEさんが困っちゃってるわけで。
そーゆー事聞かされても、客がしてあげられることは何もないんですよ。
そういうことが意味を持つのは、ラーメンズのメンバーの2人だけです。
片桐さんに対する「ツッコミとは言えない」個人的思い入れなんかもそうです。
そーゆーことは作品で表現しないで、楽屋で喋ってくれ、とか思うんですよ。

・・・まあ、また公演見たら、ワタシも意見が変わるかもしれないので
今の時点であんまり強いこと言わない方がいいかなー・・・
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-15 13:45 x
ようはですねエ、ラーメンズをどうしたいのか、ラーメンズで何をやりたいのか、結局やりたいのかやりたくないのかってことなんです。
私の場合、ポツネンやKKPや他の活動にははっきり言って興味はありません。
ま、個人的に片桐仁に対しての接し方(役や台詞の振り方)が気に入らないって言ってしまえばそうなんですけどね。
「アリス」で言うと、相方が汗かいてがんばってるのに小林賢太郎は涼しい顔で力の抜けた芝居しかしていない。(個人的なとらえ方ですけど)
「テキスト」なら、自分の台詞だけが正しくて、片桐仁は同じことしか言っていないにもかかわらず、愚か者で終わらせている。冒頭の演目で見せた見事な3役(バイト・部長・社鬼)を亡き者にでもするように。(これに関しては、「○の人」で見せた二役なんかよりよほどできが良いと思ってます)
なのにですよ、そこまでないがしろにしておきながら「タワー」においては共同作業を望んでいる?
普通の大人なら怒ってます。
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-15 14:02 x
じゃあ何故、片桐仁は怒らないのか?
「洗脳」と言う言葉が適当かどうかはわかりませんが、すべてが台本通り、すべてが小林賢太郎の言うとおりなのが起因しているのだとおもいます。
ラーメンズでは、片桐仁の思考は完全に止められているわけです。
(本当はどうなのかわかりませんが)
「ラーメンズは賢太郎のものだ。」とも言ってますしね。

>コバケンは客なんて眼中にないと私は思っています。

私も同感です。
ここで私の言う「客」というのは、「外の目」のことです。
それこそ「演ぶチャート」や、ラーメンズ・小林・片桐それぞれの「評価」。
TVに出ていなくても(いないからこそ)、ネットオークションで何万という値がチケットに付くことを小林賢太郎本人は知っているわけですから、「外の目」が自分をどう見ているのかぐらい考えます。
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-15 14:26 x
片桐仁を黙らせて、「外の目」を気にしながら、ラーメンズを何処にもって行こうとしているのか、私にはさっぱり理解できません。
理解できなくていいんですよ、無条件で笑えれば。
ところが、彼は笑いを否定している節がある。

具体的に言うと、「テキスト」のおまけ映像に、「スーパージョッキー」のハプニングが収録されています。
馬坂仁の持つムチがポッキリ折れるんです。
普通、お笑い芸人なら「笑いの神が降りてきた。」とこのハプニングに乗るはずが、あろうことか、馬である小林賢太郎はチラッとみて含み笑いを浮かべただけで、いつもの馬のままでいたんです。
ありえない!
ハプニングに動じないというのは、芝居の鉄則かもしれませんが、これはコントだ。笑いを生み出すのが仕事のはずです。
(事実、2008年の「M-1」で一番爆笑を取ったのは、オードリー春日がかんだ瞬間であり、あれがあってこその今なわけです。)

それに加えて、片桐仁の狼狽する様子も尋常ではなかった。
台本通りのライブしかこなしていない悪効なのか、台本を崩してはいけないという意識なのか、どちらにしても思考が止まっているのは明白でした。
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-15 14:36 x
・・・怒ってます、私。

 ↑ を、見たうえでの「タワー」の後味の悪さ、いわしの刺身とソフトクリームを同時に食べたような、不快感だけが残りました。

これが、私の言いたいことの8割くらいです。

pennguinさんのほうが、私なんかよりよっぽど小林賢太郎には優しい人です。

すみません、常軌を逸してしまいました。
少し冷静になります。

本当にすみませんでした。


Commented by K☆SAKABE at 2009-06-15 16:44 x
しつこいようですが、追伸

言いたいことの本質が言えていなかったので。(興奮しすぎ)

ですから「タワー」は、「これからも二人でやっていこうね。」と言っているように見えるし、「あのころは良かったね。でもあのころには戻れないよね。」と、言っているようにも私には見えるんです。

だから、モンモンとしているんです。(怒ってるし)

「これからも・・・」なら、どの面下げてと思うし、「あの頃は・・・」なら、そうしてしまったのは誰なんだ?とも思うわけで・・・
ああ、出口が見つからない。

どんなに言っても、これは私個人の解釈ですので、大きなお世話以外の何者でもないんですが、釈然としないことこの上なく、不快感は日々つのるばかりで、ここでストレスをぶちまけるつもりはなかったのですが、結果的にそうなってしまって・・・

重ねがさね、申し訳ありません。
Commented by k_penguin at 2009-06-15 22:34
いえいえ、熱い叫び、ありがとうございます。
・・つか、『TEXT』DVDにおまけ映像があったのか・・・知らんかった。

>「これからも・・・」なら、どの面下げてと思うし、「あの頃は・・・」なら、そうしてしまったのは誰なんだ?とも思うわけで・・・

ならば、なぜ『ALICE』で拒否してしまったのかの原因を探る必要があります。
どんな理由で彼は拒否し、どんな理由で一緒にやっていこうというのでしょう?
理由もなく拒否するということは普通あり得ません。
何かそれなりの言い分があるはずなのです。

ワタシが小林賢太郎の「謝る話」にこだわっているのもそこです。
彼の謝る話では、いつも彼だけが悪者です。
相手は大抵、善意の人として描かれます。
でも、その話はいつもどこかが壊れている。そして彼は謝る理由を語ろうとしない。
自分の言い分を完全に黙殺して話を作るからおかしな話になるのです。

自分は何が言いたかったのか、なぜそれを語らないのか。
それを客観的に知らなければなりません。
手がかりは作品群しかないので、
あちこちから少しずつ推測するしかないです。
Commented by k_penguin at 2009-06-15 22:34
その次に、K☆SAKABEさんがそれを判定するのです。
誰のどういう行為は悪かった、とか、そういう理由じゃ仕方ないね、とか。

いろいろ面倒くさい作業だし、コバケンにそんなことしてあげる義理はないのですが、
毒食らわば皿までとも言いますからね。
Commented by K☆SAKABE at 2009-06-16 08:42 x
おはようございます。

のめり込み方がハンパじゃないとよく言われるんですけど、まだ深みにはまらないと駄目ですか。

「アリス」の前の「スタディ」が、実を言うと苦手です。
そこらへんに理由がありそうなのは確かなんですけどね。
その前の「クラシック」(順番がうる覚えですが)は好きなんですが。
て、言うか「クラシック」までは、小林賢太郎も楽しそうだったんですよね。

何度も言うようですが、おつきあいありがとうございます。
感謝!!
Commented by k_penguin at 2009-06-16 22:43
TOWER観ました。
間の取り方とかがスムーズになっていて、
本多よりも笑えたので、
別に本多観なくても良かったな、とか思いました。

バニー先生の予定通りに積み上がっているんだろうと思います。
Commented by asuka at 2009-06-17 22:09 x
TOWER観ました。
久しぶりに書き込ませて頂きます。

6月も半ばを過ぎて色々思い出し、当日券を取って行ってきました。
本多劇場の激戦が嘘の様にあっさり取れ、しかも良い席でした。


ラーメンズがこんなに面白くないなんて。
思いの外、ショックでした。
Commented by k_penguin at 2009-06-17 23:32
asukaさん、お久しぶりです。

ワタシは本多よりも笑えたので、それでいーや、という感じ。
バニー先生の硬い表情と、片桐さんを見る冷たい視線をスルーすることができさえすれば、
掛け合いとかこなれていて、グローブ座の方が、面白かったと思いました。

客の反応は本多の方が濃かったような気がしますが、
それは本多劇場というみっちり客席が詰まっている空間のせいなのかも知れません。
Commented by さんがつ at 2010-09-21 01:54 x
はじめまして。
一度コメントしてこちらの内容にそぐわないかと勝手に判断してすぐ削除したはた迷惑な さんがつ と申します。 k_penguinさんのレス書いたというお言葉に感激して、またのこのこ出てきました。

こちらのブログは。「上下関係」がさっぱり理解できず(今でもわけがわかりません)、感想を求めて彷徨っていたときにたどり着きました。以後、しょっちゅうのぞかせていただいています。

さて、私はやっとDVDでTOWERを観ることができました。
今回は片桐さんのウェイトが多くて、ファンの私は大変うれしく楽しめたはずなのですが、片桐さんが、良くできたCGのような、魂を籠められていない良くできた人形のように感じました。片桐さんに全く心がないように感じるのです。これって作品にとってマイナスポイントだと思います。
k_penguinさん、みなさん、このようななんだか気持ち悪い感じはないですか?
Commented by さんがつ at 2010-09-21 01:55 x
k_penguinさんの質問に答えます。
>そういう「なんだか気持ち悪い感じ」は、『TOWER』が最初ですか?

DVDでしか観たことがないので、舞台ではまた違うのかもしれませんが、アリス、TEXTも違和感はあります。ただ、今回ほどのはっきりとした気持ち悪さではなく、なんとなく、前の公演から間が空いているし、表現の方向を変えようとしてるのかなぁとか、ご本人の演技力の成長からかなぁと勝手に考えていました。
この演目がというようなはっきりしたものでもないのです。あくまでも私の主観です。それで、どなたかの意見を聞いてみたくて書き込みしました。

私にはラーメンズについて語る友人がいなく思い切ってここに書き込みしてみたのですが、場にそぐわない書き込みが恥ずかしくてすぐ自分のコメントを削除してしまいました。ご迷惑をおかけしました。そして、その後の「どーします?」という呼びかけありがとうございました。
Commented by k_penguin at 2010-09-21 08:59
さんがつさん、再度のコメント、ありがとうございます。
今はちょっと時間ないので、
とりあえず、ワタシからも、
「TOWERの片桐さんが魂を籠められていない」件
について、皆さんのご意見ご感想を募集します。

何かありましたら、コメントお願いします。
Commented by yuma at 2010-09-21 21:14 x
こんばんは。とても好みの話題だったので、思わずやってきてしまいました。
さんがつさんの仰る感覚、多分私も似たようなものを感じています。
私の場合はその萌芽はstudyで感じました。仁さん側からの視点でいうと、studyは「戸惑いと漠然とした不安」、アリスは「正体不明の居心地の悪さ」、TEXTは「キャラを演じることに徹する」、TOWERは「自分自身をも演じる」、という感じに見えます。
TOWERに限って言うと、タワーマニアの話で、紙袋でできたツルちゃんに賢太郎さんが「ツルちゃんが2人になった!」って言うところが一番げっそりしました。彼にとっては、ツルちゃんは紙袋でも本質的にはあんまり変わりはないのかなぁ、と感じちゃったので。。。
Commented by k_penguin at 2010-09-21 22:58
ワタシ自身の考えですが、TOWERに
「魂を籠められていない良くできた人形」に近い感じは確かにします。
そしてそれは、片桐さんがそうしようと思ってなったことではなく、
小林さんの演出意図なんだろうと思います。
TOWERは、意思の疎通のない人と共同作業をやることがメインテーマとなっているとワタシはみていますが、
意思の疎通のない人に何かをやらせれば、人形のようになるのは自然なことだからです。

そして小林さんが意図したことにせよ、さんがつさんの言うように、
そーゆーのは気持ち悪いので、コント作品としてはマイナス評価されても仕方ないことだと思います。
Commented by yuma at 2010-09-21 23:27 x
ペンギンさん
> 意思の疎通のない人と共同作業
そうですね、私もほぼそう思います。
実はさっきそう書こうかと思ったのですが(後出しですみませんw)、だとすると「ハイウエスト」の位置づけが今ひとつ掴めないので躊躇ってしまいました。関係ないのかな。でも「クリムゾンメサイヤ」も、「仁さん(役)の一人遊び」みたいなんですよね。賢太郎さんは遊びのコマとして使われているだけで。

今色々書いていて、TOWERはATOMと点対称な気がしました。ある意味孤独を描いている点は共通ですが、公演の上辺の雰囲気の明暗と根底にある結論は逆で、人間みたいなロボットと、ロボットみたいな人間と。
Commented by k_penguin at 2010-09-22 00:34
ハイウエストは、ハイテンションなクリムゾンメサイアと鬱なタワーマニアのインターミッションとしての小品だと思います。
自分のメモを見たら、

多分「ハイウエスト」っていう語感の面白さをいじくってみた作品。
でも「ハイウエスト」ってそんな面白くないと思う。これが「デブ」だったらまだ面白かったのに。デブって、何をしててもデブだから。

という、謎の内容(^-^;
Commented by さんがつ at 2010-09-22 01:03 x
k_penguinさん、yumaさん、レスありがとうございます。
うれしくて何度も読み返しました。そして実は、同意をしていただいたことに少し戸惑いました。たぶん説明の出来ない私のこのなんとなくな感覚を否定してほしかったのかもしれません。わがままですね。

yumaさんの公演ごとの片桐さん視点の感覚は、私の何となく感じていたことをそのまま言葉に変えていただけてて驚きました。ただstudyに関しては言われてみればそうかもという感じです。
タワーマニアの話は、多感な僕が何故ツルちゃんにそこまで固執するのか、ツルちゃんにそこまでの魅力を全く感じません。ツルちゃんにもやっぱり心が無いんだもん。ただ、紙袋星人は面白かったです。表情が見えないから心が無いことが気にならないということなのかな。
クリムゾンメサイヤもyumaさんの仰る「仁さん(役)の」片桐さんがものすごく気になりました。あのお話、片桐さんに心があったらもっともっと面白な気がします。特に前半が。
>人間みたいなロボットと、ロボットみたいな人間
そうですね。人間みたいなロボットでほっこり温かい気持ちになれたのに、ロボットみたいな人間でこうも気持ち悪くなるなんて。
Commented by さんがつ at 2010-09-22 01:03 x
k_penguinさん
>意思の疎通のない人に何かをやらせれば、人形のようになるのは自然なことだからです。
納得しました。意図されたことなら、作者の意図を汲み取れなくても、感じることはできたのかなと思います。好きな演出ではないですが。
そして片桐さんにウェイトが多くても、作者である小林さんの視点での作品だから、片桐さんが意思の疎通のない人形になっているのも理解できました。
「デブ」はいろいろな要因でなるものですから、改善することができないかもしれない肉体的要因をちゃかすようなものは小林さんは避けているように感じます。
Commented by さんがつ at 2010-09-22 01:26 x
ところでTOWERに関しては納得しましたが、yumaさんが言葉に変えてくださった他の公演の片桐さんの違和感は何なんでしょう。
Commented by k_penguin at 2010-09-22 23:05
さんがつさん、コメントがお役に立てたようで嬉しいです。
yumaさん、分析コメントありがとうございます。助かります。
ワタシは作品中心に見るので、片桐さんの側から見るという作業は正直うまくできません。

作品中心に見た場合でいうと(ワタシの持論ですが)
小林さんの作品は「その時点での彼の心の状態」しか描いていません。
ラーメンズも、KKPもポツネンも、全部そうです。
ラーメンズでは、「相方と向き合ったときの心の状態」が描かれます。
うまくやっていて幸せだと高揚感ある作品になりますが、
裏切られたと感じ出すと作品の雰囲気も変わり出します。
studyからTOWERにかけては、
裏切られたと言う思いを何とか誤魔化しつつ新しくやり直そうとする彼のあがきのように感じます。
タワーマニアがつっこみどこ満載なのも、誤魔化しが入っているからだと思ってます。
あくまでもワタシには、ですが。
Commented by k_penguin at 2010-09-22 23:05
クリムゾンメサイヤは、TEXTのスーパージョッキー、そして「たかしと父さん」と比べると何か出てくるかな、とか思います。
どれも「片桐さんだけ汗かいてがんばる作品」で、同工異曲ととらえられることも多いかと思うのですが、2人の関係性の設定は異なります。

クリムゾンメサイヤは、思考の回路が根本的に違うため理解し合えない2人がすれ違いながらときどき理解し合えたように見える状況が偶然出現するわけで、
「そもそも理解し合えない」という前提に立てば、そういう偶然の一致は面白いですが、
「いや人間なんだから理解し合えるはず」という前提に立てば、
設定自体がきもい感じに受け取られるのではないでしょうか。
Commented by さんがつ at 2010-09-23 03:47 x
私の言葉にできない感覚に、ここまで丁寧に付き合っていただいて本当にありがとうございます。

>裏切られたと感じ出すと作品の雰囲気も変わり出します。
私には何のことかわかりませんが、片桐さんにはその裏切ったという意識はあるのでしょうか。その意識がなければ二人で『新しくやり直そう』とすることはできないですものね。その結果が、意思の疎通のない人と新しくやり直そうと一人であがいているということでしょうか。そうだとしたら、なんとも切ないですね。
Commented by さんがつ at 2010-09-23 03:48 x
クリムゾンメサイヤについて、仰ることはよく理解できます。偶然の一致、面白かったです。もちろん、架空物語も面白かったです。昔アニメや漫画で見た寺沢武一のコブラと重なりました。コブラ自身は出てきませんでしたが。
ただ、自分とは意思の疎通のない相手にも、自分には理解できないけれどもその人なりの意思や感情そして心はあるのに、全くの人形のような片桐さんが気持ち悪かったのです。群像として表現するなら両方に心を描いてほしいですが、登場人物の小林さん一人称の物語ならあれが正しいのでしょう。

>ラーメンズでは、「相方と向き合ったときの心の状態」が描かれます。
相方との意思の疎通はあきらめたけれども、それでもラーメンズをやっていこうということでしょうか。
Commented by yuma at 2010-09-23 13:20 x
> ペンギンさん
私は元々「新しい作品ほど、なーんか仁さんが楽しくなさそう」というモヤッと感がきっかけで作品解釈を始めたので、一番気になるのは二人の間にある空気なんですよね。。。その分、作品解釈の純度は低いんだと思います。
ハイウエストはインターミッションですか。なるほど。

> さんがつさん
個人的な言語化ですが、さんがつさんの思考整理のお役に立てたなら幸いです(^^
最近の公演の違和感は、最初は私も「仁さんが演技上手くなったからかな?」と思ってたんですが、エレ片ではちゃんと生き生きしてるのでやっぱり違うのかなぁと思い始めました。
TOWERは、作品だけ見ると普通に面白かったです。それだけに、二人のやりとりが全て相互作用「風」だったのが残念でした。
Commented by k_penguin at 2010-09-23 13:26
>さんがつさん
コメントで、小林さんが裏切られたと感じ出したと書きましたけど、これはかなり乱暴なまとめ方で、実際はいろんな作品の上にかなり複雑な心の有り様を示しています。
各作品については、それぞれに関する記事を見て貰うことにして、
共通するのは、「自分が裏切られたと感じることを認めない」ことです。
「タワーマニア」でも、唯一の友達だと思っていたのに実はたくさん友達を作っていたつるちゃんに対し、「僕」は非常に卑屈な態度を取ります。
裏切られたと感じることを悪と思っているからです。

片桐さんに裏切ったという意識はあるのかどうかはわかりません。
小林さんの作品には、小林さんの心しか描かれておらず、片桐さんについては客観的な情報が全くないからです。
でも、裏切られた方がこの調子ではねえ・・・。
Commented by k_penguin at 2010-09-23 13:27
>クリムゾンメサイヤ
>寺沢武一のコブラと重なりました。

 あー、わかる。レディの人間だった頃の姿、エメラルダ姫が重火器の類をいっぱい装着してる感じですね。
ワタシはエメラルダ姫と松本零士の宇宙海賊エメラルダスのイメージの間でしばらく悩んでから、
両方放棄して、しりあがり寿の画のイメージに落ち着きました。

>相方との意思の疎通はあきらめたけれども、それでもラーメンズをやっていこうということでしょうか。

 そうみたいですね。
最近はチャンスがあればKKTVポツネン氏に乗り換えようと思ってると
ワタシはにらんでますけど。
Commented by k_penguin at 2010-09-23 13:41
yumaさん
>ハイウエストはインターミッション

まー小林さんのことだから、
インターミッションでもただそれだけってことはないんでしょうけど。
一応、言葉の意味より語感重視って点ではクリムゾンメサイヤの冒頭の会話と似てるし(名は体を表す)。

でも、あのハイウエスト姿、小林さんの画で以前見かけたことがあるような気がするんだけどなあ?
微妙ハンターのイラストかな??
記憶があやふや・・・。
Commented by yuma at 2010-09-23 14:46 x
ペンギンさん
あの首丈ハイウエストですか??(私はTAKE OFFの歩ける寝袋を思い出しましたw)
私は「どちらが本物か」というQが気になりました。
Commented by yuma at 2010-09-23 15:05 x
> さんがつさん
あ、そういえばクリムゾンメサイヤについてはちょっと齟齬があるかもです。
私は、クリムゾンメサイヤは「賢太郎さんの役柄」が人形っぽいと思ったんです。目的を共有しないままに協力させられてたからだと思うんですが、仁さん役の一人遊びにの道具になってる感じがました(そういえばタワーズも、賢太郎さんの「役」はロボっぽいイメージだったような)。
でも、コント全体で見ると、仁さんに魂がない印象なんですよね。。。
Commented by さんがつ at 2010-09-24 01:46 x
yumaさん
言葉にしてもらえて、感謝です。本当にありがとうございます。
エレ片の片桐さんは生き生きしてるんですよね。それで余計に引っかかるんです。

>クリムゾンメサイヤは「賢太郎さんの役柄」が人形っぽい
私には小林さんが意識的にそう演技しているように見えます。片桐さんのまんま心が無い人と見えるのとは違う感覚です。タワーズ(特に1)も同じく、意識して無機質を演じておられるように感じます。
架空物語中クリムゾンメサイヤは生き生きとした魅力的な人物として見えるのに、それを演じる片桐さんには心が感じられない。そんな気持ち悪さです。
(関係ないですが、架空物語中の小林さんのつっこみがエレキの今立さんと似てると思いました。今立さんをもっとスマートにした感じ。)
Commented by さんがつ at 2010-09-24 01:47 x
k_penguinさん
裏切りについて
それぞれの記事を読んでもよくわからないんです。1つ1つの作品に関してはなるほどと思うのですが、自分で繋げれないのです。
k_penguinさんはポツネンに乗り換えてもいいのではと考えてらっしゃるのでしたね?以前どこかのエントリで読んだ気がします。

私は、KKPはペーパーランナーまでしか観ていませんがこの先も観ないと思います。
ポツネンは好きなんですけど、それでもラーメンズが観たい。同じくエレ片も好きなんですけど、それでもラーメンズが観たい。どちらも乗り換えられたくないです。
ラーメンズの作品で、クスクス笑って、おおぉーって驚いて、最後にほんの少しの幸福感を得たい。観終わって何日もたった頃に、こんな仕掛けがしてあったのかって分かった気になって遊びたい。ファンの勝手な想いですけど。
すみません、自分勝手な心の叫びをつらつらと。

クリムゾンメサイヤ、そうです、レディの人間だった頃やドミニクです。しりあがり寿の画のイメージって・・・。
Commented by k_penguin at 2010-09-24 23:40
うーん、ややこしいなあ。
片桐さんの人形っぽさは、「勝手にクリムゾンメサイアを想像する人」のキャラがつかめてないからですよね。
でもクリムゾンメサイアのキャラは出来てるんですよね。

小林さんは、「勝手な想像する人に振り回される人」の役ですから、
設定からして「仁さん役の一人遊びの道具」でも良いんですよね。
で、ワタシとしては、淡々と仕事こなしてるという印象でした。
(最近の今立さんにもそういうイメージあります)

「タワーズ」のロボットぽさは、意思の疎通のない状況だから
意思が通じなさそうなキャラとしてのものだと思います。
…深読みすればまた別の理由も出てきますが。

>ラーメンズの作品で、クスクス笑って、おおぉーって驚いて、最後にほんの少しの幸福感を得たい。

そう思ってる方が多いので、小林さんはむりくりラーメンズをやっていこうとしてるんじゃないかと思います。
でも、小林さんが幸せじゃない以上、幸福感を得られる作品は期待できないと思いますが。

>ドミニク
 ああー、いたいた!それ。すっかり忘れてた。
「アメコミ風SFだからとりあえずいる姉ちゃん」としか認識してなかった。
レディはかっこよかったんだけどなあ。
Commented by yuma at 2010-09-25 00:11 x
> さんがつさん
あ、全然伝わっていたようですね、良かったです。
ロボ的存在を人間が演じるのは悪くないですけど、生き生きとした人間を演じてる人に心が感じられないのは、やっぱり違和感ありますよね・・・。本来「遊び」においては対等な関係であって然るべきなので、余計に目につくのかもしれませんが。
人間と人形の関係は究極の「上下関係」って感じがしました。ATOMのいくつかの演目を思い出すと同時に、ちょっとALICEも思い出しました(人間と、甲殻類or虫の関係)。

> ペンギンさん
ややこしくなってきましたねw 「キャラが掴めてない」というのは確かですが、そもそもあのキャラは1人の人間としては破綻してると思います。やり取りの1つ1つは面白いけれど、繋げてみると「どういう人」かが量りかねる感じです(これはあやとりの賢太郎さんや、ツルちゃんにも感じたことですけど)。アイデアの段階でそういうことはあり得ると思いますが、公演を通じても最後までそれが修正されなかったんだなぁ、と。
Commented by k_penguin at 2010-09-25 03:12
やっと今になって演目タイトルを確認しました。
ソフト持ってないと、こういう不便あるなあ。
クリムゾンメサイアは「名は体を表す」ってタイトルなんですね。なんかアイデアメモそのままって感じ。

「勝手にクリムゾンメサイアを想像する人」のキャラ
 本来、キャラをつかむために、作者にいろいろ質問したり自分なりに変えてみたりするものですが、そういうことがなかったということでしょうか。
アドリブもないのかな?
まあ、もともと余りないけどね。

>どういう人」かが量りかねる
ツルちゃんは、
つまるところ作者が「どういう人か知らない」と思っているからだと考えてます。
(記事で指摘しましたが)タワーマニアについてツルちゃんが本当はキャンプに行っていたと知ったとき「それは良かった」の1言がなかった。
「この人は自分が悪い事したなんて思ってない」と思いました。
相手を微塵も思いやっていない。自分の思い入れだけが大切なのです。
ツルちゃんはうつろな存在でしかないのです。

シャンパンタワーのあやとりの小林さんは、
  …うーん、よく覚えてない。
「裏がある人」ぽい印象はあったかなあ。
やっぱDVD見てないと、話についてけない感がある…。
Commented by さんがつ at 2010-09-25 03:13 x
k_penguinさん
>そう思ってる方が多いので、小林さんはむりくりラーメンズをやっていこうとしてるんじゃないかと思います。
この多くの人の思いが、「幸せじゃない」小林さんを、より「幸せじゃない」にしてしまってるのですね。ごめんなさいという気持ちになりました。

そしてここでは、私が感情だけでつっぱしってややこしくして作品解釈に水を差していますね。ごめんなさい。

タワーズの深読み、聞いてみたいような怖くて聞きたくないような、複雑な気持ちです。

yumaさん
>ロボ的存在を人間が演じるのは悪くないですけど、生き生きとした人間を演じてる人に心が感じられないのは、やっぱり違和感ありますよね・・・。
そうなんです。あやとりの小林さんの突然のキャラの変化もとまどいました。シャンパンタワーもあやとりもロールケーキもそれぞれ面白かったんですけど。

>究極の「上下関係」
そういえばALICEは全体的に上下関係な空気を感じます。
Commented by さんがつ at 2010-09-25 03:40 x
TOWERの演目タイトルは、どれをとってもずいぶん身も蓋もないと感じました。

>本来、キャラをつかむために、作者にいろいろ質問したり自分なりに変えてみたりするものですが、そういうことがなかったということでしょうか。
エレ片のラジオや、DVDのコメンタリーを聞く限りでは、キャラをつかむための作業は随分とされる方だと感じます。ただ製作者サイドに強く推されると、納得いかなくても飲んでしまっているようにも感じます。
TOWERではどうだったのでしょうね。
Commented by k_penguin at 2010-09-25 03:54
さんがつさん
>感情だけでつっぱしってややこしくして

 それはないない。
他のエントリのコメ欄みても分かりますが、
みんなあちこちで暴走して雄叫びあげてますよ。
だから面白いんでね。
やっぱ心が感じられないとねw

>タワーズの深読み
 どこか他のコメ欄でちょっと書いたと思います。
要は、片桐さんをあの意味不明な天の声が聞こえる場所に無理矢理さらってきたのは小林さんだという解釈です。
ラーメンズのために、そして自分のために、意思の疎通もない片桐さんに共同作業をさせるためです。
だから小林さんは最初から落ち着いている。単語しか言わない「天の声」なのに、それをやってみろという命令だと分かる。そして表情はずっと硬い。
シャンパンタワーを作るのも、クリムゾンメサイアやらせるのも、みんな共同作業の一環です。
そうやって、とにかく一緒にやっていけば、最終的に何かつかめるかも知れない。
小さくても素敵なものを。

・・・とまあ、そんな感じ。
Commented by yuma at 2010-09-25 11:23 x
> ペンギンさん
実は私もDVD観てません(笑) 記憶だけが頼りです。
そういえば、「やめさせないと」というタイトルは微妙だと思いました。あれはツルちゃんを引き止めたい話じゃなくて、出し抜きたい話だと思うんですよね・・・。

> さんがつさん
仁さんはツルちゃんについて、「マニア的な部分もあるけど、あくまで普通の人なのが難しい」とどこかでコメントしてたので、TOWERでも仁さんなりにキャラクターを理解して演じていたとは思います。でも、決定的な何かがすっこ抜けてるような感じもします。

聞きたくないような、と仰っているのに書いてしまいますが、タワーズの解釈、私もペンギンさんと概ね同じです(ラストの解釈が少し違いますけど)。「天の声」は賢太郎さんの声なのでしょう(タロットの「塔」カードから考えるに、あの狭い世界の神は賢太郎さんのはず)。そして「賢太郎のやることが全部正解」になっていく終盤の展開に、賢太郎さんの現状認識の痛いほどの正確さと、それを打開する奇跡を仁さんに委ねていることを感じて、ちょっと胸が痛くなりました。
Commented by yuma at 2010-09-25 14:42 x
> ペンギンさん
あ、あやとりはシャンパンタワーの方の人です。キャラがフェーズごとにつぎはぎな感じがを受けました。ネタとしては分かるけど、人としてはよく分からないというか・・・。「裏表のある人」という以上の違和感です(私にとっては)

アドリブ的なものについては確かに元々少ないですけど、このエントリのコメ欄の上〜の方でSAKABEさんも仰ってるように、質が変わってきてるように思います。TEXTのハプニングはただの失敗で終わってしまっていて、観た時は私もがっかりしました。バニーボーイや蒲田の行進曲の「ハプニング」はちゃんと笑いになっていたのにな、と思うと残念です。。。
Commented by k_penguin at 2010-09-25 21:42
>「やめさせないと」
 どうみても、やめさせようとしてる人がやる事じゃないですよね。彼の行動は。
ワタシは逆に「本当にやめさせようと思ってたんだこいつ」と、新鮮でしたw
つらつら考えてみると、
やめさせる、というのは他人に働きかけることですから、
意思の疎通なく他人に働きかけると、こーゆー体たらくになります、という話なのかも。
ツルちゃんも「僕」のたくらみを知った後でも、どうしてそんな事しようとしたのかの動機を尋ねません。
「僕」が勝手に喋るだけです。
ツルちゃんは「普通の人」だそうですが、普通の人なら自分が納得するまで質問しますよね。
今回はたまたまたくらみが失敗しただけなのですから。
2人とも相手とコミュニケーションとろうと思ってないから虚ろな感じなのかも。
Commented by k_penguin at 2010-09-25 21:42
>それを打開する奇跡を仁さんに委ねている
 ラスト、そうとらえましたか。
ワタシは、片桐さんがもがいている様を小林さんに重ねて、
片桐さんさんが小林さんを演じているととらえてましたが、
そういえばTOWERでは、今までの作品で見られてきた「片桐=小林」の図式が、はまらないっぽいですねえ。
例外が「やめさせないと」の変身で、それも「やっちゃいけないのにやった」という文脈で語られています。
yumaさんの解釈の方が作者の意図に近いかも知れないですね。


ところで、さんがつさんの「聞きたくないような、」は
完全に上島竜兵の前フリととらえられたようです・・・。
Commented by さんがつ at 2010-09-26 00:40 x
>やっぱ心が感じられないとねw
ありがとうございます。

>タワーズの深読み
>完全に上島竜兵の前フリととらえられたようです・・・。
聞いてみたら、案外自分が怯えていたほど怖くない解釈でほっとしました。
というのは、

私もyumaさんと同じく天の声は小林さんだと思いました。そして片桐さんは、「どうせ伝わらないだろうけど」という前提のもとで小林さんに試されている。そして、最後のタワーズで、小林さんの思いは伝わらないままでも、「小さなことからこつこつ」と作業を積みかさねていけば、なんとかなるかもね。

と考えたからです。でもお二人の深読みには希望がみられてうれしいです。このうれしいは、完全に片桐さんファンの側からのものですが。

>TEXTのハプニング
片桐さんのあきらめもがっかりですし、それを笑いに繋げる気のなさそうな小林さんにもがっかりします。
Commented by yuma at 2010-09-26 02:00 x
> さんがつさん
希望があるようなことを言っておいてアレですが、あのラストの解釈は、私はちょっとペシミスティックです。
仁さんが「音を捕まえた」と取れば随分希望がありますが、私はあれは「音を叩きつぶした」と解釈しています。
(何しろ「タワー」なので、バベルにせよタロットにせよ、ネガティブな意味合いを感じてしまうんですw)
ただ、惰性のメロディを叩きつぶしたことが、「もう止めよう」なのか「仕切り直そう」なのかは分かりません。いずれにせよ、「仁さんに委ねられている」ように思いました。
Commented by k_penguin at 2010-09-26 11:07
3人とも、
あの世界は小林さんの意思に支配されていて、片桐さんはそれに引き回されている。
という点で一致しているようですね。

ラストについてワタシは「音を捕まえた」と解釈してますが、
そうとしても、
それがどんな希望なのかよくわからず、「何かつかめるかも」程度の見込みでは
片桐さんだけでなく、大勢のお客さんもつきあわせた大プランにしては
ちょっとノープランすぎやしないかと思ってます。
Commented by さんがつ at 2010-09-27 00:30 x
もう一度見ました。こんな時DVDは便利ですね。

私もラストは「音を捕まえた」ように感じていましたが、見直してみると「音を叩きつぶした」ように見えました。
それでyumaさんの「ちょっと胸が痛くなりました」となるんですね。
片桐さん本人はどう解釈しておられるのでしょうね。
Commented by k_penguin at 2010-09-27 00:50
まっくろくろすけを「ばちん!」とやるメイ。
 …って感じですかね。捕らえたような叩きつぶしたような。

さしずめ、ツアーを終える最後の舞台で、それが小林さんの目のどう映るかによって、小林さんの「タワー計画」の成否が決まる。
 ってとこなんでしょうか。
Commented by ういろう at 2010-09-27 23:05 x
ここだけは参加させてください。

私は旋律を捕らえた、と思いました。

最後のパチン!
会場は爆笑。小林さんも唖然とした顔。
しかし片桐は神妙な顔で両手を見つめている。
そして蛍を解放するようにそうっと手を開く。
たとえば蚊を潰したとき、私ならこんな動きも表情もしません。

この片桐扮するキャラは、
無から有は生み出せないかもしれないが、
旋律を捕らえる力はあるのかもしれない、と思いました。

どれほど小林さんの模倣をしても音は生まれない。
しかし模倣をやめて、旋律そのものに触れてみたら手にできた。
観客の多くが「またこいつやらかしやがった」と思っている中、
片桐だけが、音が手の中で生きていることを知っている。

愚者の逆転、みたいなイメージで解釈しました。
Commented by k_penguin at 2010-09-27 23:36
おお、片桐さん派のういろうさんのご意見も伺いたかったところです。
ありがとうございます。
「捕らえた説」ですね。

>観客の多くが「またこいつやらかしやがった」と思っている中、
>片桐だけが、音が手の中で生きていることを知っている。

むかしのラーメンズを彷彿とさせるイメージですね。
そういう小さな奇跡を小林さんは望んでいたのかも知れませんね。
Commented by yuma at 2010-09-28 18:37 x
> ういろうさん
初めまして。私も、仁さんの行動は、旋律に触れるという点で「奇跡」なのだと思います。なかなか上手く言えないのですけど、あの世界で、仁さんは「賢太郎さんの世界」の正解からは取り残されていくように見える。でも、そこで斜め上の発想というか、賢太郎さんが想定した世界のルールをいとも簡単に飛び越えて、違う次元の「正解」を掴むことが出来るのは仁さんなのだ、という賢太郎さんは思っているのだろうと感じました。

そして、仁さんとしては「捕まえた」のだと思います。それこそペンギンさんも仰るように、メイがまっくろくろすけを捕まえた時みたいに。だから2人は、そっと手を開いて覗き込むのでしょう。
ただ、結果的に「捕まった」だけなのか「叩き潰されたのか」は微妙で、私は潰れちゃったかもしれないなぁと感じています(まっくろくろすけのように)。

とはいえ、旋律がつぶれて終わるものなのか?もしかすると、生き物じゃないからつぶれても支障ないのかもしれません。いずれにせよ、生死を含めて仁さんに委ねられているんだろうと感じました。
Commented by yuma at 2010-09-28 18:58 x
ペンギンさん
> ノープランすぎやしないか
私もそう思いますw
膠着した現状を打開する神の一手は仁さんによってもたらされ・・・たら良いのに。
というくらい、曖昧で漠然とした感じがします。
何となく、言いたいことも分かるような気はしますけど。

> そういう小さな奇跡
個人的には、この奇跡(が起こらなくなったこと)こそが、モンダイの本質なんじゃないかと感じています。
Commented by k_penguin at 2010-09-28 22:10
タワーズの最後の部分が書かれたのは、TOWERのツアー前ですよね。当然。
つまり、無理矢理な共同作業の行方がどこに行き着くのか全く分からないまま
小林さんはあれを書いたわけです。

旋律を「潰した」なら、グシャッという効果音があるべきだし
「捕らえた」のなら、手を開いたとき音は1小節でも連なって出てくるべきです。
そのどちらでもない
期待と不安がない交ぜになった状態。
ある意味、手を開くのをのぞき込むドキドキ感の状態で止めることがあのラストシーンなのかも知れません。

そして、ツアーの最後の舞台で片桐さんが手を開いたとき、
小林さんの「タワー計画」の成否が決まる。
 小林さんの中でだけで!

…いつだって客は置いてきぼりのわけです。
Commented by ういろう at 2010-09-29 23:26 x
>yumaさん
はじめまして。以前から、鋭くも優しい方だと思って拝読していました。

>ただ、結果的に「捕まった」だけなのか「叩き潰されたのか」は微妙で、
>私は潰れちゃったかもしれないなぁと感じています(まっくろくろすけのように)。

そうですね。潰れる=消える、ではないですもんね。
手を開いたら、ぽろん、と音は鳴るけれど旋律は復活しない。
残骸のようなものかも。ふと、パンドラの箱の「希望」が浮かびました。

>yumaさん、k_penguinさん

片桐は自分を「コロンブスの卵」だと言っていた頃もありましたね。
魔法使いの感性に賭けてみたい気持ちが、
小林さんに本当にまだあるのかちょっとだけ疑問です。
奇跡って自分や相手を信じるところから生まれるのが物語の定番なので。

劇作家の土田英生さんは片桐を「永遠の子供」と評していましたし、
エレ片の舞台では今でも突飛なアドリブやって、
やっつんから大目玉くらったりしているので、
「いたずらっこ」(byだっつん)の奴はどこかにいるはずなんですが。
Commented by k_penguin at 2010-09-30 21:43
>奇跡って自分や相手を信じるところから生まれるのが物語の定番なので。

 ここ5年以上、小林さんはずっと奇跡を望んできています。
別に片桐さん相手に限った話ではないように感じます。
しかし小林さんの話には、奇跡を呼ぶために必要な条件がいつも欠けています。
信じる心がないのでは「宝くじで1億当たりますよーに」というのと変わらないと思います。

1億も、たまにはどーんと当たるらしいですが、
それは奇跡ではなくて、偶然です。
起きることは同じでも、「奇跡が起きる話」と「単なる偶然の話」では、
聞き手の聞く気が違いますからねえ…。
Commented by yuma at 2010-10-01 01:51 x
ういろうさん
> やっつんから大目玉
エレ片の、「やってはいけないアドリブ」事件ですねw
あれ、聴いてる時は大笑いしちゃったのですが、後から色々考えてちょっと複雑な気持ちになってしまいました。

賢太郎さんが仁さんを信じているのかは、作品を何度思い返してみても、正直よくわかりません。
ただ、仁さんは賢太郎さんにとって「本物」であり続けているのだろうとは思います(つまり、マジシャンは魔法使いのイミテーションに過ぎない)。
でも、トライアンフでは「マジックは魔法になり得る」と言い張っているし、「魔法」を当てにせずマジック(KKTV2によると『誉めてもらえる とんち』)で頑張るつもりなのかな。。。

> パンドラの箱
あ、なるほど。確かに。
確かパンドラの箱の説話には、最後に希望が残ったのは実はゼウスの策略の範疇であり、人間は「希望」があるせいでいつまでも諦められずに苦しむ羽目になった、という解釈があるとどこかで聞いたことがあります。
ラストで私がどうしても「叩き潰した」ように見えてしまうのは、心のどこかで希望は苦痛に繋がり得ると感じているからかもしれません。。。
Commented by ういろう at 2010-10-03 15:43 x
「希望」は諦めきれないことへの固執とか、
満身創痍の状況を認めたくないときにも頼りたくなるものなので、
悪しきもの箱に入っているのも頷けます。

もしk_penguinさんがおっしゃる「裏切り」への拘りがあるなら、
小林さんの心は完全武装したままですから、
片桐を信じるのは現状では無理かもしれないです。
そして背中を預けられない相方では、
各自が客に伸び伸びとアピールすることも難しい気がします。

ただ、あくまで私個人の「TOWER」の片桐の印象ですが、
不必要な遠慮や萎縮は減って、割り切ってプロの仕事をしていると感じました。
小林さんのパワーゲームに付き合わない宣言にも見えました。

唐突な例えですが、
「おまえは愚かだ」と挑発を受けたとき、
「愚かじゃない」とムキにもならないし、
「おっしゃるとおりです」と卑屈にもならない。
「”あなたは”私を愚かだと思うのですね」といなすに留める感じ。

これが皆さんのおっしゃる違和感に繋がるのかどうか判りませんが、
悪い傾向だとは私は思いませんでした。

「洗脳」され続けているふりと、そのふりに気づかないふり、
それを見て見ぬふりのファンの不文律、が一番悲しいですし。
Commented by k_penguin at 2010-10-03 18:30
ういろうさんのコメント読んで、しばし考え込んでしまいました。
難しいですねえ。

もしういろうさんのおっしゃるように、
片桐さんが割り切ってプロの仕事をする、というスタンスで臨むとすれば、
バニーくんはいじけるでしょう。
自分を仕事と割り切ってほしくないから。
しかし最早、「洗脳」され続けているふりは通用しません。
片桐さんの態度はまず順当なものと言えるでしょう。

なんだか夫婦みたいですねえ。

ラーメンズという絆にプロとしてのプライドを感じるかどうかで
帰趨が決まるような気がします。
Commented by yuma at 2010-10-08 00:52 x
>ういろうさん
確かに、TOWERは少し、二人の間に距離ができた感じがしました。蔦と茨がもつれて絡みに絡んでた中から、新しい「種」がポーンと落ちてきたような印象で、上手く行けば新しい何かが芽吹くかもしれない、という淡い予感さえ抱きました。

ただ、仁さんがプロに徹するということは「片桐仁を演ずることに徹する」ということでもあると思うので、やっぱり二人の「やり取り」は望めないってことなんだろうなぁと思うと、淋しくもあります。
賢太郎さんの台本は確かに魅力的ですけど、それを土台にした彼らのやり取りがやっぱり好きだったので。


>ペンギンさん
>バニーくんはいじけるでしょう
ですねw

仁さんが「仕事と割り切る」ことは、賢太郎さんにとって、希望をつなぐものなんでしょうか、それとも断ち切るものなんでしょうか。。。
Commented by 123 at 2011-01-12 03:23 x
まあこのブログ主の程度の低さが窺い知れる文章と返事だね。補助席が痛かったのかな? ぷくく ノシ
Commented by k_penguin at 2011-01-12 12:45
文章とコメ欄をわざわざ読んでくれたのはありがたいですが
気に入らないからといって
他人のブログにつばを吐きすてていくのは感心しませんね。


法律事務所勤務。現代アート、NHK教育幼児番組、お笑いが好きな50代。


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