小林賢太郎 ライブポツネン2012『P』
小林賢太郎さん、おフランスから公演オファーをうける!
と、言うわけで実現したのが今回の公演『P』だ。
これは今までにないパターンだった。
少なくとも俺の知る限りでは、小林さんは自分のタイミングで作品発表をやっていた。つまり、言いたいことが最初にあって、それを表現する、という手順だったのだが、今回は逆になるわけだ。
逆になる、といってもさして難しいことではないだろうと俺は思う。
まずオファーがある方がむしろ普通なんだから、普通のものを作ればいいだけの話だ。
相手が外国の方であることからすれば、マイムでの表現が主になるかもしれないし、また、多分『Japanese Tradition』みたいなのが期待されているだろうが、
しかしおフランスの方であれば、テレビ地上波民放のお笑い番組のオーディションなんぞと違って、ネタにあれこれ口出しはしないだろう。
ウケなくても「こーゆーのが日本で流行ってるんです」と言っときゃいい。しかも日本でうけなくても「今回はフランス向きに作ったんです」で済む。
楽勝じゃん
そのかわり、言いたいこともさして無くて、ハードルが低い普通の作品では、今回はあまり面白くないだろう、と思った。
それでも俺は横浜まで出かけた(東京公演がないから)。
元町・中華街駅があんなに中華街に近いとは知らなかった。中華街には20年近く前に1度行ったきりだったのを思い出した。

公演のポスターを眺めて、俺は自分の予想は当たっていると確信した。
今までのものと違い、普通のデザイン、つまり、公演内容をイメージとして紹介し、アピールする性質をもつデザインだったからだ(でも最初見たとき「若いときのさだまさしがいっぱいいる。」と思った)。
そして、公演を見た結果
予想したほど面白くないわけではなかった。
と、思った。
うちのブログでは小林さんの幼児性について散々なことを言っているが、
言っても彼はそこそこオトナだったのだ。
あくまでも、そこそこ、だけど。
やはりマイムが多く、セリフは少なかった。そして『Japanese Tradition』みたいなのもちゃんとあった。
全体的にEテレ2355を1時間見ているようで、何となく気持ちよく見ていられる。
2355は好きな人でも1時間が限度だと思うので、公演時間もそれで十分だと思う。
もちろん笑いはしなかったが、そもそも笑いは求めていない。
すっと悲しい気持ちになるところもあったけど、波の音とともに何となくフェードアウトする。
まあソフトで見るものであって、5000円はらってなおかつ横浜まで行って見るものではないという気もするが、
帰りに夜の中華街を見物しながらフカヒレ饅を食べ、小籠包を買って帰ってきたので
そこまで含めた評価で、俺的にオケ。
深読みメモ
と、言うわけで実現したのが今回の公演『P』だ。
これは今までにないパターンだった。
少なくとも俺の知る限りでは、小林さんは自分のタイミングで作品発表をやっていた。つまり、言いたいことが最初にあって、それを表現する、という手順だったのだが、今回は逆になるわけだ。
逆になる、といってもさして難しいことではないだろうと俺は思う。
まずオファーがある方がむしろ普通なんだから、普通のものを作ればいいだけの話だ。
相手が外国の方であることからすれば、マイムでの表現が主になるかもしれないし、また、多分『Japanese Tradition』みたいなのが期待されているだろうが、
しかしおフランスの方であれば、テレビ地上波民放のお笑い番組のオーディションなんぞと違って、ネタにあれこれ口出しはしないだろう。
ウケなくても「こーゆーのが日本で流行ってるんです」と言っときゃいい。しかも日本でうけなくても「今回はフランス向きに作ったんです」で済む。
楽勝じゃん
そのかわり、言いたいこともさして無くて、ハードルが低い普通の作品では、今回はあまり面白くないだろう、と思った。
それでも俺は横浜まで出かけた(東京公演がないから)。
元町・中華街駅があんなに中華街に近いとは知らなかった。中華街には20年近く前に1度行ったきりだったのを思い出した。

公演のポスターを眺めて、俺は自分の予想は当たっていると確信した。
今までのものと違い、普通のデザイン、つまり、公演内容をイメージとして紹介し、アピールする性質をもつデザインだったからだ(でも最初見たとき「若いときのさだまさしがいっぱいいる。」と思った)。
そして、公演を見た結果
予想したほど面白くないわけではなかった。
と、思った。
うちのブログでは小林さんの幼児性について散々なことを言っているが、
言っても彼はそこそこオトナだったのだ。
あくまでも、そこそこ、だけど。
やはりマイムが多く、セリフは少なかった。そして『Japanese Tradition』みたいなのもちゃんとあった。
全体的にEテレ2355を1時間見ているようで、何となく気持ちよく見ていられる。
2355は好きな人でも1時間が限度だと思うので、公演時間もそれで十分だと思う。
もちろん笑いはしなかったが、そもそも笑いは求めていない。
すっと悲しい気持ちになるところもあったけど、波の音とともに何となくフェードアウトする。
まあソフトで見るものであって、5000円はらってなおかつ横浜まで行って見るものではないという気もするが、
帰りに夜の中華街を見物しながらフカヒレ饅を食べ、小籠包を買って帰ってきたので
そこまで含めた評価で、俺的にオケ。
深読みメモ
ナイロン100℃ 38th SESSION 「百年の秘密」
ナイロンの久しぶりの新作。チケットを買ったのはナイロンの新作と言うことと、マルケスを意識したタイトルに引かれて。
でもその後、「今回は笑いがない」というケラの言葉にショックを受け、行くかどうか迷った。
最近忙しくてしんどいから笑いたいと思ってたのになあ。
ケラの作品はただでさえ長くて重い。しかも今回の話はメイドの目を通して2人の女性の一生を語るらしいし、登場人物多くて名前と関係把握するのがめんどくさそうだし、そのうえ、笑えないんじゃ・・・。
でも結局行ったし、行って良かったと今では思ってる。
最初に登場人物全員がいきなり出てきて、話をぱぱんと整理した状態にしてくれたのは嬉しかった。それに続くオープニング映像もかっこいい。
オープニング映像は毎回かっこいいのだが、今回は特に力はいっていた。
そんなわけで、開始10分後には楽な気分で舞台に集中できた。
笑いがないといっても別に辛気くさい話というわけではなく、適度に笑うシーンもあったし、泣けるとこも結構あって、
カバンからハンカチを出すのは休憩時間でいいや、と思ってたら、けっこう序盤から必要で、で、そんなときに限ってカバン探ってもハンカチ見つからなくって、で、かわりに見つけたティッシュでグズグズやっていて、
そんな感じでけっこう手の中に丸めたティッシュがたまって、で、舞台では一気に40年くらいとんだり、また20年ぐらい戻ったりしていて、おかげでこっちは大河ドラマ1本見た様な気分になったけど、実はあまり時間経ってなくて、
で、だんだんお尻が痛くなってきて、舞台では主役のティルダ(犬山イヌコ)とコナ(峯村リエ)の息子と娘が白髪の年寄りになって家の真ん中にある、話の象徴的存在の大樹が切られる話になってるから、そろそろ話、終わりかなって思ってたら照明がブラックアウトして・・・
前半が終わった。ここまで2時間。
(TmT)ウゥゥ・・・ きっついわー。でも樹が切られるのかどうか知りたいから後半も観よう…。
そんなこんなで全部終わったときは3時間40分経っていた。
最後のシーンでは、ティルダとコナは12歳だった。
うーん、スペクタクル。
ネタバレ
でもその後、「今回は笑いがない」というケラの言葉にショックを受け、行くかどうか迷った。
最近忙しくてしんどいから笑いたいと思ってたのになあ。
ケラの作品はただでさえ長くて重い。しかも今回の話はメイドの目を通して2人の女性の一生を語るらしいし、登場人物多くて名前と関係把握するのがめんどくさそうだし、そのうえ、笑えないんじゃ・・・。
でも結局行ったし、行って良かったと今では思ってる。
最初に登場人物全員がいきなり出てきて、話をぱぱんと整理した状態にしてくれたのは嬉しかった。それに続くオープニング映像もかっこいい。
オープニング映像は毎回かっこいいのだが、今回は特に力はいっていた。
そんなわけで、開始10分後には楽な気分で舞台に集中できた。
笑いがないといっても別に辛気くさい話というわけではなく、適度に笑うシーンもあったし、泣けるとこも結構あって、
カバンからハンカチを出すのは休憩時間でいいや、と思ってたら、けっこう序盤から必要で、で、そんなときに限ってカバン探ってもハンカチ見つからなくって、で、かわりに見つけたティッシュでグズグズやっていて、
そんな感じでけっこう手の中に丸めたティッシュがたまって、で、舞台では一気に40年くらいとんだり、また20年ぐらい戻ったりしていて、おかげでこっちは大河ドラマ1本見た様な気分になったけど、実はあまり時間経ってなくて、
で、だんだんお尻が痛くなってきて、舞台では主役のティルダ(犬山イヌコ)とコナ(峯村リエ)の息子と娘が白髪の年寄りになって家の真ん中にある、話の象徴的存在の大樹が切られる話になってるから、そろそろ話、終わりかなって思ってたら照明がブラックアウトして・・・
前半が終わった。ここまで2時間。
(TmT)ウゥゥ・・・ きっついわー。でも樹が切られるのかどうか知りたいから後半も観よう…。
そんなこんなで全部終わったときは3時間40分経っていた。
最後のシーンでは、ティルダとコナは12歳だった。
うーん、スペクタクル。
ネタバレ
小沢氏裁判の判決でなく、控訴について
小沢一郎の裁判で無罪が出たのは先月のことなんだが、忙しくて記事が書けないままだっだ。
いや、忙しいだけではない。正直書く気が起きなかったのだ。
無罪であろうとは以前から予想していた。だから最初は、「フロッピー前田は無罪にどの程度の影響を与えたのか」という観点からの記事を考えていた。
でも、なんつーか、全体的なふいんきっつーか、なんか、みんなそんなことに興味持たないんじゃないかなって気がしだした。
はっきりそう思ったのは、判決出る1週間くらい前に新宿で偶然デモに出くわしたときからだ。
小沢さんのプラガードを掲げたそのデモ隊は、俺にはまったく理解不能なことを怒鳴りながらねりあるいていた。
「小沢さんは無罪」で「起訴は不当」で「裁判を止めろ」で「検察は汚れている」のだそうだ。
いやいや。起訴がなければ無罪はとれない。裁判を止めても無罪はとれない。そして、小沢さんを起訴したのは検察審査会の決定であって、検察は起訴できないと判断したのだ。
この、ツッコミどころ満載の行進は「ネットで集まった人たち」であって「政治的な団体ではない」そうだ。
すげーそこんとこ自慢してたが、つまり、ネットって、理論すら一貫している必要がないんだなってことがよくわかった。
判決が出たときも、ネットではもう工作員vs工作員って感じで、パンピーは引いてる感じだし、その工作員も最近は尖閣買うことの方に興味ありそうだし。
で、一般人も、証拠が足りてないだけの無罪だと言うことはみんな把握しているし。
なら別に、俺があれこれ書いても誰も興味持たないんじゃないかなあ。
グチっぽくなったが、そんなわけで、判決に関しては特に何も書かないことにした。
判決については書かないが、控訴についてはちょっと書く。
これについては個人的に興味があるので、誰も読まなくても書く。
指定弁護士(検察官役弁護士)の控訴は検察官の控訴と基本的に違う。
つか、違わざるを得ない。
検察官の控訴は、検察官だけが決めるのではなく、持ち帰って組織で決める。
有罪の見通しと、裁判が長引くことのデメリット、あと面子とか、それから面子とか…まあ、俺にはよくわからん組織の諸々だ。
控訴した結果は検察組織全部の評価に繋がるわけだから、組織で決定するのだ。
しかし、指定弁護士は組織に所属していないのだから持ち帰っても指示を仰ぐ先が居ない。
趣旨からすれば、控訴のためにまた検察審査会を集めるのが筋なんだろうが、そーゆー規定はないから自分達だけで決めなくてはならない。
(指定弁護士の控訴に関しては、具体的根拠規定すらない。指定弁護士は検察官と同一の権限を有するから検察官ができる控訴も出来るんじゃねーの、という感じで運用されている。)
なのに、控訴審でまた無罪でも出ようもんなら、きっと検察がなじられちゃうのだ。
まあ、検察も無理な賭をやって負けたのだから、多少なじられても仕方がないといえば仕方がないのだが、起訴したくないと言ったのに、起訴されて無罪出されてさらに控訴審で無罪となったらずいぶんな踏んだり蹴ったりだ。
そんなわけで、指定弁護士がどういう点を気にして控訴を決定するのかに興味があった。
朝日新聞によれば判決前に決めていた控訴の基準というのが
①起訴を決めた検察審査会の手続が無効とされた場合は控訴する。②政治資金収支報告書の虚偽記載があったと認められずに無罪の場合も控訴する。③虚偽記載は認められたが、小沢氏と元秘書との共謀が認められない無罪の場合は控訴断念を検討する。
だそうだ。
検察審査会の意思を尊重することを重視しつつ、証明の難しさとのバランスを図った線引きになっている。
で、判決は小沢氏の共謀の故意を証拠不十分として無罪としたわけだが、
こうみると、③に近いよね。
指定弁護士側が明確に争点としていなかったところを認定されたというのは悔しかろうが、法廷で小沢さんにいくら質問したとしても、彼の言葉はまったく信用されていないから、この点にらちがあくとは思えない。
控訴しないのが妥当なんじゃないかな、と思う。
控訴か否かの決定は9日に出る。
追記 9日
控訴することにしたそうで、意外だった。
指定弁護士は有罪がとれる見込みがあると見たそうだが
共謀の客観面まで成立を認めておきながら主観面で罪の成立を否定するという、
いわばイレギュラーな解決方法をとった裁判所の判断をどうとらえたのだろうか。
気になるなあ。
追記 14日
裁判所認定事実からなら、
虚偽記載の共謀共同正犯は無理でも幇助犯は可能という見解を聞いたのでメモ。
その発想はなかったわ~。
でも、幇助犯で指定弁護士は満足できるのかな?
いや、忙しいだけではない。正直書く気が起きなかったのだ。
無罪であろうとは以前から予想していた。だから最初は、「フロッピー前田は無罪にどの程度の影響を与えたのか」という観点からの記事を考えていた。
でも、なんつーか、全体的なふいんきっつーか、なんか、みんなそんなことに興味持たないんじゃないかなって気がしだした。
はっきりそう思ったのは、判決出る1週間くらい前に新宿で偶然デモに出くわしたときからだ。
小沢さんのプラガードを掲げたそのデモ隊は、俺にはまったく理解不能なことを怒鳴りながらねりあるいていた。
「小沢さんは無罪」で「起訴は不当」で「裁判を止めろ」で「検察は汚れている」のだそうだ。
いやいや。起訴がなければ無罪はとれない。裁判を止めても無罪はとれない。そして、小沢さんを起訴したのは検察審査会の決定であって、検察は起訴できないと判断したのだ。
この、ツッコミどころ満載の行進は「ネットで集まった人たち」であって「政治的な団体ではない」そうだ。
すげーそこんとこ自慢してたが、つまり、ネットって、理論すら一貫している必要がないんだなってことがよくわかった。
判決が出たときも、ネットではもう工作員vs工作員って感じで、パンピーは引いてる感じだし、その工作員も最近は尖閣買うことの方に興味ありそうだし。
で、一般人も、証拠が足りてないだけの無罪だと言うことはみんな把握しているし。
なら別に、俺があれこれ書いても誰も興味持たないんじゃないかなあ。
グチっぽくなったが、そんなわけで、判決に関しては特に何も書かないことにした。
判決については書かないが、控訴についてはちょっと書く。
これについては個人的に興味があるので、誰も読まなくても書く。
指定弁護士(検察官役弁護士)の控訴は検察官の控訴と基本的に違う。
つか、違わざるを得ない。
検察官の控訴は、検察官だけが決めるのではなく、持ち帰って組織で決める。
有罪の見通しと、裁判が長引くことのデメリット、あと面子とか、それから面子とか…まあ、俺にはよくわからん組織の諸々だ。
控訴した結果は検察組織全部の評価に繋がるわけだから、組織で決定するのだ。
しかし、指定弁護士は組織に所属していないのだから持ち帰っても指示を仰ぐ先が居ない。
趣旨からすれば、控訴のためにまた検察審査会を集めるのが筋なんだろうが、そーゆー規定はないから自分達だけで決めなくてはならない。
(指定弁護士の控訴に関しては、具体的根拠規定すらない。指定弁護士は検察官と同一の権限を有するから検察官ができる控訴も出来るんじゃねーの、という感じで運用されている。)
なのに、控訴審でまた無罪でも出ようもんなら、きっと検察がなじられちゃうのだ。
まあ、検察も無理な賭をやって負けたのだから、多少なじられても仕方がないといえば仕方がないのだが、起訴したくないと言ったのに、起訴されて無罪出されてさらに控訴審で無罪となったらずいぶんな踏んだり蹴ったりだ。
そんなわけで、指定弁護士がどういう点を気にして控訴を決定するのかに興味があった。
朝日新聞によれば判決前に決めていた控訴の基準というのが
①起訴を決めた検察審査会の手続が無効とされた場合は控訴する。②政治資金収支報告書の虚偽記載があったと認められずに無罪の場合も控訴する。③虚偽記載は認められたが、小沢氏と元秘書との共謀が認められない無罪の場合は控訴断念を検討する。
だそうだ。
検察審査会の意思を尊重することを重視しつつ、証明の難しさとのバランスを図った線引きになっている。
で、判決は小沢氏の共謀の故意を証拠不十分として無罪としたわけだが、
こうみると、③に近いよね。
指定弁護士側が明確に争点としていなかったところを認定されたというのは悔しかろうが、法廷で小沢さんにいくら質問したとしても、彼の言葉はまったく信用されていないから、この点にらちがあくとは思えない。
控訴しないのが妥当なんじゃないかな、と思う。
控訴か否かの決定は9日に出る。
追記 9日
控訴することにしたそうで、意外だった。
指定弁護士は有罪がとれる見込みがあると見たそうだが
共謀の客観面まで成立を認めておきながら主観面で罪の成立を否定するという、
いわばイレギュラーな解決方法をとった裁判所の判断をどうとらえたのだろうか。
気になるなあ。
追記 14日
裁判所認定事実からなら、
虚偽記載の共謀共同正犯は無理でも幇助犯は可能という見解を聞いたのでメモ。
その発想はなかったわ~。
でも、幇助犯で指定弁護士は満足できるのかな?
ラーメンズの作品とか語り合うエントリ その7
ラーメンズの作品とか語り合うエントリ その7
発端・『TOWER』エントリ
その1・主に「上下関係」「採集」の話
その2・主に『CHRRY BLOSSOM FRONT 345 』
その3・『STUDY』『TAKEOFF』『DROP』
その4・ライブポツネンの小林さんについて、そしてコンビとしてのラーメンズについてなど
その5・コンビとしてのラーメンズについてとか、KKTV,ロールシャッハなど
その6・主に『THE SPOT』
その6の2・『うるう』 01-3 コメント用その2が途中からなんとなく雑談エントリになる。
ラーメンズ・小林さん関連のBBS的エントリです。
個別の作品についての感想はその作品の記事の方にコメントいただければ助かります。

なんとなく『絶望先生』の1カットを。
発端・『TOWER』エントリ
その1・主に「上下関係」「採集」の話
その2・主に『CHRRY BLOSSOM FRONT 345 』
その3・『STUDY』『TAKEOFF』『DROP』
その4・ライブポツネンの小林さんについて、そしてコンビとしてのラーメンズについてなど
その5・コンビとしてのラーメンズについてとか、KKTV,ロールシャッハなど
その6・主に『THE SPOT』
その6の2・『うるう』 01-3 コメント用その2が途中からなんとなく雑談エントリになる。
ラーメンズ・小林さん関連のBBS的エントリです。
個別の作品についての感想はその作品の記事の方にコメントいただければ助かります。

なんとなく『絶望先生』の1カットを。
大阪地検特捜部証拠改ざん事件 4月1日付朝日社説
フロッピー前田(俺の中での呼び名)の上司の裁判の結果は楽しみにしていた。
・・・楽しみにしていた、つもりだったが、何か自分でも「あれっ?」ってほど事件の細部を覚えていないのだ。
これというのも震災のおかげだ。事件から裁判の間に地震が挟まってしまい、しかもさっきもまた揺れたからだ。
でも、朝日の社説「特捜部長有罪―検察の体質も裁かれた」はちょっとおかしいと思った。
フロッピー前田が書き替えた件のFDは公判には出なかったはずだが…。
そこでFDの流れを調べてみた(意外にもWikiに載っていなかった)。
朝日の記事「FDに時限爆弾仕掛けた」 改ざん容疑の検事、同僚に
によると、こんな感じ。
1 FD押収
この時点では、村木元局長が事件に関与しているという上村元係長の供述がとれていたので、データが供述と矛盾していても大したことないだろうと考えられている。
2 村木元局長の強制捜査着手。
3 FDの中味をプリント、捜査報告書に記載される。(改変前の事実記載)
4 上村元係長起訴。→中味はもうプリントしたんだから、FD返そうか(還付)という話になる。
このときまでに上村元係長は供述を翻し単独犯だと主張している。(=FDの中味が検察にとって不利な証拠だとはっきりしてくる)
5 書き替える→返す。
6 弁護人、FDのデータを見て捜査報告書と異なることに驚き、単独犯を主張する上村被告にとって不利になる証拠ととらえて表に出さない。
一方、捜査報告書(改変前の事実記載)が公判部に引き継がれ、公判で使われることになる。(「特捜」事件は起訴を境に捜査と公判を別の検察官が担当する)
7 第1回公判。捜査報告書の記載に基づき弁護側は反論する。→記載内容が論点となる。→捜査報告書の元になったFDも必要かもって公判担当検事は思う。
8 同僚がフロッピー前田にtel「何でFD返しちゃったんだよ!」→「書き替えちゃった」
9 公判担当検事、上司に言いつけるも何もなかったことにされる。
10 検察内部の誰かが朝日新聞にチクって大騒ぎに。
どうも社説を書いた人は、改変前のFDの内容が記載された捜査報告書と、FD自体を間違えたらしい(この2つはもちろん別個の証拠だ)。
だから
というのも、違う。
そもそも改ざんの発覚が村木さんの無罪判決後とかなり遅くなったのも、改ざんの発表が弁護士からではなかったのも、
公判でその証拠が使われず、結局裁判に影響を与えていないからだ。
最高検報告書の「引き返す勇気」とは、無実を早く証明すること、ではない。
自分の見立てが間違っていることを認めることだ。
なんというか、
雰囲気的に検察組織全員を叩く感じにしておけば後はだいたいでいーんじゃないの?
というアバウトな姿勢が感じられる。
後半部分は良いことを書いている社説なのだが、前半のせいで信用性が落ちてしまう。
どうも残念な社説だ。
それにしても、FD書き換えの動機がイマイチ分からない。
フロッピー前田本人の有罪判決の判決文では
と、なっているが、捜査報告書が出てしまっているんだからあまり理由にならない。
改ざんが意味を持つのは、
捜査報告書が公判に出ていなくて、かつ、上村元係長の気が変わって村木元局長との共犯だと主張を変えた場合。
であるが、その可能性は低い。
もちろん可能性が低いことは、フロッピー前田がしたことの悪質さを軽くはしないが、このシュールさが上司の無罪主張の実質的根拠になっている。
そんなわけ分からんこと故意にやるなんて、思うわけないだろ!
=犯人隠避罪の故意がない
ということだ。
今日は、ほんとはこのテーマについて記事書こうとしてたんだけど、
最高裁のHPにまだ判決文がうpされてないから、またあとで。
関連記事
大阪地検特捜部証拠改ざん事件・前田さん編
・・・楽しみにしていた、つもりだったが、何か自分でも「あれっ?」ってほど事件の細部を覚えていないのだ。
これというのも震災のおかげだ。事件から裁判の間に地震が挟まってしまい、しかもさっきもまた揺れたからだ。
でも、朝日の社説「特捜部長有罪―検察の体質も裁かれた」はちょっとおかしいと思った。
証拠改ざんの疑惑が表面化する発端は、村木さんの初公判だった。問題の証拠が検察の主張と矛盾することを弁護側が指摘したのだ。
(中略)
改ざんがわかった時点で誠実に対応していれば、村木さんの無実はもっと早く証明されたはずだ。
この事件を検証した最高検が、報告書で「引き返す勇気」の大切さを説いたのは、そうした反省からだった。
フロッピー前田が書き替えた件のFDは公判には出なかったはずだが…。
そこでFDの流れを調べてみた(意外にもWikiに載っていなかった)。
朝日の記事「FDに時限爆弾仕掛けた」 改ざん容疑の検事、同僚に
によると、こんな感じ。
1 FD押収
この時点では、村木元局長が事件に関与しているという上村元係長の供述がとれていたので、データが供述と矛盾していても大したことないだろうと考えられている。
2 村木元局長の強制捜査着手。
3 FDの中味をプリント、捜査報告書に記載される。(改変前の事実記載)
4 上村元係長起訴。→中味はもうプリントしたんだから、FD返そうか(還付)という話になる。
このときまでに上村元係長は供述を翻し単独犯だと主張している。(=FDの中味が検察にとって不利な証拠だとはっきりしてくる)
5 書き替える→返す。
6 弁護人、FDのデータを見て捜査報告書と異なることに驚き、単独犯を主張する上村被告にとって不利になる証拠ととらえて表に出さない。
一方、捜査報告書(改変前の事実記載)が公判部に引き継がれ、公判で使われることになる。(「特捜」事件は起訴を境に捜査と公判を別の検察官が担当する)
7 第1回公判。捜査報告書の記載に基づき弁護側は反論する。→記載内容が論点となる。→捜査報告書の元になったFDも必要かもって公判担当検事は思う。
8 同僚がフロッピー前田にtel「何でFD返しちゃったんだよ!」→「書き替えちゃった」
9 公判担当検事、上司に言いつけるも何もなかったことにされる。
10 検察内部の誰かが朝日新聞にチクって大騒ぎに。
どうも社説を書いた人は、改変前のFDの内容が記載された捜査報告書と、FD自体を間違えたらしい(この2つはもちろん別個の証拠だ)。
だから
改ざんがわかった時点で誠実に対応していれば、村木さんの無実はもっと早く証明されたはずだ。
というのも、違う。
そもそも改ざんの発覚が村木さんの無罪判決後とかなり遅くなったのも、改ざんの発表が弁護士からではなかったのも、
公判でその証拠が使われず、結局裁判に影響を与えていないからだ。
最高検報告書の「引き返す勇気」とは、無実を早く証明すること、ではない。
自分の見立てが間違っていることを認めることだ。
なんというか、
雰囲気的に検察組織全員を叩く感じにしておけば後はだいたいでいーんじゃないの?
というアバウトな姿勢が感じられる。
後半部分は良いことを書いている社説なのだが、前半のせいで信用性が落ちてしまう。
どうも残念な社説だ。
それにしても、FD書き換えの動機がイマイチ分からない。
フロッピー前田本人の有罪判決の判決文では
本件フロッピーディスクが検察官の立証を弾劾する証拠として公判に持ち出されて審理が紛糾することや,報告を怠っていたことについて上司から叱責を受けて信頼を失うことをおそれ,証拠開示の対象となる手持ち証拠から本件フロッピーディスクを排除すべく
と、なっているが、捜査報告書が出てしまっているんだからあまり理由にならない。
改ざんが意味を持つのは、
捜査報告書が公判に出ていなくて、かつ、上村元係長の気が変わって村木元局長との共犯だと主張を変えた場合。
であるが、その可能性は低い。
もちろん可能性が低いことは、フロッピー前田がしたことの悪質さを軽くはしないが、このシュールさが上司の無罪主張の実質的根拠になっている。
そんなわけ分からんこと故意にやるなんて、思うわけないだろ!
=犯人隠避罪の故意がない
ということだ。
今日は、ほんとはこのテーマについて記事書こうとしてたんだけど、
最高裁のHPにまだ判決文がうpされてないから、またあとで。
関連記事
大阪地検特捜部証拠改ざん事件・前田さん編
「フグとは違うのだよ、フグとは!」

かなり昔に拾った画像。
ワタシはガンダムに詳しくないから、
あまりマニアなコメントは入れないでね。
追記しますた
痴漢冤罪にあったら・実用(の可能性ありそう)編に追記した部分。
追記 2012.3.22
弁護士に聞く!痴漢を疑われた際の本当に正しい対処法
定期的にこーゆー記事って出るのかなー。
この手の記事の中には、やたら弁護士呼べ呼べいうのがあるけど、
弁護士が無料で書く記事は、所詮弁護士の宣伝て意味も混じってるってこと、
理解した上で読んでね。
…いや、呼ぶなとは言わないけど、医者にかかっても手遅れな場合があるように、弁護士呼べばすべて解決って思わないでねってこと。
で、この記事の、
(1)服の上から触ったレベルの痴漢
のとこの
の部分は、間違いだと指摘しておく。
刑訴法217条は一定の微罪(30万円(刑法、暴力行為等処罰に関する法律及び経済関係罰則の整備に関する法律の罪以外の罪については、当分の間、2万円))以下の罰金、拘留又は科料に当たる罪の場合は原則として現行犯逮捕はできないと規定している。
(例外は「犯人の住居、氏名が明らかでなく、又は犯人が逃亡するおそれがある場合」)
服の上から触るレベルは、法律的にいうと迷惑防止条例違反。
条例だから地域によって内容が違うこともありうるが、痴漢行為が罰則にある場合は、
2万円以下の罰金、拘留又は科料などとという、やる気のない罰則はまずあり得ない。
ちゃんと知りたい人は、自分の住んでる地域の迷惑防止条例、又はそれっぽい名前の条例を調べてね。
ちなみに東京都は「六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金」(迷惑防止条例5条1項、8条1項2号)、携帯でパンツを写した場合は「一年以下の懲役又は百万円以下の罰金」(迷惑防止条例5条1項、8条2項)だよ。
これは、そこそこマジに重い罪。
触るより写メの方が罪が重いんだね。きっつい!
追記 2012.3.22
弁護士に聞く!痴漢を疑われた際の本当に正しい対処法
定期的にこーゆー記事って出るのかなー。
この手の記事の中には、やたら弁護士呼べ呼べいうのがあるけど、
弁護士が無料で書く記事は、所詮弁護士の宣伝て意味も混じってるってこと、
理解した上で読んでね。
…いや、呼ぶなとは言わないけど、医者にかかっても手遅れな場合があるように、弁護士呼べばすべて解決って思わないでねってこと。
で、この記事の、
(1)服の上から触ったレベルの痴漢
のとこの
少なくとも現行犯逮捕はされません(刑訴法217条)。
の部分は、間違いだと指摘しておく。
刑訴法217条は一定の微罪(30万円(刑法、暴力行為等処罰に関する法律及び経済関係罰則の整備に関する法律の罪以外の罪については、当分の間、2万円))以下の罰金、拘留又は科料に当たる罪の場合は原則として現行犯逮捕はできないと規定している。
(例外は「犯人の住居、氏名が明らかでなく、又は犯人が逃亡するおそれがある場合」)
服の上から触るレベルは、法律的にいうと迷惑防止条例違反。
条例だから地域によって内容が違うこともありうるが、痴漢行為が罰則にある場合は、
2万円以下の罰金、拘留又は科料などとという、やる気のない罰則はまずあり得ない。
ちゃんと知りたい人は、自分の住んでる地域の迷惑防止条例、又はそれっぽい名前の条例を調べてね。
ちなみに東京都は「六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金」(迷惑防止条例5条1項、8条1項2号)、携帯でパンツを写した場合は「一年以下の懲役又は百万円以下の罰金」(迷惑防止条例5条1項、8条2項)だよ。
これは、そこそこマジに重い罪。
触るより写メの方が罪が重いんだね。きっつい!
「松井冬子展 -世界中の子と友達になれる-」
日曜朝10時。
寝不足だったが俺は少し無理をして横浜まで足をのばし、横浜美術館の開館時間にチケット売り場にやってきた。
列の後ろでは女性2人が
「作者本人のメディア露出多いよねー。作品売りたいのか本人売りたいのかわかんない。」「あんな美人なのに、描く画がねー。確実にファンにメンヘラ多いし。」等々と遠慮無く、俺の心情を代弁してくれていた。
松井冬子に関しては、俺の中で不完全な情報と噂話が先行していて、完全に俺はびびっていた。
作品にそれなりの興味は持っていたが、挙動不審な黒服ゴスロリな人達がいっぱい居たらどうしよう、とか思って東京の画廊での展覧会には行けなかった。
以前NHKでやった松井さんの特集で、(上野千鶴子と対談したもの。NHKからDVDが出てた。そつがないなNHK)松井さんが、内臓の描写が多いその画に不快感を示す男性が多いことについて、「ざまあみろと思う」と言ったのも一因だ。
こちらが見るかどうか決める前に向こうからお断り、と言われたのだ。そりゃ展覧会に行く気は失せる。
でも今回は作品をまとめてみる良い機会だ。「内臓」には最近縁があるし、直接作品を見て考えてみたい。
公立の大きな横浜美術館なら黒いゴスロリな人達も目立たないだろう。きっと大丈夫。
3月から公開される映像作品に合わせて行くことにしたのだが、わざと早めの時間帯に来たのは、
今日午後4時からの作者挨拶-サイン会の整理券が午後1時から配られるので、その前に退散するつもりだったからだ。だって黒いゴスロリな人達がいっぱいry
さて、チケットを手にした俺の周囲には、若い年代の客が比較的多かったが、特に黒いゴスロリな人は見あたらなかった。
事前知識は皆一通り持っているらしく、別に気味悪がるでもなし、大量のマウスが描かれた《短時間の強力な蘇生術を行うについてとくに必要とされるもの》の前で、「ほらチュー太郎よ、チュー太郎w」など、笑いあっている。
ただ、画の前での無駄話が他の展覧会より多い。何だかわざと軽い雰囲気にしようとしているよう。
さて当の作品なのだが、見づらいものが多い。
ぼやっとしているようでよく見ると細い髪の毛の塊、というような作品も多いのでどうしても作品に顔を近づけることになるのだが、ガラスに阻まれる。額装のものは良いのだが、掛け軸タイプのものが辛い。
絹本という繊細な作品なので作品保護の必要が高いのは分かるのだが、読書の時だけ眼鏡を使う老眼の俺は遠近で物の見方が違う。そんな俺にはまことに中途半端な距離に作品がおかれているのだ。
また、見えたとしても何が描かれているのかわからなくて、結局そばの作者自身による解説を読んで初めて分かったりする。
この解説文なのだが、これが作品理解の助けになる。
絵だけですべてが分かることがベストなのだろうが、複雑な上に、作者個人的なシンボルが多用されているので難解なのだ。
もうてっとり早く文章で説明できるとこは説明してしまえ、という姿勢は潔い。
《夜盲症》は良い。
遠くから見た印象と近くで見た印象にぶれがなく、抽象的な「ぼやっ」と精密な「ぎっちり」のバランスが気持ちいい。
見終わって、自分の心的な傷を客観的に把握しようと務めるプロとしての姿勢はすごい、と思った。
割と普通に良いじゃん、と思った。
すべて見終わってロビーに降りたのは1時15分前。
整理券待ちらしい人たちがあちこちにいたが、別に黒いゴスロリな人達ではなかった。
なんだ。これなら午後1時前に来て整理券をもらい、それから観覧してカタログに松井さんのサインをもらい、それを家の鴻池朋子のサイン本の隣に並べてみてもよかったのにな。
と、いうわけで、割と普通(良い意味で)な展覧会でした。


痛みが美に変わる時~画家・松井冬子の世界~ [DVD]
ショップには松井冬子Tシャツや松井冬子一筆箋が!
《夜盲症》のクリアフォルダがないのが残念だったなー。

寝不足だったが俺は少し無理をして横浜まで足をのばし、横浜美術館の開館時間にチケット売り場にやってきた。
列の後ろでは女性2人が
「作者本人のメディア露出多いよねー。作品売りたいのか本人売りたいのかわかんない。」「あんな美人なのに、描く画がねー。確実にファンにメンヘラ多いし。」等々と遠慮無く、俺の心情を代弁してくれていた。
松井冬子に関しては、俺の中で不完全な情報と噂話が先行していて、完全に俺はびびっていた。
作品にそれなりの興味は持っていたが、挙動不審な黒服ゴスロリな人達がいっぱい居たらどうしよう、とか思って東京の画廊での展覧会には行けなかった。
以前NHKでやった松井さんの特集で、(上野千鶴子と対談したもの。NHKからDVDが出てた。そつがないなNHK)松井さんが、内臓の描写が多いその画に不快感を示す男性が多いことについて、「ざまあみろと思う」と言ったのも一因だ。
こちらが見るかどうか決める前に向こうからお断り、と言われたのだ。そりゃ展覧会に行く気は失せる。
でも今回は作品をまとめてみる良い機会だ。「内臓」には最近縁があるし、直接作品を見て考えてみたい。
公立の大きな横浜美術館なら黒いゴスロリな人達も目立たないだろう。きっと大丈夫。
3月から公開される映像作品に合わせて行くことにしたのだが、わざと早めの時間帯に来たのは、
今日午後4時からの作者挨拶-サイン会の整理券が午後1時から配られるので、その前に退散するつもりだったからだ。だって黒いゴスロリな人達がいっぱいry
さて、チケットを手にした俺の周囲には、若い年代の客が比較的多かったが、特に黒いゴスロリな人は見あたらなかった。
事前知識は皆一通り持っているらしく、別に気味悪がるでもなし、大量のマウスが描かれた《短時間の強力な蘇生術を行うについてとくに必要とされるもの》の前で、「ほらチュー太郎よ、チュー太郎w」など、笑いあっている。
ただ、画の前での無駄話が他の展覧会より多い。何だかわざと軽い雰囲気にしようとしているよう。
さて当の作品なのだが、見づらいものが多い。
ぼやっとしているようでよく見ると細い髪の毛の塊、というような作品も多いのでどうしても作品に顔を近づけることになるのだが、ガラスに阻まれる。額装のものは良いのだが、掛け軸タイプのものが辛い。
絹本という繊細な作品なので作品保護の必要が高いのは分かるのだが、読書の時だけ眼鏡を使う老眼の俺は遠近で物の見方が違う。そんな俺にはまことに中途半端な距離に作品がおかれているのだ。
また、見えたとしても何が描かれているのかわからなくて、結局そばの作者自身による解説を読んで初めて分かったりする。
この解説文なのだが、これが作品理解の助けになる。
絵だけですべてが分かることがベストなのだろうが、複雑な上に、作者個人的なシンボルが多用されているので難解なのだ。
もうてっとり早く文章で説明できるとこは説明してしまえ、という姿勢は潔い。
《夜盲症》は良い。
遠くから見た印象と近くで見た印象にぶれがなく、抽象的な「ぼやっ」と精密な「ぎっちり」のバランスが気持ちいい。
見終わって、自分の心的な傷を客観的に把握しようと務めるプロとしての姿勢はすごい、と思った。
割と普通に良いじゃん、と思った。
すべて見終わってロビーに降りたのは1時15分前。
整理券待ちらしい人たちがあちこちにいたが、別に黒いゴスロリな人達ではなかった。
なんだ。これなら午後1時前に来て整理券をもらい、それから観覧してカタログに松井さんのサインをもらい、それを家の鴻池朋子のサイン本の隣に並べてみてもよかったのにな。
と、いうわけで、割と普通(良い意味で)な展覧会でした。
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《夜盲症》のクリアフォルダがないのが残念だったなー。

菱沼さんの生存戦略

元はpixivの投稿画。もちろん佐々木倫子が描いたのではない。
1コマ目のパンチにやられた。
なお、figma プリンセス・オブ・ ザ・クリスタルが6月に発売予定(←自分用メモ)。
輪るピングドラム キャラクターソングアルバム
figma 輪るピングドラム プリンセス・オブ・ザ・クリスタル
『うるう』 01-3 コメント用その2
『うるう』の記事その1
コメントその2
1つの作品で、コメントがこんなに多いのは初めてです。
公演ももうじき終了しますが、四方山話はこちらにどうぞ。
他の記事
『うるう』02 むしろ違う話
『うるう』03 血と責任
『THE SPOT』-『うるう』 話の話
コメントその2
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公演ももうじき終了しますが、四方山話はこちらにどうぞ。
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