カジャラ#2 裸の王様

小林さんの、男5名による新ユニット、カジャラの第2弾がお目見えした。

で、感想の前にいうけど、
小林さんについては、去年の年末の公式HPコメントで、片桐さんが邪魔だから切り捨てたとも取れるコメントをしたこと(そうだと俺が受け取ったということだけど)、正月のラーメンズのYoutube配信の唐突さ、とかから、何か小骨がのどにひっかかったような気分が続いていた。
でも、楽しめるとこは楽しんでおきたいから、なるべくそういうとこは考えないようにして、銀河劇場に行くことにした。

銀河劇場に来る客層を観察するに、以前よりも男性率が上がってきている。年齢層も幅が広くなっているように思う。
前回がちゃんと面白かったので、今回もまあちゃんと面白いだろうけど、片桐がいない分だけ、インパクトには欠けるかもしれない。
と、漠然と予想していた。

で、まあ、
予想通りだったなって感想で
帰ってきた。

前回のは、ラーメンズ+ゴールデンボールズって感じだったけど、片桐がいなくなった今回は、野郎共が楽しく馬鹿やってる感が強くなって、KKPぽい感じになった。
面白いは面白いんだけど、野郎共が楽しく馬鹿やってるだけのコントは珍しくなくて、特別感が足りない。個性がないわけではなくって、幕間の動きとかに独自性はあって、隅々まで気を配ってる感はあるけど、それが、言葉遊びやナンセンスな作品とリンクして特別な雰囲気を出してる、わけではなく、頑張る意味があまり感じられない。
結局、何がやりたいの?って感じ。
「コントマンシップ」とか「上質なコント」とかしきりに言うけど、その中身がまったくイメージできない。

ネタバレと悪口があるよ!
[PR]
# by k_penguin | 2017-03-18 01:42 | エンタ系2(ライブレビュー) | Trackback | Comments(15)

ラーメンズが、今までのライブ映像を全部つべにうpしました。

これによる広告収入は、日本赤十字社を通じ、各地での災害の復興に役立てていただきます
・・・だそうです。

 立派ですね。立派すぎて、何かきな臭い感じがします。
 前にポツネンDROPのチケットの転売禁止とかやったときもそうだったんですが、
なんでそんな感じなんだろうなってそういう感じの釈然としないそういうのがあります。
小林さんはいつもこうで、
自分の行動が自分個人だけのものだと思っていて、社会的地位に伴い、自然と行動も社会性を帯びるということに無自覚です。
で、取り巻きもそろってオタクなので、言われたとおりに処理して、ちゃんと説明した方が良いよとか言わないんですね。

おそらく、違法アップロード対策は、以前からの問題だったはずです。
事務所が小さいから、Youtubeに削除要請ができないからです。
そして、その対策の1つとして、「公式に全部つべに上げちゃって、アクセスを公式に誘導し、広告収入の利益を吸い取る」 はありうる選択肢です
その広告収入をどうしようと、それはラーメンズとその権利を持つ方々の勝手で、それは、今までのソフトの売り上げをポニーキャニオンや事務所や小林さんや片桐さんの間でどう配分されてきたのかを、いちいちお知らせする必要がないのと同じことです。
しかし、利益を放棄するとなれば、それには理由が伴うはずです。それは、違法アップロード対策とはまったく別の話です。

関係者各位のご理解とご協力を得て寄付する、つまり、みんなが権利を放棄することにしたよ。ということを発表するなら、どのような趣旨のもとで寄付をするのか、説明するのが当然だと思います。
それなのに、被災地に向けたメッセージが特に添えられているわけでもなく、ただ、広告収入は、各地での災害の復興に役立てていくよ。と、それだけ。

本当に災害の復興を願ってのことなのか、それとも、儲けるつもりはないよってポーズにつかってるのかわからない。
て、ゆーか、儲けるつもりはないよって言うポーズだと私は思います。プロが儲けるつもりはないって言うポーズを取らなければならない理由がわかりませんが。

小林さんはこういう、オカネを忌避する傾向がぬけない。とくに、ラーメンズに関しては。

さらに続けるとすれば、去年の最後の公式メッセージの中の、リーダーの仕事と、組織の中の「困ったやつ」についての不愉快なグチと、今回の利益放棄を結びつけることは容易なんですが、
それをしても、自分的には新しい発見はないので、正月ですし、この辺でやめとこうと思います。


[PR]
# by k_penguin | 2017-01-02 01:04 | エンタ系 | Trackback | Comments(32)

岡崎展望台から瀬戸内海
c0030037_01135262.jpg
檸檬ホテル。
2人でカップルになり鑑賞するシステム。ですので、シングルの俺は知らない人とペアを組まされた。音声ガイドから流れるハイタッチしろとかの指示をすべて無視して、でもせっかくだから、レモンを持った写真を互いに撮影した。
c0030037_00571782.jpg
レモンスカッシュはすばらしい出来。スライス国産レモン(今年は寒波のおかげでレモンの出来はかなり悪いと聞いているが、良いレモンがごろごろしていた)がたくさん入っている。もちろんスライスレモンも残さず食べた。

暑さのあまり毎日お世話になったいちご家
c0030037_23432283.jpg
唐戸の清水
c0030037_00574886.jpg
清水の近くにウサギニンゲン劇場があるが、これは瀬戸芸とは関係ないんだそうで、パスポートとは別料金だ。手作りの大きい機械2台によるパフォーマンスで、1台は音楽を製造し、もう1台はリアルタイムで映像を吐き出す。
身近なものを大写しのカメラを通すことで新鮮な感じがするのだが、もう少しマテリアルに凝って欲しいというのが希望。ワイヤーをくしゃくしゃっとしたやつのどアップとか、そんな見たいと思わない。折角豊島なんだから、自然物とか、拡大することで面白くなるものはたくさんあると思う。

なお、トム・ナフーリに不具合が生じて、リアルタイムでは動かなくなっていた。
しかし、その説明書きによって、トムナフーリの色と現象の相関関係がやっと判明したので、メモっておく。
マルチカラーが超新星から検出されるニュートリノバースト
グリーンが太陽ニュートリノ
ブルーが大気ニュートリノ
 光りさえすれば全部ビッグバンというわけじゃあなかったのね・・

瀬戸芸も3回目になったが、今回は外国人観光客がめだった。欧米も多いし、台湾も多い。もともと何もない島(豊島に至っては負の遺産があり、それを特に隠そうともしていない)にこれだけの人が魅力を感じてやってくるというのはすごいと思う。
俺は去年、大分にしばらく住んでいたが、同じ観光を資源とする地域でも、瀬戸内の方が格段に人的なサービスが良い。大きくて便利なホテルが多いのは大分の方であるにもかかわらず。
大分も、別府「混浴温泉世界」など、瀬戸内型のアピールを行っているのだが、何となく、弱いような気がする。どこが違うんだろう
などと考えつつ、最終日に、高松市美術館のヤノベケンジ展へ。

福島で展示される予定の風神像をみながら、俺は、大分と瀬戸内の違いは、地方としての主張の強さにあるんじゃないだろうか、と、思った。
瀬戸内工業地帯のなかにあって、産業の発達の犠牲になってきた島々が、国や県の力を借りずに(福武の力は借りているが)自己主張する強さと、自然環境は豊かでありながら、あくまでも観光事業として地域の「魅力」を発信することを主眼に置く大分では、主張の強さが異なる。
そういう意味では、地方の怒りをも発信する福島は、強い発信力をもつことになろう。

衆議院のみならず、参議院まで1:2の定数均衡が要求されるとなると、人口が多い大都市の発言力がますます強くなり、地方が犠牲になってゆくことになる。
そんななかで、このような形で地方が発信し、自己主張している、ということに、しみじみ感じ入った俺なのであった。

お立ちあそばされるフローラと、スカートの中を激写する人々

c0030037_00574351.jpg
高松、おんまいルーヴのいりこ入りフロランタン
c0030037_00575154.jpg


[PR]
# by k_penguin | 2016-09-08 23:44 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)

家浦港から見た夕焼け。明日も暑いぞ!
c0030037_00432217.jpg
俺は瀬戸内トリエンナーレには初回から行っていて、豊島に行くのはこれで3回目だ。3回目ともなると、そろそろアート作品にも飽きてきた。
アートを見に行っておいて、飽きたもないもんだが、大概のアート作品は、2回も見れば十分だ。3回以上見ても飽きないというのは、良い作品というよりも、個人的に好きな作品であろう。豊島美術館は初回は非常に感動したが、2回目、1時間くらい入っていたら、すっかり飽きてしまった。だって、ずーっと同じ様な状況が続くだけだからね。
俺が喜んで3回目をみていたのは、直島の角屋と豊島のストームハウスくらいなものだ。

ともかく、そういうわけで、今回は、豊島にはアートだけではなく、また違う角度で切り込みたいかな、と思った。で、産廃処理場を見学しようと思ったのだった。
豊島の産廃処理場は、1978年から不法投棄され続けた有害産業廃棄物を処理するために作られた処理場だ。豊島は産廃で大きく環境が破壊され、国と香川県を相手にした調停の結果処理場が建設され、今なお処理が行われているのだ。
しかし、結論から言って処理場見学の予約を取るのに失敗した。
豊島民泊の予約のHPに、夕食オプションなんかとならんで産廃処理場見学予約をポチれるようになっていて、それをポチってすべてOKな様な気になってほっておいていたが、よく考えてみれば、こっちにもあっちにも都合というものがあるから、民泊の夕食と同じ調子で予約できるものではないのだった。慌てて電話をしてわかったが、処理場見学の予約は1人ではHPからは取れず、担当者に電話をかけて時間を確認しなければならないのだった。HPに注意書きがないのもどうかと思うが。
で、あれやこれやでばたばたしているうちに、電話をかける機会を逃してしまった。
というわけで、見学は出来なかったが、これを機会にいくらか調べたところ、ついに、今年か、今年度中に産廃処理が終了するらしい。
ちょっとお勉強できたので、これで良しとして、新作巡りに出発しよう。

今回の主な新作は甲生地区にスプツニ子!その帰りにあたるところに大竹伸朗、唐櫃岡に檸檬ホテル、そのさらに山奥にささやきの森。家浦の行きやすいところに豊島横尾館。
そこで、甲生地区と、それ以外を別の日に振り分けた。
最高気温34度の予報が出ている日の朝、水をもち、パーカーのフードをかぶって,電動自転車にのって、一番遠いささやきの森へ。これが一番きついところにある。
十輪寺近くの駐輪場に自転車を止めて後は歩くようにとガイドには言われていたので、そのあたりで自転車から降り、十輪寺にはいって、そこにいたおっちゃんとしばし話し込む。
おっちゃんは俺が東京から来たこと、豊島は3度目であることを聞いて、あきれていた。
壇山に登れば良いじゃん、なぜ登らんの、的なことを言われる。電動自転車でもしんどいからなのだが・・。
ここからささやきの森まで、歩いても15分と言われ、ぎりまで自転車で寄せることにして、さらに自転車で登る。壇山頂上に向かう道との分かれ道あたりで、道が砂利道になって、自転車では危ない予感が強くなったので、そこで自転車を降り、歩く。けっこう歩いて、ついた。
c0030037_00433004.jpg
風鈴の短冊には故人の名前が記されている。5000円で、親しい故人の名前を書くことができるそうだ。
風が吹き抜くたび、風鈴がかすかにささやく・・んだろうが、そよとも風が吹かない真夏のじわじわくる日であったため、沈黙の森しか味わえなかった。
自転車を止めてあるところまで戻ったとき、ふとおっちゃんの言葉を思いだして、壇山に登ってみることにする。
電動自転車で10分ほど苦闘し、蛇が横切る道を上って、スダジイの森の横を通ると、簡素な神社?の前に出る。
c0030037_00432893.jpg
 ・・豊玉姫って、スプツニ子!の作品(豊島八百万ラボ)のモチーフだよね。てことは、豊島八百万ラボの本家ってこと?

豊島八百万ラボ
c0030037_00432650.jpg
新作の分家とのギャップに目が点になりながら、鳥居の裏に回ると、平成20年ころ建てられた鳥居らしい。

ふーん、と思いながら、岡崎展望台へ。(壇山の頂上の展望台とはまた別で、こちらの方が少し低い位置にあると後でわかった)
そこには、ぽつんと銅像が。
岡崎金次郎翁
c0030037_00434085.jpg
 ・・これは大竹伸朗「針工場」のモチーフである針工場を建てた人だね・・。

針工場
c0030037_00434513.jpg
2つの新作の元ネタに関わる建造物を2つも連続してみることができた。
それらが、鳥居とか、公園の銅像とかのいわば古い表現方法をとっていることから、あらためて、豊島の作品は、あらかじめ島の歴史に関する事柄からいくつかをセレクトして、アーティストに、これこれに関する作品を作って下さいって頼んで、作ってもらってるんだなあって、思った。

長くなるから、続く

[PR]
# by k_penguin | 2016-09-07 00:48 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)

ざっぱーーん
c0030037_00200934.jpg
今回の瀬戸内トリエンナーレは、春会期についで、夏会期も出かけた。パスポートに5000円も取られたので、2会期くらい行かなければもとが取れないと思ったのだ。
春会期は予定を詰め込みすぎてまったり度が足りなかったので、その反省を込めて、5日間という比較的長期の旅行。行ったのは、女木島、男木島、犬島、直島、豊島,高松。
今回は、新作を観ることが一応の目的なので、新作がたくさんある豊島がメインだ。

女木島
今までちゃんと回ったことがなかったので、ちゃんと回ってみた。
タイかなんかのラジオ音楽ががんがんかかる、東南アジアのデコトラ風の内装のバスに乗って鬼ヶ島大洞窟へ。
c0030037_00213274.jpg
バスはナウィン・ラワンチャイクン+ナウィン・プロダクションの作品の1つ。
女木島は昭和の頃、観光的な理由から鬼ヶ島伝説を主張している島であったことから(そういう話も鬼ヶ島大洞窟の案内の島の人が語る)、鬼をテーマとした作品が多い。カオス*ラウンジの中では、第2会場の今井新の展示が面白かった。
c0030037_00200922.jpg
やっぱりうどんの絵

あとは、レアンドロ・エルリッヒの"不在の存在"、盆栽も面白かった。

空中盆栽
c0030037_23414226.jpg

男木島
c0030037_00200948.jpg
カレードスコープ ブラック&ホワイト
風景を大きな万華鏡で見られる。青い部分は空と海(多分)

犬島
精錬所美術館はもう2回行ってるので、今回はパス。
今回は今まで行ってないところを見てみよう、ということで、裏手の犬の家まで行ってきた。
c0030037_00200942.jpg
向かいは犬ノ島。ガスに匂いをつけてる工場がある。
c0030037_00200954.jpg

直島

トリエンナーレ3回目にして、ようやく「きんざ」の予約をゲットしたので、行ってきた。
きんざは1回15分、1人だけ鑑賞ができるので、なかなか見られない。
入り口がすっごくわかりづらくて、係員に聞かなくてはわからなかった。
c0030037_00201521.jpg
見るのは初めてだったが、予想通りの作品。豊島美術館の方がインパクトが強い。
きんざはしょっちゅうメンテナンスをしているというイメージがあるが、それは客が歩き回ってビー玉を蹴ってしまうのではないか、などと作品を見ながら考える。
これで家プロジェクトをコンプリート。

[PR]
# by k_penguin | 2016-09-05 00:29 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)

カジャラ、と読むらしい。
この記事を書くにあたって、ちょっとだけネット検索をしてみたら、なんか知らんけど、カジャラをラーメンズの新作ととらえてる人もいるみたいで、そんなこと露程思ってなかった俺はびっくらしただよ。
ラーメンズなんてどこにも書いてないし、小林と片桐だけじゃなくて、竹井亮介と安井順平と辻本耕志も出るわけだしね。

俺的に気になっていたのは、小林と片桐の共演じゃなくて、「高校生以下のお客様を対象としたチケット」(公式HP)である学割チケットがあることだ。この作品は、高校生以下のお客様を意識したものなのだ。
ということは、タイトルからして、これから大人になろうとする人へのメッセージが含まれていると思って良いんじゃなかろーか。と、俺は思ったわけだ。
そういえば、今年は2016年で、2000年に生まれた人は16歳になり、その多くが高校に入った年なのだ。そうか、もうそんな経ったかしみじみ。
しかし、それはおいといても、小林さん自身があんまり大人とも思えないので、大人になろうとする人へのメッセージなんて、果たして上手くいくんだろうか。いやそれ以前に、ちゃんと面白いんだろうか?

ともあれ、仕事の後に、ポケモンがたくさん出そうな外観のグローブ座に向かった。客の構成は、いつもの小林さんソロの舞台よりも男性率が高いように感じた。
チケットをもぎるときに、劇場スタッフから撮影、録音の禁止を伝えられた。さらに、場内アナウンスで撮影・録音の禁止、携帯電話の電源オフが伝えられ、ご丁寧に開演5分前に舞台に黒子が出てきて、マイムと場内アナウンスで、携帯電話の電源オフを指示し(黒子の中の人は小林さんでは無いようだった)、さらに劇場スタッフがさざ波のように携帯の電源を切るよう呼びかけた。
俺は小林さんのこの手のしつこさが嫌いだったのでうんざりしたが、携帯の電源OFFは確認した。確かに上演中に携帯を振動させてしまうのは大人的では無い。

内容は、GOLDEN BALL LIVE+ラーメンズ÷2という感じで、ひらたく言って、面白かった。久々に小林さんの舞台でよく笑った。
全員が基本的にスーツ姿で、ほとんど着替えをしなかったから、場面転換が早い。さらに、場面転換の間も照明を落とさずに、全員が計算された動きで場面転換を行う。
連続医者コントがしんどかったが(医者コントは、医者がイカレているか、患者がイカレているかの2パターンしかないから)、後は面白かった。
片桐は天然を発揮していたし、脚本も彼をよく生かしていたと思う。小林と片桐が絡むと客が無駄にきゃあきゃあ言うのが多少うっとうしかったが。

舞台は幕間も含めて流れるように進行し、メッセージ性は見事なほどに無い。
この手のショートコントが積み重なる舞台は、全体を通して語られる話があり、全体を通したテーマがあるのが普通なのだが、見事にそれが感じられず、後に何も残らない。
いや、あるはあるんだと思う。最後の第二成人式の話とか、やはり大人になろうとする人へのメッセージなんだとは思う。嘘をつかないようにとか、そういうことよく言ってるし。
でも、あの辺のメッセージは、いつも何言ってるのかわかんないし、今回も多分伝わらないんじゃないかと思う。いや俺なら第二成人式断るよ。60にもなって酒池肉林とか身体壊すじゃんよ。年寄りは健康第一なんだよ。どっちかって言えば野生の藪医者の方に興味あるよ!

口うるさく携帯を鳴らすなって言ってるんだから、この作品に力入れてることはわかるし、きれいに流れる優等生的な作品だとは思う。ただ、なんていうか、言ってることが宙に浮いてる感じ…。
 と、そこで気がついた。フライヤーの、びしっとスーツで決めた、宙に浮く男達。
   宙に浮いているオトナ。
大人になれと子供には言いながら、なぜ、何のために大人にならなければならないのか自分でもよくわからないオトナ
小林さんは、やはり、常に自分の現状を正確に作品にする人だ、ということなんだな。


[PR]
# by k_penguin | 2016-07-30 02:25 | エンタ系2(ライブレビュー) | Trackback | Comments(10)

モザイクタイル全国一の生産量を誇る岐阜県多治見市笠原町に、モザイクタイルミュージアムができたのは6月4日だから先月のことだ。

オープン前から行ってみたいと思っていたのは、藤森照信の建築であることだけではなく、収蔵品の昭和レトロ感あふれるタイル模様に魅力を感じたせいでもある。
これは絶対うける!とくに、さぶかる女子とかに!なに?オープンから1か月少しで1万人以上の来場者だと?大変だ、いち早く行って、りゅーこーを先取りだ!

…で、日帰りで多治見まで行ってきた。
東京-名古屋の新幹線、その後中央本線で多治見駅、南口2番バス乗り場から、1時間に1本のバス(笠原線)でモザイクタイルミュージアムまで20分。
藤森照信の建物のイメージスケッチはなんか人を馬鹿にしたみたいなだと思っていたが、
行ってみたら、本当にスケッチ通りのものがそびえたっていてびっくりした。
c0030037_23433747.jpg

まず4階に行くと、名物のモニュメントと、藤森セレクションのモザイクタイル。
c0030037_23433954.jpg

眺めていると、スタッフポロを着たじいちゃんが、みんなを集めて解説を始めた。
まだなれていないのか、決して上手いとは言えない解説だったが、タイルとモザイクタイルの違いは一辺が8cm以上かそれ以下かにあるとか、建物の形は、タイルの原料を掘り出す粘土山をイメージしたもので、すみっこの煙突がポイントだとか言ってたのは記憶に残ってる

3階はモザイクタイルの歴史と、大巻 伸嗣(『Memorial Rebirth』の人)の特別展示。
特別展示はこんなの
c0030037_23435762.jpg

いろんなモザイクタイル
c0030037_23502769.jpg


2階は現在のモザイクタイル、つか、ショールーム。
ショールームと言っても、モザイクタイル全国一の町のショールームだから、大変充実している。
オリジナルのタイル面の施工を考えている方なんか、行ってみても良いんじゃないかと思う。
1階はショップとか
c0030037_23434190.jpg

こんなのとか
c0030037_23441635.jpg

これはモザイクタイルで覆われた自動車です。現代アートだそうです。

とにかく多種多様なタイルが見られる。
写真も撮れるから、入場料300円を考えると、とってもお得。
今後の希望としては、ショップの品をもっと充実させて欲しい。
タイル製品は重いから、小物とか、あと、タイル模様のパッケージのお菓子とか、そういうのが欲しいと思った。
[PR]
# by k_penguin | 2016-07-12 23:52 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)

今回の作品は、片桐さんが入ったせいか、建て付けがしっかりしていた。建て付けがしっかりしてるってことは、フツーに言うと完成度が高いってことで、でも完成度が高いというのは、すげー笑えるという意味ではなくて、『不思議の国のアリス』の世界を小林流に変換しているという感じがすげーするということだ。
作品中謎めいた要素は多いのだが、それは、アリスの要素の引用であるという説明が出来ることが多い。
こういうのは、俺のように、専ら小林さんが建てたものを解体している側にとっては手強いことになる。こちらは、『不思議の国のアリス』ではなく、小林さんの内面に関連づけたいからだ。
で、今回は注意深く,あまり深くは掘らないことにする。

前提として、8号車両の後部に貼ってあったカラスと書き物机のポスターに書かれていた言葉について。
カラスの方が「どこに行くか分からないなら、どの道を行ってもそこにたどり着ける」書き物机は「カラスが書き物机に似ているのはなぜか」。両方『不思議の国のアリス』の引用だ。

More
[PR]
# by k_penguin | 2016-07-03 02:36 | エンタ系 | Trackback | Comments(2)

今回の特徴は、やっぱり片桐さんを起用したところにあるんじゃないかと思う。
片桐さんと小林さんが共演するとなると、ラーメンズを想起せざるをえないのだが、
前回のKKTV7のとき、深読み的には、「もうラーメンズは作らない、別な物を作る」って言ってたので(自分はそう解釈していたので)、今回の番組を見るにあたっては、ラーメンズじゃないお初のコント番組として見たし、それは、もうラーメンズを見なくなってけっこうになる自分には難しいことではなかった(何しろ、指摘されるまで、「桶屋・・」がラーメンズのものと半分くらいかぶっていることにも気がつかなかったくらいだ)。
ただ、サブタイトルからして、それが「ALICE」を意識しているものだと言うことぐらいは気がつくことはできたので、後から戯曲集をチェックした。

さすがに片桐さんが入ると、深読みアンテナの反応度合いが大きくなる。が、悲しいかな、年を取ったせいか、単に仕事の後で疲れているせいか、うまく言葉には出来ない。
とりあえず、視聴した方のコメントも募集したいので、メモ書きで、放り出しとく。

今回のキモは、2つの世界を1つのカメラが行き来すること。毎回そうだが、お題コントはただのおまけではない。それも含めてすべてがコントロールされている。
2つの世界とは、新幹線の隣の不思議な車両とこちらの車両のことでもあるし、新幹線の中と外の世界でもあるし、『ALICE』とKKTV8のことでもある。『ALICE』とKKTV8は、単体の作品としても見ることができるし、2つを合わせてみることもできる。

若葉の黄緑色は小林を象徴する色である。「仕事場」の外の過剰な鳥の声、ドライブするときの服の色。
クライマックスはもちろん、ロケの長テーブルクロス引き(長テーブルクロス引きなら、マジなやつを「大科学実験」でやっていたとかいうのは野暮)。

最後、新幹線の中の世界が外界に流れ出ていることに注意。ただ、基本的に安定している。
どういう意味で安定したのかはまだ不明。王様の片桐さんを消しちゃうと、カラスが出てくるから気をつけてね。

オープニングCG好き。


KKTV8 その2 どこに行くか分からないなら
[PR]
# by k_penguin | 2016-06-29 00:16 | エンタ系 | Trackback | Comments(16)

沙弥島、大島の次は小豆島を1日半で回ることにした。レンタカーなら一日半あれば、十分回れるところだが、あいにく、自分は車を運転しないので、島内はバス移動のみ。
そこでどう移動するかを、手荷物との関係で結構悩んだ。午前8時を過ぎれば、高松港で荷物配送サービスをやってくれるが、その前に出航する船に乗りたかった。かといって、土庄港で荷物を預けて、あちこち回ってまた荷物を取りに行くだけのために土庄港に戻るのも面倒だった。
で、結局草壁港から入り、そこで荷物を預け、自分はバスで坂出に行き、そこからバスと歩きで土庄に行く途中で草壁港によって荷物を拾ってくる、という手を使ってみることにした。

坂出港名物 スターアンガー(ヤノベケンジ)
c0030037_22132753.jpg


そして、オリーブと醤油と佃煮と寒霞渓を一気に押し出してくる主張性あるモニュメント
c0030037_22123077.jpg


坂出といえば、ビートたけし+ヤノベケンジの"アンガー フロム ザ ボトム"
この作品は都現代美術館で見たことはあったけど、そこでは屋内展示で、5分に1回せわしなく水をはね散らかしながら出てきていた。
それに比べてここでは、大自然の中どんと構えているうえに、「美井戸神社」という神社まで作ってもらって、大切にしてもらってる感がある。こちらの展示の方がまじめに馬鹿っぽくて良いと思った。
井戸から伸び上がっているところを見たかったが、朝早いせいか、ちんまり頭を出しているだけだった。
c0030037_2212824.jpg


近くでの展示で、偶然行き当たって素敵だったのは、八木良太のこれ。
c0030037_22122749.jpg


坂出を離れて、醤の里へ。
小豆島は江戸時代から醤油製造が盛ん。
c0030037_22121871.jpg


醤(ひしお)の香りが漂う丸金醤油の工場などに寄って醤油サイダーを飲み、醤の里の作品を見ながらぶらぶら草壁に戻り、そこから、バスに乗って一気にホテルに行って荷物を預けてから、芸術祭線で常盤橋に行った。三戸半島はパス。

 常盤橋では、長澤伸穂"うみのうつわ"がきれいだった。
そして、齋藤正人"猪鹿垣の島"からワン・ウェンチー"オリーブの夢"まで、地図上では川に沿ってひたすら歩けばつくみたいに見えたから、川に沿ってひたすら歩いたけど、公式のルートじゃなかったから、他に人も歩いていないし、案内板も無いしなんか山道に入っちゃうしで、すげーびびった。
結局かなり歩いた末に"オリーブの夢"の裏側についた。
c0030037_2212830.jpg


この作品は、竹でできた大きなお部屋で、中でおもっきしごろごろできる。
この日は天気も良くて風も気持ちよくて、気分良く歩いた疲れを癒やすことができた。
あと、床も竹を並べてできてるから、スマホ落とすと隙間から下に落ちちゃったりするよ。気をつけてね。

小豆島2日目は、土庄近辺をうろうろ。
土庄本町では、アートユニット、目の迷路を仕込んだ家屋が2軒あって、それが目玉らしい。内部の写真撮影は禁止で、それは多分ネタバレ禁止ってことなんだろうから、詳しくは語らないが、町役場の裏手にある新しくできた方は、養老天命反転地みたいだった。自分的には、西光寺の近くにある古いものの方がファンタジーの絵本みたいで面白かった。
c0030037_22121763.jpg

多分王子町の方には、エンジェルロードから歩いていけると思う。ただ、町自体も迷路のように細い路地が入り組んでいるので、迷っても知らない。

そんなわけで、今回もなかなか楽しめたが、ちょっと欲張りすぎて、計画を詰め込みすぎたと反省。
瀬戸内の島は、だらだらあるいて、島の人に「ちょっとお茶飲んでいきなせい」と言われたら、迷わず家に上がり込むくらいの余裕を持って旅行したいものだ。

おまけ
琴平電鉄のマスコットのイルカ
c0030037_2224746.jpg

[PR]
# by k_penguin | 2016-05-02 22:21 | エンタ系 | Trackback | Comments(0)